【闘病考】いよいよ「内視鏡検査」です②

闘病

おはようございます。今日はいよいよ「大腸内視鏡検査」の当日です。

コロちゃんは、気持ちを引き締めて、朝のワンコとの散歩に出かけました・・・と言いたいところですが、さほど緊張はしていません。

何しろコロちゃんは、以前の「大腸がん罹患」で、この「大腸内視鏡検査」を10回以上受けたことがあるのですからね。

あまり緊張したり、構えたりせずに、淡々と「検査」までを過ごしまして、そのまま「検査」を受けてきましょう。

今日は、「昨日のブログの続きの『大腸内視鏡当日』」をカキコキします。

1.「朝からまた下剤です」

今日のブログは昨日の『【闘病考】いよいよ「内視鏡検査」です①』の続きです。

昨日の記事は、「潜血便検査陽性」を受けて、「大腸内視鏡検査」を受けることとなったコロちゃんの心理と葛藤が良くわかる記事となっています。

まだ、昨日のブログ記事をお読みになっていない方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【闘病考】いよいよ「内視鏡検査」です①

昨日は、今朝はあと医療機関で「検査」を待つだけだと、皆さんお思いになったでしょう?

ところがさにあらず、何とまた再び「下剤+水=2㍑」の攻撃が続くのです。コロちゃんは、もうHPが無くなってフラフラですよ。

(HP/ヒットポイントは、ゲーム内のキャラクタ―が、どのくらいまで耐えられるかの指標です)

2.「大腸内視鏡準備・当日朝」

昨日の夜に、「下剤と2㍑の水」を約2時間ほどかけて飲み下して、その後トイレで・・・💩という出来事がありました。

しかし、これで「大腸内視鏡検査」の事前準備が全て終わったわけではありません。検査当日の今日の朝にも、再び前日と同じパッケージが「当日分」としてあるのです。

その「下剤のパッケージ」が下記のフォトです。

失礼しました「同じパッケージ」ではありません。「下剤のパッケージに加える容器3個」がついていました。

ねっ、昨日と同じパックの下に、3つのお薬の入れ物があるでしょう?

「下剤の2㍑」に加えるように指示された容器3つは下記になります。

①「マグコロール散(腸内をきれいにする薬)」
②「ガスコン(腸内のガスを抜く薬)」
③「ビコスルファートNa(便を出しやすくする薬)」

このお薬を、昨日と同じパックに水2㍑と共に入れて、シャカシャカと粉末を熔かせば、今朝の分の「下剤」は準備完了です。

パックは、水を入れると下面が平たく広がる仕組みになっていますので、倒れたりしない設計になっています。この風景は昨日と同じですね。

同封の「チェックシート」には、朝の7時~9時45分の間に15分間隔で12杯分が記載されています。

これを飲み終えなくては、今日の「大腸内視鏡検査」が実行できません。

コロちゃんは、ヒーヒー言いながら飲み下しましたよ。

この「下剤入りの水」の味は・・・、昨日と変わりませんね。

当たり前です、ちょっと添加したお薬はありますが、ほとんどは昨日と同じものですからね。
(*´Д`)ハァハァ

そして今朝は、昨日の2時間よりも長い3時間ほどかけて、「160ml×12杯=1.9㍑」を飲み終えると、やっと「大腸内視鏡検査」の準備が整いました

コロちゃんの経験から言うと、ここまで来るともう「なんとでもしてくれ!」との気分になりますね。「俎板の鯉」です。

3.「大腸内視鏡検査のその前に」

そして、コロちゃんは、予定時間にいつもの「診療所」に、自転車でカシャカシャ出かけて行きます。

事前に「車の運転はダメです」と言われていますから、コロちゃんは自転車で15分くらいの「診療所」に向かいます。

そして、到着して院内に入ったら、すぐに「大腸内視鏡検査」があると思うでしょう?

