0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「簡易型(2年後)と精緻な案(4年以上)が出てきているよ」
②「簡易型(2年後)は給与所得者のみが対象か?」
③「高齢者を対象とする必要性は乏しいって?」
④「老後の介護に不安を感じる高齢者は3人に1人か?」
⑤「既存の年金・生活保護制度で物価上昇の生活苦を解決できるのか?」
⑥「少年コロちゃんと貧しい家と御屋敷の家の友人たち」

1.「簡易型(2年後)と精緻な案(4年以上)が出てきているよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「給付付き『簡易型』に2年/政府見通し/給付のみで早期実施案」との見出しが目に入りましたよ。
コロちゃんは、これって「社会保障国民会議」の「給付付き税額控除の案」だよね、と思ってじっくり読んでみましたよ。
コロちゃんは、この「給付付き税額控除」が「高齢者を排除した案」が出てくるのではないかと、少しビクビクしながら注目していたのですよね。
記事を読むと、「給付付き税額控除の事務を国が担う場合、対象者を絞った『簡易型』でも実現に2~3年かかるとの見通しを示した」と報じていますよ。
さらに「より精緻な仕組みをつくる場合は4年以上かかるとみる」とも記載していますね。
そしてコロちゃんが注目したのは、「税額控除を実施せず、給付への一本化を求める声が大勢を占めた」として、次の意見を並べていましたよ。
「スピード感を持った支援や事務の効率化につながる」
「(給付へ)一本化しても受益者の経済的利益は同じ」
うーむ、この「大勢を占めた意見」がそのまま実現すれば、「給付付き税額控除」ではなくなり「単なる給付制度になる」とコロちゃんは思いましたよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
もちろん、上記の声にあるように「経済的利益は同じ」なんですけれど、「給付を受けられる人と受けられない人」が一目瞭然となってしまいますよね。
それがどんな結果を生むのか、今すぐ考えることではないのかも知れませんけれど、なにか混乱が起きるような気がするコロちゃんでしたよ。
それはともかく、コロちゃんは「給付付き税額控除の簡易型と精緻な案」を読んでみようと思いましたよ。次にご紹介しますね。
なお、この「日経新聞」の「給付付き『簡易型』に2年/政府見通し/給付のみで早期実施案」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「簡易型(2年後)は給与所得者のみが対象か?」
コロちゃんは、冒頭の記事を読んでさっそく「内閣官房」の「社会保障国民会議」のサイトから「有識者会議の資料」を探してみましたよ。
そこには「デジタル庁」が提出した「資料」に、下記の2つの案が並んでいました。
◎「国が給付を行うためにシステム・運用上解決すべき事項」
①「2~3年後の実現に向けて解決すべき事項」
(下記は一部抜粋)
❶「台帳作成のためのシステム整備」
・「給付主体による対象者抽出」
❷「1日あたりの振込件数制約への対応」
・「国、日銀、金融機関における一日あたりの振込件数には制約が存在」
❸「略」
❹「略」
②「より理想的な制度の実現に向け解決すべき事項(4年以上~)」
❶「国・自治体非保有データ等を利用可能とするためのシステム整備」
・「金融所得・資産情報を利用してより精緻に給付対象者を決定する制度設計の場合(3~5年程度)」
❷「略」
❸「金融所得や資産の把握方法等」
・「金融所得データの把握方法、資産等を考慮する場合、預貯金口座等へのマイナンバー付番の在り方」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokuminkaigi/contents/20260421/03_siryou3.pdf
(出典:デジタル庁 給付事務の円滑化・迅速化のためのデジタルツールについてより:4月23日利用)
うーん、上記の「①が2~3年後の簡易な案のプラン」で「②が4年以上かかるという精緻な案」ですよね。
(´ヘ`;) ウーン
コロちゃんは、上記をざっと読んで「②精緻な案の目玉は金融所得・金融資産の把握だ」と思いましたよ。
それをやらないならば、「2年後に給付で制度は出発できる」とも読めますが、コロちゃんが気が付いたのは以下ですよ。
