【経済】「賃上げ」あっても手取りは「賃下げ」?

経済

おはようございます。今朝のワンコとの散歩は、何と気温が1℃でした。つい先日まで朝の気温が10近くまで上昇して、日中は20℃まで上がっていたのに、また冬に逆戻りですよ。

コロちゃんは、寒くなると腰が痛み始めるのです。居間のテーブルに座ってブログをカキコキしていますと、外気温が10度以下の寒さだとジワジワ痛みを感じ始めることが多いですね。

早く暖かくならないかなぁ、そういえば来週あたりは桜が咲くかもしれないそうですね。

コロちゃんが住む地方都市では、だいたい東京で桜が咲いた後の1週間後ぐらいに咲くことが多いですから、今月の最終週になるかもしれませんね。

皆さん「桜の開花宣言」の要件をご存じですか?

ソメイヨシノの開花日は「標本木」で花が5~6輪以上開いた最初の日をいいます。この「標準木」は、全国で58本もあるそうですよ。

だいたいが「都道府県別」にあるそうですが、「東京の標本木」は靖国神社の境内にあるそうですよ。早く咲くと良いですね。

だって「桜の開花」は、「春の象徴」ですからね。コロちゃんも楽しみにしていますよ。

今日は「賃上げあっても手取りは賃下げか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「家計の税・社会保険料負担が最大と、ブラケットクリープとは何か?」

☆「賃上げで手取りは増えたのかと、可処分所得が増えないから貯蓄を崩すしかない」

☆「その内にみんなが気が付くよね」

1.「家計の税・社会保険料負担率が最大」

報道では、家計の所得に占める「税と社会保険料」の負担の割合が、2023年9月時点で28%と過去最高水準となったと報じられています。

コロちゃんが、ポチポチ調べてみましたが、この報道された「家計の税と社会保険料の負担の割合」は「国民負担率」とは違います。

「国民負担率」は、企業や個人の所得や負担を含めて算出するものです。こちらは「企業の所得」も入っていますが、今回取り上げたのはあくまで「家計」の「税・社会保険料負担率」です。

この「家計の税と社会保険料負担率」は、あまりネットに情報がありませんね。報道から見てみますと以下の割合となっているようです。

◎「家計の税と社会保険料負担率」

➀「2022年:27.7%」(比較できる1994年以降で最も高い)

➁「2023年9月時点:28%」(2023年は通年で最高となる可能性がある)

上記の「➁2023年9月時点:28%」は、消費税や酒税が入っていませんから、実際の「家計の負担」はこれより高いと見られています。

コロちゃんこれを読んで、昨年の賃上げにもかかわらず、「実質賃金が低下している」理由として、この「税と社会保険料負担の増加」があったかもしれないと気が付きました。

2.「ブラケットクリープとは何か?」

「ブラケットクリープ」という言葉があります。「ブラケット」とは「所得階層区分」を指します。

インフレの下で、「物価や賃金の伸び」を上回るペースで「所得税収」が増す現象をいいます。

下記のイラストをご覧ください。内容は下に書き出します。

「財務省 個人所得課税の税率などの推移(イメージ図)」より

https://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeisei0306_pdf/03.pdf
出典:財務省 所得税を知ろう より(3月19日利用)

上記のイラストは、現在の所得税の7段階の「税率」です。

「税率」は5~45%に段階的に分かれており、例えば「課税所得」が900万円を超えると、税率は23%から33%に10%も跳ね上がります。

コロちゃんは、たぶん一番下の5%だと思いますけど、清貧コロちゃんにはそれでも痛い出費と感じていますよ。

報道では、2022年の国の税収は17.1兆円と過去最高となりました。インフレは政府には「歓迎」できる政策なのです。だって名目賃金が上がると「税収」が上がりますからね。

しかし、「政府」には歓迎できるインフレですが、「現役世代」にとっては、昨年の賃上げで「所得税」負担だけではなく「社会保険料」負担も上がっています。

コロちゃんは、上記の「家計の税・社会保険料負担」と「所得税のブラケットクリープ」を読んで、「現役世代の中」に、賃上げで手取りが減ってしまう層が出ているのではないかと気が付きました。

