【生活考】確定申告の時期だよね・・・

生活

コロちゃんは、「確定申告」をすることにしました。一昨年までは、収入が低すぎて税金をはらっていなかったので確定申告をする必要がなかったのです。

それが、妻が亡くなりコロちゃん世帯の扶養控除が無くなりました。それで昨年コロちゃんは税金を払っていたのです。

お国もひどいですね、清貧コロちゃんから、税金を取るなんて、寝ている布団を奪うような行為です(いや、布団は持っていきません)。

だけど・・・。その顛末をポチポチとお知らせします。

1.確定申告は何年ぶりかなー

コロちゃんが、以前確定申告を行ったのは、もう10年以上以前で、用紙に記入して封筒に入れて提出していました。

最近はパソコンで申告できると聞き、見様見真似でやってみることにしました。

「はじめてのおつかい」ではなく、コロちゃんの「初めてのパソコンでの確定申告」です。
(,,•﹏•,,)ドキドキ

2.国税庁でポチポチ

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
出典:国税庁ホームページ(2月17日利用)

さっそく、上記のホームページを訪れてみました。これの「令和4年分確定申告書の作成」でいいんだよね。

待てよ、「確定申告書の作成」に行く前に、このページのあちこちを調べておきましょう。

ふむふむ、むかしの確定申告では書類添付をしていたけれど、パソコンでは「マイナポータル」を使えば自動入力ができるとありますね。

だけど、「マイナポータル」って何なの?

3.マイナポータルとは何か

https://myna.go.jp/
出典:マイナポータル(2月17日利用)

「マイナポータルとは、政府が運営しているオンラインサービスのことです」

「子育てや介護に関する行政手続きを、ワンストップでスムーズに行えたり、個人に合った行政のお知らせなどを受け取ることができます」

なるほど、マイナンバーカードを使った行政サービスのようですね。

そういうわけで、国税庁ホームページ確定申告ページの中段にある「トピックス」の「マイナポータル連携で自動入力!」をポチしてみました。

4.マイナポータル連携とは何か

「マイナポータル連携」とは下記の説明のように、必要書類のデータを自動入力できる優れもののようです。

これは便利ですね。医療情報なんかを自分でエクセルでつくらなくて済みました。

「マイナポータル連携とは、年末調整手続や所得税確定申告手続について、マイナポータル経由で、控除証明書等の必要書類のデータを一括取得し、各種申告書の該当項目へ自動入力する機能です」

「確定申告の場合、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、自動入力ができます」

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/mynapo.htm
出典:国税庁ホームページ(2月17日利用)

「マイナポータル連携」で自動入力できる対象はの書類は、以下の通りです。

コロちゃんは、医療費と公的年金の源泉徴収票が欲しいですから、これを利用します。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/myna-auto.htm
出典:国税庁ホームページ 令和4年分確定申告特集より(2月17日利用)

ポチポチと進行していくと、「マイナポータルから証明書等データの情報を取得します」と表示されました。

5.確定申告書作成コーナー

何とか事前設定を終えました。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

いよいよ確定申告書作成コーナーへと進みます。

出典:国税庁ホームページ 国税庁 確定申告書等作成コーナーより
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

ここでもマイナンバーカードが必要なのかー。ややこしいな。

コロちゃんは、「スマートフォンを利用してe-tax」を選択して税務署へ提出ですね。



出典:国税庁ホームページ 国税庁 確定申告書等作成コーナーより
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top_web#bsctrl

6.書類が足りないよ

確定申告書作成コーナーで、「マイナポータル連携」から必要書類を入手します。

あれれ! おかしいな、源泉徴収票が足りないよ。年金の源泉徴収票が来ていないよ。

「マイナポータル」から「ねんきんネット」へログインして、源泉徴収票が来ているかどうか見てみると、こちらには1月4日に来ているなー。

なんで「ねんきんネット」に来ているのに、「マイナポータル連携」には来ていないんだろう?

7.ねんきんネットとは何か

「ねんきんネット」とは、オンラインで自分自身の年金記録を確認できるサービスです。「日本年金機構」が提供しています。

コロちゃんは、ずいぶん以前に登録しているからログインするだけですね。

あー、以前はパスワードでログインしてたけど、今はマイナンバーカードでもログインできるようになったんですね。

https://www.nenkin.go.jp/n_net/
出典:ねんきんネット(2月17日利用)

こちらの、コロちゃんの「ねんきんネット」には、源泉徴収票が1月4日に通知されているんです。

ところが「マイナポータル連携」の方には反映していない。

なんでかな?

