【闘病考】コロちゃんは「骨粗鬆症」です

闘病

おはようございます。今朝も、さわやかな天気でした。ワンコも機嫌よくポコポコ歩いていましたが、どうやら西日本から、雨雲が迫ってきているようです。

明日あたりから雨かもしれませんね。梅雨ですから仕方がないのですけど、腰痛コロちゃんとしては、なるべくジメジメした気候よりは、カラッとした天気の方が好ましいです。

肌寒い梅雨の気候だと、なんとなく腰の痛みが強くなるような気がします。

今日コロちゃんは3ヶ月ごとの「整形外科」受診日なんです。そのお話と「骨粗鬆症」のお話をポチポチします。

1.コロちゃんと「骨粗しょう症」

既にこのブログの【闘病考】で、何回かお伝えしていますが、コロちゃんは「骨粗鬆症」です。

みなさんは、この「骨粗鬆症」って言う傷病名を聞いたことはありますか?

 お若い方はあまりご存じない方も多いかと思いますが、高齢者になるとかなりの方がこの「骨粗鬆症」に悩まされます。

下記の引用をご覧ください。

「ウイキペディア 骨粗しょう症」より

骨粗鬆症とは、後天的に発生した骨密度の低下、または骨質の劣化により骨強度が低下し、脆弱性骨折が発生し易くなる疾患、あるいは、そのような骨の状態を指す」

「骨粗鬆症には、そのほとんどを占める老化に伴って発生した原発性骨粗鬆症と、何らかの明白な原因の存在する続発性骨粗鬆症とが有る」

「後者の続発性骨粗鬆症の明白な原因としては、慢性腎不全などの疾患の存在、ステロイド系抗炎症薬を始めとする医薬品など薬物の長期連用、骨の形成に不可欠な栄養分の摂取不足などが挙げられる」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E7%B2%97%E9%AC%86%E7%97%87
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「骨粗鬆症」最終更新 2022年6月24日 (金) 20:20 

上記の引用を見てもわかる通り、「骨粗鬆症」とは「骨密度の低下」によって引き起こされる疾患です。

一見健康であっても、老化の進行でこの「骨密度の低下」を起こしている高齢者は数多くいらっしゃいます。

この「骨密度」の低下は、普段の生活では意識しませんが、なんらかのタイミングでいきなり「圧迫骨折」を起こすことで顕現します。

例えば、「くしゃみ」で、いきなり腰に猛烈な痛みが生じたりもしますし、コロちゃんの場合は妻の介護で、妻を抱き上げる時に「圧迫骨折」を起こしてしまいました。

2.コロちゃんと「圧迫骨折」

まだ妻が健在だった頃のお話です。

妻は、肺がんの末期で、もう自力で立ち上がることができなくなっていました。

もう立つことができない妻の移動のために、コロちゃんは、妻を持ち上げて「室内用車椅子」に移動させようとして、「エイコラ!」と全身の力を入れた時です。

腰から「ごりっ‼」という響きと、鋭い痛みが走ります。

コロちゃんは、妻を抱えたまま一緒にベッドから転げ落ちました。何とか二人でベッドの上に戻り、コロちゃんは妻に謝りました。

「すまんな、もう持ち上げるのはできなくなっちゃった」

妻はもうその時には、ほとんどしゃべれなくなっていましたが、悲しげにうなずいていました。

妻は、それから3か月後に「肺がん」で息をひきとったのです。

その詳細な経過をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【闘病考】コロちゃん妻、肺がんになる(その4)

この時のコロちゃんの腰に起きていたことは、脊椎の「圧迫骨折」でした。その時以来、コロちゃんは、酷い腰痛に悩まされることとなったのです。

3.コロちゃんと「整形外科」

その時以来、コロちゃんは「整形外科」に通院することになりました。最初は毎月通いましたが、その後はだんだん通院の間隔が広がって、いまでは3ヶ月に1回の通院となっています。

