【闘病考】ペインクリニックに行ってきました②

闘病

先週に初めてペインクリニックを訪ねたコロちゃんでしたが、今日2回目の治療に行ってきました。

コロちゃんの60年以上の人生の中で、ペインクリニックという今まで行ったことのない病院での治療です。

コロちゃんは、長く苦しめられた「腰痛」が治るかもしれないという期待を持ちましたので、今回の様子もポチポチとお伝えします。

1.コロちゃんの腰痛は、妻の介護から

コロちゃんの腰痛の始まりは、悪性リンパ腫に罹患し、抗がん剤治療のステロイド剤の副作用で骨粗しょう症になったことから始まりました。

その後、腰椎の「圧迫骨折」を起こして、一度は治療・治癒となりましたが、その経過については以下のリンクをお読みください。

「8.くしゃみで圧迫骨折をおこす」の項に詳しく記載されています。

【闘病考】コロちゃん、悪性リンパ腫になる(その2)

その「圧迫骨折」は一度では終わりませんでした。

その後、妻の緩和ケアの介護の中で2回目の「圧迫骨折」が起きました。その経過については、以下のリンクをお読みください。

「21.コロちゃん圧迫骨折ふたたび」の項に詳しく記載されています。

【闘病考】コロちゃん妻、肺がんになる(その4)

2.ペインクリニックは初めてでした

コロちゃんにとって、名前だけは聞いたことはあった「ペインクリニック」でしたが、初めての診療と硬膜外ブロック注射という治療の経過は、以下のリンクをお読みください。

【闘病考】ペインクリニックに行って来ました

麻酔科出身のお医者さんが、「痛み」を専門に治療してくれるということなので、コロちゃんはとても期待して、先週に「硬膜外ブロック注射」と治療を受けてきたのです。

3.腰の痛みは、少し軽減したけど4日間で元にもどった

「硬膜外ブロック注射」を打ってもらいましたら、その後すぐに腰の痛みは軽減しました。

コロちゃんの腰には、痛みの強さを10~0に分類すると、5~4の腰の痛みが日常的にあります。

それが、痛みの強さ4~3に下がりました。

1~2ポイントの低下ですね。ただ、その状態は4日間で元に戻りました。

どうかなー、これは効果があったから、今後も注射を続ければ、痛みが全快まで進むのかなー。進むといいなー。

その点は、ぜひ先生に次の診察時に聞いてみないとなりませんね。

4.センセーの言うことには

痛みが軽くなったという事は、この注射は効果があったという事ですね

「この注射は、時間が経てば麻酔が切れるというような、一時的な効果のみでは有りません。痛みのスパイラルを断ち切り、痛みの完治もあり得ます」

「今後、痛みが全くなくなる可能性も有りますが、患者さんによって違いますので、一概には言えません」

「硬膜外ブロック注射は、何回でも打てます。整形外科ですと5回ほど打って効果が無いと手術しましょうと言うこともありますが、ウチでは注射で痛みが軽くなる限りはいつまでも打てますよ」

