【闘病考】腰痛の策源地を考える

闘病

おはようございます。コロちゃんの朝は、腰痛の痛みから始まります。

毎朝起き上がる時が、一日中で一番痛みがひどいんです。そうですね、痛みの程度を10段階とすると、毎朝の痛みは4程度で、とてもつらい日々が続いていました。

それが、最近はちょっと軽くなって、10段階の3程度にまで、軽くなってきたのです。今日は、そのお話をポチポチします。

1.ペインクリニックでの薬

痛みが軽くなった理由は、はっきりしています。ペインクリニックで処方していただいたお薬のおかげです。

その経過を、お読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【闘病考】腰痛によく効く「お薬」

このペインクリニックから、「トリプタノール」という痛み止めのお薬を処方していただいて、その後薬局から、そのお薬のジェネリック薬の「アミトリプチリン」に変えてもらいました。

このお薬は、前回も触れましたが、腰痛の痛みは軽くなったのですが、同時に「眠気」も強く出ます。

コロちゃんは、現在このお薬を一日4錠いただいて、飲む時間とを変量を変えながら、生活の最適値を検討してきました。

2.このお薬「トリプタノール(アミトリプチリン)」の効果

コロちゃんは、酷い腰痛になってから、痛み止めで「カロナール」と「インテバン坐剤」をずーっと服用してきました。

「インテバン坐剤」という座薬は、一日2回使用していたのですが、体感としては効いているようには感じませんでした。

コロちゃんの腰痛は、朝の起床時が一番ひどいのです。

毎朝立ち上がるのに、相当苦労しています。痛みの程度は10段階で4ですね。

コロちゃんちには、亡くなった妻が、以前に脳梗塞を患った時に、部屋と周辺に手すりを設置していましたから、コロちゃんは、それを頼りながら、やっと動いていたのです。

朝から少し時間が経過すると、腰痛もだんだん楽になり、日中以降は、10段階の3程度にまで下がっていました。

その痛みが、ペインクリニックから処方された「トリプタノール(アミトリプチリン)」を服用すると、朝起床時の痛みが10段階の3で、その後の日中はずっと2~1にまで下がったのです。

しかし、副作用の「眠気」と「頭のぼんやり感」が、同時に出現しました。

それで、この「アミトリプチリン」の、錠剤の量と服用時間の最適値を探ってみることにしました。

3.服用時間と服用量の最適値は?

ペインクリニックの医師からの、このお薬の指示は、最初は就寝前服用でした。

しかし、コロちゃんが寝る前に3錠飲みますと、翌朝のだるさがひどくて、起床のつらさがマックスだったんです。

それで、夕方の17時に、時間を前倒して服用してみましたところ、2時間後には効き始めて眠気が出てきますが、朝はさほどつらくなく起きられました。

体感ですと、「17時に3錠」の場合の「眠気」と「頭のぼんやり感」は、午前中は続きますね。お昼ごろには、頭がだんだんクリアになるように感じます。

そして、「トリプタノール(アミトリプチリン)」を「17時に4錠」に増やすと、翌日の夕方の17時になっても、まだ頭の「ぼんやり感」が続いてしまっていました。

そうすると、このお薬は「17時に飲めば朝のだるさが少ない」「4錠では多すぎるから3錠が最適」ということになります。

その場合の困った副作用は、夜の19時以降の「眠気」と、翌日午前中の「頭のぼんやり感」ですが、それくらいは、許容できます。

そういうわけで、現在コロちゃんは、夕方の17時に「トリプタノール(アミトリプチリン)」を3錠服用することとしました。

この服用量と服用時間が、コロちゃんの身体に、「少ないダメージ」で「最大のベネフィット」があると考えています。

もちろん、日中の痛みの程度によっては、4錠に増やしたりも考えていますよ。腰の痛みよりは、まだ頭の「ぼんやり感」の方がましですからね。

4.痛む病因を探る

腰の痛みが、朝起床時の痛みが10段階の3で、その後の日中はずっと2~1にまで下がってくると、今度は、もっと楽にならないだろうかと考えが進んできます。

コロちゃんの腰痛は、腰の骨である「腰椎」が圧迫骨折を起こしたのが直接的な原因なのですが、この骨折箇所はすでに「完治」していると、整形外科医の医師がおっしゃっています。

先日のブログで書きましたように、「椎間板」の障害も有力な障害ヶ所だと考えましたが、いろいろポチポチ調べてみますと、「椎間関節」の障害の可能性も高いと思い始めてきました。

