おはようございます。今朝は、散歩中に空を見上げたら一面の雲に覆われていました。どうりで朝からムシムシしているはずです。
ワンコも不快そうにポテポテ歩いていましたね。
あんまり晴天だと「太陽ギラギラ」ですし、今日のような曇天でも「ムシムシ」じゃあ、何ともどうしようもないですね。
皆様も暑さに負けないようにお過ごしください。
きょうは、コロちゃんが暑い中を「眼科医院」にお出かけしたお話をポチポチします。
1.あれれ? 左目に違和感が!
ある日のことです。コロちゃんがワンコと散歩していましたら、遠くの丘陵地帯にある木々を見ると、ちょっと左眼に違和感を感じました。
なんとなく、遠くの木々に目の焦点が合わないような変な違和感を感じたのです。
その後も、お家でこのブログの原稿をポチポチしていて、左目の瞼がパッチリと開かないような違和感があるんですよね。
この症状は、いつも感じているわけではなく、時々起こるようでした。
ちょうど、「コロちゃんの夏休み」の前でしたので、準備や実行でバタバタしているうちには、すっかり忘れていましたから「大したことはないね」と思っていました。
2.夏休み中に、うっかり話しちゃった
そんなこんなで、楽しい楽しい「夏休み」が始まりました。「夏休み」中のコロちゃんの活躍を、まだお読みになっていない方は、下記のリンクのクリックをお願い致します。
この「夏休み」で、コロちゃんはとても楽しい日々を過ごすことが出来ました。「次男一家の家長様」と直接会うことも久しぶりですので、お話が弾みました。
最近の身体の調子はどうなの?
腰痛はだいぶ良くなっているよ。
ただ、先週から左眼がシバシバしているんだよね
な~に~!眼科医へ、いーけーえー!
あ、まず・・。いやいや・・はい、行きます・・💦💦
コロちゃんは、言わずもがなのことを口走ってしました。「夏休み」で気が緩んでいたんですね。
「次男一家家長様」は、理詰めで来ますから、反論が難しいんです。だから「面倒だから・・・」なんて返答したら、しこたま怒られてしまいます。
「老いては子に従え」とはよく言ったものですね。
このことわざは、「江戸いろはかるた」にも収録されている古いことわざです。
このことわざの語源は、仏教の専門用語をまとめた書物の「大智度論」に出てくる「三従」に由来しています。
また、儒教の書物「大戴礼記」(漢の学者、戴徳によって書かれた論文集)にも出てきます。
全文は「幼にしては父兄に従い、嫁しては夫に従い、夫死しては(老いては)子に従う」
このような内容ですから、対象は「女性」なんです。女性に上から目線で説き教える内容ですね。
今だったら到底通用しない思想なのです。ジェンダーギャップ指数が最低ランクの日本でさえ、誰も支持しないでしょう。
ただ今回の場合は、この「老いては子に従え」の対象が「女性」ではなく、コロちゃんでしたから、このことわざは、十分に通用するのです。
ですから、コロちゃんは、なるべく「子に従う」ように心がけているのです。
3.そんなこんなで、暑い中「眼科医院」へ
というわけで、「夏休み」が無事終わった後の今日に、コロちゃんは、自転車をキコキコこぎながら、いつも行く近隣の「眼科医院」を目指します。
えっ! なんで車で行かないんだって?
