0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「男女の格差は最小だけど、大企業と中小企業の格差は拡大したよと、男女の賃金格差を見てみよう」
☆「大企業と中小企業の格差を見るよと、拙速は巧遅に勝るよ」
☆「コロちゃんと、なんちゃって大企業」

1.「男女の格差は最小だけど、大企業と中小企業の格差は拡大したよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「男女の格差 最小/25年、女性の正社員増」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、「男女雇用機会均等法の施行(1986年)」からもう40年経つのに、未だ「男女の賃金格差」があるなんて遅すぎだよねと思いながら、この記事をじっくり読んでみましたよ。
そうしましたら、「厚生労働省」が発表した「2025年の賃金構造基本統計調査」によると「男性の賃金を100として女性の賃金を数値化した『男女間賃金格差』は76.6で・・・1976年以降で最小となった」と報じていますよ。
ふむふむ、「100対76」ってことはまだ「女性の賃金は男性の8割未満だ」ってことなんですよね。
(σロ-ロ)✧ふむふむ
それでも「1976年以来最小」だってことは、少しずつ「男女格差は縮まっている」と見てよいのでしょうね。
ただ、上記で書いたように「男女雇用機会均等法の施行(1986年)から40年」ですからね。何とも「亀」も驚く「ゆっくりした歩み」だとコロちゃんは思いましたよ。
そして、この「記事」でコロちゃんが目を止めたのは、後段にあった「企業規模による格差は拡大した」との内容ですよ。
何と「大企業の賃金を100とした時、100~999人の中企業では84.7で前年から3.9ポイント下がり、10~99人の小企業では79.4で2.7ポイント低下した」と報じていますよ。
これって、たぶん「大企業と中小企業」との「賃上げ率の差」なのでしょうね。
コロちゃんは、「春闘賃上げ率の定昇とベア」について調べたことがありますから、「大企業と中小企業の賃上げに格差があること」は見ていましたよ。
この記事によると、「男女の賃金格差は縮小した」けれど、その代わりに「大企業と中小企業の賃金格差は拡大した」となりますよね。
コロちゃんは、かつての日本の1980年代に実現していた「一億総中流社会」の時代の方が良かったと思っていますから、「社会の格差は縮小した方が良い」と常々思っていますよ。
だから、この「大企業と中小企業の格差の拡大」を読んで、今後の日本では「中間層から下層への脱落者が増える」のではないかと懸念を抱きましたよ。
なお、この「日経新聞」の「男女の格差 最小/25年、女性の正社員増」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「男女の賃金格差を見てみるよ」
さてコロちゃんは、冒頭の記事を読んですぐにネタ元の「厚生労働省」が発表した「賃金構造基本統計調査」を探して読んでみましたよ。
その中の「男女の賃金格差の現状」を探してみると、何と「グラフの見た目」ではほとんど「格差の縮小が見て取れないくらい動きが小さい」のですよね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 性別賃金の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/14.pdf
出典:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査より:3月25日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1976~2025年の「性別賃金の推移」です。
一番上の「点線ラインが男性の賃金の推移」です。そして、一番下の「破線ラインが女性の賃金の推移」です。
コロちゃんは、このグラフを一目見て「なんか男女の格差がところどころで縮小どころか拡大している年もあるみたい」と感じたのですよね。
そこで、このグラフの下に記載されている「男女の賃金格差の対前年比」の詳細な数値を見てみると、「2001~2025年」の「26年間」に「男女の格差が拡大している年」が「5年間」もあるのですよね。
以下の年ですよ。
◎「男女格差が前年よりも拡大している年」
(対前年比ポイント)
(マイナス値が大きいほど男女格差が拡大)
①「2001年:-0.2ポイント」
②「2005年:-1.2ポイント」
③「2010年:-0.5ポイント」
④「2018年:-0.1ポイント」
⑤「2023年:-0.9ポイント」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査より:3月25日利用)
へー、コロちゃんはてっきり「男女の賃金格差」は毎年縮小してきたと思っていましたよ。
( ¯ㅿ¯)へー
その逆に「拡大していた年もあった」ってことは、「2001~2025年の26年間」で「年平均」だとどのくらい格差が縮小していたのかなー?
