【闘病考】えっ「重度歯周炎」なの!

闘病

コロちゃんは、今日は「歯医者さん」の定期点検…じゃなかった、「定期検査」に来ています。

近くのスーパーのお隣りにある「歯科医院」に、3か月に一回のペースで「定期検査」に通っているんです。

コロちゃんは、歯の定期検査はきちんと行っていますよ。歯が痛いのイヤですからね。

だけど、もう何年も歯が痛いことはなかったので、まったりした緊張感のない雰囲気で「センセー」に見てもらいました。

1.なんと「重度歯周炎」だって

そうしましたら、センセーのお話がありました。

「重度歯周炎」です。歯茎を切開する治療すると、抜歯は1週間後になります。

本気で、歯磨きはできますか?

「歯茎と歯の間に隙間ができてしまっています。3㍉までならいいのですが、それを超えてくると麻酔を打って歯茎を切開する手術になります」

「1ヶ所、隙間が10㍉のところもありますので、ここはあごの骨まで処置するようになるかも・・・」

えっ!・・・絶句

全く予想もしない診断だったので、びっくりして言葉が出ませんでした。前回の昨年11月の「定期健診」では、なんでもなかったのに・・・・

コロちゃんは、毎日朝・昼・夕の食事後には、必ず歯を磨いていますし、それも歯ブラシ・歯間ブラシ・フロスと3種類の歯磨き用具を使っているんですよね。

これは、よっぽど歯茎が弱いのか、それとも、歯磨きの方法がヘタだったのか。

そういえば、若い時からリンゴをかじると血がでていたなー。

などと、歯医者のセンセーの前で、現実逃避してました。

フリーズです。

しかし、そのままではどうにもできませんので、再起動です。

と、と、とりあえず、持ち帰りまして・・。

ど、ど、どうするか考えます

あんまり、再起動できてません。だって、いきなりなんですもん。頭の中は真っ白です。

2.帰ってから調査です

歯の病気や障害について、コロちゃんが知っているはずがありません。コロちゃんは、自慢ではないですが「無知蒙昧」なんです。
(自分で言うなよ)

しかし、今ではいろいろ教えてくれる力づよい先生がいます。

○○エモンの「○×うらない」。これは、どんな質問にも答えを○か×かではっきりと出してくれるひみつ道具です。

残念ながら、コロちゃんは、これを持っていませんので、アイパッドでポチポチ調べます。

①「重度歯周病」とは

上記のように、コロちゃんは、歯科医のセンセーからいきなり「重度歯周病です」と脅されました。

センセーが「脅すなどと、人聞きが悪い」と怒るかもしれませんが、コロちゃん、ホントにビビったんですからね。
((((;゚Д゚))))ガクガク

これから以下は、コロちゃんの調査の結果です。

「歯周ポケット」の深さが6㍉以上になると「重度歯周病」または、「歯槽膿漏」と呼ばれる状態だそうです。

こうなると歯を支える顎の骨が大幅に溶かされ、歯が抜けてしまうリスクが高まってきます。

早急に治療が必要だということですね。

なお、歯周病には痛みはないそうです。しかし、歯肉が腫れるなどの症状が出てきます。そして歯肉に炎症が起きて顎の骨が溶かされるというように、今後進行するとのことでした。

②「歯周ポケット」とは

上記で「歯周ポケット」という言葉が出てきました。なんか聞いたことある言葉のようですが、はっきりした定義までは知りませんでした。

「歯周ポケット」とは歯と歯ぐきの間の「ミゾ」のことで、健康な歯ぐきでは、この溝の深さは3㍉以内だそうです。

この「ミゾ」にプラーク(歯垢)がたまり、プラークの細菌により歯肉が炎症を起こし腫れていき、さらに「ミゾ」が深くなる。

これを「歯周ポケット」と言うそうです。

③「歯周病」区分

「歯周病」は、だいたい以下のように区分されるようです。

ネットのポチポチ調査は、玉石混交でいろいろありますから、「区分」の一つとお考え下さい。

「初期歯周病」
歯周ポケット「3~4㍉」 歯肉に変色や腫れ。3㍉以内なら健康と書いてあるサイトもありました。

「中等度歯周病」
歯周ポケット「5㍉」 出血、歯のぐらつき。

「重度歯周病」
歯周ポケット「6㍉以上」。歯が抜けるかぐらつき。

痛みがないうちに進行するのが「歯周病」の特徴で、最終的には歯を失ってしまう病気だそうです。

これは、怖いですね。

コロちゃんは、どうせもうそんなに先が長くないから、まあほっといてもいいかと誤った考えを持っていました。

身体が不自由になってからでは、歯医者さんにもなかなか行けなくなりますから、これ以上歯と歯茎が悪化しないように、治療しないといけませんね。

④区分ごとの治療法

「初期歯周病」は、歯肉炎より進行しており、歯と歯ぐきの間に隙間ができています。

この「歯周ポケット」は歯周病のすみかになってしまうので、プラークや歯石を取り除き、セルフケアをきちんと行えば、引き締まった歯ぐきを取り戻すことができます。

「中程度歯周病」で、4ミリ以上「歯周ポケット」が残ってしまった場合には、歯ぐきを切開して歯ぐきの中に入ってしまった歯石をとる歯周外科治療(フラップ手術)を行います。

「重度歯周病」では、歯周外科治療(フラップ手術)、歯周組織再生療法、歯内療法、歯周補綴(ほてつ)などの治療を検討します。この内容は下記に記載します。

3.コロちゃんの歯の治療法はどれだろう?

