【社会考】「子どもの数」がまた減った

社会

おはようございます。今朝のコロちゃんは、ちょっと幸せな気持ちで目を覚ましました。どうしたのかというと、昨日に「長男一家」の面々がコロちゃんちに顔を出したのですよ。

長男一家とは、つい先週に一緒に「動物公園」へお出掛けしたばかりですが、昨日は「お米」がないからとコロちゃんちに来ました。

いやいや、コロちゃんは「農家」ではありませんよ。コロちゃんの亡くなった妻の知り合いの農家から、お米を安くいただいているのですよ。

いわゆる「縁故米※」というやつですね。安くて美味しいお米ですよ。一袋30㎏の玄米を分けてもらっているのです。

(※縁故米:親戚や知り合いに、無償又は有償で配るお米

コロちゃんは、「こらいまれ」老人の「お一人様」ですから、一袋30kgがなかなか食べ終わらないのですが、「長男一家」は4人家族ですから1~2ヶ月で食べちゃうようですね。

それで、昨日に「長男一家」が全員でコロちゃんちへ来たというわけです。そして夕食は「焼き鳥が食べたい」というので、さっそくワンコの散歩のついでに買ってきましたよ。

コロちゃんとワンコの散歩コースの、途中の公園のお隣に「焼き鳥を焼いている飲み屋さん」があるのです。

そこで焼き立ての「焼き鳥」を買い込んで、みんなで美味しく夕食を頂きました。コロちゃんは、もう10年以上お酒を飲んでいませんから、「焼き鳥」を食べるのも久しぶりですね。

やはり「焼きたての焼き鳥」は美味しいですね。そして大勢で食べる夕食も美味しかったですよ。

コロちゃんは、すっかり「良い気分」になりましたよ。

今日は「子どもの数がまた減った」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「こどもの人口過去最少と、バイデン大統領からエールが?」

☆「在留外国人は340万人に増えたと、介護業界の人手不足」

☆「スフィンクスの謎と、次はコロちゃんの番だよ」

1.「こどもの人口過去最少」

先日の5月4日に「総務省統計局」は、「我が国のこどもの数ーこどもの日にちなんでー」を発表しました。

コロちゃんは、日本社会の将来を左右する「人口問題」や「少子化問題」などには、いつも興味を持っていますから、さっそくその「発表」をネットから読んでみました。

その内容を、簡単にご紹介しますね。

➀「こどもの数は43年連続の減少」

いまさら「こどもの数」が減ったと聞いて驚く人は誰もいないでしょうね。「少子化」なんて言葉も「耳タコ」だろうと思いますよ。

だけど、現状をキチンと認識する必要はあると、コロちゃんは思うのですよね。

下記の表をご覧ください。内容は下に書き出します。

「総務省統計局 男女別こどもの数」より

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics141.pdf
出典:総務省統計局 我が国のこどもの数ーこどもの日にちなんでーより(5月5日利用)

上記の表は2924年4月1日の「子どもの数」です。つい先月のことですから「最新データ」ですね。

上記の表によりますと、今年の「15歳未満のこどもの数」は、前年よりも33万人少ない1401万人でした。

この「こどもの数」は、比較可能な1950年以降の最小記録で、43年連続の減少となっています。

この「過去最少」とか、「43年連続減少」の言葉には、もう驚かないと思いますが、次のグラフを見ると、その深刻さが一目でわかりますよ。

➁「今後12年間の子どもの数の減少が見える」

次にご紹介するのは「年齢3階級別の子どもの数」です。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「総務省統計局 年齢3階級別のこどもの数」より

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics141.pdf
出典:総務省統計局 我が国のこどもの数ーこどもの日にちなんでーより(5月5日利用)

