おはようございます。年の瀬を迎えて皆さんはお忙しい日々をお過ごしかと思いますが、コロちゃんはあまり普段と変わりのない生活をおくっています。
朝ワンコとの散歩を終えると、朝食をとりブログをカキコキするなどの「ルーティン生活」に変化はありません。
今日は、午前9時になるといそいそと近所の「スーパー」にお買い物に行ってきました。コロちゃんはだいたい週に2~3回「お買い物」をしているのです。
その「スーパー・ヤ〇コー」に行くと、来年のお正月の「1~3日はお休み」との表示がありました。
「あらら、そういえば来年のお正月は何を食べて過ごそうかな?」byコロちゃん
コロちゃんがいつも通っているスーパーが、お正月3ヶ日を休むのならば、その間の食事のメニューを事前に買い込んでおかなければなりません。
確か今年2023年のお正月には「次男一家」が帰省していて、「ヨメ様」に「お雑煮・煮物」を調理していただいて、美味しい「お正月」を過ごしたんだよねー、と思い出しました。
今年は「次男一家」は赤ちゃんが産まれましたので「帰省」はしません。
コロちゃんは、ここで「はて?」と考え込みましたよ。
σ( ̄^ ̄)はて?
コロちゃんは毎年「お雑煮・あんころ餅・煮物」は、今までのほとんどの正月に食べていたのです。
昨年のお正月はどうだったっけなー?
「長男一家のヨメ様」に調理してもらったか、自分で調理したかですね。コロちゃんは、もうすっかり忘れていますね。
よし!、来年のお正月は自分で「お雑煮・あんころ餅・煮物・松前漬け」を、調理してみよう!
頼りはネットの「お料理サイト」です。
美味しくできればいいなー?
多分美味しく出来るだろうなー?
きっとおいしく出来るはずだよなー?
皆さん、お正月にコロちゃんちを訪問してくださる方には、「美味しいお雑煮」をご馳走しますよ。
(美味しいかどうかの保証はしません)
(^0^)V ブイッ
今日は「日本はデフレを脱却できるのか?」をカキコキします。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「コロちゃんが脱デフレにこだわる訳と、脱デフレの4要素」
☆「①消費者物価指数、②GDPデフレーター、③GDPギャップ、④単位労働コスト」
☆「国民の声を聞く、脱デフレは見果てぬ夢か?」
1.「なぜコロちゃんはデフレにこだわるのか?」
コロちゃんがこのブログで「デフレ」についてカキコキすると、そんなものは関係が無いよという方も多いと思います。
しかし、「政財界」で現在進められている「デフレ脱却の政策」は、「物価を上昇させる」ものであるために、コロちゃんたちの生活に大きな影響を与えているのです。
現在私たちの生活の中では、毎月値上げとなる商品が増え続けています。
この「物価上昇」が始まったのは、昨年2022年4月からです。現在からは1年8ヵ月前ですね。
この年の2月にロシアがウクライナに進行して戦争が始まっています。その後の3~6月にかけて代表的原油価格の「WTI(West Texas Intermediate)」が1バレル100㌦以上に高騰しました。
その影響を受けて、日本の「物価上昇」は2022年4月から始まったのです。
そしてその「物価上昇」は、皆さんがスーパーで見るように現在でも進んでいますが、岸田総理はこの「物価上昇」を利用して「デフレ脱却」をしようとしているのです。
ですから、岸田総理が「脱デフレ宣言」をしない限り、「物価上昇」は止まりません。
だから、コロちゃんは「物価上昇による生活苦」から脱出するためにも、岸田総理の「脱デフレ宣言」を心待ちにしているのです。
ねっ、「物価上昇」でしたら皆さんもご興味があるでしょう?