(*´・д・)はて?
コロちゃんは、さっそく「26年間の男女格差の縮小率」を計算してみましたよ。以下でしたよ。
◎「男女の賃金格差」
(男=100:小数点以下切り捨て)
①「2001年:65」
②「2005年:65」
③「2010年:69」
④「2015年:72」
⑤「2020年:74」
⑥「2025年:76」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査より:3月25日利用)
ふーむ、上記を見ると「男性=100」とした「①2001年の男女の賃金格差」は「65.3」ですね。
( ̄へ ̄|||) フーム
そして「⑥2025年には76.6」になっていますから、この「26年間の年平均男女格差の縮小」は年平均で「(76.6ー65.3)÷26年間=0.43ポイント」になりますよ。
そうするといつになったら「男女格差」は解消するのでしょうか?
今後も同じペースの「1年で0.43ポイント男女の賃金格差が縮小する」と仮定すると、以下の計算式になりますよね。
「(100-76.6)÷0.43=54年」
おー、このペースでいくとあと「54年で男女の賃金格差」はなくなりますよ。・・・2080年ですね。
( ̄o ̄)oオー
「54年後」ですよ・・・現在「70代のコロちゃん」では、絶対に見ることはできませんよね。だけど、こんな「気の長い話」で良いのでしょうか。
コロちゃんは、もっと「数年単位」で「男女の賃金格差の解消」を図るべきだと思っていますよ。

3.「大企業と中小企業の格差を見るよ」
次は冒頭の記事でも書いていた「大企業と中小企業の格差が拡大した」というデータを見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 企業規模別賃金」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/14.pdf
出典:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査より:3月25日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「企業規模別の賃金の格差」です。年代別の「賃金のピーク」が書き込まれています。下に書き出しますね。
◎「企業規模別・年代別賃金のピーク」
①「大企業」
・「55~59歳:55.3万円」
②「中企業」
・「55~59歳:42.1万円」
③「小企業」
・「50~54歳:37.0万円」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査より:3月25日利用)
ふーん、上記を見ると「やっぱり勤めるならば大企業」ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーン
だって「50代の賃金のピーク」を見ると、「①大企業」と「②中企業の差は月13.2万円」で、「①大企業と小企業の差は月18.3万円」もありますよ。
この「賃金構造基本統計調査」の「企業の分類」は以下の定義で行なわれています。
◎「企業の分類」
①「大企業:従業員1000人以上」
②「中企業:従業員100~999人」
③「小企業:従業員10~99人」
このデータでは、上記のシンプルな分類で調査しています。
ですから、もし皆さんが「就職・転職する時」には、なるべくならば「①大企業:従業員1000人以上」の会社にお勤めした方が将来の賃金は高くなる可能性があると思いますよ。
おっと、肝心の「大企業と中小企業の格差が拡大した」ことをみましょうね。これは「一覧表」の内容でしたので、下記に要点を書き出しますね。
◎「企業規模間賃金格差」
①「大企業賃金:38.5万円」
・「対前年比:+5.7%」
②「中企業賃金:32.6万円」
(大企業=100)
・「大企業との賃金格差:84.7%」
・「上記の前年値 :88.6%」
・「前年からの格差拡大幅:3.9ポイント」
③「小企業賃金:30.5万円」
(大企業=100)
・「大企業との賃金格差:79.4%」
・「上記の前年値 :82.1%」
