【闘病考】いよいよ「内視鏡検査」です①

闘病

おはようございます。お待たせしました、今日はいよいよコロちゃんの「大腸内視鏡」の検査前日です。
(おいおい、誰も待ってないよ!)
 \(・Д・||)オイオイ

この「大腸内視鏡検査」は、検査当日にコロちゃんは大変苦しい思いをしますが、その前日の「準備段階」から、とってもつらい下準備をしなければならないのです。

コロちゃんは、今日・明日と、その様子をカキコキしまして、このブログの読者の皆様に「大腸内視鏡検査」の全容をお伝えしたいと思います。

皆様も、いつ何時コロちゃんと同じような経験をするかもしれませんから、ぜひこのブログ記事をお読みくださいね。

はい、ノートとペンの用意は良いですか?

嘘です、何もいりません。ちょっと場を明るくしようと、冗談を言いました。
(๑´ڡ`๑) テヘペロ

今日明日のブログの二日間にわたって「大腸内視鏡検査」についてカキコキします。 

1.「コロちゃんの潜血便陽性反応」

やだなー、やだよー、やだったら、いやんばか。
。・゚・٩(。>д<。)۶・゚・。 ヤダヤダ

コロちゃんが、何を嫌がっているかというと、それは「大腸内視鏡検査」です。

皆さん、この「大腸内視鏡検査」って聞いたことはありますか?

この「大腸内視鏡検査は」、10㍉位のスコープを「肛門」から入れて、大腸の一番奥まで挿入し、引き抜きながら大腸の中にポリープ、がん、炎症などの病気がないかを観察する検査です。

コロちゃんは、先日「定期健診」の「潜血便検査」で「陽性反応(血液反応)」が出てしまったので、今回「大腸内視鏡検査」をすることになったのです。

その詳しい経過をお知りになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【闘病考】「大腸がん」再発か?

コロちゃんは、ちょうど10年前の秋に、今回の検査と同じ「潜血便検査」で陽性反応が出て、やはり「大腸内視鏡検査」を行なって「大腸がん」が発見されたという経験を持っているのです。

幸いにして、その時は「手術」⇒「抗がん剤」⇒「5年間の経過観察」を経て、「大腸がん完治」となることができました。

それが、ちょうど10年後の現在に「潜血便検査」で、再び陽性反応(血液反応)が出るとは、全くコロちゃんは運が良いのか悪いのか?

もし再び「大腸がん罹患」となったら、今後の治療は「延命治療」になってしまうかもしれませんし、違っていたら「ラッキー」となりますね。

そもそも、この「潜血便検査」で陽性反応が出たからと言って、直ぐに「大腸がん確定」となるわけではありません。

「潜血便検査」は、「自覚症状のない人々の集団から、大腸がんの可能性のある人を絞り込む検査」なのです。

この「潜血便検査」で陽性になる確率は約5~10%です。結構大勢の方が「陽性反応」となっています。

だいたいの目安として、検査を1000人が受けたら、50~100人が陽性となり、そのうち1~2人が「大腸がん」と診断されるそうです。

確率的には、「潜血便検査」を受ける方が「大腸がん」と診断されるのは、1000人に1~2名で、0.1~0.2%でしかないのです。

前回10年前のコロちゃんは、その少ない確率をかき分けて「大当たり!」となってしまったわけですが、だからと言って、今回も「当たり!」とは限りません。

陽性反応(血液反応)は、「痔」や「腸内のキズ」での腸内出血の場合も多いのです。

というわけでコロちゃんは、行きつけの「内科医院」で「大腸内視鏡検査」を受けることになりました。

それで冒頭の「やだなー、やだよー、やだったら、いやんばか」
。・゚・٩(。>д<。)۶・゚・。 ヤダヤダ

となったわけです。ね、皆さん無理もないでしょう。コロちゃんに同情の愛の手を!
(●o≧д≦)o頑張れェェェ♪

「厚生労働省 がん検診ってなに?」より

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan10/pdf/gan_women10_04h.pdf
出典:厚生労働省 がん検診ってなに? より(10月31日利用)

2.「大腸内視鏡検査・説明」

「潜血便検査陽性反応」を掛かりつけのお医者さんから聞いたコロちゃんは、その場で「大腸内視鏡検査」を予約しました。

その後「大腸内視鏡検査予約日」の1週間前に、看護師さんからの「事前説明」がありました。

その中で、「検査当日」の1週間前からは、「海藻、キノコ類、こんにゃく、ゴボウ、ゴマ、種のある果物、繊維の多い食べ物」を避けること」などの注意事項を伝えられました。

