おはようございます。先日に「石破総理」は「高額療養費制度の負担限度額の引き上げを見送る」と報じられています。
この「高額療養費制度」については、コロちゃんも少し前にこのブログで取り上げていますから、ここでは内容については深入りしませんが、ちょっと感じた事を書きますね。
コロちゃんは、今回の「石破総理」の迷走を見ていて、「総理の国会発言がすぐに白紙撤回された例はあまり記憶にない」と感じたのですよ。
「石破総理」は、先月の2月28日に「野田民主党代表との国会答弁」で、「三段階(3年)」の引き上げの実施案について、以下の様に発言なさっていました。
「今年8月からは予定通り実施し、その後のことは秋までに決める」by石破総理
それが3月7日には「実施を見送る」ですから、1週間で言葉を翻したことになりますね。コロちゃんは、これを聞いて「言葉が軽い総理だな」と思いましたよ。
コロちゃんは、「総理大臣」には「改革型の人」と「調整型の人」がいると思っていましたが、どうやら「石破総理」は後者の「調整型」だったようです。
コロちゃんは、「高額療養費制度の限度額引き上げ」には反対でしたから、「止めたこと」自体は良いと思うのですよ。
ただ、これからどんどん「物価」が上がりみんなの不満が高まる中で、これから先を「指導力」が発揮できない「総理大臣」で大丈夫かなと、コロちゃんはちょっと不安を感じましたよ。
今回のことで「石破総理」は、「政治的資産(アセット)」を大きく減らしましたね。見通しが甘かったと言われても仕方がないと、コロちゃんは思いましたよ。
そんなコロちゃんが「寒さで死亡が年間1000人超だよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「コロちゃんは寒いのはキライですと、熱中症の死者数より凍死者の方が多い年があるよ」
☆「凍死者は自宅で死んでいるよと、古い住宅は寒いんだよね」
☆「病気も長生きも断熱次第だよと、コロちゃんの暖房生活」
☆「コロちゃんと冬の寒さ」
1.「コロちゃんは寒いのはキライです」
ようやく3月が来て少し暖かい日も増えてきましたが、つい先日も「雪」が降ったりしたり、朝晩はまだ寒いですね。
コロちゃんは、毎朝ワンコの散歩を終えた後に、朝食を食べてからコーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読むのを習慣としています。
まだ寒い「早朝の散歩」を終えた後の「食事とコーヒー」は、コロちゃんにとっては「憩いのひととき」なんですよ。
今日は「新聞記事」のなかから「寒さで死亡、年1000人以上」との見出しの記事を取り上げてみますね。
この記事は「冬の寒さが健康と命を脅かしている」と書いています。なんと「低温による死亡者は毎年1000人を超え、熱中症の死者より多い年もある」というのです。
しかも、その「低温による死者」は「寒い家に住む貧しい高齢者が多い」となると、これはコロちゃんが興味を持つ話題ですよ。
だって、コロちゃんも「寒い家に住む貧しい高齢者」の一人ですからね。
そこで、ちょっとこの「寒さで死亡、年1000人」について調べてみることにしましたよ。
なお、この新聞の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「熱中症の死者数より凍死者の方が多い年があるよ」
この「寒さで死亡」は、「自然の過度の低温への暴露」に分類されているそうです。「熱中症の死亡者」は、逆の「自然の過度の高温への暴露」になるようですよ。
コロちゃんは、政府の統計資料の「e‐Sat 政府統計の総合窓口:統計で見る日本」を探し出しましたよ。比較するために、「熱中症死者数」も書いておきますね。下記でしたよ。
◎「X31:自然の過度の低温への暴露(凍死者数)」と「X30自然の過度の高温への暴露(熱中症死者数)」
➀「2018年」
・「凍死者数 :1278人」
・「熱中症死者数:1581人」差303人
➁「2019年」
・「凍死者数 :1086人」
・「熱中症死者数:1224人」差138人
③「2020年:
・「凍死者数 :1054人」
・「熱中症死者数:1528人」差474人
④「2021年」
・「凍死者数 :1245人」
・「熱中症死者数: 755人」差ー490人
⑤「2022年」
・「凍死者数 :1450人」
