おはようございます。今朝も朝から暑い空気がどんよりと漂っていました。日中は暑くるしい時間が流れることになりそうです。
コロちゃんの住む地域は、関東でも特に高い「最高気温」を記録することが多い地域のお隣にあります。
地名ではお隣でも、暑い空気は周り全体をおおっているわけですから、暑さはほとんど変わりません。「高齢者」の方は特に「熱中症」に気をつけましょうね。
コロちゃんも救急車のお世話にならないように、麦茶をガブガブ飲むようにします。
「暑中お見舞い申し上げます」byコロちゃん。
今日は、暑苦しいテーマである「ガソリン・ガス・電気料金」値上げの秋をポチポチします。
1.「ガソリン価格」が秋から上がる?
それでは、「ガソリン補助金」の内容を見てみましょう。
「ガソリン補助金」は、全国平均ガソリン価格が一定価格以上になった場合に、燃料油元売りに支給される補助金のことです。
補助額は一週間ごとに変動します。
「ガソリン補助金」は、翌週のガソリン予想価格と基準価格の差額分を補助する仕組みとなっています。
制度開始時の補助上限額は5円/Lでしたが、2022年4月末には上限額が35円/Lに引き上げられ、上限額の超過分も50%補助されるようになりました。
そして2023年1月からは、「補助金の上限額」が徐々に引き下げられています。1月は33円、2月は31円、3月は29円、4月は27円、そして5月は25円と引き下げられています。
その「補助金」は、2023年6月からは2週間ごとに引き下げられていますが、10月1日からは「補助金」を完全になくす方針と報じられています。
「補助金」が無くなれば、当然ガソリン代は上昇します。
報道では、「資源エネルギー庁」によると8月7日時点のガソリン価格は、補助金がなければ186.3円/Lになるとしています。
8月3日から1週間の補助金は、9.1円/Lとなるそうですが、政府の補助金は2週間ごとに補助率が10%ずつ縮減となるそうです。
コロちゃんは、あんまり車に乗らないのですが、それでも4ヶ月ぐらいおきに25㍑ぐらいは給油します。
そうすると、コロちゃんの車のガソリン代は、補助金があれば(186.3円/L-9.1円/L)×25㍑=4430円で、補助金が無くなると186.3円/L×25㍑==4658円になりますね。
比較すると、補助金が無くなれば、コロちゃんは一回の給油で¥228円ほど支払いが増えます。
あんまり車に乗らないコロちゃんですから、このぐらいの負担増で済みますが、生活上、毎日長距離を乗らざるを得ない方でしたら、痛みは大きいと思いますね。
2.「電気・ガス代」が秋から上がる?
「電気代の高騰」については、このブログでも以前に取り上げています。
一つは、昨年2022年12月25日付けのブログ記事で、12月分の電気料金が¥18987円(前年同月比¥4300円プラス)に上がったという内容を記載しています。
この記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
もう一つのブログ記事は、2023年1月24日付けのブログ記事で、1月分の電気料金が¥28535円(前年同月比¥9359円プラス)に爆上げしたという内容を記載しています。
その記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
この記事で取り上げました「電気・ガス料金」が、「補助金の終了」に伴って、2023年10月1日より上がるかもしれないと取りざたされています。
①現在の補助金の概要
現在行なわれている「電気料金」の「補助金制度」が適用される期間は、2023年1月使用分(2月請求分)から2023年9月使用分(10月請求分)までとなっています。
その値引き額は、2023年1~8月使用分(2~9月請求分)は、7.0円/kWhで、2023年9月使用分(10月請求分は、3.5円/kWhとなっています。
「電気・ガス料金」の計算は、電力会社や契約プランにより各家庭で異なります。
しかし、「標準世帯」(30Aの契約で、月間400kWhの家庭)での電気料金ですと、月2800円、ガスは料金は月900円の割引となっているようです。
ちなみにコロちゃんは、一人暮らしのおじいちゃんですが、〇〇電気との契約内容は「50A、月間309kWh(7月請求分)」でした。
契約が「50A」ですと、もっと下げればいいのにと思いになられる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、コロちゃんちは、以前妻が元気な頃に台所のリフォームをして、台所をIHキッチンにしましたので、どうしても契約㌂が高くなってしまうのです。
②じゃあ、どのくらい電気代が上がるの?
上記の電気料金の補助金は、現在のところ2023年9月使用分(10月請求分)までは、続けられますが、その後のことについては、まだ言及がありません。
政府としては、やめれば反発が大きいでしょうし、続ければ予算措置でもめるでしょうし、うかつに発言できないということではないでしょうか。
ただ、もし「補助金」が無くなれば、「標準世帯」(30Aの契約で、月間400kWhの家庭)の電気代ですと、月2800円、ガス代は月900円は増額となると思いますね。
毎月の電気代が¥3000円近く上がるのは、とても大きな出費ですね。
3.「ガソリン補助金」と「電気・ガス補助金」の評価
報道によりますと、「ガソリン補助金」は予算総額が約6.2兆円で、「電気・ガス補助金」は、約3.1兆円にのぼると報じられています。
令和5年の政府予算114兆円のうち、国債費は24兆円を占めています。
上記の「ガソリン補助金」と「電気・ガス料金補助金」も、この借金である「国債費」がなければ配ることもできません。
「ガソリン補助金」と「電気・ガス補助金」」について、多くの報道を見ても余り評価する声は聞こえてきません。
当初『「臨時」であったはずの「ガソリン補助金」は延長を繰り返している』とか、『財源を考えると次世代へのツケは増えるばかり』とか、良くない評価がほとんどとなっています。
4.「国債(借金)」で「バラマキ」はダメよ
コロちゃんは、電気代高騰で困っていた庶民ですから、「補助金」自体には反対しませんが、やはり「バラマキ」がいけなかったと思います。
「ガソリン補助金」は「ベンツ」に乗っている富裕層にも、くまなく支給されています。それは明らかに無駄遣いでしょう。
「電気・ガス代補助金」は、「タワーマンションの高層階」に住んでいる富裕層にも、くまなく支給されています。これも明らかに無駄遣いでしょう。
しかも、その財源は、未来の子どもたちが返済するようになるのでしょう。なにしろ「国債(借金)」が財源なのですから。
今回の原油高騰の国際商品市況の爆上げは、ガソリン高騰をもたらすなど、困窮者には大きな影響をもたらしました。
しかし今回の「ガソリン補助金」が開始されたのは、2022年1月からです。
既に1年半以上の期間、「緊急対策」を当初と同じやり方で続けているのです。
最初に「緊急対策」で、全員にバラ撒くことまは、良くはないでしょうが仕方がないと認められることもあるでしょう。
しかし、時間の経過で対策を「困窮者」に絞ることはできたはずです。
「ガソリン補助金」にしても「電気・ガス補助金」にしても、コロちゃんには、富裕層にバラ撒きつづける理由を見つけることはできません。
ましてや、その財源の「請求書」を、子世代・孫世代につけ回す正当な理由を見つけることは、更にありませんね。
コロちゃんは、大声で「孫の財布に請求書を送り込むのはやめようね」と言いたいです。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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