【社会考】「働く女性」は未婚が4割

社会
70607.女性管理職

おはようございます。今朝のコロちゃんは、いつもの朝のルーティン作業(朝シャワー+ワンコ散歩+朝食+新聞バサバサ)を無事終えました。

そして、今朝投稿したブログ記事の確認(公正)をすると、さて明日は何をネタに投稿しようかな? と頭を「フル回転」させます。

コロちゃんの頭は、「フル回転」しても軋んだり・カラ廻りしたりですから、なかなか良いネタを思いつかないのです。

なんと言っても「こらいまれ」のコロちゃんの頭は「古(ふる)回転」ですから。
(*¯o¯*)\(゚□゚*)ゲッ,オヤジギャグ

ここ「笑う」とこですからね、皆さん一斉に引いたりしないでください・・・。

今日は「働く女性は4割が未婚」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「ある調査で驚いた、働く女性は未婚が多い」

☆「中高年女性会社員は約6割がシングル」

☆「男尊女卑の日本社会と、今は昔の事じゃないよ」

☆「コロちゃんの結婚生活と、人生シナリオ説」

1.「ある調査で驚いた」

コロちゃんは、いつも「なにか興味を引くことはないかなー?」と思いながら、「本」を読書をしたり、「ネット」をあちこちを探訪したりしているのですが、さっそく興味を引く調査を見つけました。

それを読んでいる内に、コロちゃんは「あれれ?」と首を傾げました。

この調査の内容は、コロちゃんが普段見ている「働く女性のデータ」と比べるとかなり違った結果が出ているのです。

それでは、その「インターネット調査」の結果と、現在コロちゃんや皆さんが普段見ている「女性データ」を比較してみることにしましょう。

2.「働く女性は未婚が多い」

そのコロちゃんが首を傾げて「あれれ?」と言った調査とは、「全国の45歳以上の中高年女性社員1300人を対象としたインターネット調査」の結果報告です。

その内容は、「中高年女性会社員(正社員)の配偶関係(1300人アンケート)」を調べていたのです。

わかり易いように、「配偶者あり」と「未婚」の二つにまとめます。下記に書き出しますね。

◎「中高年女性会社員の配偶関係」

①「45~49歳:配偶者あり44.0%:未婚41.8%」

②「50~54歳:配偶者あり38.0%:未婚46.4%」

③「55~59歳:配偶者あり42.9%:未婚39.3%」

➃「60歳以上:配偶者あり54.4%:未婚22.1%」

⑤「全体:配偶者あり42.2%:未婚41.6%」

はい、皆さん上記の数字を見て、何か違和感を感じますか?

普通はなかなか気が付かないですよね。

コロちゃんは、「未婚率」とか「子どもの数」などを普段からポチポチ探したり読んだりしているものですから、見ただけで「違和感」を感じました。

それは「あれれ? これは未婚が多すぎるんじゃないの?」という疑問です。

もう一度上記の「調査」から「未婚率」だけを下に抜き出してみますね。

◎「中高年女性会社員の配偶関係」

①「45~49歳:未婚41.8%」
②「50~54歳:未婚46.4%」
③「55~59歳:未婚39.3%」
➃「60歳以上:未婚22.1%」
⑤「全体  :未婚41.6%」

ねっ、この調査の未婚率は「➃60歳以上:未婚22.1%」以外は、全ての年代で4割前後となっています。

コロちゃんの知識では、こんなに女性の「未婚率」は高くなかったような・・・?
σ( ̄^ ̄)はて?

