【闘病考】コロちゃん「大腸がん」になる➀

闘病

おはようございます。今朝のコロちゃんはとっても凹んでいるのです。どうしたのかと言うと、昨日に「編集長&株主様」から「激しいダメ出し」がでたのですよ。

by<br>編集長&株主様
by
編集長&株主様

おい、コロ

記事がマンネリだぞ!

高齢者の就業は、つい最近もみたぞ。

やり過ぎだ!

あらら、怒られちゃったよ。
(๑′-﹏-๑)シュン

だって「敬老の日(9/16)」だもん。今までにも何回も書いているけど、せっかく新しいデータが出てきたんだからかいてみたけど、やっぱりダメかー。
( -_-)ノビシ*)゚O゚)あぅ

新しいネタなんて、そうそう毎日転がっていないからなー、ホント「毎日更新」はハードルが高いよねー。
ε=( ̄。 ̄;Aハァー

まあ、編集長の言うことも「もっとも」なので、今日は気分を変えてちょっと記事内容を工夫しましょうね。
(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ゥンゥン

現在のコロちゃんは、「がんサバイバー」として「こらいまれ」年代まで生きてきました。

この「コロちゃんの闘病記」は、2年前にもブログ記事として発表してきましたが、今回内容に手を入れた上でもう一度ご紹介したいと思いますね。

今日は「コロちゃん大腸がんになる➀」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「コロちゃんはがんサバイバーですと、コロちゃん大腸がんになる」

☆「大腸内視鏡検査で眼と言われると、妻と子たちへの伝達をしなきゃ」

☆「病院選択と標準治療を決めると、思い出整理と大掃除です」

☆「手術と退院そしてそれからの長い道と、入院費と支援制度を見てみよう」

☆「コロちゃん、がんとの闘いに人生を賭ける」

1.「コロちゃんはがんサバイバーです」

コロちゃんは昨年に「こらいまれ年」に突入しました。現在は「腰痛」に悩まされていますが頭はたぶん「健康」です。

今でこそ、このブログをカキコキするなど毎日張り切って生きていますが、これはコロちゃんが「がんサバイバー」となれたからですね。

コロちゃんは、ちょうど10年前の60歳の時に「大腸がん」と診断され、その後の63歳の時には「悪性リンパ腫(血液のがん)」とも診断されていたのです。

コロちゃんは、その後幸いにも無事生還することが出来た「がんサバイバー」なのですよ

さらに、3年前には50年近く連れ添った「妻」を「小細胞肺がん」で失っています。

何とコロちゃんの老後は、「がん」とは切っても切れない関係、「がんとの闘いの老後」となっていましたね。

今では、コロちゃん自身の「がんは完治」して、やっと3年前の「妻の肺がんでの死」も冷静に見つめることが出来るようになりましたが、当時は1日1日を乗り越えるのが辛い日ばかりでしたよ。

今日は、その「コロちゃんのがんサバイバー史」を振り返って書いてみたいと思いますね。

2.「コロちゃん大腸がんになる」

人生は筋書きのないドラマと言いますが、コロちゃんのここ10年の人生ドラマはびっくりするほど刺激的なものでした。望んだわけじゃぁなかったんですけどね。

コロちゃん、10年前には普通に仕事してたんですよ。別に体調悪くなかったですよ。

「がん」の特徴は「初期は自覚症状がない」ことなのです。

その初期に見つけなければ、わかった時にはあとにはもどれません。「進行したがん」との戦いを強いられ、つらい結論になることもしばしばです。

コロちゃんは、10年前に市の「特定健康診断」を受けたんです。

それまでは会社でも年に2回の「健康診断」は受けていたんですが、市の「特定検診」は、オプションで何種類かの「がん検診」もついていましたから、申し込みすることにしたんです。

そこで「大腸がん検査」の「潜血便検査」をうけました(¥300円)。

3.「すべては潜血便検査から」

皆さん「潜血便検査」と言うのをご存じですか?

