おはようございます。今日の「リード」は、ちょっと違った趣向を書いてみますね。
いえね、コロちゃんが新聞を読んでいたら、ちょっと気になる事件が載っていたんですよね。だけど、これがどういう意味を持つのか、それとも何も関係がないのかわからないのです。
これじゃ、何のことかわからないですよね。ではご説明しますね。
4月11日の新聞で、事件や事故が載っている「社会面」に小さなベタ記事で以下のような記載がありました。
●「法務省の石看板汚損の疑いで逮捕:スプレー吹きかけ」
30行に満たない小さな事件ですが、記事を読むと容疑者は丸の内署に出頭して逮捕され「法務省に不満があった」と容疑を認めたと書いてありました。
この報道を読むと、自分からわざわざ出頭している確信犯の様に読めるのですが、よくわかりません。
コロちゃんが気になったというのは、過去に同じような事件があったのです。
❶一つは、1992年のことでしたから、もう30年以上前のことになります。
この時は、東京地検特捜部が「佐川急便経営者」による政界のドン「金丸信自民党副総裁」への5億円のヤミ献金への捜査を行なっていました。
その結末ですが、東京地検が逮捕も事情聴取もせずに、金丸氏への罰金20万円という軽微な処分としたことへの抗議で、「検察庁の看板」に「黄色ペンキがかけられる事件」が発生したのです。
❷二つ目は、その後の2017年にも、「検察庁の看板」に「赤ペンキがかけられる事件」が発生して、その時には安倍政権への不満があったのではないかと言われていました。
この当時には「安倍政権」の「経済再生担当大臣」だった甘利明氏が、建設会社から秘書が現金を受け取った「あっせん利得処罰法違反容疑」で刑事告発されて大臣を辞任していました。
そして、その後最終的には甘利大臣は「不起訴」に終わっています。
そして、今でも有名な安倍総理の「森友・加計の両学園事件」ですね。これらへの「抗議のペンキ」でないかと、当時は言われていましたね。
この時にも「抗議」の相手は「検察庁の看板」だったのです。
もちろん今回起きた「法務省の石看板へのスプレー事件」が、どのような動機によって起きたのかは、まだわかりませんが、何となく社会の鬱屈した空気をコロちゃんは感じたのです。
このような「抗議行動(?)」には、検察庁などのお偉方が相当気を遣うようですね。
それは「警察」や「検察」の威信は、あくまでも「国民の信頼」が無ければ成り立たないとの意識があるものと思われます。
「政界と検察」が、「越後屋と悪代官」の様な「なれ合いの関係」と庶民の目から見られてしまうと、組織が成り立たないと思うらしいですよ。
まあ、この「ペンキ事件」は、たぶんこのまま終わると思います。
しかし、上記の過去の事例を見ていると、今回の「安倍派のウラ金事件」の処理で多くの議員が無罪放免となったことを「東京地検」は相当気にしていると、コロちゃんは思いましたね。
今日はちょっと気づいた事件についてリードで書いてみました。
さて、今日は一昨日に投稿した記事の続きです。「子育て支援金って1人500円だよね?➁」についてカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「いっぺんに出せよ(ꐦ°᷄д°᷅)と、こども・子育て支援金:国民健康保険の負担額」
☆「国民皆保険の実態と、後期高齢者医療制度を見てみる」
☆「高齢者の医療費が高いのは仕方がないと、コロちゃんの闘病の理念」
1.「いっぺんに出せよ(ꐦ°᷄д°᷅)」
コロちゃんは、一昨日のこのブログ記事で「子育て支援金って1人500円だよね?」という内容を投稿(4/12)しました。
そしてその中で「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合」から天引きされる「子ども・子育て支援金」の「所得別の負担金額」を取り上げました。
この内容は、4月9日に「子ども家庭庁」が発表したものでした。
コロちゃんは、この時の投稿記事で発表内容を詳しく検討し、情報を小出しにする「サラミ戦術※」じゃないかと批判をしています。
(※サラミ戦術とは、外交手法の一種で、議題や措置を出来るだけ細かく少しずつ出して交渉相手から対価獲得や時間稼ぎを行う手法:ウィキペディアより)
そうしましたら、コロちゃんが「子育て支援金って1人500円だよね?」とのブログ記事を投稿した当日朝の新聞(4/12)で、また新たな発表があったのです。
その内容は、それまでに発表していなかった「自営業者の子育て支援金」の「年収別負担額」でした。
報道を見ると4月11日に、「加藤鮎子・子ども政策相」が衆議院の特別委員会の理事会で発表したとありますね。
コロちゃんは、これを読んで「いっぺんに出せよ(ꐦ°᷄д°᷅)」と怒りましたよ。
