【経済考】「貧困の階層」と「清貧」

経済

おはようございます。今朝コロちゃんは、5時ちょうどに目を覚ましました。最近のコロちゃんは寝過ごすことが多かったですから、キチンと5時に起きたのは久しぶりでしたね。

さっそく、顔を洗いに行きましたが「うー、さぶい!」
((((;゚;Д;゚;))))ブルブルブルブル〜

気温は10度です。コロちゃんは、いつもの朝のシャワーを断念して、洗面所のお湯で洗顔を済ませました。

この夏以来、コロちゃんは毎朝シャワーを使っていましたから、今秋初めての「シャワー無し」の朝ですね。

コロちゃんは、自他ともに認める「寒がりのヘタレ」なのです。

その後はいつものワンコと散歩です。今朝は「日の出」前でしたので、茜色の空が見れましたね。ちょっと寒かったですが、爽やかでした。

下記に「日の出直前の空」のフォトをアップしておきますね。さわやかさのおすそ分けです。ご堪能下さい。

きょうは「貧困と清貧の分かれ道」をカキコキします。

1.「減税案は4万円」

政府は、先日の10月26日に検討中だった「減税案」の内訳を「所得税3万円・住民税1万円」をそれぞれ「定額」で減税する方針であると発表しました。

この内容についてはコロちゃんは言いたいことは沢山ありますよ。

何しろこの「還元策」の総額は3兆円台半ばだというのですから、「財源」はどうするんだとか、「税収の上振れ分」と言っても、それは物価上昇による消費税の上振れ分なんだろうとか。

他にも「減税」が来年2024年6月なら、物価高対策には遅すぎるとか、突っ込みどころは沢山ありますが、今日はそこは、ちょっと横に置いておきます。

今日は、コロちゃんがこの報道を読んで感じた「日本の貧困層の可視化」をカキコキしますね。

BY<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
BY
コロちゃん

この減税は「生活に困っている人」に配るのとは違いますよね。

この3兆円台半ばという規模だと「国民全員に配る」のかもしれませんね。まだ「所得制限」については、自民党内で意見が分かれているようです。

だけど、儲かっている会社がボーナスを配るのと違って、「借金大国」がこんなバラマキをしていてもよいのかなー?と、コロちゃんは思いますけどね。

岸田さん、「バラマキ」は評判悪いと思いますよ。

2.「コロちゃんは貧困に忌避感がない」

最初に「貧困」についてのコロちゃんの捉え方(イメージ)をカキコキします。

このブログテーマが「清貧」であることでもお分かりになるかもしれませんが、コロちゃんには「貧困」について、あまり忌避感がありません。

「なぜだろうな?」と、コロちゃんが頭の中を探ってみると、どうやらその「価値観の背後」には、1960年代に少年期を過ごした時代背景があるように思えました。

1960年代と言っても、読者のお若い方には分かりにくいと思いますが、ちょうど「オールウェイズ三丁目の夕日」(映画2005年公開:原作西岸良平)の世界です。

この映画の時代設定は1958年(昭和33年)でした。コロちゃんは、この頃はまだ小学校入学前でしたね。

下記のグラフをご覧ください。

「厚生労働省 実質GDP成長率、物価上昇率、現金給与総額の増減率」より

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/11/dl/01-01.pdf
出典:厚生労働省 平成23年版 厚生労働白書 どのような時代背景だったのか より(10月26日利用)

上記のグラフの実線(青色)が「現金給与総額の増減率」です。(1970年以前は点線)