上記のグラフは「0~14歳のこどもの数を3歳別に分けた時の人数」です。一目このグラフを見ただけで、小さいこどもの人数ほど減少している事が見て取れます。

ということは、今後の日本ではこのグラフで出て来る0歳時が15歳になるまでは、上記のグラフの数字の減少率が続くということなのでしょう。

上記のグラフの3歳刻みの減少数を下記に書き出してみましょう。

◎「3歳刻み減少数」

➀「12~14歳317万人-9~11歳305万人=▼12万人」

➁「9~11歳305万人-6~8歳288万人=▼17万人」

③「6~8歳288万人-3~5歳257万人=▼31万人」

➃「3~5歳257万人-0~2歳235万人=▼22万人」

いやいや、順調に減っていきますね。ん?「③6~8歳288万人-3~5歳257万人=▼31万人」の間が減少数が多いですね。

これは、なぜでしょうね? 2016~2018年あたりに何かあったのかな?

いろいろポチポチ調べてみましたが、よくわかりませんでした。しかし、3年刻みでも年々減少し続けていく様子がよくわかりますね。

なお、昨年の2023年の1年間の「出生数」は「75万8631人※」で8年連続で減り、過去最少となっています。

(※厚生労働省:人口動態統計速報より)

コロちゃんは「岸田総理の少子化対策」で、子どもの出生数が増えるとは全く思っていません。

ただこれだけはハッキリしていますが、上記のグラフに出て来ている「0~14歳の年齢層」では、毎年そのまま年齢を重ねていきますから、今後の「日本の人口は減り続けます」ね。

既に生まれている子どもの数は、あとからは増やせない(※)のです。

(※大規模な移民を受け入れば別です)

③「高齢化率のピークは2070年?」

上記で「こどもの数の減少」を見てきましたが、「日本」全体ではどの様に推移してきて、今後どのようになっていくのでしょうか。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「総務省統計局 年齢3区分別人口の割合の推移」より

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics141.pdf
出典:総務省統計局 我が国のこどもの数ーこどもの日にちなんでーより(5月5日利用)

上記のグラフは「15歳未満のこども(紺色)」「15~64歳の生産年齢人口(青色)」「65歳以上の高齢者(薄黄色)」の推移です。

一番上の年代は1950年です。「団塊の世代(1047~1949年)の出生数」を反映して「15歳未満のこども(紺色)」が35.4%も占めています。

コロちゃんは、このグラフを見て感じたのですが、「15~64歳の生産年齢人口(青色)」はグラフの全期間を通して大きな変化はないのですね。

1950~2024年の間の「15~64歳の生産年齢人口(青色)」は、「2023年:59.4%」と「1995年:69.5%」の間を動いています。

やはり、日本全体を俯瞰すると人口の5~6割が生産に従事しないと、わが国は食べていけないのかも知れませんね。

しかし、この「15~64歳の生産年齢人口(青色)」も「2023年:59.4%」と過去最低となっていますね。今後大丈夫なのかなと不安になって来ますよ。

2024年の「65歳以上の高齢者(薄黄色)」は「29.2%」と過去最高となっています。この「高齢化率」は「2070年に38.7%」でピークを迎えると推定されています。

その時(2070年)の「15~64歳の生産年齢人口」は、52.1%まで低下するとされていますから、いやいや大変ですね。

しかし、2070年というと今から46年後ですか。コロちゃんはもちろん、コロちゃんの子どもたちも生きているかどうか・・・、ま、孫たちはそろそろ老後の準備をし始める年代かも。

頑張ってくださいね。
(*ノ´□`)ノガンバレェェェェ

なお、この「総務省統計局」が発表した「我が国のこどもの数ーこどもの日にちなんでー」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics141.pdf

2.「バイデン大統領からエールが?」

上記したように、「人口減少」が着々と進行していて、将来に於いても更なる「人口減少」が見込まれている「日本」ですが、アメリカの「バイデン大統領」から「エール」が贈られています。

先日4月1日に、「バイデン大統領」はワシントンの選挙資金集めのイベントで、以下のように述べたと報道されています。

「(日本や中国の経済が低調なのは)彼らが外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」

あらら、政治家なんだら「本音」を言っちゃダメでしょ。

そして更に「中国が経済面で停滞し日本が問題を抱えているのは、ロシアやインドも同じで外国人嫌いだからだ」と追い打ちをかけていますね。

えっ、これが「エール」なのかって?