・「熱中症死者数:1477人」差22人
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411674
(出典:e‐Sat 政府統計の総合窓口:統計で見る日本:人口動態調査:不慮の事故による死因別にみた年次別死亡数より:3月9日利用)
うーむ、上記を見ると確かに「④2021年」は「熱中症死者数」より「 凍死者数」の方が490人も多いですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
しかも「凍死者数」は、毎年1000人以上と横ばいで続いています。
報道では「14年以降の10年間で比較すると、熱中症死者数は1万971人、低温死者数は1万2124人と低温による死者数の方が多い」と報じています。
コロちゃんは、これを見て「熱中症」についてはマスコミで騒がれるけど、「凍死者」については全然知られてないと思いましたよ。

3.「凍死者は自宅で死んでいるよ」
冒頭の新聞記事では、「低温による死亡の4割は家で発生している」と紹介しています。その内容を読むと、以下でしたね。
◎「低温による死亡の4割は家で発生(2019~23年)」(小数点以下切り捨て)
➀「家・居住施設:2591人」(41%)
➁「道路 :242人」(3%)
③「農場 :150人」(2%)
④「その他 :1577人」(25%)
⑤「不明 :1629人」(26%)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD1418H0U5A110C2000000/
(出典:日経新聞:寒さで死亡、年1000人超/高齢者・低所得層リスク高くより:3月9日利用)
あらら、コロちゃんは「凍死」って「冬山の話」かと思っていましたけれど間違っていましたよ。
( ¯ O¯)アララ!
「➀家・居住施設:2591人(41%)」って、「貧しい高齢者」が家の中で「暖房」が出来ないで「凍死」したという「悲惨事故」でしょう。
これはコロちゃんには「身につまされる事実」ですよね。ため息が出ますよ
。ε=(・д・`*)ハァ…

4.「古い住宅は寒いんだよね」
家の中で「凍死する」なんてひどい話ですよね。だけど「日本の住宅」は寒いんですよ。
コロちゃんちなんて、すでに築30年以上経っていますから古いんですよ。そりゃ「隙間風」ぐらいはありますよ。
報道では、この「自宅内の凍死者」について「背景に断熱や暖房を軽視する住宅事情がある」と報じています。
だけど、誰も好きで「暖房を軽視」しているわけじゃないですよね。お金がないから軽視せざるを得ないのが現実でしょう。
コロちゃんは初めて知りましたが「WHO(世界保健機構)」には「室内気温18℃の基準」があるそうですよ。
そこでコロちゃんは、「日本の室内気温」をどっかで調べていないかとポチポチ探して見ましたら、ありましたよ。
(`゚з´)σミ-ッヶタ☆
これは「日本サステナブル建築協会のデータ」ですね。下記に「都道府県の居間の平均気温」の一部を書き出しますね。
繰り返しますが、「WHO(世界保健機構)の室内気温基準は18℃」です。これを頭に置いて下記をご覧ください。
◎「都道府県別:居間の平均気温ベスト3位とワースト3位」(小数点以下切り捨て)
〇「ベスト3位」
➀「北海道:19℃」
➁「新潟 :18℃」
③「神奈川:18℃」
●「ワースト3位」
➀「香川県:13℃」
➁「福島県:14℃」
③「大分県:14℃」
https://jsbc.or.jp/document/files/220218_event_doc.pdf
(出典:日本サステナブル建築協会:住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査より:3月9日利用)
うーむ、「居間の平均気温」の「全国ベスト1」が、日本で一番寒い「北海道」なんだよね。これって「寒いから初めから暖かい家」を建てているってことかな?
( ̄へ ̄|||) ウーム
いーなー。
(*´罒`*)いー(*´□`*)なー
そして「➁新潟:18℃」と「③神奈川:18℃」が同温2位だけど、「②新潟は雪対策」とわかりますけれど、「③神奈川」はどうしてでしょうね。
σ( ̄^ ̄)はて?
「富裕層が多い」とか? うーん分からんなー?