「患者さんの痛みに対する考え方次第なんです。この程度の痛みなら我慢できる患者さん、もう少し痛みを軽くしたい患者さん、注射を続けるか止めるかの判断は患者さんです」

前回の注射では、痛みがやや軽くなりましたので、しばらく続けてみます

腰の痛みが、今後どのくらい軽くなるかは、やっぱりわからないようですね。まったく痛みが無くなる可能性があるのなら、続けてみましょう。

しばらくは、このクリニックに通ってみることにします。

5.今日の治療の様子

そして今日は2回目の「硬膜外ブロック注射」になります。

ベッドの横にレントゲンの機械があるんですよね。これで注射針の先端をどこまで入れたのかを確認しながら注射をするようです。

「Cアーム」という機械だそうです。

ホント、巨大なアルファベットの「C」の形をしていますね。その「C」の先っぽがコロちゃんの腰の患部に近づいて、X線が出るのでしょう。

そして画像で、注射針の先端が身体のどこまで入っているのかを目視しながら、薬液を注入するそうです。

モニターは、正面にありますね。

コロちゃんは、下を向いていますから、画面は見えませんけど。ちょっと見てみたいなと思いました。

コロちゃんは、好奇心が旺盛なんですよ。「野次馬」とも言いますけれど。
(∩_∩)ゞポリポリ

コロちゃんは、ベッドの上で、うつ伏せに寝て「まな板のコロちゃん」になります。

センセーは「消毒します、スーッとしますよー」。

なかなか丁寧で、スマートですね。

コロちゃんは、2回目のせいか全く緊張しないで、ダラーとしていました。

「ハイ、終わりました」。

あらら、今回は全然痛くなかった。と言うか、全く分からないうちに終わってしまいました。

あとで、診療明細書を見ると「塩酸メピバカイン注シリンジ」と注射薬の記載がありました。前回と同じ薬でしたね。

そして、30分間の注射後の休憩待機です。

ポチポチと、今回もiPadでこの原稿を書いていました。今日は、事前に家で1と2を書いていましたので、このベッドで3と4を仕上げました。

ン、なかなか調子がいいですね。腰の方じゃないですよ、原稿の進行が調子よいということです。

6.事故なんてないよねー?

ネット情報ですので、あてにはなりませんが、「硬膜外ブロック注射」施行時の最も多い事故は、硬膜を穿刺する事故だそうです。

「一定レベルまで技術の到達したペインクリニック医でも3000回に1回くらいの硬膜穿刺は避けられないとされています」というのを見つけました。

せんせー、大丈夫ですよねー。信頼してますよ。
(゚д゚)ノ ヨロシク

7.予約について

受け付け窓口で確認しておきました。

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注射の予約は電話でも出来るの?

出来ますよ。痛くなったからと、電話で注射の予約を入れる方もいらっしゃいますよ

そっかー、そういう事も出来るんだ。

面倒がらずに臨機応変に対応すれば、痛みを無理に我慢しなくていいね。少し、気が楽になったかなぁ。

とりあえず、来週も「硬膜外ブロック注射」の予約を入れてきました。

8.会計と社会的視点

今日は、センセーの診察と、硬膜外ブロック注射だけでしたから、¥2810円でした。

コロちゃんは国民健康保険ですから、自己負担が30%ですから、この程度で済むんですね。

せっかくですから、ちょっと「社会的視点」で、年齢階級別の一人当たり医療費を見てみましょう。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/nenrei_h22.pdf
出典:厚生労働省 年齢階級別一人当たり医療費(平成22年度)(医療保険制度分)より(3月2日利用)

上記の表で、65歳以上の医療費の急増をイメージして下さい。若い方がびっくりするほどの医療費がかかっています。若い方はほとんど医療費がかかっていません。

コロちゃんのような年寄りは、ある程度の医療費支出は仕方がないんです。これを節約するということは命を削ることになります。

今後、国の予算のひっ迫により、増税を避けるならば、どこかを減額せざるを得なくなるでしょう。

おじいちゃんのコロちゃんとしては、高齢者の医療費にしわ寄せが押し寄せてこないことを祈ります。

9.期待してます

このようなわけで、ひょっとしたら、腰痛が全快ないし軽減できる可能性が出てきました。

あまり期待を膨らませすぎると、後でがっかりするかもしれませんので、淡々と通院してみたいと思います。

今回の「硬膜外ブロック注射」の効果は、帰宅後の体感では、痛みが1~2ポイント低下ですね。前回と同じです。

少し楽にはなりましたが、できればもう少し痛みが低下してくれるとよいと考えています。

次回のペインクリニックの診察の時に、センセーに「薬の量を増やすとか、別のもっと強い薬で痛みをさらに軽減する選択肢がありますか」と聞いてみたいと思いつきました。

次回の診察時に忘れないように、メモをしときましょう。

このようなペインクリニックの治療の知見と体験がすこしでも、これを読んでいる方の参考と知識になればいいなと思い、今日のブログをポチポチと書きました。

また、新たな知識が得られましたら、お伝えしたいと思います。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさいコロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

-Rita-👩‍🍳 und 📷 mit ❤によるPixabayからの画像
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