3.「賃上げで手取りは増えたのか?」

昨年2023年の春闘は、連合の最終発表で「3.58%(加重平均1万560円)」の賃上げが行なわれました。この数字は30年ぶりの高額回答だったとされています。

コロちゃんは、この数字の報道を聞いて、「現役世代の可処分所得(手取り)」は増えているものとばかり思っていましたが、よくよく「可処分所得の推移」を見て見ると増えていないのです。

➀「可処分所得は増えていない」

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 家計可処分所得の推移」より

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakei/files/2023/pdf/kakei_23q3_point.pdf
出典:内閣府 家計可処分所得・家計貯蓄率四半期別速報(参考系列)より(3月19日利用)

上記のグラフの赤色ラインが、2015~2023年の「家計可処分所得」の推移です。

よく見ると、コロナ禍の2020年以降で「可処分所得」はほとんど増えていません。

本来ならば、2023年の春闘で大幅な賃上げがあったのですから、第2四半期・第3四半期では大幅に上向いてもいいはずなのに、横ばいで推移しています。

➁「実収入も増えていない」

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「総務省統計局 勤労者世帯の実収入の推移 」より

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf
出典:総務省統計局 家計調査報 2024年1月分 より(3月19日利用)

上記のグラフは、「総務省統計局」が発表している「二人以上の世帯の実収入の推移」です。このグラフの方がよくわかりますね。

これは「2人以上勤労者世帯」ですから、当然「現役世帯」です。それが春闘の賃上げがあった2023年4月以降も「実収入」が全然増えていません。

賃上げで「名目所得」は増えていても、同時に「税・社会保険料負担」も同じペース以上で増えますから、「可処分所得」はほとんど増えていないのです。

コロちゃんは、この実収入が増えてない理由を「非正規雇用者数2146万人※」の存在のためと考えていましたが、どうやらそれだけではなかったようですね。

(※総務省統計局:労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)1月分より)

4.「可処分所得が増えないから貯蓄を崩すしかない」

コロちゃんは、今日「家計の税・社会保険料負担率が最大」という記事を読んで、このことに初めて気が付きました。

「賃上げ」があっても、「可処分所得」が逆に減ってしまう層が一定数居るから、物価上昇の下ではもう「貯蓄」を取り崩さなければならなくなっているのでしょう。

「内閣府」は、四半期ごとに「家計の貯蓄率」を発表しています。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 家計貯蓄率の推移」より

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakei/files/2023/pdf/kakei_23q3_point.pdf
出典:内閣府 家計可処分所得・家計貯蓄率四半期別速報(参考系列)より(3月18日利用)

上記のグラフは2015~2023年の「家計貯蓄率の推移」です。

「家計貯蓄率」とは、家計が得た可処分所得のうちで、消費に回らず手元に残った貯蓄の割合です。

このグラフを見ると、「2023年第3四半期」になって、とうとうマイナス0.2%と水面下に沈んでしまっています。

これは「可処分所得」が増えないことにより、「貯蓄」に手を付けざるを得なくなっている表れではないでしょうか。

5.「その内にみんなが気が付くよね」

人間だれしもが、「賃上げ」があれば「給料は増える」と思いますよね。

実際に「給与明細」の「支給合計欄」には、「賃上げ」で増えた金額が記載されますから増えた実感を持つでしょう。

しかし、「手取り額」がほとんど増えない、あるいは逆に「税金・保険料の控除」が増えて、「手取り額」が減った場合に、皆さんはどのように思うでしょうか。

そして年代によって「税・社会保険料の負担率」が違うことも問題の一つのようです。

エコノミストの試算だと、「29歳以下」の負担率が2022年で30.2%と、全ての年代で最も高いとされています。

一方「80歳以上」の世帯は20%だと報じられています。なんとも不平等な制度だと言われても仕方がないと思いますね。

現在、物価上昇で多くの方の生活が圧迫されている中で、このような制度の欠陥は早く是正してもらいたいとコロちゃんは思いましたよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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