┓(´д`;)┏ ワカンナイ
「ワースト」は、西の「➀香川県:13℃」です、これは寒いですよ。
(((﹡•﹏•﹡)))ガクガクブルブル
そして「➁福島県:14℃」も寒いですよ。この県はコロちゃんの生まれ故郷ですから、「寒いこと」は良ーく知っていますよ。
だって子どもの頃の記憶に、「家の中の台所の流しで分厚い氷が張っていた」のを憶えていますからね。
だけど、古い「日本家屋」はあまり「断熱」が出来なかったのでしょう。こんなに「家の中が暖かくなった」のは、まだ最近のことですよ。
下記に「住宅の断熱基準の改正」を書いておきますね。
◎「日本の住宅の断熱基準の改正」
➀「1980年:熱損失係数の基準値が改正」
➁「1992年:新省エネ基準が制定」
③「1999年:次世代省エネ基準が制定」
④「2022年:建築物省エネ法が改正」
上記のように「日本の住宅」の「断熱」が進んだのは、1980年以降少しづつなのですよ。後年になるほど「暖かく」なってきていると、コロちゃんは思いましたよ。
コロちゃんちは、上記の「①と②」の間の時期の購入ですね。まだまだ「断熱基準」が緩い時代だったのでしょう。
コロちゃんは、現在周囲で建築されている「新築住宅」を、「寒くなくていーなー!」と指をくわえてみているだけですよ。
(*´罒`*)いー(*´□`*)なー

5.「病気も長生きも断熱次第だよ」
上記で「WHO(世界保健機構)の室内気温基準は18℃」と書きましたが、これは単に「あったかい家の方が良いよね」という単純なことではありません。
コロちゃんは「住環境充実に関する科学的根拠」の発表を見つけましたよ。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「国土交通省 寒冷な住まいの10年後と寒冷な住まいの4年後」より
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001323205.pdf
出典:国土交通省:住宅の温熱環境と健康の関連より:3月9日利用
上記のグラフは、「国土交通省」が発表した「寒冷な住まいの10年後の発病率と、5年後の死亡率」です。下に書き出しますね。
◎「寒冷な住まいの10年後の高血圧の発病率」
➀「18℃以上:1.0」
➁「18℃未満:6.7」
◎「寒冷な住まいの5年後の循環器疾患の死亡率」
➀「9℃以上:1.0」
➁「9℃未満:4.3」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001323205.pdf
(出典:国土交通省:住宅の温熱環境と健康の関連より:3月9日利用)
うーん、あったかい方が「高血圧の発病率」は1/6で、「循環器疾患の死亡率」は1/4に減るんだよね。だけど「循環器疾患」って何かなー?
( ̄へ ̄|||) ウーン
・・・、ふむふむ「循環器疾患」って「脳卒中や心臓疾患」のことのようですよ。そりゃ「寒い」のは身体に悪いわ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
だけどねー、誰だって「暖かい家」の方が良いに決まってますよ。だけど「高齢」になってから「新築住宅」を購入できる方って、ごく一握りの「富裕層」ですよ。
大部分の「高齢者」の方たちは、コロちゃんと同じで「古い家」で「高い暖房費」にビクビクしながら生活していると思いますよ。

6.「コロちゃんの暖房生活」
さて、今日は「暖かい暮らし」が「病気予防」や「長生き」にもつながる事を知ったコロちゃんですが、ここでちょっと「コロちゃんの暖房生活」をお話しましょう。
コロちゃんは、現在一日中「居間」で暮らしていますね。
食事をするにも、ブログを書くにも、寝るのも、おやつを食べるのも、本を読むのも、全て「居間」です。
だから本来ならば、コロちゃんの居間の生活は「1DK」あれば十分なのですが、かつては「4人家族」がワサワサ住んでいた家をいまさら建て替えることも出来ません。
この部屋(居間)の暖房は「エアコン+ファンヒーター」で温めています。温度設定は「23℃」にしています。
「WHOの室内気温基準は18℃」から比べれば、相当高いように見えますが、それでもなかなか「温まらない」のがコロちゃんちなのですよ。