そして、検査前日に飲む「下剤」や、体調が悪化した時の連絡先などを伺いました。看護師さんは、もうコロちゃんとは顔なじみなので、説明は丁寧で親切でした。

最後に、当日は「車では来ないで欲しい事」と、「替える下着と靴下を持参してくる」ように指示されました。

ということは、「帰りはフラフラだから車は運転できないよ!」、そして「検査後に💩をお漏らしする人もいるから替えパンツと替え靴下は持ってきてね!」と言う事なのです。

まあ、確かに「大腸内視鏡検査」を受けると直後はフラフラになりますからね、

なんか、だんだん不安になるような説明を受けました。これは、何回経験しても慣れないなー。

コロちゃんは自転車で行くことにしましたよ。たぶん「検査後」には、車の運転どころか、もう歩きたくもなくなりますからね。 
(‘ヘ`;まいったなぁ..

だけど、変え下着かー・・・、この年でお漏らしはしたくないなぁ。
(*´Д`)=3ハァ・・・

この日の「医療費」は900円、「薬局費」は800円でした。

「大腸がん内視鏡検査」の事前準備はお安いのですね。もっともコロちゃんは「こらいまれ」なので医療費の自己負担は20%と、ちょっとお安くなっていますが。

コロちゃんは、上記にあるように10年前に「大腸がん」を患っていますから、この「大腸内視鏡検査」は、もうかれこれ10回以上経験しているのです。

しかしこの検査は、何回体験しても、やはり抵抗はありますね。ホント嫌ですよ。
((ヾ(>Д<*)/))ヤダヤダ

3.「大腸内視鏡検査・前日」

「大腸内視鏡検査」は、肛門からファイバーを挿入するわけですから、途中に💩があっては視界が遮られて見えませんし、場合によっては奥まで挿入できなくなることも考えられます。

それで、1週間前から腸内に残りそうな食物を禁止して、前日には「下剤と大量の水」を摂取する必要があります。

その「下剤のパッケージ」が下記のフォトです。

この「銀色のパッケージ」を開けると、下記の「下剤パック」が入っています。

このパックに水を2㍑入れて、シャカシャカと粉末を熔かせば「下剤」は準備完了です。

パックは、水を入れると下面が平たく広がる仕組みになっていますので、倒れたりしない設計になっています。

上記のフォトは、まだシャカシャカ前ですので、パックの下に薬剤が白く見えています。

この2㍑を飲むわけですが、冷やした方が飲みやすいとのことですので、コロちゃんは冷蔵庫にこのまま入れておきました。

この「下剤と水」は、160ml×12杯=1.9㍑分です。これを15分ごとに2時間かけて飲み下します。

それをキチンと完了するために、下記のようなチェックシートに1杯ごとにチェックを入れていくのです。

この「下剤入りの水」の、うまくないこと、まずいこと、飲みにくいことは、経験者でなければ分からないほど酷いものです。

しかし、キチンと飲み終わらなければ、明日の検査に差し支えますから、コロちゃんは毎回「ヒー、ヒー」言いながら飲み下していましたよ。
(*´Д`)ハァハァ

4.「コップごくごく、もう1杯!」

「下剤」を飲むのは、「夕食後2時間経過後」と指示されています。

マニュアルでは、「前日夜の8時~10時」と記載されていますが、コロちゃんは、いつも夜9時に就寝していますから、夕方の4時に軽く「食パン1枚+牛乳+ヨーグルト」を食しました。

そして下剤は、指示書よりもちょっと早い夜6~8時に飲むことにしました。

看護師さんの説明では、この「下剤+水2㍑」を飲んだ後には、「しばらくはトイレに通う事になり、寝るどころじゃない」と言っていましたね。

なるほど「下剤飲用後」は、しばらくはトイレに何回も通うようになるってことですね。

さてさて、準備と覚悟を固めた後は、いよいよ「コップごくごく」に突入します。

このパックに2㍑の水を入れて、シャカシャカとかき回します。

そうすると「もう完成」です。あとは「乾杯」しながら、コップに入った「下剤」を飲み干すだけです。
(乾杯は12回!)

この「乾杯コップ」に入った飲料の味と言ったら・・・・なんていったらいいのかな?

ちょっと「甘ったるいスポーツドリンク」・・・のような・・・?
( `◔ω◔)ん?