そこで、このコロちゃんが受傷した腰の障害について考察してみます。

①「圧迫骨折」から始まった

上記のイラストをご覧ください。左が正面で右が背面になります。コロちゃんは、イラストのような「圧迫骨折」を、胸椎12番と腰椎1番の2ヶ所でおこしました。

その後、圧迫骨折箇所は完治したのですが、一度潰れてしまった骨は、元には戻りません。潰れたまま固まります。

それで、身長が172㌢から162㌢に縮んだわけですが、これは仕方がありません。

しかし、圧迫骨折は平面に均等に起こるわけではありません。コロちゃんも、上記のイラストのように正面がつぶれた結果、前かがみ(猫背)の姿勢になってしまっています。

その結果、患部より下部の「椎間板・椎間関節」に、不均等な圧力がかかってしまったものと思われます。

コロちゃんの、現在の腰痛の場所は、「圧迫骨折」を起こした患部よりも10㌢ほど下の部分なのです。

どうやら、その痛むところの「椎間板・椎間関節」の障害の可能性が高いと考えています。

この「椎間板」と「椎間関節」について、ポチポチ調べてみました。

②「腰椎椎間板症」

「椎間板」は上記のイラストの「青く丸い領域」です。イラストの上部が正面で、下部が背面です。

真ん中にあるのが「髄核」で、ゼリー状の物体だそうです。周辺の細かい線がたくさん詰まっているところが「繊維輪」で軟骨だそうです。

このアンパンのような丸い物体の「椎間板」に、姿勢の変化によって圧力がかかります。

そうすると、このアンパン(椎間板)がショックアブソーバーの役目を果たすそうです。

アンパンの「アン」である「髄核」が、圧力によって変形しても、普通ならばまたすぐに元の形に戻ります。

しかし、年齢による劣化や、想定以上の圧力がかかると、アンパンの「アン」である「髄核」がずれて、アンパンの皮である「繊維輪」に亀裂が入ると、痛みが生じるそうです。

この痛みを「腰椎椎間板症」と言うそうです。

コロちゃんの場合は、「圧迫骨折」の影響で、下部にある「椎間板」に異様な圧力がかかることによって、「椎間板」が変形し、痛みを発症した可能性を疑ったわけですね。

この場合の腰の痛みの特徴は、イスに座っていても自然に背筋が伸びてきます。その方が腰椎前屈の度合いが減って椎間板にかかる圧力が減少するため楽なのだと言います。

ソファに座ったり、あぐらをかいたりする姿勢は最悪で、正座をした方が楽だと言います。というのも、背筋を伸ばした方が椎間板の圧力が低下し、神経に対する刺激が減るからだそうです。

だけど、コロちゃんの腰の痛みは、背筋を伸ばすとかえって痛むんですよね。正座など痛くてできません。

そうすると、もう一つの下記の病名の可能性が高いと感じています。

③「腰椎椎間関節症」

上記のイラストをご覧ください。この図は、左が正面で右が背面です。今度は、腰椎の背面側にある「椎間関節」の障害です。

「椎間板」が上方からの圧力で潰れて薄くなることによって、背面側にある「椎間関節」の隙間が狭くなります。

そうすると、その「椎間関節」どうしがぶつかって擦り減ったり、周辺組織を巻き込んだりして、周辺組織に炎症を起こして、痛みが生じるという経路です。

この痛みを「腰椎椎間関節症」と言うそうです。

この「腰椎椎間関節症」の主な症状は、「腰を後ろに反らすと痛い」「脊椎の近くに圧痛点がある」だそうです。

コロちゃんの場合は、「腰を大きく前にそらしても、後ろにそらしても痛い」ですから、判断は微妙ななのです。

しかし、「うつぶせの状態で背骨の外側2センチほどの部位(椎間関節に一致するポイント)を押すと痛む」点は、その通りですね。

どうやら、コロちゃんの腰の痛みは、こちらの「腰椎椎間関節症」の可能性が高いと感じています。

5.どちらの診断でも「治療法」は同じ

この「治療法」については、ペインクリニックの医師に相談しております。

この先生は「椎間関節周辺の障害」の可能性が高いとおっしゃられていましたが、「確定診断するには『MRI』を撮れば炎症が白く映るのでわかります」とも話していました。

しかし、「痛みが強すぎて耐えられずに手術を選択する場合はMRIを撮りますが、現在の症状では必要ないです」とおっしゃられていました。

要するに、今のコロちゃんの症状では、手術を選ばない限り、薬で痛みを抑える選択肢しかないようです。

そして、上記したどこに痛みの策源地があっても、現在の治療法は「硬膜外ブロック注射」と「痛み止め」が最適という診断でした。

コロちゃんも、いろいろと医師の先生にお話をお聞きしましたし、上記のようにポチポチ調べてもその通りでした。

6.多くの腰痛で悩んでいる皆さんへ

「日本整形外科学会の調査」では、日本で腰痛を訴える方は3000万人いらっしゃると推計しているそうです。

腰痛は、原因が特定できる場合は15%しかないとも言われています。

腰痛の原因が特定できない場合を「非特異性腰痛」と言うそうですが、その方たちが85%だそうです。それだけ多くの方々が、腰痛で悩んでいるということになります。

コロちゃんも、毎日一日中にわたって「腰痛」で苦しんでいるわけですから、その原因を追究して何とかして、元の正常な状態に回復したいと願っています。

しかし、そうは思うようにはいかないことばかりなのです。

全国で腰痛に悩まされている方々の中にも、同じ悩みを持っている方も多いと思います。

このコロちゃんの「腰痛」をめぐる試行錯誤の経過が、同じように「腰痛」に苦しむ3000万人方々の参考になれば幸いです。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Manfred RichterによるPixabayからの画像
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