【生活考】コロちゃんの「年金」清貧生活

生活

おはようございます。今朝の空は、朝から猛暑になりそうな青空と太陽の輝きに包まれていました。

どうやら、今年は例年にない「猛暑」のようです。やはり「地球温暖化」の影響なのでしょうか? この様子ですと、9月に入ってもしばらくは「猛暑」が続きそうです。

コロちゃんは、そろそろ「夏の暑さ疲れ」が出てきそうですが、皆さんもお身体にはお気を付けください。

今日は「年金清貧生活」についてポチポチします。

1.コロちゃんの「年金清貧生活」

コロちゃんは、このブログのテーマどおりに「清貧生活」をモットーとして日々を過ごしています。

その生活内容は、趣味の「読書」に日々勤しみつつ、ぜいたくなどとは縁を持たずに、ひたすら「清貧」な生き方を淡々と過ごしています。

コロちゃんは、現在の生活には全く不満を感じていません。

毎日、同居している黒ワンコと朝・夕の散歩をポコポコとしながら、その合間に新聞や本を読み、このブログをポチポチと執筆しているうちに、一日が終わっていく生活をしています。

コロちゃんの収入は、「年金」のみです。

コロちゃんは「プロフィール」にあるように、まもなく70歳になる高齢者ですから、この受給する「年金」のみで生活を営んでいます。

2.最大の敵「物価高」

上記のような「年金清貧生活」を淡々と営んでいるコロちゃんにとって、最大の敵が今襲い掛かってきています。

それは「物価高」です。

皆さんもご存じかもしれませんが、「年金」の「賃上げ(裁定額)」は、物価上昇の後追いでしか上がりません。

しかも「経済マクロスライド」で、構造的に物価上昇率よりも低い「賃上げ(裁定額)」にしかならないようになっているのです。

そこでコロちゃんは、今日最近の自身の「清貧生活費のチェック」と、「物価上昇」のコロちゃんへの影響について調査してみようと思いつきました。

3.コロちゃんの昨年の「年金清貧生活費」

コロちゃんは、昨年2022年の11月5日のこのブログで、自身の当時の「生活費」を明らかにしています。その細目は下記のとおりです。

この内容を含む記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【生活考】清く貧しく美しく

4.「年金清貧生活費」は14%の上昇

上記の昨年11月のコロちゃんの「年金清貧生活費」と、今年に入ってからの「年金清貧生活費」を比べてみましょう。

下記の、上段の●の数字が昨年2022年11月の数値で、下段の○の数字が今回調べた2023年1~7月の平均支出です。

●上段 2022年11/5
〇下段 2023年1~7月平均

●税金他     ¥1.5万円
〇税金他     ¥1.2万円

●食費      ¥3.1万円
〇食費      ¥3.3万円

●住居       ¥ 0円
(持ち家のため0円)
〇住居       ¥ 0円
(固定資産税は「税金他」に合算)

●光熱・水道   ¥1.8万円
〇光熱・水道   ¥1.8万円

●家具・家事用品  ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)
〇家具・家事用品  ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)

●被服及び履物   ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)
〇被服及び履物   ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)

●保険・医療   ¥1.1万円
〇保険・医療   ¥1.4万円

●交通・通信   ¥0.4万円
〇交通・通信   ¥0.5万円

●教養・娯楽    ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)
〇教養・娯楽    ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)

●その他の消費支出¥2.0万円
〇その他の消費支出¥3.1万円

●総計       ¥9.9万円
〇総計     ¥11.3万円

なお、コロちゃんの「住居費」の固定資産税とかは、非消費支出の「税金他」に分類していますので「住居費」は¥0円となっています。

また、「家具・家事用品」「被覆及び履物」「教養・娯楽費」などは、すべて「その他の消費支出」に統一しています。

上記の数字を見ると、コロちゃんの「年金清貧生活費」は、昨年11月の「●9.9万円」から今年2023年1~7月には「○平均11.3万円」と増加し、その増加率は「14%増加」となっていました。

その内訳をみると、「食費」が、昨年11月の¥3.1万円→3.3万円にジワリと上昇しています。

いろいろ合算している「その他の消費支出」も¥2.0万円→3.1万円に上昇していますね。

今年2023年の消費者物価指数(CPI)の毎月の上昇率は、3%台ですから、それよりは大分上振れしています。

コロちゃんの「年金清貧生活」にも、「物価高の重圧」がヒシヒシと感じられるようになってきています。

5.コロちゃんたち「高齢単身無職世帯」の生活費

それでは、次にコロちゃんのお仲間の「単身無職世帯」の方々が、どのような生活費で生き抜いているのかを、見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。