コロちゃんの歯の、「重度歯周病」の歯の数は、そんなに多くなかったと思います。

何しろ気が動転して、詳細な記録のコピーをもらうのを忘れていました。

ただ、1本は歯周ポケットが10㍉以上で、あごの骨まで処置する手術になると言ってましたから、よけいビビりました。

コロちゃんは「痛み」には、とっても弱いんです。

もし、捕虜になってゴーモンされたら、なんでもしゃべっちゃいます。
(>_<)いたたた..

上記で取り上げた「重度歯周病」の治療法を下記に詳述します。一生懸命調べました。

①歯周外科治療(フラップ手術)

歯茎をメスで切開し、歯根に付着した歯石や汚染物質を取り除きます。

②歯周組織再生療法

歯茎や顎の骨を再生する治療法です。骨が欠損している部分に自家骨や人工骨、骨補填材などを用いて、歯周組織の再生をめざします。

③歯周補綴(ほてつ)治療法

失われた歯の機能を被せ物やブリッジなどで補う治療法です。グラグラする歯を被せ物によって連結して安定させます。

このように調べてみると、コロちゃんの治療は、数か所の「①フラップ手術」でしょうか。

歯周ポケットが10㍉あるという1ヶ所は、どーするのかなぁ。あごの骨までの処置は嫌だなー。

センセーに次に会ったときに、詳しく治療法を聞いて、しっかり治療しようと思います。

4.いきなり進行したのかなぁ

コロちゃんは、歯医者さんに行っていなかったわけではないんですよ。三か月ごとの「定期検査」は欠かしませんでした。

前回は昨年11月末に、この歯医者さんの「定期検査」に行っています。だけど、急に歯周病が進行したんでしょうか。

どうやら、コロちゃんは、歯磨きはきちんと食後に行っていたのですが、歯磨きの方法が悪くて、プラークが残ってしまっていたようです。

その点を、今日歯医者さんに指摘されました。

ほら、こんなに歯垢がのこってますよ、ご覧になってください

あー・・・えー・・・うー・・・

この「歯科医院」では、プロフェッショナルケアの処置は、若い女性の歯科医先生で、詳しい説明は、院長センセーがしていました。

若い女性の歯科医先生から、こういわれると、コロちゃん恥ずかしいー。
(〃゚д゚〃)

コロちゃんは、朝食後に歯磨きをして、この「歯科医院」に行く直前にも歯磨きをしていったんですよ。どんだけ、雑だったのー。
( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!

5.みんなの歯周病はどのくらいかな

このように「歯周病」について調べて、自分が治療を受けなくちゃならなくなると、世の中に「お仲間」がどのくらいいらっしゃるか気になりますよね。

たくさんいらっしゃれば、コロちゃんもちょっと慰められます。「自分だけでないから、がんばらなくちゃ」と。

下記の表をご覧ください。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-004.html
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット 歯周疾患の有病状況より(3月11日利用)

「15~24歳」の若い方は少ないですね。それでも20%弱いらっしゃいます。青のラインです。

あとは、ほとんど年齢が上がるほど、「歯周ポケット」保有者が増えてきています。

コロちゃんの年齢幅は「65~74歳」ですから、なんと全体のトップで60%弱もいらっしゃいます。黄土色のラインですね。

コロちゃん年代では、6割が「お仲間」ですね。

結構多いですね。
さみしくはないですね。

隣で肩をたたいて「一緒にがんばろー」とはなりませんが、コロちゃんが痛い思いを耐える力になりますかねー?
(。・_・?)ハテ?

6.早めに治療しましょう

このようなわけで、「重度歯周炎」の治療を開始することとなりました。

この「歯周炎」は初期には痛みがありません。

そして痛みや自覚症状が出てきた時には、相当進行していて、治療するには手術が必要になってきたり、患部が歯や歯茎だけではなく、あごの骨の治療まで必要になることがわかりました。

コロちゃんは、「がんサバイバー」ですから、そのような病気があることを身をもって知っています。早期発見すれば、治りますし、治療内容も軽く済むんです。

がんも、痛みも変調も全くないうちに進行していき、自覚症状が出た時には、もうだいぶ進行している病気なんですよ。

今回調べてみましたら、この「歯周病」も同じです。

早期は自覚症状がないんです。そして、痛み出した時には、元には戻れないんです。

早期に見つけて、早期に治療すれば、軽い疾患で済みます。

上記で、コロちゃん年代だけではなく、全年代に多くの「歯周病」患者の方がいらっしゃることを知りました。

多くの皆様が、このブログを読んでコロちゃんの体験から「歯周病」のことを知っていただいて、すこしでもお役に立てれば幸いです。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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