岸田総理が「脱デフレ宣言」をしない限り、「物価上昇」は終わらないのです。
2.「脱デフレ認定の4要素」
「デフレ」とは「デフレーション(Deflation)」の略で、「物価」が「持続的に下がる経済現象」を言います。
なんだ、それじゃ2022年4月からもう1年8ヵ月間も「物価が上昇」しているんだったら、もう「デフレ」じゃないよね。
つい、上記のように考えてしまうのですが、岸田総理と日本銀行は、この「物価上昇」の内容からは、またすぐに「デフレに逆戻り」をしてしまうと考えているようです。
そのような事態にならないために、政府は「脱デフレ判断4指標」というものを発表しています。
この「4指標」のすべてが「オールグリーン」にならないと、「脱デフレ宣言」は出せなくて「物価上昇」も止まらないというわけです。
それでは、その「脱デフレ4指標」を見てみましょう。
①「消費者物価指数(CPI)」
「総務省統計局」が発表している、2023年11月の「物価上昇率」は2.5%となっています。
(生鮮食料品を除く総合指数)
それに対して、「日本銀行」は物価目標について「2%の持続的・安定的な物価上昇の実現」を掲げています。
これだけを読むと「もう11月の物価上昇率は2.5%で2%を超えているんだから、もう『デフレ』じゃなくなったんじゃないの?」と言いたくなります。
しかし、この「持続的・安定的」という言葉がミソで、たとえ現在の「物価上昇率」が2%を超えていても、直ぐに逆戻りをするようだと「デフレ脱却」とは言えないとしているのです。
「デフレ脱却の定義」は、「物価が持続的に下落する状況を脱し、再びそうした状況に戻る見込みがない」です。
現に「日本銀行」が10月31日に発表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の物価の見通しで、2023年・2024年は2.8%ですが、2025年度は1.7%と、下がっていくと予想しています。
わかり易いように、下記にグラフを添付しておきます。一番上の「太い黒の実線」が2023年1~11月の線グラフです。
ググっと、上に鎌首をもたげるように上昇していますから、そろそろ・・・という感じでしょうか。
ホントに「早くデフレが終われよ」と、コロちゃんは言いたい気分ですよ。
「総務省統計局 消費者物価指数」より
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
出典:総務省統計局 2020年基準 消費者物価指数 全 国 2023年(令和5年)10月分 より(12月24日利用)
②「GDPデフレーター」
「GDPデフレーター」とは、国内経済の物価動向を表す指標とされています。
この「GDPデフレーター」が上昇すればインフレ(物価上昇)圧力が強く、下落すればデフレ(物価下落)圧力が強いことを示します。
この数値を見ると7~9月期は前年同期比5.3%と高い水準に達しています。
上記した「消費者物価指数(CPI)」も、この「GDPデフレーター」も、共に1995年以降で最も高い水準だとされています。
この数値も、そろそろ・・・かと思いますね。
③「需給(GDP)ギャップ」
「需給(GDP)ギャップ」とは、「経済全体」の「総需要」と「供給力」の差のことです。「需要」が多ければ「物価は上昇」しますし、「供給」が多ければ「物価は下落」しやすくなります。
この「GDPギャップ」は、「日銀」と「内閣府」の二つの調査がありますが、微妙に調査結果が違う事があります。調査対象の違いによるようですね。
下記のグラフをご覧ください。
「内閣府 2023年7-9月期GDP2次速報後のGDPギャップの推計結果について」より
https://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2023/1215/1325.pdf
出典:内閣府 経済財政政策 今週の指標 2023 年7-9月期GDP2次速報後のGDPギャップの推計結果について より(12月24日利用)
上記が「内閣府」が発表している「需給(GDP)ギャップ」のグラフです。
前期の4-6月期にやっと「プラス0.3%」に浮上したのに、再び「マイナス0.6%」と再び水面下に落ちています。
「需給ギャップ」のマイナスは、国の総需要が総供給よりも少ない事をいみしており、物価下落となり易くなります。
この「需給(GDP)ギャップ」は、まだ「デフレ脱却」には至らないようですね。
④「単位労働コスト」
「単位労働コスト」とは、インフレ指標の一つです。1単位のモノを生産するために必要な賃金を指します。
「名目雇用者報酬」を「実質GDP」で割って計算します。この指数が上昇すると「インフレ」に、下降すると「デフレ」になるとされています。
この数値は、2023年4‐6月期に前年同期比プラス0.1%で、7‐9月期は、プラス0.4%と上昇していますから、少し明るい方向へと進んでいるとも思えます。
このように「脱デフレ宣言」の4つの要素の指標を見ていきますと、コロちゃんは下記のような結論を出しました。
「①消費者物価指数(CPI)」の先行きが来年後半には下がると予測されていることと、「③需給(GDP)ギャップ」が、まだマイナスだと言う事を見ると、まだ当分の間は「脱デフレ宣言」には至らないと思われます。
「脱デフレ宣言」が出ないうちは、「物価上昇」の流れは止まらないでしょうから、「清貧コロちゃん」も多くの方たちの苦境はまだまだ続きそうです。
4.「国民の声を聞く」
「世論調査」と言えば、「岸田総理支持率」が一番注目されますが、それは少し前のブログ記事で投稿しました。
そこで今回は、12月の世論調査の中の「岸田総理の経済対策」や「物価上昇」への「国民の声」をまとめてみました。
①「NHK」
◎今年度の補正予算の経済対策(住民税非課税世帯への給付、ガソリン補助金)の効果を期待するかという問いへの回答。
●「あまり期待しない+まったく期待しない=61%」
②「FNN・産経合同世論調査」
◎「経済対策(賃上げ、物価高対策)」が効果が出るかという問いへ回答。
●「期待しない=74.7%」
③「読売新聞」
◎「経済対策(1人4万円の定額減税などの物価高対応の13兆円の補正予算」を評価するかとの問いへの回答。
「評価しない=62%」
④「日本テレビ」
◎「1人4万円の定額減税」への評価ヘの回答。
●「評価しない=62%」
⑤「時事通信」
◎「総合経済対策」が企業の賃上げにつながると思うかを尋ねた問いへの回答。
●「思わない=68.2%」
⑥「ロイター」
◎「政権が優先的に取り組むべき政策は何かの問いへの回答。
●「円安・物価高対策=68%」
いやいや、たぶん「岸田政権の経済対策」への評価は低いだろうなと、コロちゃんも思っていましたけれど、これは予想以上ですね。
12月に行なわれた報道各社の世論調査のすべてで、岸田総理の経済対策について6割以上の方が否定的な意見を回答しています。
これは、やはり昨年から続く「物価上昇」への反発と怒りがジワジワと表に出てきているように、コロちゃんは思えましたね。
岸田総理も、補正予算で13兆円もバラまいたのに、この世論調査の回答には不満がたまるだろうなあ。いやいや「政治」は難しいもんですね。
5.「脱デフレは見果てぬ夢か?」
コロちゃんは、そもそも「少子高齢化」で、今後「労働力が毎年減少しつづける日本」において、経済が成長する「「脱デフレ」は、成り立つのだろうかとの疑問を持っています。
もちろん「理屈」の上では、「労働力の減少」を上回る「投資」や「イノベーション」が出来るならば、「経済成長」は可能のですが、そんなに簡単には出来るはずがありません。
今まで30年間にわたってできなかった「国内投資の増加」や、ゲームチェンジとなるような「イノベーション」が、いきなり今年からできるようになるとは、とてもコロちゃんには思えないんですよね。
1990年のバブル崩壊以降の30年間以上にわたって、日本は「まだ見ぬ成長」を夢見て、そして「夢破れて」来ています。
そろそろ「成長して分配」という「夢物語」から覚める時が来ているのではないでしょうか?
コロちゃんは「デフレがインフレに」なっても、もう「日本経済」は大きな成長ができる時代は過ぎたのだと思いますよ。
この「デフレ脱却」の結論は、来年6月以降になればハッキリします。
(減税は2024年6月予定)
ただ「経済政策」や「金融政策」は、その結果がわかるまでに半年~2年かかるとも言われていますから、この「デフレ脱却」の結果が目に見えて来るのには、来年よりも先になるのかもしれませんね。
コロちゃんは、日本は「見果てぬ夢の経済成長」を追い求めるのではなく、「成長なき社会・縮みゆく社会への転換」を進めるべきだと思っていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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