「総務省統計局 家計調査報告」より

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2022.pdf
出典:総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要より(8月25日利用)

上記は、昨年2022年の「高齢単身無職世帯」の生活費です。今年のデータはまだ出ていません。

見やすいように、上記のグラフを出しましたが、これには品目別の支出額は出ていません。

しかし、同じ「家計調査報告」には、詳細な数字も出ていますので、下記に書き出します。わかりやすいように、¥1000円以下を四捨五入します。

上段の●が「高齢単身無職世帯」で、下段の○が上記でも見た「コロちゃんの年金清貧リタイア生活費」です。

●「高齢単身無職世帯」
〇「コロちゃん2023年1~8月平均」

●実収入      ¥13.5万円
〇実収入      (?万円)

●非消費支出   ¥1.2万円
〇非消費支出   ¥1.2万円

●食費      ¥3.7万円
〇食費      ¥3.3万円

●住居      ¥1.3万円
〇住居      ¥ 0万円
(持ち家のため0円)

●光熱・水道   ¥1.5万円
〇光熱・水道   ¥1.8万円

●家具・家事用品 ¥0.6万円
○家具・家事用品 ¥ 0万円
(「その他の消費支出」に合算)

●被覆及び履物  ¥0.3万円
〇被服及び履物  ¥ 0万円
(「その他の消費支出」に合算)

●保険・医療   ¥0.8万円
〇保険・医療   ¥1.4万円

●交通・通信   ¥1.5万円
〇交通・通信   ¥0.5万円

●教養・娯楽   ¥1.4万円
〇教養・娯楽   ¥ 0万円
(「その他の消費支出」に合算)

●その他の消費支出¥3.2万円
〇その他の消費支出¥3.1万円

●総計      ¥15.5万円
〇総計      \11.3万円

なお、コロちゃんの住居費の固定資産税とかは、非消費支出の「税金他」に分類していますので「住居費」は¥0円となっています。

また、コロちゃんの「家具・家事用品」「被覆及び履物」「教養・娯楽費」などは、すべて「その他の消費支出」に統一しています。

上記の数字を見ると、「コロちゃんの年金清貧リタイア生活費」は、「高齢単身無職世帯」の方よりは、毎月平均で4.2万円低い生活費となっているようですね。

もちろん「清貧生活」とは、単に「低い生活費」を目指しているわけではありません。

コロちゃんがモットーとする「清貧生活」は、無駄な出費をできるだけ抑えて、シンプルな生活を心がけるものです。

6.「清貧生活」とは何か?

コロちゃんは、今日の原稿をポチポチするにあたって、「清貧生活」とはなにを意味するのかをちょっと考えてみました。

いろいろ行きつ戻りつ考えをまとめようとしましたが、なかなか言葉になりません。

しかし、コロちゃんの気持ちに最も近いのは「欲望からの脱出」ではないかと思えたのです。人は誰しもが、様々な「モノ」への欲望があります。

しかし、それは自分の心の持ちようで「あれは酸っぱい葡萄だ!」と価値観を転換して、欲望から脱出することができます。そうすれば、心穏やかに生活できるのです。

その結果が、身の回りと生活の「シンプル化」ですね。

そのような「心の在り方」の方が「欲望がある」より生き方よりも、人生を豊かに過ごせるのではないでしょうか。

上記で見てきたように、コロちゃんの「清貧生活」などは、他の同様の高齢者と比べて高々月4万円程度の差しかありません。

しかし、その4万円の差が心に及ぼす影響は大きいです。

「生活費が4万円足りない」と考えるのではなく、「4万円少ないが生活は満ち足りている」と、捉える。

そのような心のありようが「年金リタイヤ清貧生活」と言えると、コロちゃんは考えています。

人はそれぞれですから、コロちゃんはこの生き方を他の方に強制するつもりも、布教するつもりもありませんが、この生き方はけっこう充実感がありますよ。

よろしかったら、ぜひあなたもチャレンジしてみませんか。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

NoName_13によるPixabayからの画像

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