ところが、それからも大変な苦労をすることになりました。

なんと、「大腸内視鏡検査は、💩の水の色が全く出なくなり透明にならなければできない」と「看護師さん」が言うのです。

そうなんです、コロちゃんが院内のトイレで出した「💩の水の色」を、「看護師さん」がいちいちチェックするのです。
(/-\*) ハジュカチ…

コロちゃんの「💩の水の色」は、なかなか「透明」になりません。

そこで、再び水を飲むことが始まりました。

まずは「1本500ml」です。それでも色が残り、もう「1本500ml」、・・・以下同様。

結局は「2㍑(500ml×4本)」を飲み干してから、やっとOKが出ました。

ここまでで、コロちゃんは、昨日から「6㍑の水」を飲んでいます。もうお腹がタプタプかと思えば、そんなことはありません。

看護師さんに聞くと、「下剤を飲んでいるから、みんな下に降りちゃうの、だから脱水症状になる人もいるわよ」とのこと。

へー、知らんかったなー、ひとつ勉強になりました。
( *¯ㅿ¯*)へー

4.「やっと大腸内視鏡検査が始まる」

昨夜からの「水+下剤」の攻撃で、すっかりHP(Hit Point)を削られたコロちゃんは、ふらふらしながらも、「大腸内視鏡検査」のベッドに突入します。

機器を操作するのは、もうコロちゃんとは30年ほどお付き合いしている先生(医師)です。

コロちゃんは、この検査は何度経験しても慣れないなー、などなどを考えながら「俎板の鯉」。

いやいや、「診療台上のコロちゃん」になっています。

BY<br>お医者さん
BY
お医者さん

では、始めますよ。

親指入りまーす。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

はい、お願いします。

行なうことは、難しい行為ではありません。肛門から10mmほどのファイバーを入れて、腸内を観察するのです。

ファイバ―は、普段は処置室の壁に掛けてありますから、直ぐに見えるところにあります。だいたい2㍍程度の長さですね。

それを肛門から挿入して、大腸の一番奥の盲腸の所まで挿入して観察するようになっています。

下記に「大腸のイラスト」がありますが、「大腸」は、カタカナの「コ」の字を90度回して下面が開いているような形になっています。

そこの「コ」の字の片方の端から端までを、医師がファイバーを少しずつ挿入していくわけです。

「コ」の字の一方の入り口が「肛門で」、もう一方の端に「盲腸」があります。

そこから先は「小腸」になりますから、「盲腸」を覗いたら「検査」は終了です。

もし、腸壁に「腫瘍」があればファイバーの先端のフォトで撮影し、一部を挟みとって「組織検査」にまわします。

簡単に言えば、その流れなんですが、それを自分のお腹の中でやるとなるとげんなりしますね。

時間は、大体20~30分くらいですね。コロちゃんは、10年前に「大腸がん」を患った時に10回以上の「大腸内視鏡検査」を経験していますから、良くこの検査は知っているのです。

痛みはありません。大腸には神経がないですから、痛くはないのです。

「痛くはないよ!」

しかし、何とも言えない「違和感」をお腹の中に感じます。

フアイバーが大腸の中を押しのけて進んでいるような「違和感」ですね。

(そのまんまやん!)

今日の「検査」は、違和感が「痛い」の直前まで大きくなる箇所が2~3ヶ所あるんです。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

う、う、うー、あ、あ、あー。

BY<br>お医者さん
BY
お医者さん

痛いですか?

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

いえいえ、痛くはないです…が、痛いちょっと手前の違和感が・・・あ、あ、だ・い・じょうぶです。

ところが、この日の「大腸内視鏡検査」は時間が40分ほどたってもまだ終わりません。

コロちゃんは、「これはひょっとしてヤバいのかな?」などを考えながら、「俎板の鯉」。

その時に先生(医師)が、看護師に指示しました。

BY<br>お医者さん
BY
お医者さん

「セイケンカンシ」取って!

コロちゃんは、その指示を聞いてギョッとします。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

えっ、「セイケンカンシ」?
「政権監視」・・・じゃないよね? 岸田総理をコロちゃんのお腹の中で「監視」はできないし。
(ギャグです)

何だろう?