グラフの青色(点線・実線)を見ると、1958年ごろの3%上昇から、1974年頃の27%上昇まで急激に「現金給与総額の増減率」が上昇してきています。

しかし、お給料が「27%増」なんて凄いですね。

現在は「春闘」で30年ぶりに「3%」を超えたと驚いているんですから、「時代の違い」を感じますね。

それはさておき、1958~1974年の時代に「貧しかった戦後日本」は、急激に豊かになってきたのです。

この時代は、コロちゃんが小学校入学前から20代前半期にあたります。

コロちゃんが幼児期~青年期の全期間が「高度成長下で豊かになりつつある日本」だったのです。

一般庶民が「日本が豊かになった」との、実感を持ち始めた時期は、もっと後の1970年代の後半になってからですね。

コロちゃんが、子どもの頃の記憶では、お風呂が家にある家庭はほとんどなく、皆が銭湯に通っていました。

当時の貧しさの中では、多くの方たちが毎日銭湯には通うことはできませんでした。

銭湯はせいぜい週に2回程度、夏には庭にたらいを出して水で行水をすることが普通だったのを憶えています。

食事も牛肉などは食べたことがありません。せいぜい鶏肉か豚肉を月に1~2度食べられれば良い方でしたね。

そのような生活を過ごしてきたコロちゃんには、「貧しい」のは当たり前のことで、それを何とも感じなかったのです。

当時の価値観では、「貧困は恥ずかしくはない」のです。

当時は「まっとうに生きる」ことを多くの方が目指していましたね。

その様な「価値観」で育ったコロちゃんにとっては、「貧しい」のは恥ではありません。「納得できる人生を生きる」ことの方がよほど大切だと、今でも思っていますね。

だから、このブログのテーマは「清貧」なのです。

BY<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
BY
コロちゃん

「清貧」という言葉は、シンプルライフを胸を張って生きるという「価値観」かと思います。

コロちゃんは、別に「セレブ」な生活をしたいとも思わないし、お金の掛からない好きなことをして生きることで充分満足できます。

「座って半畳、寝て一畳」で充分ですよ。
(出典:諺苑(げんえん):太田全斎著 1797年板行:江戸時代の国語辞書より)

3.「貧困の階層構造」

コロちゃんは、このブログテーマが「清貧」であることから分かるように、「日本」の「貧困の構造」には、特に興味をもって見つめています。

しかし、今の世の中では、ワンルームに住んでスマホを持っている方は多いでしょうし、家を住宅ローンで買い、毎月の返済に追われているお父さんも多いと思われます。

はてさて、どちらが「貧困」なのでしょうか?

現在は、一見しただけでは「貧困」だとはわからないのです。

その中でも、コロちゃんは現在の「貧困層」はどのくらいいるのかと、いつもデータを見渡していたのですが、なかなか、正確な情報は限られていました。

コロちゃんは、現在の日本には、だいたい1000万人をこえる「貧困層」がいると考えています。

今回、政府の「一人当たり所得税3万円、住民税1万円支給」の報道の中から、やっと「貧困層」の確かなデータが出てきました。

コロちゃんは、そこに今注目しています。やっと「日本の貧困層」が可視化されるのです。

それでは、現在の日本で「貧しい方」は何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか?

①「生活保護 164万世帯200万人」

日本で最後のセーフティネットと言われる「生活保護」は、間違いなく「貧しい方」と言えます

下記のグラフをご覧ください。

「厚生労働省 被保護人員、保護率、被保護世帯数の年次推移」より

https://www.mhlw.go.jp/content/12002000/000977977.pdf
出典:厚生労働省 生活保護制度の現状について 生活保護受給者数等の推移等 より(10月20日利用)

