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【読書考】「日露戦争 起源と開戦」(上)を読んで

【読書考】「日露戦争 起源と開戦」(上)(和田春樹 著 岩波書店) 「日本人は日露戦争を司馬遼太郎の『坂の上の雲』で知った」という言葉があるように、「坂の上の雲」は実に面白くそして痛快な歴史小説でしたが、本書は「和田春樹」の「坂の上...
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【読書考】「脱成長と欲望の資本主義」(丸山俊一 著 東洋経済新報社)を読んで

「脱成長と欲望の資本主義」(丸山俊一+NHK「欲望の資本主義」制作班 著) 本書は、NHKのBS番組「欲望の資本主義2002自由に」で放送されたものの書籍化です。 本書には、「人新世の資本論」でよく知られた斉藤幸平氏(経済思想...
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【読書考】「徳川の幕末」を読んで

コロちゃんは、本書の著者の松浦玲さんの大ファンです。その大好きな作家・歴史学者が2020年に出版したのが本書「徳川の幕末」です。 これはさっそく読まなきゃあと、いそいそと本書を手に持ちました。 「徳川の幕末」(松浦玲 著 筑摩...
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【読書考】「ぼくらの頭脳の鍛え方」を読んで

「ぼくらの頭脳の鍛え方」(立花隆 佐藤優 著 文春新書 2009年) 本書は「知の巨人」と言われたお二人の対談集です。 コロちゃんは1980年代ごろに、立花隆氏に耽溺して著作のほとんどを読んだ記憶があります。 最...
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【読書考】「欲望の経済を終わらせる」を読んで

「欲望の経済を終わらせる」(井出英作 著 インターナショナル新書 2020年) 本書を読んでコロちゃんは、袋小路におちいっているような日本から、抜け出る方策が見つかったような気分を持ちました。 30年以上停滞している日本経済。...
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【読書考】「あんぽん 孫正義伝」を読んで

「あんぽん 孫正義伝」(佐野眞一 著 小学館 2012年) 凄い本と思いました。 いや、凄いのはもちろん本書の主人公の「孫正義」なのですが、「在日差別」という日本が背負った歴史の宿痾のような過去の中から生まれた「異端の経営者」...
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【読書考】「中国の行動原理」を読んで

中国の行動原理(増尾智佐子 著 中央公論社 2019年) いま書店では、数多くの「中国本」が書棚を埋め、また毎年多数出版されていますが、本書はそれらの中でも際立って光っています。 「中国人を規定する伝統的家族観」では、マルクス...
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【読書考】「皇帝フリードリッヒ二世の生涯 」を読んで

「皇帝フリードリッヒ二世の生涯 」(塩野七生 著 新潮文庫) コロちゃんは、著者の「ローマ人の物語」にすっかり魅了されてましたので、塩野七生さんの大ファンです。著作はほとんど読みました。 コロちゃんの姉も著者が好きで、塩野七生...
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【読書考】「勝海舟」を読んで

「勝海舟」(松浦令 著 筑摩書房 2010年) この本は面白くて、3回も読み返しました。 1回目は、普通に読んで面白かった。そうしたら、やたら脚注が多いのに気づきました。 そして、脚注の字数も多い。脚注だけで新書...
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【読書考】「成長の臨界」を読んで

「成長の臨海」(河野龍太郎 慶応義塾大学出版会)  この本を最近読みました。「飽和資本主義はどこへむかうのか」と扉に書いてある日本経済の本です。 日銀の金融政策や政府の財政政策、企業活動について詳しく考察している本なんですが、...
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