【生活考】クレジットカードはいいものなんだけど・・・

生活

散歩しながら、最近現金をあまり持ち歩かなくなったなぁと思いました。そういえばいつの間にか小銭入れをポケットに入れなくなりました。

1.クレジットが使えるスーパーができてから

クレジットカードを持ってなかったわけではないですよ。以前から持ってはいましたけれど、あまり使っていなかったんです。

調査会社によると、高齢者のクレジットカードの所持率は90%を超えるそうですが、スーパーなどの日常使いとなると、使用率は70%を切るそうです。

これも習慣によるものかもしれません。やはり、日常使いとしてのスーパーでカード使用を行うようになると、カード使用の手間という抵抗感がなくなりました。

店員さんとの対面やり取りがない「カード決済を自動で行う機械」の導入も、抵抗感がなくなった理由かもしれません。

むしろ、以下にあげるような多くの利点が実感されてきました。

2.ポイントが付く

カード使用にはポイントが付きます。コロちゃんが使っているのは楽天カードですが、年会費無料で還元率は1%あります。

昨年と今年の記録をみると、カード決済金額は年間100~120万円です。下記がコロちゃんの生活費ですから、ほとんど現金を使わないのがわかります。

還元されたポイントで1万円以上のお買い物ができて、お得です。

3.家計簿管理が楽

コロちゃんは、家計簿アプリで毎月の支出を記録していますが、カード決済はすべて記録が残ります。

購入店舗や商品品目まで、すべてわかりますので、あとで「この日の支出は何買ったっけかな?」というときにも、すぐに確認できます。

記憶が不確かでも、確認しようと思えばいつでもできるのはストレスが少ないですね。

4.無くしてもすぐ対応すれば大丈夫

カードで不安なのは、紛失とデータ漏洩ですが、すぐに連絡をすれば、使用停止は即時にできますし、犯罪利用されても保証はされますから、心配ないです。

その点、現金は落としたら、まず戻ってきません。

5.ボケても子どもが出納を把握できる

コロちゃんは、、まだまだ大丈夫だと思っていますが、最後はどうなるかわかりません。そのグラデーションの時期には、大方の管理は子どもにまかせ、カードのみで生活すれば、大きな間違いは起きにくいでしょう。

と、勝手に考えています(^_^)/

6.アイパッドとアイフォン

コロちゃんのアイパッドは、コロちゃんが大腸がんの手術で入院した時に、次男が入院見舞いとしてプレゼントしてくれたものです。

当時「こんなの使えないよー」と思いましたが「もらっちゃったものは使わなければもったいないよね」と、試行錯誤しているうちに何とか使えるようになりました(^_^)/

コロちゃんのアイフォンは、最近になって次男のお下がりを使っていますが、アイパッドの使用法とほとんど同じなので、不自由はありません。

調査によると60代のスマホ普及率は80%というデータがありました。もう年配者もどんどん利用してますね。

最新の機種でなくともいいんですよ。リサイクル品で充分です。高齢者でも、時間をかければ、必ず使えるようになります。高齢者には時間だけは、たっぷりありますから(^_^)