上記のグラフは、「生活保護の被保護人員等」です。

これによりますと、2020年の「生活保護」の対象者数は、200万人(164万世帯)となっています。

これらの方々は、当然「住民税非課税」となっていますから、今回の「4万円減税案」では「支給済み3万円+7万円給付」となるようです。

②「住民税非課税世帯 1500万世帯2500万人」

コロちゃんは以前に「住民税非課税世帯数」を1218万世帯(2021年現在)と、このブログでお伝えしました。

しかし、今回の「4万円減税案」の報道では「住民税非課税世帯は1500万世帯」と報じられています。

コロちゃんのデータは2021年のものですので、2023年の足下では1500万世帯に増えたのかもしれません。

なお、人数は以前にコロちゃんが、いくら調べてもわからなかったのですが、先日10月27日に報道されました。

「住民税非課税世帯」は、1500万世帯で2500万人です。

この2500万人が、日本で「貧困層」と言われる方たちですね。

コロちゃんは、上記で書きましたように「貧困層」は1000万人規模と考えていましたから、「2500万人」は思ったよりも多かったですね。

この方たちの今回の「4万円減税案」では「支給済み3万円+7万円給付」となるようです。

③「住民税課税で所得税非課税 300万世帯500万人」

「住民税」は合計所得金額45万円(給与収入のみの場合年間100万円)」以下の方は「非課税」となります。

しかし、面倒なことですが、「合計所得金額45万円超」の場合でも、扶養親族数によっては「非課税」になることもあるのです。

また、「所得税」は、「合計所得金額48万円(給与収入のみの場合年間103万円)」以下のかたは「非課税」となります。

そして、これも「合計所得金額48万円超」の場合でも、扶養控除や社会保険料控除等の適用によって、「非課税」となる場合もあるのです。

今回の「4万円減税案」では、「住民税課税で所得税非課税」の方たちには、上記②の「住民税非課税世帯」と同じ「支給済み3万円+7万円給付」となるようです。

これらの「住民税課税で所得税非課税」の方の数は、300万世帯で500万人と報じられています。

この方たちが、「貧困層」と「そうでない方々」の、いわゆる「隙間」と言われる方々です。

④「4万円減税しきれない層 400万人」

今回のような「減税案」だと、「所得税+住民税」が4万円以下の層が出てきます。

この方たちも、「貧困層」と「そうでない方々」の、いわゆる「隙間」と言われる方々ですね。

この方たちは、払っている税金が4万円以下ですから、「4万円の減税」を全額しきれません。

この方たちへの「減税案」は、まだ決まっていません。年末までに検討となっています。報道では「減税+給付?」と報じられています。

この方たちは400万人いると報じられています。

ちなみに、コロちゃんもこの層に入ります。コロちゃんは「所得税+住民税」を払っていますけど、あまりにも少額の為に4万円には届いていません。

⑤「上記①~④以外の層 9000万人弱」

「上記①~④以外の層」は、「住民税」も「所得税」も支払っている方々になります。この方たちは、ほとんどが「現役世帯」であると思います。

この方たちが「貧困ではない」とされる方々です。

この方たちの数は9000万人弱と報じられています。人口が1.2億人ですから、全人口の約70%となります。コロちゃんが、世帯数を推計すると約4000万世帯となりました。

この方たちの今回の「4万円減税案」は「所得税3万円+住民税1万円減税」となるようです。ただ、自民党内は「高所得層」への「所得制限」を検討するらしいですね。

現在の所、年収2000万円以上をラインとするような動きが出てきています。

BY<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
BY
コロちゃん

こうやって見ていると、コロちゃんは「④4万円減税しきれない層」ですから、「貧困層」の中でも上の方なんですね。

しかし、見事な「バラマキ」ですね。上記で「減税案」の対象者を合計すると、1億2400万人になります。ほぼ「日本」の全人口ですね。

(「①生活保護」の方は「②住民税非課税世帯」に合算して計算)

いつから「日本」は、こんなに裕福な国になったんでしょうね。

「だったら、借金(国債)なんかするなよ」とコロちゃんは言いたくなりましたよ。

4.「貧困層3400万人?」

コロちゃんが最近常々思っていることがあります。

現在の若者たちは結婚をあきらめ、子どもをあきらめ、家をあきらめ、車をあきらめながら、ワンルームの部屋とスマホをもって、諦念を抱いているのではないかと言う事です。

コロちゃんは、「そんなのは中流じゃないよ」と思っています。

日本で「格差」が広がっているという話をよく耳にしますが、その具体的な数字なり風景なりは、なかなか見えてきません。

ですから、今回の「4万円減税」の報道で「貧困層」が浮かび上がってきたと考えました。

その「貧困の階層構造」は以下の通りです。

①「生活保護 164万世帯(200万人)」

②「住民税非課税世帯 1500万世帯(2500万人)」

③「住民税課税で所得税非課税 300万世帯(500万人)」

④「4万円減税しきれない層(400万人)」(コロちゃんはここです)