この「潜血便検査」というのは、「便の中に血液が混ざっているかどうかを調べる検査」です。「大腸がん」やポリープ、潰瘍などの出血を早期発見する目的で行なわれるものです。

ただし、「痔や大腸の小さな出血」にも反応しますので、「陽性反応」が出ても即「がん」と言うわけではありません。

下記のイラストをご覧ください。内容は下に書き出します。

「厚生労働省 潜血便検査」より

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan10/pdf/gan_women10_04h.pdf
出典:厚生労働省 がん検診って何?より(9月20日利用)

上記のイラストが「潜血便検査」です。

この検査法は、自宅で2日間に2回排便時に「小さなカプセル」に便をこそぎ取って密封し、医療機関に届けて調べる検査法です。

この「潜血便検査」の料金は、健康保険で3割負担の場合は700円程度ですが、多くの自治体は補助が出て0~300円程度の場合が多いですね。

コロちゃんの自治体では300円でした。

さほど料金がかからずに「大腸がん検査」を行ない、早期発見できる可能性が高いのが利点ですね。

コロちゃんの場合は、その結果で「陽性反応」が出ました。全く予想していなかったので驚きましたね。

しかし、ポチポチとネットで調べると、以下のような答えが見つかりました。

「潜血便検査が陽性になる確率は約5~10%、検査を1000人が受けたら、50~100人が陽性となり、そのうち1~2人が大腸がんと診断される」

1000人にひとりかぁー。宝くじじゃん!
(゚Д゚)マサカ

「潜血便検査」の「陽性反応」は結構出ますが、それが「大腸がん」である確率はあまり高くないんですよ。「潜血便検査」した方の「0.1%程度」と言われていましたね。

だからコロちゃんは、「なんだ陽性になっても大腸がんとは限らないんだ」と不安をもちながらも、「大腸内視鏡検査」を受けることにしました。

4.「大腸内視鏡検査でがんと言われる」

この「大腸内視鏡検査」とは、「肛門からスコープを挿入して大腸を観察し『がん』などを調べる検査」です。

この「肛門からスコープを挿入して」の説明だけでも、思わず躊躇してしましますが、「大腸」には神経がないですから「痛みは感じない」のですよね。

だから大変なのは、前日夜から飲む「下剤と水(1000ml)」ですね。なにしろ「大腸内」を空っぽにしないとなりませんからね。

そして翌日の「大腸内視鏡検査」でファイバーが腸内をどんどん進んでいくと、痛みはないものの、下腹部で何とも言えない圧迫感が移動していくのが感じられます。

何とも「不快感」が感じられるものですね。時間はだいたい20~30分ぐらいかかりましたね。

その時に「腸壁」に変異が認められたようで、「ファイバー」の先端から「腸壁の一部」を摘出している様子が伺われました。

この「大腸内視鏡検査」は、普段から通っていたかかりつけの「内科医院」で受診したのですが、その医師の先生が、モニターを見ながら「あー、おっ」とか声を出すんですね。

コロちゃんは、その声からどうやら「がん」みたいだなと、ドキッとしましたね。

せんせ、変な声出したら患者が不安になるでしょ。
(>_<)

そして「検査後」に直ぐに結果の通知がありました。

「大腸がんです。正確には組織検査をしてみないと分かりませんが、この『顔つき』はたぶん悪性。がんで間違いないと思います」byかかりつけの医師

「がんには顔つき」があるようですね。この「がんの顔つき」とは、「細胞の異形成の度合いや違い」だそうですね。

「組織検査」をしなければ「確定診断」は出ませんが、この先生は50代でしょうからもう20年以上の経験はあるのでしょう。

その経験の中で、多くの「がん患者」を見て来た知識によるものでしょうね。

コロちゃんは、大きなショックを受けましたが、今後やることは「この大腸がんと闘う事」です。

診察の医師からは、次の「がん治療」の選択として、「地元の総合病院」と「近隣の大学病院」のどちらかで「手術」となると宣告されましたよ。

なお、この「大腸内視鏡検査」の費用は、3割負担で9000円程度(組織検査含む)でしたよ。

5.「妻と子たちへの伝達をしなきゃ」

コロちゃんが「大腸内視鏡検査」で受けた「かかりつけ医」からの「がん通告」を、コロちゃんは妻へすぐに伝えましたが、絶句していました。

まあ「ショック」ですよね。妻とコロちゃんは、共に暮らすようになってこの時に40年になりました。その間二人とも、どちらかが居なくなるなんて想像もしていませんでしたね。