8.お問い合わせで聞きました

ポチポチとネットで調べても、どこにもそのような情報はないなー。

しかたない、電話して聞くしかないよね。マイナポータルの問い合わせ窓口に電話します。

年金の源泉徴収票が、マイナポータルに来ていないのはなぜ?

それは、年金の方で聞いてください

「それは、マイナポータルの側でなく、ねんきんネット側の問題ですね。あちらでお尋ねください」というんですよ。

それで、年金の相談窓口に電話して聞きました。そちらの方は、何度も席を外して他の方に聞きまわりながら丁寧に調べていただきました。

9.なんと提携申し込みが遅すぎたそうです

提携手続きはいつしましたか?

昨日しました

連携手続きをする以前の通知は、連携に反映しないシステムなんです。源泉徴収票の再発行申請を行ってください

「ねんきんネット」においては、「マイナポータル連携」の申し込み以前の通知は連携に反映しないシステムとなっていることがわかりました。

この場合は、源泉徴収票の交付日が1月4日ですから、その日以前に「マイナポータル連携」手続きをしないと反映しません。

ですから、これからもう一度新たに源泉徴収票の再交付を申しこめば源泉徴収票のデータは、「マイナポータル」に送られるようになりますとのことでした。

ただ、データが送られるまでには申請から1週間ほどかかるとのことでした。

そんなの聞いてないよー。
どこにも書いていないよー。
そんなのわかんないよー。
( ̄д ̄) エー

10.一週間が過ぎました

というわけで、一週間が過ぎました。

11.再び確定申告書作成コーナーです

一週間が過ぎて、「ねんきんネット」に源泉徴収票が再交付されました。

今度は、「マイナポータル連携」で源泉徴収票が読み取れて、やっと確定申告書が作成できました。

出典:国税庁ホームページ 国税庁 確定申告書等作成コーナーより
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

今度は、最後の「計算結果確認」まで到達しました。しかし、これは・・・。

12.驚きの結果が・・・

あれれっ! 税金が還付されるどころか、「〇〇〇円納付」となってるし、その下には「確定申告と納税は不要です」と表示されていますね。

なんで、なんで、なんで?
( `・д・)っ))ナンデヤネンッ

コロちゃんは、この確定申告をする前に、市役所と税務署に電話して確認しているんですよ。「年金収入はこれこれなんだけど、確定申告する必要ありますか?」って。

その時は、市役所と税務署の方は、両方とも「確定申告してください」って言っていたんですよね。
わっかんないなー。

今度は、税務署の相談窓口で、上記の内容の確認です。

その表示でしたら、確定申告は必要ありませんし、納税も必要ありません。ただし、市・県民税の方は申告すれ減額があるかもしれません。

医療費控除の還付はないのかー。
ちょっと残念だなー。
だけど、納税もないんだなー。

税務署のお偉いさん、コロちゃんから布団を剝いでいくなんて言ってごめんなさい。今後とも、税金をいっぱい取らないでね。
(;・д・)ノあ、ごめん。

13.市役所へ電話です。

国税である所得税の「確定申告」は必要ないことがわかりました。しかし、市・県民税である住民税の方はわかりませんので、さっそく電話です。

あれこれあれこれ

住民税が減額される可能性がありますので、申告してください。当市ではネットではできません。封筒を郵送しますので、ご記入していただいて、ご返送ください。

住民税は、しっかりかかるようですね。だけど、申告をすれば医療費控除で減額があるかもしれないとのことでした。

コロちゃんの住んでいる自治体では、税務申告は依然として紙で行っているんですと。

書類に記入して郵送するか、特設会場で申告手続きを進めるかしかないそうです。

コロちゃんは、この「確定申告」で長時間作業を行いましたが、申告作業に精通できたことと、市・県民税の方の減額を受けられそうなことが成果でした。

また、医療費情報が「マイナポータル」からPDFで簡単にダウンロードできるのは優れものですね。自分で一覧表を作らずに済みます。市への申告書には、このダウンロードしたプリントを添付します。

しかしコロちゃんは、長時間かかってこの作業をしたのですが、国税の確定申告は不要となりましたので、このブログをまとめられたことが最大の成果だったように思われます。

14.ネットですべて手続きできれば便利なんだけど

今回コロちゃんは、「マイナポータル連携」がスムーズにいかずに、コールセンターに電話しなければ理由がわかりませんでした。

まだ、このシステムは稼働したばかりなので、ある程度はやむを得ないところもあるかと思います。

しかし、このようなありえそうなトラブルの解決方法が簡単にわかるようにしてほしいと思いました。

また、地方自治体のIT化の遅さです。

国よりも先んじて申告事務のネット化に取り組むぐらいの姿勢が欲しかったですね。

このコロちゃんの体験が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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