それでは、次に「内閣府」が調査し発表しているデータを見てみましょう。

3.「中高年女性会社員は未婚が4割」

コロちゃんは、このブログ原稿で「女性の婚姻率」や「未婚率」などを今までに何回も取り上げていますから、数字が頭に残っていたのです。

確認してみると、昨年2023年9月21日に『【経済考】貧しい「単身高齢者」が増える①』というテーマで、下記のデータを添付していました。

ここに「2020年の女性の婚姻率」が記載されていたのです。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 男女共同参画局 配偶関係別の人口構成比(2020年、女性)」より

https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/Marriage-Family/8th/pdf/1.pdf
出典:内閣府 男女共同参画局 結婚と家族をめぐる基礎データ より(2月8日利用)

上記のグラフは「内閣府男女共同参画局」が発表している、2020年の「配偶関係別の人口構成比」です。
(元データは総務省の国勢調査です)

年齢階級別になっていて、下記の様に色別となっています。

①「エンジ色:有配偶」
②「青色:未婚」
③「緑色:離別」
➃「灰色:死別」

そして、グラフの下に「年齢階級別の数字」が出ていますから、下記に「②未婚(青色グラフ)」のみを書き出しますね。

同時に前項で、コロちゃんが「あれれ? 未婚が多すぎるんじゃないの?」と感じた「中高年女性会社員(正社員)の配偶関係(1300人アンケート)」も並べて比較してみましょう。

◎「未婚:数値」

❶「内閣府:45歳:18.2%」
①「1300人アンケート:41.8%」

❷「内閣府:50歳:16.4%」
②「1300人アンケート:46.4%」

❸「内閣府:55歳:12.9%」
③「1300人アンケート:39.3%」

➍「内閣府:60歳:9.0%」
➃「1300人アンケート:22.1%」

ほらね、「女性の未婚」の数字が、「内閣府調査」と「中高年女性会社員(1300人アンケート)」では、2~3倍以上違っているでしょう?

これは「内閣府調査」が「全年齢の女性を対象」としているのに対して、「1300人アンケート」は「正社員で働いている女性」を対象にしたことの違いのようです。

これは、「中高年女性全般の未婚は2割以下」ですが、「会社員(正社員)に限ると4割が未婚」と言う事になります。

なお、この「1300人アンケート調査」を取り上げている論考の「中高年女性会社員は4割が未婚」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

中高年女性会社員は4割が未婚~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(1)
ニッセイ基礎研究所と一般社団法人定年後研究所の共同研究として、昨年10月、全国に住む45歳以上の中高年女性会社員約1,300人を対象に、インターネット調査「中高年女性の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般...

4.「男尊女卑の企業社会」

上記の「全国の女性」と「会社員(正社員)の女性」との「未婚率の差」は、日本の企業社会の中で、多くの女性が「結婚すると退職」に進まざるを得なかったことを表しています。

と言う事は、この「未婚率の差」は企業での「男女差別」の証明なのです。

「昭和の働き方モデル」では、男性が滅私奉公で長時間労働をいとわない働き方をし、それを「専業主婦」が支えることによって成り立っていました。

その制度の下では、女性は結婚後は会社を退職して家庭に入る以外に選択肢がなかったのです。

その後に子育てが終わっても、再び正社員に復帰する道は閉ざされていました。

その結果がこの調査での「中高年女性会社員は4割が未婚だ」となっているのだと思われます。

コロちゃんは、女性の中には自らのキャリアの為に「未婚」という道を選んだ方もいたかとは思います。

しかし、結婚・出産と同時に「正社員」としてまだまだ働きた続けたいと望んだ女性たちも多くいたのではないかと思うのです。

それを断念せざるを得なかったのは「男尊女卑」の「日本社会」だと思うと、怒りさえ覚えますね。

5.「今は昔の事ではないよ」

「女性蔑視」なんて、昔の話だよと言う方も中にはいらっしゃるかと思います。しかし、決してそうではないことが、つい先日にも表面化しています。

自民党の麻生太郎副総裁は、先日の1月28日に講演で上川陽子外務大臣を「そんなに美しい方とは言わない」と述べています。

その後に「表現に不適切な点があったことは否めず、指摘を真摯に受け止め、発言を撤回したい」とするコメントを発表していますが、撤回すれば良いと言うものでもないでしょう。