⑤「住民税+所得税を払っている層(9000万人弱)」

「①生活保護世帯」は、「②住民税非課税世帯」に含まれると思われます。

上記の各層の中で「貧困層」は、コロちゃんの視点では①~④かと思われます。

このように見ていくと、日本の「貧困層」は「①②2500万人+③500万人+④400万人=3400万人」にもなりますね。

だって「お国」が、住民税や所得税を払わなくてよい「貧乏人」だと認定してくれているんですから、「非課税対象者」は「貧乏人」ですよね。

そして、「コロちゃんの清貧生活」は、その中では「④4万円減税しきれない層400万人」の一人となることがわかりました。

BY<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
BY
コロちゃん

「貧困層」の方たちが3400万人とは、ずいぶん多いですね。だって国民の4人に1人ですよ。

だけど、今回の岸田総理の「減税対象人数」の報道内容がウソとは思えませんので、これが「日本の現実」なのでしょう。

「日本の貧困層3400万人」とは、ちょっと衝撃を受ける人数ですが、間違いはありません。素直に受け入れましょう。

5.「OECD貧困基準ではコロちゃんは貧困に入らない」

 「貧困率」という言葉があります。OECDでは「等価可処分所得」の「中央値の半分の金額未満の人の割合」とされています。

「等価可処分所得」とは、簡単に言うと「手取り額」です。

その「手取り額」の半分が「貧困線」で、その「貧困線以下」の割合を「貧困率」といいます。

2023年7月4日に厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査」によれば、2021年の「相対的貧困率」は15.4%で、「貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)」が、127万円(月10.6万円以下)とされていました。

要するに、OECD基準では「貧困層」の所得は、127万円(月10.6万円以下)で、日本における「貧困者数」は、1億2434万人の15.4%で1900万人となっています。

これを上記の「貧困の階層構造」と、下記で照らし合わせてみます。

◎「OECD貧困基準 1900万人」

①「生活保護 164万世帯 200万人」

②「住民税非課税世帯 1500万世帯(2500万人)」

③「住民税課税で所得税非課税 300万世帯 500万人」

④「4万円減税しきれない層 400万人」(コロちゃんはここです)

このように見ていくと、「①生活保護世帯」は、もちろん「貧困層」に入りますが、「②住民税非課税世帯1500万世帯2500万人」の下層76%が「OECD貧困基準」に入ってきます。

コロちゃんの「④4万円減税しきれない層400万人」と「③住民税課税で所得税非課税300万世帯500万人」は、「OECD貧困基準」から言えば「貧困層」には入りません。

しかし、「OECD貧困基準1900万人」とは、凄まじい数ですね。

これが国際的に認められている「貧困層1900万人」と言えると思います。

岸田総理の「減税バラマキ」の目的が「貧困層」を救うことがでしたら、この方たち(OECD貧困基準1900万人)のみを対象とすれば、3兆円台半ばも必要はなかったでしょうね。

BY<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
BY
コロちゃん

コロちゃんの年金収入は、「OECD貧困ライン(月10.6万円)」よりも、少し多いですから、コロちゃんは「貧困」とはされません。しかし、その基準に近いことは確かです。

そして、「OECD貧困基準1900万人」とは衝撃です。国民の6人に1人ですよ。

これだけ「貧困層」の数が多いのでしたら、「貧困コロちゃん基準」の3400万人が正解でも不思議はないと思いましたね。

日本の「貧困層」が、1900万人でも3400万人でも、どちらでもいいですが、少しでもこの数が減少するように、為政者は取り組んでいただきたいと思いました。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい

Jeon Sang-OによるPixabayからの画像
PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました