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【読書考】「あんぽん 孫正義伝」を読んで

「あんぽん 孫正義伝」(佐野眞一 著 小学館 2012年) 凄い本と思いました。 いや、凄いのはもちろん本書の主人公の「孫正義」なのですが、「在日差別」という日本が背負った歴史の宿痾のような過去の中から生まれた「異端の経営者」...
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【読書考】「中国の行動原理」を読んで

中国の行動原理(増尾智佐子 著 中央公論社 2019年) いま書店では、数多くの「中国本」が書棚を埋め、また毎年多数出版されていますが、本書はそれらの中でも際立って光っています。 「中国人を規定する伝統的家族観」では、マルクス...
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【読書考】「皇帝フリードリッヒ二世の生涯 」を読んで

「皇帝フリードリッヒ二世の生涯 」(塩野七生 著 新潮文庫) コロちゃんは、著者の「ローマ人の物語」にすっかり魅了されてましたので、塩野七生さんの大ファンです。著作はほとんど読みました。 コロちゃんの姉も著者が好きで、塩野七生...
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【読書考】「勝海舟」を読んで

「勝海舟」(松浦令 著 筑摩書房 2010年) この本は面白くて、3回も読み返しました。 1回目は、普通に読んで面白かった。そうしたら、やたら脚注が多いのに気づきました。 そして、脚注の字数も多い。脚注だけで新書...
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【読書考】「成長の臨界」を読んで

「成長の臨海」(河野龍太郎 慶応義塾大学出版会)  この本を最近読みました。「飽和資本主義はどこへむかうのか」と扉に書いてある日本経済の本です。 日銀の金融政策や政府の財政政策、企業活動について詳しく考察している本なんですが、...
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【読書考】「十五の夏」 を読んで

「十五の夏」 (上)(下)(佐藤優 著 幻冬舎)を読んで とても楽しい本です。1970年代の香りと青春の息吹が全編に漂っています。 著者の佐藤優さんの自伝的本ですね。15歳の夏に当時のソ連邦と東欧を旅した体験を、実に詳...
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【読書考】「ネアンデルタール人は私たちと交配した」を読んで

ネアンデルタール人は私たちと交配した(スヴァンテ・ペーボ 著 文芸春秋) 2022年のノーベル生理学賞・医学賞を、DNA考古学者のスヴァンテ・ペーボ博士が受賞したことはコロちゃんもよく覚えていました。興味あるジャンルでしたから。 ...
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【読書考】「なんのために学ぶのか」を読んで

「なんのために学ぶのか」(池上彰 著 SB新書)を読んで コロちゃんは、本書を読んで涙を浮かべるほど感動しました。池上さんの本はとても多く出ていますが、コロちゃんは好きで結構読んでいます。そのなかでも、この本はひょっとして最高の本で...
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【読書考】「遠い崖」を読んで 

長い小説というよりも魅力的な歴史書であると思います。朝日新聞の連載小説でしたが、コロちゃんはリアルタイムには知らずに後日歴史書をあさる中で本書を見つけて、たちまち夢中になりました。 【読書考】遠い崖(萩原延壽 朝日新聞社)を読んで ...
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【読書考】コロちゃんの読書遍歴

コロちゃんの最大の趣味は読書です。最大といってもほかに趣味はありません。( ̄^ ̄゜)グスン 朝、散歩・食事が終わると読書に勤しみます。読み疲れると合間に家事をします。そう言えば、随分長いこと本を読んできました。若い頃はよく本屋ウォ...
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