そして「ブログを書いている身にもなってみろ!」と思いましたが、まあ「政府の大臣」が「コロちゃんのブログの都合」を配慮したりはしないですよね。
まさか、「大臣」がこのブログを読んでいるわけはないですしね。
しかし、少しずつ情報を小出しにする「サラミ戦術だ」と、新たにムカッとしましたよ。
(# ゚Д゚) ムカツク
下記に、この「子育て支援金」の「サラミ」の数々をもう一度確認してみましょう。最後の❺が、今回4月11日に国会で明らかになった「子育て支援金の負担(国民健康保険分)」サラミです。
◎「1人500円の子育て支援金の主張の変転」
「サラミ➀枚目」
2月6日の衆院予算委員会で、岸田総理が『粗い試算で拠出額は加入者1人あたり月平均500円弱になる』と答弁。
「サラミ➁枚目」
2月22日の衆院予算委員会で、加藤鮎子こども政策担当大臣が、1人当たりの負担額が『月1000円を超える人がいる可能性はある』と答弁。
「サラミ③枚目」
3月29日に子ども家庭庁が、『子ども・子育て支援金に関する試算』を公表。『負担額は一人当たり平均450円』と公表。
「サラミ➃枚目」
4月9日に「こども家庭庁」が「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合」の負担額(月2000円負担の世帯もある)を発表。
「サラミ❺枚目」(これが今回の発表です)
4月11日に、加藤鮎子こども政策担当大臣が、国会の特別委員会で「国民健康保険(自営業者等)」の「年収別負担額」を発表。
ざっと、上記の様に「政府」は、「子育て支援金」についての情報を小出しにしています。
ホントに、これで終わりでしょうか?
「医療保険」では、既に「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合」が発表されていますから、最後に残るのは75歳以上の方が加入する「後期高齢者医療制度」がありますね。
この「後期高齢者医療制度」も、最後のサラミとして数日後に出て来るかも知れませんよ。
コロちゃんは、すっかり疑り深くなってしまいましたよ。それでは次に今回の発表内容を見て見ましょう。
2.「こども・子育て支援金:国民健康保険の負担額」
コロちゃんは、この「子ども・子育て支援金」の「国民健康保険負担額」には、特に注目しています。なぜかというと、コロちゃんはこの「国民健康保険」加入者なのです。
ですから、コロちゃんのふところからどのくらいの金額が、この「子育て支援金」として徴収されるかは、「コロちゃんの清貧ライフ」の存亡にかかる大きな問題なのです。
(ちょっと、大げさだと思います)
┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・
「国民健康保険」の加入者は、「自営業者・非正規雇用・フリーランス・高齢者(75歳以下)」と多様な方たちが入っています。
そして「75歳以上の高齢者」の方たちは「後期高齢者保健」の加入となっていますね。
それでは、報道された「国民健康保険」からの「子育て支援金」の徴収額を見てみましょう。
◎「国民健康保険:子育て支援金徴収額:2028年度以降」
➀「年収200万円:月250円」
➁「年収400万円:月550円」
③「年収600万円:月800円」
➃「年収800万円:月1100円」
(試算は妻と子1人を養う夫を前提)
こ・れ・は、1人月500円では済まないですね。
( ゜д゜)アララ
上記の金額を見ると「岸田総理」のおっしゃった1人月500円は、「➀年収200万:月250円」のみです。他の試算は、すべて500円以上となっています。
いやいや、これで「1人月500円」とは・・・。全く困ったものですね。ホントのことを言わないと、信頼が無くなってしまいますよ。
また「子ども家庭庁」は、「国民健康保険」で低所得者向けの負担軽減措置を受ける「妻と子1人を養う夫」の場合の試算も発表しています。下記の通りですね。
◎「国民健康保険:低所得者向けの負担軽減措置」
❶「年収80万円 :月50円」
❷「年収160万円:月200円」
上記の報道内容を見ると、この試算は「試算は妻と子1人を養う夫を前提」としていますから、コロちゃんの様な「単身高齢者」の場合はいくらなのかは分かりません。
この内容をネットでポチポチ探しても、データは見当たらないので、「報道陣」以外には公開していないのかも知れませんね。
ただ、なんとなくコロちゃんの負担額は「月250円前後」になるように思われますね。
そして「低所得者向けの負担軽減策」を見てビックリしましたよ。だって「❶年収80万円:月50円」ですよ。
年収80万円といったら月6.7万円ですよ。ここから月50円を収奪しようなんて「鬼」ですよ「鬼畜」ですよ。
(๑ १д१)<ヒドイ!
