【闘病考】ペインクリニックに行って来ました

闘病

ふあーああ。٩(๑´O`๑)۶。oO

さて、朝が来たから起きるかー。あっ、「いててて!」
(。>_<。)アイタタタ 

コロちゃんは、毎朝起きる都度に腰が痛むんです。もう、痛いのは一日中なんですけど、朝起きる時は、一段と痛いですね。

1.次男の嫁さまからペインクリニックへ行けと

コロちゃんの腰の痛みは、周囲の皆んなが知ってます。

そりゃそうですよね。コロちゃんの、緩和ケア介護の最中に「圧迫骨折」を起こしたんですから。

いつも皆んなが心配してくれていたんですが、つい先日、次男一家の嫁さまが「お義父さん、ペインクリニックに行ってみたらどうですか」と声をかけてくれたんですよ。

あーそうかー、その方法もあったかー。

だけど、以前に大腸がんの抗がん剤の副作用で、全身に痛みが出た時に調べたけれど、あの時には近隣にペインクリニックが無くて断念したんだよなー。

まあ、ポチポチ調べてみましょう。

あら、近くにあるなー。あそこのスーパーの近くか、最近出来たのかなぁ。

2.ペインクリニックって、どういうところ?

ペインは「痛み」、クリニックは「診療所」ですから、 ペインクリニックとは「痛み専門の診療所」ですね。

「整形外科」では、外科医の先生が筋肉・骨・関節などの治療を行います。

それに対して「ペインクリニック」では、麻酔科出身の医師が、鎮痛薬や神経ブロックなどの注射を行ったりして、痛みを対象とする治療を行います。

現在の医療の世界では、それぞれの分野の細分化と深化が進んでいます。

研究が進みすぎていて、一人の医師ですべてを知ることが難しくなっているみたいです。

「痛み」についても、その分野で深い知見と経験を積んだ専門の麻酔科出身のお医者さんがいらっしゃるそうです。

コロちゃんの腰の痛みは、今通っている「整形外科」では、これ以上軽減できないみたいですから、このペインクリニックなら、治るかなーと、期待満々でいそいそと訪問しました。

3.説明資料がプリント出来ない

ペインクリニックに行くにあたって、コロちゃんは簡単な説明資料を作成しました。病歴と腰痛発症の経過と現状を箇条書きにまとめたものです。

これをざーっと読めば、コロちゃんが、唾を飛ばして説明しなくとも全部わかるように準備しました。

コロちゃんちにはプリンターがありませんけど、近くにはコンビニという便利なところがあります。。

ところが、コンビニにUSBを持って行っても、プリントできない!

コロちゃんのノートパソコンには、ワードパットしか入っていないから、コンビニではプリントできないみたいです。

コンビニプリントは「PDF」しか受け付けないみたいですね。

ワードパットで作られた文書は、いちいち「PDF」に変換しないとコンビニプリントはできないって、ここで初めて知りました。

一つお利口にはなりましたね。

コンビニでプリントをしようとされる方は、「PDFでないとプリントできませんよ」。

えっ、そんなの知ってるって? 当たり前じゃんって?
(´~`*) テヘへ

仕方がありません。ペインクリニックの先生には、コロちゃんのアイパッドの画面を見せることで済ませます。

4.ペインクリニックで初診です

訪ねてみれば、まだ新しい医院ですね。いつごろできたんですかと伺ってみれば、開院1年ちょっとだって。コロちゃんが知らないはずです。

ここならコロちゃんちから、車で10分もあれば行けますね。

センセも若そうだし、バリバリの若手医師なら、コロちゃんの腰痛を治してくれるかもしれませんね。

ちょっとどころか、うんと期待しながらの初診です。

5.硬膜外ブロック注射を打ちました

ペインクリニックで、レントゲンを撮り、病状を詳しく先生に話しました。医師の先生の診断結果は以下の通りです。

「椎間関節周辺の痛みの可能性が高いです」

ついかん・・って何?

あとでポチポチ調べてみると、以下のように書いてありました。

『「椎間関節」は脊椎の後方、左右にある小さな関節です。「椎間関節」の痛みは急性でも慢性でも体を動かした瞬間にズキッとくる鋭い痛みが特徴です』

ふーん。そうなのかなー。それでは治療法は?