何よりも、この発言が「大衆ウケ」になると言う感覚こそが、女性差別が今も社会の底流で存在していることを証明しています。

この麻生発言は、現在の日本社会に底流で流れている「オールド・ボーイズクラブ」の本音だと言うのがダダ漏れしていますね。

6.「コロちゃんの結婚生活」

コロちゃんは、1970年代初頭の20歳の頃に妻と一緒になりました。

その時代を今から振り返ると、「生涯未婚率:男性1.7%。女性3.3%(1970年)」という「皆婚社会」でした。

現在の「生涯未婚率:男性28.25%、女性17.85%(2023年)」とは雲泥の差の社会です。

この当時では、それまで独身の男女が別々に借りていたアパートの出費が、1軒で済むようになるのですから、「結婚」とは生活が楽になることを意味していました。

ですから「結婚」には生活レベルが上昇する効果もあったのです。

コロちゃんの場合は、コロちゃんも妻もそれぞれのアパートは「6畳一間:風呂なし:トイレ共同」でしたが、結婚後は「10畳∔板の間:台所トイレ共同:風呂なし」に変わりました。

あれ? あんまり「生活レベル」が上昇してないような? 
(•﹏• ; ก)アレレッ?

だけど「愛」があったから「生活レベル」が爆上げだった・・・かな?
(*ノ>ᴗ<)テヘッ💓

1970年代の東京では、「風呂なし:トイレ共同」のアパートは当たり前の時代でしたね。

いつも近くの「銭湯」に二人で通って、どちらか先に出た方が外で待っている「神田川」の世界でした。なつかしいなー。

「♬あなたはもう忘れたかしら、赤い手ぬぐいマフラーにして、二人で行った横町の風呂屋、一緒に出ようねって言ったのに、いつも私が待たされた♬」

(1973年:神田川:歌:南こうせつとかぐや姫:作詞作曲:喜多条忠、南こうせつ)

言っておきますが、この歌の中では待たされたのは女性になっていますが、現実の世界で待たされたのは妻じゃなくてコロちゃんでしたからね。

大体「長風呂」は女性だと決まっているのです、その点はこの歌詞と違っていましたよ。

(これも男女差別になっちゃうかな? ゴメンナサイね)

あの頃は2人とも若かったなー。
(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)ぅʓぅʓ

7.「コロちゃんの人生シナリオ説」

これはコロちゃんの考え方なのですが、人生とは数多いシナリオを自分で描く作業の積み重ねでできていると思うのです。

ですから、「豊かな生き方」とは、出来るだけ多くの興味深いジャンルの体験ができることだと思うのです。

だから、「新しいシナリオ」を書くためにアンテナを高く上げて意欲的に生きるのが、コロちゃんは好きですよ。

そして「面白そうなシナリオの世界」を見つけたら、わき目もふらずに思いっきり突っ込むのです。コロちゃんはそうやって「こらいまれ」まで生きてきましたよ。

現実には、生きていく上では多くの制約がありますから、それほど「多くの種類のシナリオ」は描けませんから悩みもまた大きいですね。

そこで「悩むのも」また人生ですよ。

そのような視点で見ていくと、「結婚」は「人生の重要かつ興味深いシナリオの一つ」です。

コロちゃんは、3年前に妻を亡くして、結婚50年間を目前にして「結婚生活のシナリオ」は閉じてしまいましたが、その「後日談のシナリオ」を現在執筆中です。

そのような重要な人生のシナリオである「結婚」を、本人の意思でしないのならばともかく、「社会的制約」で「結婚出来ない」などと言う事は、コロちゃんにはとても許せませんよ。

今日は「働く女性の4割が未婚」という調査データを見てつらつら考えてみました。

これからの日本では「働き方改革」をどんどん進めて、働きながら「結婚・出産・子育て」が出来る社会を実現してもらいたいと、コロちゃんは思いますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Manfred RichterによるPixabayからの画像
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