コロちゃんには、「寝たきりの老人から布団をはいで持っていく光景」が頭に浮かびましたよ。このような困窮者の方からは取らなくともよいんじゃないでしょうか。
それとも月収6.7万円で、資産を3000万円以上保有している「高齢者」とかがいるのかなー?
やはり「マイナンバーカード」を使って、資産把握をするべきなのでしょうね。
3.「国民皆保険の実態」
今回「医療保険」に上乗せさせる形で徴収される「子ども・子育て支援金」は、全国民が対象となっています。
今のお国が「全国民」から徴収する方法は、「税金」以外ではこの「医療保険」から徴収する以外の方法がないと思われます。
日本で「国民皆保険」の制度が整ったのは1961年(昭和36年)です。コロちゃんがとても可愛い小学生だった頃ですね。
*\(๑´▽`๑)/♡*。+かゎゅぃ
そこで、次に日本の「医療保険制度」の種類と人数を見ておきましょう。「医療保険」の全体像をここで見てみましょう。
下記の「イメージ図」をご覧ください。内容は下に書き出します。
「こども家庭庁 子ども・子育て支援納付金の按分」より
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/ba94b64b-731f-4f48-97bab54a76b0aeb6/7fb56c33/20240329_councils_shienkin-daijinkonwakai_04.pdf
出典:こども家庭庁 子ども・子育て支援金制度における給付と拠出の試算について より(4月12日利用)
上記の「イメージ図」は、「子ども・子育て支援金の案分」です。要するに「分担表」ですね。
ここに「3種類の医療保険制度」が記載されています。上から順に下記に書き出しますね。
◎「日本の医療保険制度」
➀「後期高齢者医療制度:2005万人※」(75歳以上)
(※総務省統計局:統計からみた我が国の高齢者より)
➁「国民健康保険2500万人」(自営業、非正規雇用、フリーランス、高齢者等)
③「被用者保険」
・「健保組合 :2700万人」(大企業)
・「協会けんぽ:3800万人」(中小企業)
・「共済組合 :940万人」(公務員)
上記を見ると「協会けんぽ:3800万人:中小企業」が、一番人数のボリュームが多いです。
日本の「雇用者」は、「中小企業」が最大の受け入れ先なのです。
上記の➀~③の人数を合わせると、1億1945万人となります。現在の全人口は 1億2397万人(※)ですから、ほぼ全人口となると思いますね。
(※2024年(令和6年)3月1日現在概算値:総務省統計局)
このほぼ全人口から「毎年1.3兆円※」を、「子ども・子育て支援金」として徴収するというわけです。
(※国保・後期の低所得者負担軽減等や公務員の事業主負担分等の公費投入が一部ある)
今回の「子ども・子育て支援金」は、ほぼ「全国民」から徴収されているのです。しかも今「子育て真っ最中の現役世代」には重い負担で。
だったら、これは「税金」で徴収すれば良いのではないでしょうか? そうすれば「現役世代の重い負担」もいくらでも調整が出来ますよね。
いくら「増税」を持ち出したくないと言っても、「医療保険に上乗せ」で徴収すると、いろいろな制度の歪みが出てきますね。
本当にこの「子ども・子育て支援金」が必要ならば、正面から堂々と「必要な理由」をハッキリと語って国民に「増税」をお願いするのが、為政者として正しい行為だと、コロちゃんは考えますけどね。
4.「後期高齢者医療制度を見てみる」
今日のブログテーマは、「子ども・子育て支援金」の負担金の内の「国民健康保険(自営業者等)」の「年収別負担額」です。
上記でだいたい内容は書き終えているのですが、唯一発表にならなかった「後期高齢者医療制度」について、ちょっと内容を見ておきたいと思いますね。
コロちゃんは、現在は「国民健康保険」に加入していますが、あと数年すると「75歳以上の方」が入る「後期高齢者医療制度」に加入するようになりますから、今の内に制度を知っておきたいのです。
ああ、書くことが無くなったから、無理やり取り上げたわけじゃないですよ。
(⑅˃◡˂⑅)エヘヘ
こんな75歳以上の「医療保険」のことなんか、「私はまだ若いから関係ないよ」とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはありません。
この下で「お若い方」も関係がある内容が出てきますから、最後までどうかお読みくださいね。
➀「医療保険の種類」
下記のイラストをご覧ください。内容は下に書き出します。
「政府広報オンライン 公的医療保険の種類」より
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202209/1.html#firsrSection