・「前年からの格差拡大幅:2.7ポイント」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査より:3月25日利用)
うーむ、上記を見ると前年より「②中企業は3.9ポイント・③小企業は2.7ポイント」も「大企業との格差が拡大」していますよ。
(´ヘ`;)ウーム…
上記を見ると、もともと「①大企業の賃金の月38.5万円」と比べると、「②中企業は月5.9万円・③小企業は月8.0万円」も給料が低いのですよね。
その上「トレンド」として「格差が拡大」していくと、年々「大企業と中小企業の賃金格差」が拡大してしまいそうですよ。
この「大企業」と「中企業・小企業」との「格差の拡大の理由」としては、現在以下の理由があげられていますね。
◎「企業規模別格差の拡大の理由」
①「大企業の賃上げ余力(利益増)」
②「 中小企業の価格転嫁ができない問題 」
③「人手不足の偏り」
ざっと、上記の理由で「大企業と中小企業の格差が拡大している」と言われていますが、どれも「構造問題」で解決が難しい問題ばかりですよね。
だけどコロちゃんは、決して「放置できない問題だ」と考えていますよ。
なお、この「賃金構造基本統計調査」の「企業分類」でみると「日本の企業規模別の割合は以下の通りとなっています。
◎「日本の企業規模別の割合」
(従業員数ベース)
①「大企業(1000人以上)」
・「約30%前後」
②「中企業(100~999人)」
・「約30%前後」
③「小企業(10~99人)」
・「約40%前後」
(※企業数ベースでは、大企業数%:中小企業約99%)
上記は、ざっくりした分類ですが「②中企業約30%+③小企業約40%=約70%」と小さい企業の方が多いのですよね。
だから「平均値」で「賃上げ」を考える時には、「②中企業と③小企業」を底上げしない限り、「日本全体の賃上げ」はできないとコロちゃんは考えていますよ。

4.「拙速は巧遅に勝るよ」
さてここで、ちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
コロちゃんは「70代のおじいちゃん」ですから「高齢者の視点」から見ています。
その上で上記の「男女の賃金格差」について言いたいことは、一刻も早く「男女平等な賃金制度」にしていかないと、いずれ「単身高齢女性から大量の生活保護者が出かねない」ということですよね。
現在の「平均厚生年金受給額」は、以下の通りです。
◎「平均厚生年金受給額」
(令和6年度末現在)
①「女性:11.1万円」
②「男性:16.9万円」
https://www.mhlw.go.jp/content/001617995.pdf
(出典:厚生労働省 令和6年 厚生年金保険・国民年金事業の概況より:3月25日利用)
上記は、「厚生労働省」が発表した「2024年度の平均厚生年金受領額」です。コロちゃんのような「単身高齢者」の視線で見ると、まだ「②男性の月16.9万円」なら生活はできます。
しかし、「①女性の月11.1万円」で「家賃と食費」を出して生活ができますか?
これが「65歳~70歳」ならば「働く所得」もあるでしょうけれど、年齢を重ねるにつれて誰しもが「リタイア」をせざるを得ません。
今後は「女性の厚生年金期間」も伸びると思われますから、現在の上記の「①女性11.1万円」よりは多少増えると思われます。
しかし「②男性並みの16.9万円」には、そう簡単には届かないだろうとコロちゃんは考えていますよ。
これからの日本では、「男性は4人に1人が未婚」、「女性は5人に1人が未婚」となると言われていますよね。
将来に「生活苦の女性の単身高齢者」が続出しないように、今すぐにでも「賃金の男女格差」を解消するべきだと思いますよ。
「拙速は巧遅に勝る※」という言葉がありますよね。
(※中国:孫子の戦国編より)
これは「完璧を求めて時間をかけるより、多少出来が悪くとも迅速に物事を進めるほうが、結局は良い結果を得る」という意味の言葉です。
コロちゃんは、「男女の賃金格差の是正」や「大企業と中小企業の賃金格差の是正」などは、今拙速でも進めていかないと将来は困ることになることは間違いがないと思っていますよ。

5.「コロちゃんと、なんちゃって大企業」
さて今日は、「縮む男女格差と広がる企業格差、このままで良いの?」をテーマに考察してみましたよ。