のど越しはさほど悪くはないですね。ただ、飲む分量が多いためにお腹が張る感じはあります。

今3杯目を飲んでいますが、もうお腹がいっぱいですよ。先が長いなー・・・。

コロちゃんが、この「スポドリもどき」を飲み始めてから、1時間15分が経ちました。現在は6敗目・・・イヤ違った6杯目です。

もう飲みたくなーい! もうお腹はカポカポですよー、いやいや何とか飲み切らなきゃ―。

コロちゃん、奮闘中です。
(ง ・̀ o・́)งファイッง ` о´)۶オー!!

はふはふはふ獄獄獄・・・、いやいやフラフラのため字をちょっと間違えました。ゴクゴクゴクでした。

20時30分、コロちゃんはやっと飲み終わりました。飲み始めから2時間30分経っています。

11敗目・・ゲフンゲフン・・・違った、11杯目で全部飲み終わりました。やったー!
ヾ(≧∇≦*)/やったー

後は、今日はワンコに夜の💦をさせてから、お風呂に入って寝ますね。

もうフラフラですよ、おやすみなさい。
*ᴗ ᴗ)⁾⁾♡オヤスミ

5.「その後の効果は?」

あれれ? さっき「おやすみなさい」ってコロちゃんは言ってたよね?

ええ、そうなんです。コロちゃんはお風呂に入った後に、寝ようとしてベッドにもぐりこんだんですけど、おなかの調子が・・・。

そうですよね、上記で「下剤+水=2㍑」を飲み干して、そのままの訳がありません。

その強烈な薬効は、コロちゃんのお腹を直撃しました。

その後、トイレに通う事3回です。しっかり「お薬」は、その効果をコロちゃんにもたらしてくれましたね。

さあ、これで今日の準備作業は、取り敢えず終わりました。あとは明日の行動です。今度こそ本当に寝ましょう。お休みなさい。
*ᴗ ᴗ)⁾⁾♡オヤスミ

6.「コロちゃんの死生観」

リアルタイムのコロちゃんは、先ほど寝ましたが、この機会にちょっとコロちゃんの「死生観」などをちょっとカキコキしてみます。

コロちゃんは、上記に書いてあるように、10年前の2013年に「大腸がん」に罹患し、その後の適切な治療と運に助けられて、2018年に無事「治癒」となりました。

しかし、その「大腸がん」の治療中の2015年に、血液のがんである「悪性リンパ腫」に罹患したのです。

この「悪性リンパ腫」も、「手術」⇒「抗がん剤治療」の後の2021年に「完治」となりましたが、その治療中には、いつコロちゃんの命が失われても不思議はありませんでした。

そもそも、二つの「がん」の発見は、自費での検査による「早期発見」だったのです。

コロちゃんが、何となく「自費検査」を受けなければ、「がん」の発見はなかったでしょう。

そう考えると、コロちゃんは「運が良かった」のです。

この二つのがんに侵襲されたコロちゃんとしては、否応なく「死」と向き合わざるを得ませんでした。

その時にコロちゃんの頭に去来したことは、以下の二つの事です。

①「コロちゃんが死んだあとに残された妻はどうなるのか?」

②「コロちゃんは、何が残せるのか?」

まず、上記の「①残された妻」については、最初の「大腸がん」そして次の「悪性リンパ腫」の時点では、まだ妻が健在でした。

それで、コロちゃんは自分が死んだあとに妻が一人で生活ができるように備えました。

そして「②何が残せるか」については、コロちゃんが残せるものはあまりありません。「お金」はあまり残せません。

しかし、子どもたちには、「死が間近に迫っても毅然として生きる」姿勢を見せられるのではないかと考えましたね。

いずれ人間は必ず死に直面します。その最後がまだ自分の意識がしっかりあるうちに迎えられるのは悪くはないと、コロちゃんは考えたんですよね。

「力及ばずして倒れることを辞さないが、力尽くさずしてくじけることを拒否する」

上記の言葉は、1969年に多くの人々に影響を与えた言葉です。この当時、コロちゃんはまだ中学生でしたが、今でもこの時代に受けた影響を引きずっていますね。

まあコロちゃんの明日以降がどうなるのかは、「大腸内視鏡検査」の結果を待つしかないのですが、コロちゃんは、どんな結果が待っていても毅然として対応・・・できればいいなぁ。

この続きは、明日の投稿でお伝えします。また、この「コロちゃんの清貧ライフ」をお訪ね下さい。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

HansによるPixabayからの画像

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