とにかく「がん」はどうしようもないことなのですから、出す言葉がなかったのでしょう。

子どもたちへの連絡は、その夜にしましたが、長男も次男もみな言葉少なかったですね。

そういえば「次男」はその☎の時にちょうど「ゴルフ練習場にいる」と言っていましたね。コロちゃんは変なことを憶えているものですね。

「次男」は、ゴルフ練習の打ちっぱなしをしている最中に「父親のがん」を聞いてびっくりしたでしょうね。

だけど、コロちゃんは妻と子どもたちに連絡しながら、自分が最期までできるだけのことをしようと心を決めていましたよ。

コロちゃんは、この時に「最後になるかも知れないけれど、だからこそ妻と子たちには生きざまを見せたい」と強く思いましたね。

コロちゃんは心の中で、「がんと闘う姿勢」すなわち「闘病」のファイティングポーズをかまえたのですよ。

6.「病院選択と標準治療を決める」

コロちゃんの住む地域では、「大腸がんの治療」が出来るような病院には「地元の総合病院」と「ちょっと離れたところにある大学病院」がありました。

「がん治療」には、全国どこでも「質の高い医療」を提供することを目指して、2007年に「がん対策基本法」により「がん診療連携拠点病院※」というのが、指定されているそうです。

(※がん診療拠点病院:全国で461箇所指定:令和6年4月1日現在)

がん拠点病院が461箇所。いっぱいあるんですね。

また、がん治療についても、それぞれのがんに合わせて「標準治療」というのが「ガイドライン」にまとめられています。

全国どこのがん拠点病院でも同レベルの治療が受けられるようになっているそうです。この情報にはちょっと安心できましたね。

「患者さんのための治療ガイドライン」は、現在では無料で読むことが出来ます。11年前のコロちゃんは、確か「Amazon」で注文して読んだ記憶がありますね。

お読みになりたい方は以下のリンクのクリックをお願いします。このサイトから、以下の内容がわかります。

◎「患者さんのための治療ガイドライン」

➀「2022年版の刊行にあたって」
➁「ガイドラインを理解するための基礎知識」
➂「大腸がん治療ガイドラインの解説(本文)」
➃「Q&A」

JSCCR | 大腸癌研究会
大腸癌研究会は、大腸癌の診断・治療の進歩を図ることを目的として1973年に設立された、日本の大腸癌の研究・診療を牽引している研究会です。大腸癌に関するさまざまな研究を行い、治療ガイドラインや取扱い規約を作成しています。また、全国の大腸癌の研究・診療に従事している方々、さらに一般の方々への情報発信にも力を入れています。

この「ガイドライン」にはずいぶん目を通しました。素人なりに調べながら読み込むと、なんとなく「治療の全体像」が分かってきます。

この「調べる」ことと「知る」ことは、不安とストレスの軽減につながります。少なくともコロちゃんには大きな力になりました。

コロちゃんが大腸がんで治療をしたのは10年前ですので、現在では「ガイドライン」もアップデートされています。

内容をお知りになりたい方は、必ず上記の現在の「ガイドライン他」をご確認ください。

コロちゃんは、いろいろ調べてから「大腸がんの手術と治療」を、地元の総合病院ではなく、ちょっと離れたところにある大学病院で受けることを選択しました。

コロちゃんが調べたところ、「大腸がんの治療」は「手術」をして終わりではありません。

「手術後」にも、「抗がん剤治療や放射線治療」などが延々と続き、その間には「入院すること」もあるでしょうし、ひょっとしたらその病院が「最後の地」となるかも知れません。

それに「がん治療」は、「ガイドライン」を読む、とどうやら「治療スタッフ」のチーム医療となっているようです。

それらを考えると、確かに近くの地元の病院の方が通院や家族の見舞いなども容易くなるのですが、「大学病院」の方が「生き延びる可能性が高そうだ」とコロちゃんは判断しましたね。

だからコロちゃんは、「大腸がんの確定診断」がでたと同時に「かかりつけ医」の先生に、「大学病院を選択しますから紹介状をお願いします」とお願いしましたよ。

7.「思い出整理と大掃除です」

さあ、準備です(なんのだよ)。
(*´罒`*)ニシシ♡

押し入れの中で山積みされていた大量のフォトを、一枚一枚スキャナーで取り込み「デジタルアルバム」作成です。この作業はだいぶ時間がかかったなー。

外付けHDDを2台購入して取り込みます。これで「思い出」を子どもたちへ残せます。

次は大掃除です、30年以上魔窟となっていた我が家の押し入れを順次オープンセサミ!