よくぞ聞いてくれました。コロちゃんが「眼科医院」に自転車で向かうのは、深い理由があるのです。
それは、この後にお話します。
コロちゃんが自転車をキコキコすること15分。やっとコロちゃんは、目指す「眼科医院」へ到着しました。
いやはや「眼科医院」には、朝一番で出かけたのに、すでに外の世界は炎天下でしたね。
コロちゃんは、汗を拭き拭き「眼科医院」のドアを開き、待合室に入ります。
あんまり涼しくないね・・・。
この眼科医院は、エアコンをケチっているか、それとも年寄りが多い患者に配慮して、エアコンの設定温度を高くしているのかもしれませんね。
コロちゃんは、本を持ってきましたから、待合室でゆっくりと順番を待っていました。
今日読書に持ってきた本は、以下の本です。
この本の内容は、黒田日銀の「異次元の金融緩和」の総括のような経済の本です。
著者は、日本経済新聞社の論説委員の大塚節雄氏で、難しいマクロ経済のあれこれを、一般の方にもわかり易いように説明しています。
コロちゃんは、日本や世界の「マクロ経済」に興味を持っていますので、とても興味深く読んでました。
そして、じっくりと本を読んでいるうちに、呼ぶ声が待合室に響きわたります。
「コロちゃんさ~ん!」
4.「看護師さん」と「眼科医さん」とコロちゃん
名前を呼ばれたコロちゃんは、元気よく右手を上げて返事をします。
「は~い!」。
今日は、どうしました?
左眼の違和感です。眼が開けずらい感覚があり、遠くを見た時に焦点が合いにくいような違和感があります。
症状を看護師さんに説明すると、次には眼科医師の診察です。医師は元気よく検査方針を説明してくれました。
(医師が元気よくなかったら、商売あがったりですよね。元気がないのは患者さんでなきゃ)
それでは、眼底検査と眼のフォトを撮りましょう
このようなやり取りがあり、コロちゃんは、「散瞳剤」という眼にポチっとすると瞳孔が広がったままになるお薬を点眼されました。
また、看護師さんから、眼のフォトを右目と左目の両方を撮ってもらいました。
そして、しばらくすると、再び先生の診察です。診察室は周りを暗幕のようなもので覆っています。
その、薄暗いところで診察が行なわれます。医師は、右手に小さなフラッシュライトのようなものを持っています。光の色は赤いです。
はい、このライトを見てください。
頭は動かさないでね。
はい、右をむいて。
下を向いて。
左を向いて。
上を向いて。
「頭は動かさないで!」
コロちゃんは、医師から叱られてしまいました。だって、右左に視線を向けたら、どうしても顔もそっちを向いちゃいますよ。
やっと「視線右左上下」が終わりました。
今、みてみたら、見え方には異常はないですね
「ただ、先ほど撮りました眼のフォトですが、右目は正常なんですけど、左目は、右目にはあるくぼみが無くなっています。これは『黄斑上膜』と言って網膜の表面にセロファン状の膜が張る病気です」
5.「黄斑上膜」って何?
えーっ! コロちゃんは「黄斑上膜」って初めて聞いたよ。
コロちゃん、どうなっちゃうの?
失明なんかしないよね? 突然の眼科医からの宣告に、コロちゃん大慌てです。
そもそも「黄斑上膜」って何なの?
下記の引用の図をご覧ください。
「ウィキペディア 目」より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「目」最終更新 2023年6月24日 (土) 00:55
上記の図の右下の台形の枠の中に、4つの部位名が記載されています。
上から順に、記載してみます。下記をご覧ください。
「網膜」
「黄斑」
「中心窩」
「視神経乳頭」
この二つ目の「黄斑」を見てください。引用したイラストを見ると、すぐ下に「中心窩」という小さなくぼみが見えます。
このイラストのようにくぼみがあるのが正常な状態なのですが、このくぼみにセロファン状の膜が張ってきて、くぼみが無くなっている状態が、コロちゃんの左目だそうです。
このくぼみの上に形成されるセロファン状の膜が、「黄斑上膜」です。
この膜がテント状に盛り上がってくると、視野にゆがみが出てきます。そうなると手術してセロファン状の膜を取らなければなりません。
「ただ、おそらくこのままで進行しないと思います。この症状が起きた原因は加齢ですから防ぐことはできません」
「コロちゃんさんの視力は、左右とも1.5出ていますから、無理に手術などはする必要はありませんね」
「眼の違和感は、パソコンなどを長時間使っていると、疲労しますから、そのせいかもしれません。マラソンを走ると全身が疲れるのと同じに、眼も長時間使い続けると疲労します」