出典:政府広報オンライン 後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?より(4月12日利用)
上記のイラストは「公的医療保険の種類」です。およそ「日本国民」は全て上記のどれかの「医療保険」に加入していることになっています。
「現役世代(就労期)+子ども(乳幼児期・就学期)は、「健康保険・船員保険・共済保険・国民健康保険」のどれかに必ず加入します。
「退職から74歳までの高齢者」は、「国民健康保険」になります。
「75歳以上の高齢者」は、「後期高齢者医療保険」に加入となります。
コロちゃんは、「こらいまれ年代」ですが、まだ75歳までは数年ありますので、現在は「国民健康保険」に加入していますね。
そして、あと数年でこの「後期高齢者医療保険」に自動的に加入するようになりますから、今のうちにいろいろ知っておきましょう。
➁「75歳以上の医療費は仕送りで成り立っている」
皆さんの中には、高齢の親御さんの生活の為に「仕送り」をなさっている方もいらっしゃるかと思います。
この「後期高齢者医療保険」も、その方と同じに「若い方からの仕送り」で成立しているのです。
下記の円グラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「政府広報オンライン 後期高齢者医療制度 医療費の財源内訳」より
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202209/1.html#firsrSection
出典:政府広報オンライン 後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?より(4月12日利用)
上記の円グラフは「後期高齢者医療制度(75歳以上の高齢者)医療費の財源の内訳」です。
❶まず「税金:8兆円」が最大ですね。
この「税金の内訳」は、下記の通りです。
「国 :5.4兆円」
「都道府県:1.3兆円」
「市町村 :1.3兆円」
❷次が皆さんからの仕送りになる「現役世代からの支援金:6.9兆円」となります。
この「現役世代からの支援金の内訳」は、下記の通りです。
➀「協会けんぽ(中小企業):2.5兆円」
➁「健保組合(大企業) :2.3兆円」
③「共済組合(公務員) :0.8兆円」
➃「都道府県等 :1.4兆円」
❺「合計:7.0兆円」
ホントに今の若い方は「親孝行」ですよね。75歳以上の方たちに「毎年7兆円もの仕送り」をしてくださっているのですからね。
このように「後期高齢者医療制度」は、若い方からの「仕送り」が無ければ成り立たないのです。
次に、後期高齢者(75歳以上)の方々が、医療機関で支払っている医療費の負担割合を見てみましょう。
③「75歳以上の方の医療費負担は1割」
それでは、実際に75歳以上の高齢者が、病院で治療を受けた時の支払額の割合をみてみましょう。
下記の表をご覧ください。内容は下に書き出します。
「政府広報オンライン 医療機関窓口負担割合」より
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202209/1.html#firsrSection
出典:政府広報オンライン 後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?より(4月12日利用)
上記は「後期高齢者(75歳以上)」の方が医療機関を受診した時の、窓口負担の割合です。下に書き出しますね。
◎「後期高齢者医療:窓口負担割合」
➀「1割負担:一般の所得者」(下記の➁③に該当しない者)
➁「2割負担:一定の所得のある方」
・(1)同じ世帯の被保険者の中に課税所得が28万円以上の方がいる。
・(2)同じ世帯の被保険者の「年金収入」+「その他の合計所得金額」の合計額が以下に該当する。(1人の場合は200万円以上、2人以上の場合は合計320万円以上)
③「3割負担:現役並み所得者」
・同じ世帯の被保険者の中に課税所得が145万円以上の方がいる。
ざっと上記のように「1割負担・2割負担・3割負担」と分かれています。しかし、ほとんどの高齢者の方は上記の「➀1割負担」となると思います。
コロちゃんもここ(1割負担)に入りますね。
そもそも「医療費」がかかるのは、ほとんどの方は高齢になってからですから、その時に負担が大きくなると、高齢者にとってはとても厳しい将来となってしまいます。
コロちゃんは、もうすぐ75歳以上(後期高齢者)に入りますから、医療負担が1割負担となることは非常にありがたいと思っていますよ。
若い方々、ありがとうございます。「支援金」の援助を宜しくお願いしますよ。
5.「高齢者の医療費が高いのは仕方がない」