そりゃそうでしょ。「困った時の友こそ真の友」っていうでしょ。

この言葉は「窮地に手を差し伸べてくれる友人こそが本当に友人だ」という意味ですから、「少子化で苦しんでいる友(日本)」に「バイデン大統領」が、ありがたいアドバイスを贈ってくれたのですよ。

えっ、ただ単に選挙民向けに「自分の政権の移民対策を自慢しているだけ」ですか?

やだなー、友人へわざわざ「耳に痛いアドバイスを贈る善意」を信じましょうね。
( ̄∇ ̄*)>エヘヘ♪

なお、この「暖かい友人のアドバイス」に対して「日本政府」は、4月3日に外交ルートで以下のような「お礼の言葉」を贈ったと報じられています。

「正確な理解に基づかない発言があったことは残念だ」by外務省

あらら、なんかこれは「お礼の言葉」にしては、ちょっと違うような・・・?
(。◔‸◔。)?

3.「在留外国人は340万人に増えた」

上記のように「バイデン大統領」から「同盟国の日本」に対して、困った時の暖かいアドバイスを頂いたのですが、もう「日本」はそれを実質的には実現しています。

公式には「移民政策は取ってはいない」としている「日本」ですが、その実態は違っています。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

出入国在留管理庁 在留外国人数の推移」より

https://www.moj.go.jp/isa/content/001415139.pdf
出典 出入国在留管理庁 令和5年末現在における在留外国人数についてより(5月5日利用)

上記のグラフは、2012~2024年の「在留外国人数」の推移です。

この「在留外国人」とは、「永住者」や「中長期在留者」などを指します。3カ月以下の「短期滞在者」は含まれません。

このグラフの2022年末の「在留外国人数」は「307万5213人」となっていますが、その後の2023年末では「341万992人」まで増えています。

1年間で32万人も増えているのです。

この2023年末の内訳を、ざっと見てみると「永住者:89万人」が一番多く、「技能実習生:40万人」が続いていますね。

すでに、「外国人労働者」の「日本の労働力人口」に占める割合は1.9%まで上昇しています。今の「日本」では、「外国人労働者」の流入が「日本国内」の労働人口の目減りを抑えているのです。

この方たちは、既に「日本国内」でお仕事を持ち働いていますから、建前はともかく「実質的には移民」だと、コロちゃんは考えていますよ。

4.「介護業界の人手不足」

コロちゃんは、「日本国内の労働人口」が増えようが減ろうが、あまり関心はありませんが、「介護業界」だけは別です。

コロちゃんは、介護認定の「要支援1」を受けていて、「訪問ヘルパー・訪問リハビリ」の派遣サービスを受けているのです。

コロちゃんの住む地域の「介護業界」では、既に「人手不足」が進行しており、いくら求人をかけても新しい方が入ってこないと、多くの方が口にしています。

コロちゃんは、将来の「終活」に於いて「24時間医療・看護・介護」の「自宅看取り」を目指していますから、地域の「介護体制」が崩壊すると、ホントに困るのです。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「厚生労働省 第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」より

https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000804129.pdf
出典:厚生労働省  第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数についてより(5月5日利用)

上記のグラフは「厚生労働省」が発表した「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」です。

「厚生労働省」は、3年間を1期とする「介護事業支援計画」を作成しています。この「第8期」は2021~2023年度になります。

上記のグラフでは、2019年度に211万人の「介護職員数」が、2023年度には233万人必要となって、22万人が不足する見込みだとしています。

直近のデータですと、2023年8月度時点で全国の「介護職員数」は214.9万人に留まっており、必要数の233万人には18.1万人も不足しています。

そして、今後の2025年度には243万人の「介護職員数」が必要とされていて、32万人の不足が見込まれています。

更に2040年度には「必要な介護職員数」は280万人と膨れ上がります。不足する人員数は69万人にものぼります。

「日本人」の今後の出生数と人数は、このブログの初めの方で見た通りです。

今後は、日本人の労働者が不足する「介護職員」に充当されるどころか、どこの業界でも人手不足が顕在化することは明らかです。

コロちゃんは、自身の「自宅での終活」のためにも、多くの外国人労働者の方々が、日本に来てくれることを心から願っていますよ。

5.「スフィンクスの謎」

皆さんは「スフィンクスの謎」を聞いたことがあると思います。

これは「ギリシャ神話」の中にあるお話しなのですが、「フェキオン山のスフィンクス」が通りかかる旅人に「朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足。この生き物は何か?」と問いかけたというものです。