◎「簡素な案(2年後実施可能)とは、対象が給与所得者のみ(働く人だけ)ではないか?」
上記の「簡素な案」と「精緻な案」には、最初に次の記載があるのですよね。
「簡素な要件(※1)で限定された対象者への給付であれば、台帳作成及び支給方法などのシステム上の課題は、2-3年後には解決可能か」byデジタル庁
コロちゃんは、この「簡素な要件(※1)」って何かを探して見ましたら、すぐ下に記載がありましたよ。
●「※1(簡素な要件):国・自治体保有のデータの突合で判断できるもの(前年の給与所得等を勘案した勤労者個人への給付など)」
ふむふむ、これって「簡素な案の給付対象者は前年の『給与所得等を勘案した勤労者個人』だけですよね。
(σロ-ロ)✧フムフム…
コロちゃんみたいな「年金所得しかない高齢者」は、ここには入らないよね・・・多分。
(* ´³Д³`)トホホ…
コロちゃんは、4年以上かかるという「金融所得・資産の把握」をもっとスピーディに進めて、この「給付対象者」に「貧しい高齢者も入れて欲しい」と願っていますよ。

3.「高齢者を対象とする必要性は乏しいって?」
コロちゃんは、この「社会保障国民会議」の「これまでの議論(抜粋)」の中から気になった内容を読みましたよ。以下でしたよ。
「高齢者を対象とする必要性は乏しいのではないか」by制度設計④
「就労インセンティブを重視するなら、厚生年金加入期間の70歳まで、自営業者と給与所得者の公平性を重視するのであれば、基礎年金拠出期間の60歳までとすることも考えられるのではないか」by制度設計④
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokuminkaigi/contents/20260421/01_siryou1.pdf
(出典:内閣官房 人口戦略本部・全世代型社会保障構築本部事務局 これまでご議論いただいた内容等についてより:4月23日利用)
ふーむ、これは「(有識者の)誰かのご発言」のようですから、まだ決まったわけではないですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム
だけど「高齢者を対象とする必要性は乏しい」とテレビカメラの前で言えるのかなー?
コロちゃんだって「高齢者が平均1600万円を保有している(※)」ことは知っていますよ。だけど「資産が少ない高齢者も多い」のですよね。
(※厚生労働省:2022年 国民生活基礎調査の概況より)
この後には「勤労世帯を対象とすることを理解するが、社会的に公平感を維持できるか」との意見も記載されていましたから、「高齢者抜き」には懸念の声もあるようですよね。
だけどコロちゃんには、この「有識者会議(12人)」の中で「高齢者抜きの声」が「全体の雰囲気」なのかどうかは気になるところだと思いましたよ。

4.「老後の介護に不安を感じる高齢者は3人に1人か?」
前項で「社会保障国民会議」の「有識者会議」で、「高齢者を対象とする必要性は乏しい」との意見が出ていたことを書きましたが、ここで「本当に必要がないか」を見ておきましょう。
「厚生労働省」は、毎年「国民生活の基礎調査」を行なっていますが、「金融資産の分布の調査」は5年に1回の「大調査」でしか行われていないのですよね。
それで最新の「金融資産分布」は「2022年の調査」でしたよ。下記は「高齢者の資産分布」です。
◎「高齢者世帯の金融資産分布」
(小数点以下切り捨て)
➀「貯蓄がない:11%」
➁「貯蓄がある:80%」
・「50万未満 : 3%」
・「50~100万円 : 3%」
・「100~200万円 : 6%」
・「200~300万円 : 4%」
・「300~400万円 : 5%」
・「400~500万円 : 3%」
・「500~700万円 : 7%」
・「700~1000万円 : 6%」
・「1000~1500万円: 9%」
・「1500~2000万円: 5%」
・「2000~3000万円: 8%」
・「3000万円以上 :14%」(ボリュームゾーン)
③「高齢者世帯平均:1600万円」
(100万円未満切り捨て)
(中央値はもっと低い)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省:2022年 国民生活基礎調査の概況より:4月23日利用)
うーむ、見事に分散していますね。
(´ヘ`;)ウーム…
上記の「高齢者の資産のボリュームゾーン」は、「3000万円以上の14%」ですが、コロちゃんが注目したのは「資産500万円以下が合計で25%」もいることですよね。