「今日は、点眼液も出しておきますから、両目に一日3~4回さしてください」
えっ! あっ! おっ! はいはいはい(ガクガクガク)。
コロちゃんは、「黄斑上膜」という初めて聞く医学用語と、この眼の中の異変をどう考えたらよいのかわからないことに、すっかり混乱していました。
最後の(ガクガクガク)は、医師の指示へのコロちゃんの反応です。思わず顔を上下に相槌を打ちました。
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
だけど、コロちゃんの左目の違和感は、どうやらブログポチポチのやりすぎの可能性が高いですね。
コロちゃんは、「夏休み」期間中のブログ更新の為に、「夏休み」前に毎日6時間以上はパソコンをポチポチしていましたし、その後の気晴らしでもアイパッドを見ていました。
さすがにこれだけ目を酷使していたら、疲れはしますよねー。
しかし、医師によると「黄斑上膜」は、眼の疲れとは関係ないそうです。何しろ原因は「老化」ですから。
今回偶然に眼のフォトを撮ったのでわかったわけですが、「黄斑上膜」は高齢者にはありふれた病気で、この医師も月に何件もその患者を扱うとおっしゃていました。
原因は「老化」ですから防ぎようがなく、視野がゆがむようになった時には、対処法は手術でセロファン状の膜を取り除く以外はないそうです。
しかし、この医師の所見としては「今後どうなるのかはわからないが、おそらく視野がゆがむような悪化はしないと思う」とのことでした。
6.帰り道は「怪しいじいちゃん」
この眼科医院では、眼のフォトも撮りましたし眼底検査もしましたから、治療費の支払いは3割負担で¥2210円でした。
そして、帰り道に、薬局で点眼液(シアノコバラミン)を5瓶受け取ります。こちらは¥620円でしたね。
実は、コロちゃんが「眼科医院」に行くと、大変なのは帰り道なんです。
眼底検査を行うためには、眼に「散瞳剤」を点眼します。そうすると瞳孔が開きっぱなしになって、閉じなくなります。
そうすると、外に出るとまぶしくて、とても眼を開けていられなくなっちゃうのです。
眼科医が眼を検査をするためには必要な処置なのですが、この瞳孔が元通りに回復するのは、点眼後4~6時間かかるそうです。
ですからコロちゃんは、今日眼科医院を受診するにあたって、サングラスを持参したうえで、自動車ではなく、自転車で眼科医院まで来たのです。
下記のフォトは、怪しい人物ではありません。眼科医受診から帰り道のコロちゃんの姿です。
決して、怪しくはないですからね。110番しないでくださいね。
7.「楽観バイアス」を自覚する
今日コロちゃんが眼科医に行ったのは、「次男一家家長様」から、強く命令されたからです。
コロちゃん自身は、いささか左目に違和感は感じてはいたものの、実生活に支障はないのですから、ほっとけばそのうちに回復するなんて、楽観的に考えていました。
コロちゃんは、以前に「大腸がん」と「悪性リンパ腫」に罹患し、症状が自覚される前の「検診」の大切さをあれほど理解していたはずなのにです。
(「大腸がん」「悪性リンパ腫」は、罹患後5年経過して完治となっています)
やはり、人間は常に「楽観バイアス」に覆われています。「楽観バイアス」とは何か?
下記の引用をご覧ください。
「ウィキペディア 正常性バイアス」より
「正常性バイアスとは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のこと。」
「自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「前例がない」「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「正常性バイアス」最終更新 2023年5月15日 (月) 00:15
上記の引用の通り、見たくないものを見ないのは、人間のありふれた行為なのです。
だから、コロちゃんは悪くないもん。悪いのは「楽観バイアス」だかんね。
(๑´ڡ`๑)てへぺろ
しかし、やはり悪くなる前の検査は大切ですね。コロちゃんは、これを教訓にして無駄足でもよいから、ちょっとでも異変を感じたらすぐに病院に行くことにしますね。
皆さんも、このコロちゃんのドタバタをぜひ「参考」と「教訓」にしてくださいね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
コメント