この答えは「人間」で、「赤ん坊の頃は四つん這い、やがて二本足で立つようになるが、老人になると杖を突くので三本足になる」というものです。

コロちゃんが、この話を思い浮かべたのは「肺がんの末期」で「緩和ケア」となって自宅へ帰って来た「妻」の介護をしているときです。

「赤ちゃん」の時にはお母さんに💩・オシッコの世話までしてもらい、その後は自分が親になり子どもの💩・オシッコの面倒をみて、やがては自分が💩・オシッコの世話をしてもらう年寄りになります。

コロちゃんは、だんだんと身体が不自由になって行く「妻の世話」をしながら、そんなことを考えたのです。

だから多くのお年寄りが「出来ればPKK(ピンピンコロリ)がいい」と思って、終末期のことを考えないようにすることは、現状を理解していないと思うのですよね。

「PPK(ピンピンコロリ)」を「突然死」とするならば、「総死亡数」の10~20%とされていますね。多くの高齢者は最後の数か月間は「寝たきり」になる可能性は高いのですよね。

だからコロちゃんは自分には、一定期間は身の回りのお世話をすべてしてもらうような「終末期」は必ずあるものと考えていますよ。

6.「次はコロちゃんの番だよ」

コロちゃんは「妻の介護」をしていた時に、この「不自由な身の上」がやがては自分にも訪れるだろうと、ハッキリ意識するようになりましたね。

皆さん「インセン※」という言葉を知っていますか? コロちゃんはそれまで知りませんでしたよ。

(※インセン:陰部洗浄:洗浄料などを使用し陰部を洗い流すこと)

この「インセン」の説明には必ず書いてあることがあります。下記のことです。

「陰部はデリケートな部位であるため、陰部洗浄時にはご利用者様の自尊心を傷付けないような配慮が必要」

このことは、全て「介護士の方」に教えていただきました。

その時に思ったことは、コロちゃんは「妻の介護」はイヤだとは思いませんでしたよ。

むしろ他の方にしてもらうぐらいなら、コロちゃんがおこなった方が「妻の気持ちの負担」は軽いだろうと思っていました。

同時にその時に、今後コロちゃんが身動きが不自由になった時には、子どもや嫁さんには絶対してもらいたくはないとも真剣に思いましたよ。

その時には「介護のプロ」にお願いしたいと心から思いましたね。

コロちゃんは、妻が亡くなってからも「介護の本」を図書館で見渡して気になる本はチェックして借りて読んでいます。

その中で読む「介護士の姿」は、やはり「プロ」なのですよね。年老いて身体が不自由になった高齢者の心のひだをやさしく慰撫するような介護をされていますね。

もちろん実際の現場では、もっと機械的に進める介護士もいるかもしれませんが、それでもやはり「プロはプロ」。

お金を払って「身の回りの世話」をしてもらうことに、利用者が必要以上に気を遣う事はないのが良いです。その方が心の負担が軽いとコロちゃんは思いましたよ。

おっとっと、今日は「子どもの数がまた減った」から「人手不足」と進みました。

それから「バイデン大統領のエール」から、「介護士の不足」と「お次はコロちゃんの番だよ」と、話しがあちこちに飛び飛びになりましたね。

ちょっと、コロちゃんの思考のブレがハッキリ見えてしまいましたが、コロちゃんは普段からこんなことを考えているんだよ、ということでお許しください。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Ylanite KoppensによるPixabayからの画像

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