「硬膜外ブロック注射を打ちましょう。これで軽減できれば、原因が確定します」

なるほど、それではちょっと怖いけどお願いしますか。

背中に麻酔の注射を「ぶすっ!」と打って(音はしません)、その後に「ごにょごにょ」となんかやってます。

「おっ!おっ!おっ!」と思わず声がもれます。

痛くはないんですが、腰の内部に、なんか変な圧力みたいなものを腰の内部に感じます。

すぐに終わって、その後は30分の経過観察でベッドで寝ています。

コロちゃんは、アイパッドでこの「ペインクリニックへ行ってきました」の原稿をポチポチと書いていました。

1.2.3.の頭まで書いたところで、看護師さんが「お疲れさまでした」と声をかけてくれました。

6.硬膜外ブロック注射とは何だろう?

はてさて、コロちゃんが受けたこの治療法「硬膜外ブロック注射」ってどういうのか、気になりますよね。コロちゃんは、当然ポチポチと調べてみました。

背骨の中を縦につながって通っている神経の束を「脊髄」といい、この「脊髄」を包んでいる膜を「硬膜」というそうです。

この「硬膜」の外側の空間は「硬膜外腔」と呼ばれ、ここに「脊髄神経」があります。

この「硬膜外腔」に麻酔する薬を注射することによって、「脊髄神経」に麻酔がかかり、痛みの感覚を脳に伝達する神経の動きが遮断されます。

この神経の働きを遮断する治療のことを「ブロック」と言うそうです。

なんか、難しいなー。だけど、自分の腰のことですから、一生懸命調べますね。

それでは、この注射は、単なる痛み止めの注射で、一時的な効果しかないのでしょうか?

気になりますよね、たとえ一時的に楽になっても、これからずーっと注射を打ち続けるのは大変ですものね。

しかし、そうではないそうです。

「硬膜外腔」に注入された局所麻酔薬は、痛みの間隔を脳に伝える感覚神経に生じた異常な興奮状態を沈め、一時的に痛みの間隔を緩和させます。

さらに、それだけではなく、血管の太さを変化させる「自律神経」も局所麻酔薬によって麻酔されるため、血管が太く拡張するようになり、血液の流れがよくなるそうです。

血液の流れが良くなると、発痛物質が洗い流されますので、持続していた痛みの緩和が期待できるそうです。

診療明細書を見ると「塩酸メピバカイン注シリンジ」と注射薬の記載がありますね。ポチポチ調べると、麻酔薬です。

そっかー、これで痛みが無くなるといいけどなー。

期待していいですかね。
期待しますよね。
期待満々ですよね。

7.しばらくブロック注射を打ってもらうことにしました

せんせー、ブロック注射はどのくらいの頻度で打てばいいの?

「週1回の方もいますし、月1回の方もおります。様子と効果を見ながら判断しましょう」

そっかー、コロちゃんは、痛みがなくなるんだったら毎日でも来るよ。腰の痛みはホントにつらいんだからね。

そうだ、治療費はいくらぐらいかな? 

会計窓口のお姉さんに聞きました。

「今回は、初診料とレントゲンが入りますので¥6000円ですが、次回からブロック注射だけだったら¥3000円くらいですね」

コロちゃんは、リタイヤ老人ですので国民健康保険に入っています。

下記の表のように、自己負担は30%ですから、上記の金額となりますね。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/dl/info02d-37.pdf
出典:厚生労働省 医療費の一部負担(自己負担】割合についてより(3月2日利用)

このくらいの金額なら、何とか負担できるね。コロちゃんは、年内に70歳になるから、それからは自己負担は20%に下がるし。

今日は、コロちゃんはこのようにして、ペインクリニックに行ってきました。

この「硬膜外ブロック注射」が効いて、腰痛がなくなれば万々歳なんですけどね。しばらくは、頑張ってこの医院に通おうかと思います。これで痛みが無くなるとといいなー。

その後の経過は、今のところ10段階で5~4あった腰の痛みが1~2ポイント下がった感じですね。

そうだ、せんせーは、こんなことも言ってましたね。

「次の日の方が痛みが軽減する方が多いですよ」

コロちゃんは、今後の様子に期待してますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像
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