7.年寄りほど、便利なものは取り入れよう

生活の習慣を変えるのは、若い方でもハードルが高いです。年配者ではますます困難かと思いますが、便利なもの、良いものはどんどん取り入れて、楽をしましょう。

戸惑うのは最初だけです。上手に使えばお金を掛けずに楽しめるアイテムはいくらでもあります。

8.変わらなければ、現状にとどまることすらできない

変わらないで、このまま過ごせればいいとお考えの方は一定いらっしゃると思います。

しかし、コロちゃんは、変わらないと持続可能でなくなる時代に入っていると思っています。高齢者でも日本全体でも、そこは変わりません。

「赤の女王仮説」というのがあるそうです。

「鏡の国のアリス」のお話しの中に、アリスが迷い込んだ庭園で「赤の女王」が全力で走っているのに、場所が全然移動しないという不思議な光景が繰り広げられています。

「あなた何をしているの?」というアリスの問いに、赤の女王は「ここでは、全力で走らないととどまることはできないのよ」と答えるシーンがあります。

これを引用して「変わらなければ、とどまることができない状況」を「赤の女王仮説」というそうです。現在の諸状況に、どこか似ていると思いませんか。

赤の女王仮説(あかのじょおうかせつ、: Red Queen’s Hypothesis)は、進化に関する仮説の一つ。敵対的な関係にある間での進化的軍拡競走と、生殖における有性生殖の利点という2つの異なる現象に関する説明である。』

『「赤の女王」とはルイス・キャロルの小説『鏡の国のアリス』に登場する人物で、彼女が作中で発した「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」という台詞から、種・個体遺伝子が生き残るためには進化し続けなければならないことの比喩として用いられている。』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E4%BB%AE%E8%AA%AC#%E9%96%A2%E9%80%A3%E9%A0%85%E7%9B%AE

 出典: フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)最終更新 2022年9月27日

9.かつては、もっと変化したけど、適応してきたよ

かつての70年代の高度成長の時、私たちの生活はずいぶん変わったじゃないですか。

洗濯機、冷蔵庫、電気釜、みんなそれ以前は家庭内になかったんです。これらの家電は、コロちゃんが小学生の時に台所や洗面所に入ってきたのを覚えています。

否応なくみんな適応して変わったんです。そして、便利な生活に慣れたんです。

いま、再び変わらなければならない時代が来てます。「情報弱者」という言葉があります。「ITリテラシー」という言葉もあります。

別に難しいことをするわけではありません。便利なものは進んで使おうとするだけです。その方向性は、高齢者でも日本全体でも同じだと思います。

別に最先端にいなくともいいんです。せめて普及しているものは利用する程度には、自分も積極的に学んだ方が、お得だし面白いと思います。

いろいろ学習する、ちょっとだけ刺激的な人生。

いいと思いますね。

とりあえず、まだクレジットカードを日常使いしていない30%の高齢者の皆さん、使ってみましょう(^◇^)

10.もう一つの視点

以上は個人的な視点からの提案ですが、社会的視点も忘れてはならないですね。

高齢者は年金生活になると、収入が激減します。

皆さん、偶数月の15日に銀行や郵便局の窓口やATMが混雑するのをご存知でしょうか。

そうです年金の支給日なんです。

金融資産を沢山お持ちの方は、支給された年金をすぐに引き出さなくとも困りませんが、そうでない方も大勢いらっしゃるんです。

クレジットカードですと、支払いが後日まとめてとなりますから、家計管理が見えにくくなります。現金での家計管理の方がやりやすいという方も一定いらっしゃると思います。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/12-3/dl/08.pdf

参照:厚生労働省 無貯蓄・少額貯蓄世帯比率の推移(12月15日利用)

この表の数値は全体の数値ですので、高齢者の無貯蓄・少額貯蓄世帯比率はまた違うかも知れません。

しかし、現在日本では65歳以上の方が3627万人もいらっしゃいます(2022年9月15日推計)。

高齢者の無貯蓄・少額貯蓄の方が、たとえ10%いらっしゃっても、膨大な数となります。

これだけの数の方が、便利な生活から排除されるのはいけないことだとコロちゃんは思うんです。

なぜ、今どきクレジットカードの決済が瞬時に出来ないんですか。

なぜ、現金と同じ利便性のシステムが作れないんですか。

なぜ、財布と同じかそれ以上に便利な機能を持たせられないんですか。

2ヶ月に一度の年金支給を織り込んだクレジットカードのシステムとかは、新たなビジネスチャンスにもなるんじゃないでしょうか。

それらは、現在のIT技術で充分実現可能なことだと思います。

出来る事はいろいろあると思うんです。状況を変えるために行政や業界を挙げての対策を期待します。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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