これに「資産ゼロの11%」を合わせると「36%」と、「高齢者の3人に1人が資産500万円以下」です。
コロちゃんは、「老後の介護費用」を以前調べてみましたが下記の例が発表されていましたよ。
◎「老後の介護費用」
(平均介護期間:55カ月〔約4年7カ月〕)
①「在宅介護」
・「一時的な費用:47万円」
・「月額費用:5.2万円×55カ月=286万円」
・「合計 :333万円」
②「施設介護」
・「月額費用:13.8万円×55カ月=759万円」
・「施設によっては高額な入居一時金が必要となる場合あり」
https://anshinkaigo.asahi-life.co.jp/activity/kaigo/column41/01/
(出典:朝日生命 在宅介護の費用はどれくらい?施設介護費用との比較と選び方のポイントより:4月23日利用)
ふーむ、「老後の介護」は高齢者自身で選択できませんからね。
( ̄へ ̄|||) フーム
「介護生活」に入ると「年金」だけでは足りずに「資産」を取り崩して生活せざるを得ませんよね。
ただ、上記の「①自宅介護で333万円」と「②施設介護で759万円」ということは、「老後の介護には目安として平均500万円前後かかる」となっていますよ。
これを聞いた高齢者の皆さんが「資産500万円以下」だと不安を感じるのは間違いがありませんよね。
上記の「厚生労働省」の発表した「各種世帯の貯蓄額階級別世帯数の構成割合」では、「65歳以上の高齢者の資産」で「500万円以下は36%と3人に1人」でしたね。
コロちゃんは、「給付付き税額控除制度」から「高齢者を除外」したら、これらの「(資産ゼロの高齢者はもちろん)資産が少ない高齢者」からは「なんでだよ!」と声が上がると思っていますよ。

5.「既存の年金・生活保護制度で物価上昇の生活苦を解決できるのか?」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
この「給付付き税額控除の主な目的」は、「低・中所得層の負担軽減と就労促進」とされています。つまり「高齢者の対策」はこの目的には入っていないのですよね。
前項で見た「内閣官房人口戦略本部・全世代型社会保障構築本部事務局」の「これまでご議論いただいた内容等について」には、下記の記載が書いてありましたよ。
「低年金の方に対しては、年金制度等の既存の制度の中での対応を議論していくべきではないか」by制度設計⑤
「低所得者への対応は、年金制度や生活保護など既存の制度で、それぞれ財源を確保して対応が行われてきており、それぞれの制度の中で解決すべき課題ではないか」by制度設計⑤
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokuminkaigi/contents/20260421/01_siryou1.pdf
(出典:内閣官房 人口戦略本部・全世代型社会保障構築本部事務局 これまでご議論いただいた内容等についてより:4月23日利用)
上記は、「低年金と低所得者への対応」は、この「給付付き税額控除」ではなく、「年金制度や生活保護制度でやるべきだ」と言っているのですよね。
しかしコロちゃんは、「既存の年金制度と生活保護制度」では、現在「低年金と低所得者の生活苦と老後不安に対応できていない」のですよね。
それが、上記の「有識者会議」では「低年金・低所得者対策」は「給付付き税額控除制度ではなく、既存の年金制度や生活保護制度で解決すべき」と、他に押し付けているのですよね。
しかし、そもそも「既存の年金・生活保護制度」で「物価上昇の下での生活苦と老後不安」に対処できていれば、わざわざ「新しい制度」を頼る必要などありませんよね。
「今の制度」で対処できていないからこそ「新しい制度が必要になってきた」のですよ。
そして、多くの国民が、今度新たに今度つくられる「給付付き税額控除制度」に期待しているのですよ。
コロちゃんが望むのは、「物価上昇による生活苦」を救える制度ですよ。それは「国民全員に公平な制度」でなければならないとも考えています。
そのための「給付付き税額控除制度」には、「現役世代」と「高齢世代」を切り分ける扱いは「公平ではない」とコロちゃんは感じていますよ。

6.「少年コロちゃんと貧しい家と御屋敷の家の友人たち」
さて今日は、「給付付き税額控除、簡易型か精緻な案か?──どちらも高齢者抜きの声が出ているよ」をテーマに考察してみましたよ。