だけど「企業規模」では「いろんな種類の分類方式」があるようですが、今日の「賃金構造基本統計調査」では、「社員数のみ」を基準にしているんですよね。
コロちゃんは、「大企業」って言うと「三井・三菱」などの誰もが知っている「旧財閥系などの巨大企業」のことしか頭になかったですよ。
まさか「従業員数1000人以上は大企業だ」なんて、普通は考えませんよね。
今日の「コロちゃん話」は、1980年代にコロちゃんが「転職した会社」の事を書きますね。
コロちゃんは、30代だった1980年代に「転職」をしています。コロちゃんは、その後この会社に「62歳」になるまで「30年間近く」勤め上げることになったのですよね。
この会社は「社員数こそ1500名ほど」いましたが、どう見ても「中小企業」そのものでした。
コロちゃんは「入社後」に「会社の研修所」で「新任研修」を受けましたが、そこに「本社から人事部長」が訪れたことがありました。
「40代」ぐらいの「いかつい顔のおじさん」でしたね。
このおじさんは態度が悪く、新入社員が並んだ前で「椅子に深く座り、足を組んで、ふんぞり返って」全員の履歴書を眺めていました。
そして、ある「新入社員の履歴書」を見ながら「ロクな仕事していねーな。こんなんじゃ、しょーがねーだろー」と言い放ったのですよね。
コロちゃんは、思わず「耳を疑いました」よ。その場からもう帰ろうかとも思いましたね。
しかし、転職そうそう帰るのもちょっと・・・、と思い直して我慢しましたよ。
その後指導を担当してくれた「先輩社員」に聞いたところ、その「人事部長」は「社長の親族」で皆が嫌っていると言っていましたね。
当時のコロちゃんは、この会社は「業界では大手だ」ということで選んだのですが「はて?どうしようかな?」と様子を見ることにしたのですよね。
その後「研修所」から「営業所」に配属されましたが、その「営業所の所長」は「腰が低く優しく丁寧な言葉」でいろいろ説明をしてくれましたね。
この場で驚いたのは、最初の「所長挨拶の場」に「組合の支部長」が所長の隣に座っていたのですよね。
そして、最初の「所長の挨拶の言葉」が、「この営業所で私よりも偉い人ですよ」と「支部長」を紹介したのですよね。
うーん、これって「家族的な雰囲気なの?」。
( ̄へ ̄|||) ウーン
今振り返って見ると、旧態依然とした「昭和の会社」だったのですよね。
だから「社長の親族のどうしようもないヤツが人事部長」だったし、つまりは「コネ」がまかり通っていたのですよね。
しかしコロちゃんの配属された「営業所内」には、「所長と言えば父親も同然、組合支部長は母親?」みたいな雰囲気が満ちていましたよ。
分かりやすく言えば「釣りバカ日誌(※)」の「鈴木建設株式会社」みたいな「昭和の会社」のイメージですよね。ただ「社長のスーさん」はいませんでしたよ。
(※釣りバカ日誌:1979年:ビックコミックオリジナル:原作・やまさき十三:作画・北見けんいち)
当初コロちゃんは、この会社を受けた時に「どんなことがあっても3年間は辛抱しよう」と考えていましたね。
それが、「入社時の営業所でコロちゃんの直属の課長だった人」が、あちこち転勤したあとに「20年後に所長」となって「営業所」に帰って来たのですよね。「栄転」だったようです。
この「新任の所長」は、その後いつも「コロちゃん、コロちゃん」と「名前をちゃん付け」で呼んでくれたりしたので、コロちゃんには「とても居心地の良い職場」となりましたね。
コロちゃんが「転職したこの会社」は、社員数1500人と規模だけは「大企業」でしたが、その中身は「昭和の会社丸出しの中小企業」でしたよ。
だけど、結局コロちゃんは、この会社に「30代の時から62歳になるまで勤め上げた」のですから、結局はこの「なんちゃって大企業」の「水」が気に入っていたみたいですよ。
「割れ鍋に綴じ蓋※」とも言いますからね、「おおざっぱなコロちゃん」には「なんちゃって大企業」がお似合いだったのかも知れませんね。
(※江戸いろはかるたより:不完全な者同士でも上手く噛み合うことの例え)
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。








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