あっ「生検鉗子」かー?

と言う事は、「組織検査」の必要がある腫瘍が見つかったのかな?

やべー、こ・れ・は・「大腸がん再発?」

ヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ!!

コロちゃんは、今からちょうど10年前にこの先生(医師)に、「大腸内視鏡検査」で「大腸がん」を見つけてもらったです。

その時には、この先生(医師)が、「生検鉗子」で「がん組織」を摘まみとって、「組織検査」にまわしていたことを憶えていたのです。

(「生検鉗子」とは、大腸などの臓器の組織の一部を採取し、顕微鏡で病理検査を行なうために、組織の一部を体内から採取するための処置具)

5.「診察室で検査結果告知」

そういえば、いつもの「大腸内視鏡検査」よりも、だいぶ時間が長かったよね。いつもは、早ければ20分ぐらいなのに、今日は40分はかかっていたよね。

コロちゃんは、ドキドキもので着替えを済ませて、診察室の医師に結果を聞きます。

BY<br>お医者さん
BY
お医者さん

はい、異常なしでした。

回盲部より直腸まで異常なしです。

ただ、「便汁」が多くて、機器の挿入が困難で時間がかかりました。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

あー、良かったー!

先生が「生検鉗子」って言うから、てっきり「がん再発か」と思いましたよ。

BY<br>お医者さん
BY
お医者さん

あー、あれは残った💩が多くて機器が奥に進まないので、鉗子で開通したのですよ。

コロちゃんは、緊張が一気に溶けてほーっとしましたよ。
ε=(´▽`;)ホッ ♡

ホント良かったですよ。コロちゃんは、先生(医師)をハグしたいくらいにうれしくなりましたよ。
(絶対医師はイヤだよね)

下記のフォトが、先生からいただいたコロちゃんの「大腸内視鏡検査結果イラスト」です。しっかり「異常なし」とありますね。

6.「大腸内視鏡検査費用」

しかし、今までの「大腸内視鏡検査」で、今回ほど「水」を飲んだことはなかったし、「💩が残ってる」なんて一度もなかったですね。

これはコロちゃんの、腸の働きが弱ってると言う事かもしれないなー、と余裕が出てきたコロちゃんは、今回の「大腸内視鏡検査」の感想をまとめにかかりました。

ちなみに、今回の「大腸内視鏡検査」で掛かった費用は、事前準備の日の「医療費900円+薬局費800円」と、この日の「検査料金¥7000円」を合わせて、総額は「¥8700円」でした。

ただ、コロちゃんは「こらいまれ」の70代前半なので、国民健康保険の自己負担額は20%と、お若い方々の30%負担よりも、ちょっとお安くなっていますのでご注意下さい。

7.「コロちゃんの死生観②」

昨日のブログで、「コロちゃんの死生観」をカキコキしましたが、あの原稿を書いている時には、まだ「大腸内視鏡検査」の結果はわかりませんでした。

それなりに「死へのカウントダウン」が始まるかもしれないという気持ちを抱いていましたが、さほど落ち込みはしませんでした。

コロちゃんは、かつての二つのがんを罹患(大腸がん・悪性リンパ腫)後に、せいぜい70代前半ぐらいまでしか生きられないだろうと考えていたのです。

その「覚悟と準備」の心構えは、その時にもう固めてあります。

これからは、最後の日々までコロちゃんは現在の充実した生活を過ごしていきたいですね。

どこまでできるかはわかりませんが、興奮せず、動揺せず、焦らず、慌てず、淡々と生きていきたいですね。今のところコロちゃんの生活は充実していますよ。

これでコロちゃんの「大腸がん再発か?」の結果は、今のところは「異状なし」と言う結末となりました。皆さん、ご心配をおかけしました。

今回のコロちゃんの「大腸内視鏡検査」の顛末が、いささかでも皆さんのご参考になれば、コロちゃんは嬉しいし本望です。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

McStoneによるPixabayからの画像
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