医師の診断では「圧迫骨折」よりも、骨の潰れ方がひどい「破裂骨折」だと言われましたが、現在では、「保存療法」で、「薬」「歩き」「牛乳」の3つの指示を受けています。

「脊椎」の健康度を調べる方法として、「骨密度測定」という検査法があります。

下記の引用をご覧ください。

「ウイキペディア 骨密度測定」より

骨密度測定とは、X線や超音波を使って、骨密度を測定すること。骨塩定量検査ともいう」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E5%AF%86%E5%BA%A6%E6%B8%AC%E5%AE%9A
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「骨密度測定」より 最終更新 2020年6月16日 (火) 02:40 

上記の引用を見てもわかるように、X線を使って、脊椎や大腿骨などの「骨密度」を定量的に検査する方法があります。

コロちゃんの「骨密度測定結果」は、以下の通りです。

上記の「骨密度測定結果」を見ても、コロちゃんの脊椎の「骨密度」は、同年代と比較しても60%台です。とても低いんですよね。

もちろん、医師からは「アレンドロン酸」というお薬を処方してもらって、服用しているのですが、一向に数値は上向きません。

お薬を飲んでいるのに骨密度は、どうして上がらないの?

老化で下がり続けていますから、薬で上げても効果は限定的になります

骨密度が回復する方法はないの?

そうですね。注射はありますけど、このくらいの数値でしたらやらなくとも大丈夫。

それよりも「薬」「歩き」「牛乳」ですね

4.コロちゃんと「腰痛」

腰の痛い所は、椎間板、椎間関節、神経根なの?

いや、筋肉でしょう。圧迫骨折の箇所が潰れて固まっていますから、姿勢が前かがみになります。そのために、その下の筋肉が引っ張られて固くなって、そこが痛む。やるべきことは「薬」「歩き」「牛乳」と「前かがみのストレッチ」ですね。

手術とかはあるの?

手術を考えるならば、圧迫骨折で潰れた腰椎を広げて、金属で固定させる方法はありますが、この場合は、そこまでの必要はないと思います。

あ~あ、あれか! あれはやりたくないです

もう10年以上も前のことですが、コロちゃんの亡くなった母親が、転んで脊椎を骨折した時に、潰れた脊椎に金属ステントを入れる手術を受けていたのを見ているんですよね。

あの手術は、けっこう大きな手術でしたから、コロちゃんは受けたくはないですね。

できれば「ストレッチ」と「リハビリ」と「歩き」と「牛乳」で腰痛の改善を図りたいと思います。

なお、この今回の「整形外科の受診料金」は、「診察」と「骨粗鬆症」のお薬の「アレンドロン酸」(13週分)と「ロキソニンテープ」(消炎鎮痛テープ9袋)で、1500円でした。

なお、下記のフォトがコロちゃんの脊椎のレントゲン写真です。

上から3番目の黒い部分をご注目ください。腰椎(白い部分)が完全に潰れてしまっています。これが「圧迫骨折」(破裂骨折)の患部です。

この部位は、潰れて固まっているので、もう回復することはありません。この変形のために、コロちゃんの姿勢は、前かがみのおじいちゃんスタイルになってしまっています。

(年齢も70歳間近のおじいちゃんですから、それでよいのかもしれませんが)

5.コロちゃんと「骨粗鬆症患者数」

この「骨粗鬆症」で悩んだり苦しんだしている方は、コロちゃんだけではありません。

「骨粗鬆症」は、高齢になってから発症することが多い病気ですから、高齢化の進む日本では患者数が増加しつつあります。

日本では、現在約1,300万人が「骨粗鬆症」ともいわれています。

高齢者になると、誰でもこの「骨粗鬆症」による骨折の可能性が高まるのです。

別にコロちゃんは、腰痛のお友達が欲しくてこのブログをポチポチしているわけではありませんが、このコロちゃんの経験が、どなたかの参考になれば幸せです。

皆さん、「骨密度」は低下していませんか? 

もし低下していたら、「圧迫骨折」を起こしたりする前に、お薬を服用することをお勧めします。

脊椎の「圧迫骨折」は、長く続く「腰痛」の原因になりますから、ご注意なさってくださいね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

JamesDeMersによるPixabayからの画像

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