コロちゃんちの居間は、古いですからそれだけ寒いのですよ。高齢者のコロちゃんはこの部屋で「18℃設定」では寒くて震えてしまいますね。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それにコロちゃんは「腰痛」で「こたつに座ること」が痛くてできないのです。常に「イスとテーブル」に着座しています。だから、いつも足が寒いのですよ。
そして問題の「暖房費」です。ホントに困りものですよ、これは。
(o_o ;)コマッタ
以下ですよ。
◎「コロちゃんちの暖房費」
➀「12月」
・「電気料金:1万2000円」+「灯油代:8000円」=2万円
➁「1月」
・「電気料金:1万7000円」+「灯油代:7000円」=2.4万円
③「2月」
・「電気料金:1万6000円」+「灯油代:7000円」=2.3万円
おー、さっき計算して、初めてまとめた「光熱費」の金額を知りましたよ。
( ̄o ̄)oオー
コロちゃんは「家計簿」は付けていますけれど、中身をいちいちチェックしていませんでしたからね。
この「暖房費」が月2万円を超えるというのは、「単身高齢者の家計」には響きますね。
思わずケチりたくなりますが、「寒いのが身体に悪い」のは上記で見てきたとおりですから、そうもいきません。
まったく「高騰する光熱費」には頭が痛いコロちゃんですよ。「石破総理」、何とかしてくださいよ。
✽*(ㅅ•᎑•)オネガイシャス
この「高騰する光熱費」と、冒頭で取り上げた「寒さで死亡、年1000人以上」は密接に関連していると思いますよ。
もう一度「2020年」以降の「凍死者の数」を見てみましょう。
◎「X31:自然の過度の低温への暴露(凍死者数)」
➀「2020年:1054人」
➁「2021年:1245人」(9月より物価上昇)
③「2022年:1450人」
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411674
(出典:e‐Sat 政府統計の総合窓口:統計で見る日本:人口動態調査:不慮の事故による死因別にみた年次別死亡数より:3月9日利用)
上記の➀~③を見ると、年々「凍死者数」が増えてきています。
今も続いている「物価の上昇」が始まったのが「2021年の9月」からですから、それ以降の「凍死者数」は増え続けています。
その内の、少なくとも半数は「自宅で亡くなる高齢者」ではないかと思われますね。
コロちゃんは、人生の終盤になってから「寒さで亡くなる高齢者」が1人も出ない事を訴えますよ。寒さをガマンすること程、「高齢者」にとってつらいことはありませんよ。

7.「コロちゃんと冬の寒さ」
コロちゃんは、1960年代の少年時代は、生まれ故郷の福島県で育ちました。この東北地方の福島県の冬は寒いのですよ。
上記でも少し触れましたが、家の中でも「氷点下」になるのです。縁側のガラス戸から外を眺めると「長いつらら」が屋根から垂れ下がっていました。
それも1本1本が「1㍍」はあるような「太く長いつらら」です。少年コロちゃんは、よく手を伸ばして割って遊んだりしていましたよ。
そうそう「小学校」からのかえり道では、よく同級生と「つらら」で「チャンバラ」をして遊んでいましたよ。今いきなり思い出しましたよ。
それに「洗濯物」がみんな凍っていて、「ももひき」などの足の部分は板のように凍っていましたね。
これがいつ頃の記憶なのか、ハッキリしませんが、まだ「洗濯機」が家に入って来る前だったのかも知れませんね。
当時のコロちゃんちに「洗濯機」が入ったのは、コロちゃんが小学生の時だったですよ。だから1960年代ですね。
あんな「寒さが厳しい環境」で、当時はみんなが「たらいと手で洗濯をしていた」と思うと、今では驚くばかりですよ。
そんな寒い環境で子ども時代をおくったコロちゃんですが、今ではスッカリ「寒がり」になってしまいました。
もう3月に入っていますから、「寒さに耐えるのもあと少し」と思いながら生活していこうと思っていますよ。
今日は「寒さで死亡する高齢者・低所得者層がいるよ」を、新聞記事から抜き出して調査・考察してみましたよ。
「寒さで辛い思いをする高齢者」が。1人でも出ないことを祈りながら書いてみましたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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