コロちゃんは、もう「70代のおじいちゃん」ですから、「貧しい人と豊かな人がいる社会」はこれまでにずいぶん見てきたのですよね。
コロちゃんが少年だった「1960年代」には、「御屋敷」に住んでいた友人もいましたし、一方では「崩れそうなバラックみたいな家」に住んでいた友人もいましたよ。
少年コロちゃんは、そのどちらの家にも遊びに行ったことがありましたが、「子どもの世界は平等・公平(気にしない)」で遊び仲間でしたよ。
今日の「コロちゃん話」は、1960年代の「少年コロちゃんの友達の家」を書いてみますね。
まず「貧しい家の友達」ですが、小学生だった少年コロちゃんが遊びに行った家は、「倒れそうな家」が6~7軒繋がった長屋でしたよ。
当時の「家の屋根」は「裕福な家」は「瓦葺き」でした。「貧しい家」は「トタン板にコールタールを塗った屋根の平屋」でしたね。
そして「畳の床」が、けば立っていてさわるとチクチク痛くなるような床だったのです。
この「友達の家」の周辺には、同じような家が並んでいて見るからに貧しさが分かるような家並みでしたね。
今考えると、戦後の「住宅難の時代」に、当時入手できた資材で急造された「住宅」だったのでしょうね。
この家には「おばあちゃん」がいて、「あんまり友達はきたことないから、また来てね」と少年コロちゃんにやさしく話しかけていましたね。
そして「御屋敷」に遊びに行ったのは、少年コロちゃんが「高校1年生」の時でした。この「友人」は、地元の「デパートの社長の息子」だったのです。
今この「デパート」の名称を調べてみたら、まだ営業していましたね。少年コロちゃんの友人は、その後「社長さん」になっていたのかも知れませんよね。
その「御屋敷」は、もちろん「和風建築」でしたが、「数十畳の大広間」や「多数の障子の部屋」があり、少年たちが走り回る長さの廊下がいくつもありましたね。
この時に少年コロちゃんは、同級生数人と一緒に「御屋敷」の友人を訪問したのですが、あまりの「屋敷の広さ」に「高校生」にもなって皆で「かくれんぼ」をして遊んだ記憶が残っていますよ。
ただ当時の少年コロちゃんは、「貧しい家の友達・御屋敷の家」の友達の両名とも、わが家に呼んで遊んだ記憶もあったのです。
この当時の「1960年代という時代」は、このような「貧しい家と御屋敷の家」が同時にあった時代だったのですよね。
ただ、子どもたちはそんなお互いの「貧しさ・豊かさ」を気にしないでワサワサ遊んでいましたよ。
コロちゃんは、当時と現在を比較してみると、「現在は同じ階層の人間同士しかお付き合いしない」と思われるのですよね。
例えば「大企業の所得が高い大卒社員」は同じランクの方たち同士で、「中小企業の所得が低い社員」も同じで、違った「社会階層」とはお付き合いする機会は少なくなったと思うのです。
しかし「少年コロちゃんの1960年代」では、「親族共同体と町内の近所共同体」がありましたが、そこには「地主・医者」の豊かな家もありましたが、ほとんどは「貧しい家」でした。
そんな「多様な階層」がお互い濃密にお付き合いしていた時代でしたよ。
それは「子どもの世界」も同じで、そこには「お金持ち・貧しさの違い」を前提としながらも「お付き合い」を忌避することはなかったと記憶していますよ。
それが「昭和前半期の時代風景」でしたよ。
今のコロちゃんは、昔は「貧しさは恥ではなかった」と過去をなつかしく振り返って思っていますよ。
当時の価値観では、「何事にも一生懸命取り組まないのは恥ずかしい」が、「その結果貧しいのは恥ではない」とされていたのですよね。
だから少年コロちゃんも、「貧しい家の友人・豊かな家の友人」と分け隔てなく遊んでいたのですよね。
だけど、これは少年コロちゃんの家が「貧しかった」からだったのかも知れませんけれどね。
あの「友人たち」はまだ生きているかなー? あの「子ども時代」の先にどんな「人生」を過ごしたのかなー?
「懐かしさと感慨」に、ちょっと「遠い目」で窓から空を見上げたコロちゃんでしたよ。
(・_・;).。oO
今日の「コロちゃん話」は、「1960年代の少年コロちゃんと貧しい家と御屋敷の家の友人たちの話」でしたよ。
いつも「古い話ばかりを書いている」と、笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。






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