思い切ってほとんどを「断捨離」しました。

コロちゃんの思い出は「もの」にはありません。コロちゃんの心の中と、子どもたちの生き方の中にあります。

そして、家じゅうの大掃除、床から壁から天井までぜーんぶ拭き上げました。感慨と感謝を込めて。

この「がん」という病は、ある段階になるまでは身体に異常は全く出ません。コロちゃん、この時期には身体が元気なんですよ。身体だけなら絶好調です。

何かをしていないと、メンタルが落ち込みます。コロちゃんは、次から次へと作業を課すことにより自己の前向きな姿勢を保てたと思っています。

ただ、そばにいた妻はつらかったでしょうね。
(ノД`)・゜・。

8.「手術と退院そしてそれからの長い道」

入院しての、「大腸がん手術」は内視鏡手術でした。順調にがんを摘出でき、がんの「ステージは3b」でした。「大腸がんのステージ」は以下のように分かれています。

◎「大腸がんステージ」

➀「ステージ0:がんが粘膜の中にとどまっている」
➁「ステージ1:がんが固有筋層(筋肉の層)にとどまっている」
➂「ステージ2:がんが固有筋層を超えて周囲に拡がっている」
➃「ステージ3:がんの深さに関わらずリンパ節へ転移している」
⑤「ステージ4:肝臓や肺・腹膜などの離れた臓器に転移している」

以前は「➃ステージ4」を「末期がん」と言っていましたね。コロちゃんは、その1歩手前でしたね。

上記の分類ですとコロちゃんの「大腸がん」は、「➃ステージ3:がんの深さに関わらずリンパ節へ転移している」と診断されました。

この「ステージ3」は、「aとb」があります。リンパ節転移数が「3個以下がa」で、「4個以上がb」となります。

この「リンパ節」とは、大腸と小腸を包むように覆っている「腸間膜」と言う膜がある層なのですが、そこには30数個の「リンパ節」があるとのことなのです。

要するに「大腸がん細胞」が「大腸」にとどまっていれば「ステージ2」で、その外側にある「腸間膜のリンパ節」にまで転移していれば「ステージ3a/3b」になるとのことでしたね。

コロちゃんの場合は、この「がんが転移したリンパ節が4個」だったので、「ステージ3b」となりました。

この進行度をみると、もしあの時に偶然「潜血便検査」を受けていなかったら間違いなくもっと重篤化へと進行していたと思います。

コロちゃんは「運が良かった」のです。

9.「入院費と支援制度を見てみよう」

現在では大腸がん治療は、手術を行っても入院は1~2週間となっており、術後の「抗がん剤治療」も通院治療となることがほとんどです。

コロちゃんの時も、順調な入院と退院、そしてその後の「抗がん剤治療」へと、「標準治療」のスケジュール通りの治療を受けました。

初期のがんの治療は、手術と抗がん剤治療での入院と、長期間の通院治療があります。医療費については多くの方が心を痛めていらっしゃるかと思います。

しかし、「支援制度」があります。下に書いてみますね。

①「高額療養費制度があるよ」

まず「医療費」には「高額療養費制度」と言うのがあって、一定額以上の「医療費」が発生した時に、その「上限額を超えた医療費」は還付されるのです。

下記の表をご覧ください。内容は下に書き出します。

「厚生労働省 高額療養費制度」より 

https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf
出典:厚生労働省 厚生労働省保険局 高額療養費制度を利用される皆さまへより(9月20日利用)

上記の表は「厚生労働省」が発表している「高額療養費制度」の「年収別適用区分」です。

ちょっと見ただけでは、絶対に分からないシステムですよ。ここでは「年収区分」だけをご紹介しますね。下に書き出します。

◎「高額療養費制度:年収区分」

➀「年収 :1160万円以上」
➁「年収:770~1160万円」
➂「年収 :370~770万円」
➃「年収   :~370万円」
⑤「住民税非課税者」

上記の「年収区分」で、もしあなたが「➂年収:~370万円」だった時には、毎月の医療費が「5万7600円」以上だった場合に、その上限以上は全額が還付されます。

また「年収」が、370万円以上だった場合は、上記の「表の複雑な計算方式」で算出した金額以上が還付されるとなっています。

なお、この上記の表は「69歳以下」が対象となっていて、「70歳以上」ではまた別の「上限額」となっています。

なお、この制度は一度支払った治療費が後から還付されるシステムなのですが、事前に市役所等で「高額療養費・限度額認定証」の交付を受けることができます。

これを事前に「病院窓口」に提示しておくと、最初から限度額の支払いで済みますので還付の手間と時間が省けます。

コロちゃんは、当時「③年収370~770万円」でしたので、1か月の医療費請求の上限額が「8100円+(医療費-267000)×1%」でした。

「医療費」がいくらかかかったかによって、この「上限額」は変わります。

なんやこれ? と首を傾げますよね? コロちゃんも「んー?」と頭をひねりましたよ。
(*´・д・)はて?