上記で見たように、若い方から「後期高齢者医療制度」への仕送りが毎年7兆円もあると、高齢者の一人であるコロちゃんとしては、申し訳ない思いを持つのですが、止むを得ないことだとも思いますね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「内閣府 1人当たり医療費」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg1/301112/shiryou1-3.pdf
出典:内閣府 資料1-3 年齢階級別の1人当たり医科診療費及び平均収入についてより(4月12日利用)
上記は平成27年(2015年)の、「年齢階級別の医療費」です。
グラフを一目見てもわかるように、逆の階段とでもいうのでしょうか。年齢が高くなるごとに「医療費」は増加し続けています。
コロちゃんの年齢ですと「70~74歳:63.7万円」ですね。月5.3万円ですか。
コロちゃんが「大腸がん・悪性リンパ腫」を治療していた時は、だいたい年間100万円以上の医療費がかかっていましたので、平均63.7万円という数字は実感がありますね。
このように「高齢」になってから「医療費」は大きく膨れ上がりますから、「税金投入」や若い方からの「支援金」が欠かせなくなっているのです。
6.「コロちゃんの闘病の理念」
今日のブログテーマは「子育て支援金月500円」が、「国民健康保険」からの徴収でも成り立っていないことから、「後期高齢者医療制度」まで、お話しが拡がってしましました。
お話しが広がったついでに、コロちゃんの人生の終盤に訪れた「闘病の理念」をお伝えしましょう。
コロちゃんは、現役世代までは大きな病気をしたことはありませんでした。
それが60歳の誕生日を過ぎた2ヶ月後に「大腸がん」が発覚しました。その後は「手術・抗がん剤治療」となったのが、大きな病気の最初でしたね。
その後は、63歳の時に「悪性リンパ腫」に罹患し、これも「手術・抗がん剤治療」となりました。
コロちゃんの生き方は単純です。なにかやらなければならない時には、全てを捨てても全力で集中するのです。
それは「時間」も「お金」も「生き方」も、全てを投入します。
この生き方は、「がん治療」だけではありません。若い頃の社会的活動などでも同じでした。
例えば、コロちゃんは40代の頃に子どもと一緒に「ボーイスカウト活動」のボランティアを務めたことがありました。
その時も、「仕事・家庭」以外のコロちゃんの全てを投入して活動をしました。
コロちゃんは「ボーイ隊(スカウトは小学5年生~中学2年生)」のリーダーのボーイ隊長を務めて、毎月1回のキャンプを1年を通して行なったこともありました。
真冬にも、神社会館を借りて「舎営」をしたりしたのですから、今思えばよく続いたものですよ。
また全国のボーイスカウトの大会である「日本ジャンボリー大会(4年に1回開催)」には、ボーイ隊の指導者として2大会に参加したこともありました。
あれは楽しかったですね。コロちゃんの二人の子どもたちも一緒に参加していましたしね。
話を「闘病」に戻しますが、コロちゃんは自分が生き抜きたいから闘ったのではありません。
闘うことを決めたからには、「抗がん剤治療」がどんなにつらく苦しくとも「最後まで戦い抜くという理念」に殉じたかったのだと思いますね。
幸いコロちゃんは、「大腸がん:悪性リンパ腫」から生き残りましたが、その後こんどは妻が「肺がん」に罹患してしまいました。
この時には、妻を「看病・介護」することが、コロちゃんの全力を傾注する目標となりました。
だからコロちゃんは妻が入院した時には、コロナ禍で面会が出来なくなっても、毎日病院の窓口まで通い、ペットボトル1本を妻に渡すために日参しましたよ。
そうすれば、妻はそのペットボトルを毎日看護師から渡される都度に、コロちゃんの意思が伝わると思ったのです。
その後妻は、自宅での「緩和ケア」の後に逝ってしまいましたが、コロちゃんは全てを投じて介護しましたから悔いはありませんでしたよ。
コロちゃんは、ひとたび自分の生き方を決めた時に、力が及ばずに倒れようとも、力を尽くさないことはいやなんですよ。
これがコロちゃんの、「こらいまれ」までの人生の生き方でしたね。
コロちゃんは、その生き方を後悔するどころか「誇り」に思っていますよ。そして、出来れば今後も貫きたいと思っていますよ。
今日のブログの最後は、ちょっと気恥しいコロちゃんの自分語りになってしまいましたね。
「老婆の繰り言」と思ってご容赦くだされば幸いです。コロちゃんは「老婆ではなく老爺です」けど。
(* ̄∀ ̄)ゞエヘヘ
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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