「がん」の入院・手術を行うと、1ヵ月の医療費が200万円を超えることもあります。

しかしこの制度があると、たとえ1か月の医療費が200万円でも、「80100円+(2000000-267000)×1%=97430円※」となり、自己負担が抑えられるのです。

(※所得370~770万円だったコロちゃんの場合です:最初の手術+入院費は20万円台半ばでした)

②「1年目の医療費は60万円ほどかかったよ」

入院するとかかるのは「医療費」だけではありません。食事代や消耗品費、病衣や雑費もかかります。コロちゃんの入院は10年近く前なので、参考にはなりにくいので、現在のを調べてみました。

医療費については、以下のように紹介している例がありました。

まずは「病態」は、コロちゃんは「進行性結腸がん」でしたね。ネットで調べた医療費は以下の通りでしたね。

◎「進行性結腸がん医療費:1年目」

➀「切除手術・入院費用:105万円」
➁「抗がん剤費用   :200万円」
➂「通院費用       :1万円」
➃「上記自己負担額:合計:38万円」

◎「進行性結腸がん医療費:2年目」

●「定期検査(3ヶ月に1回通院):4万円」

https://www.ganchiryohi.com/cost/72
(出典:がん治療費.comより:9月20日利用)

コロちゃんの場合は「入院・手術後」に退院がちょっと伸びましたから、この例よりは少し高かったですね。

最初の「入院・手術」は、20万円台半ばの治療費で、その後の抗がん剤治療では約40万円ぐらいで、「がん1年目の治療費」は、約60万円ほどかかったように記憶していますね。

その後は経過観察となり、上記の「●定期検査3ヶ月に1回通院:年間4万円」の通りで、それが6年間続いた後に「完治」となりました。

実は大変なのは、「医療費よりも生活費」なんですよ。あとで取り上げますね。

③「制度が複雑だから相談支援センターで教えてもらうのが良いよ」

ここまで簡単に「がん治療」を読んだだけでは、すぐには理解ができないかと思います。コロちゃんは何度もあちこちに問い合わせをして調べました。

もちろん「ネット調査」は、毎日何時間も費やしましたし、図書館から「大腸がんの本」も数十冊は読破しています。

上記の自治体の「支援制度」は、ご紹介した「高額療養費制度」以外にも「高額介護費合算療養費制度」や、自治体ごとの独自の「支援上積み制度」などもあります。

何が利用できるのかを調べるだけで一苦労です。

大きな病院には、必ず「相談支援センター」などの窓口がありますから、事前にいろいろ情報収集し、相談の手続きを済ませておくとよいです。

注意すべき点は、前段でも触れましたが、なるべく入院前に手続きや相談を終えておくことですね。「手術後」や「抗がん剤治療中」ですと、身体がつらくてできなくなりますよ。

コロちゃんは、このようにして「がんとの闘い」に踏み出したのですよ。

10.「コロちゃん、がんとの闘いに人生を賭ける」

この「がん告知」の1ヶ月前にちょうどコロちゃんは「60歳の誕生日」を迎えていました。

コロちゃんが働いていた会社では、60歳になると一旦退職となり「嘱託」として再雇用をするシステムでした。

コロちゃんは、その「60歳定年退職と再雇用」の書類にハンコをを押した1ヶ月後に、この「がん告知」を受けたのです

この「がん告知」は、もちろんコロちゃんも妻も子どもたちも「寝耳に水」でしたよ。

しかし、コロちゃんは「人生の困難に立ち向かうこと」は、これが初めてではありません。今までの長い人生では何度か「人生の岐路」を経験してきたのです。

過去の「人生の岐路」でコロちゃんは、いつも「人生を賭ける覚悟」で立ち向かってきています。今度の「大腸がん宣告」も同じ姿勢で臨むだけです。

このようにしてコロちゃんは、「がんとの闘い」に残りの人生を賭けることにしたのですよ。

話が長くなりましたので、これ以降は明日のブログでお伝えしますね。

次話は「大腸がんの抗がん剤治療の実態」や、「傷病手当金」などの周辺事情も書きますね。是非次話以降もお訪ねくださいね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

춘성 강によるPixabayからの画像
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