【社会考】トランプ政権の3つの教義(ドグマ)を見る

社会

おはようございます。昨日のことですが、コロちゃんちに、いつも「介護ヘルパー」でお世話になっている「社会福祉法人」の新しい担当者がご挨拶に訪れました。

前任の方が先月3月いっぱいで「退職」したという事で、新しい担当者に変ったのですが、その方は前任の方の、その前に担当しておられた方でしたよ。

あんまり「職員がいないのかなー?」とコロちゃんは思いましたが、たぶん「この方(女性)」はかなり上の職制の方のように感じていたのですよ。

だって、言葉を交わしても「落ち着いた自信のある様子」が明らかに感じられる方なのですよ。コロちゃんは、「以前通りまたお世話になりますね」と丁寧にご挨拶をしましたよ。

またこの時に、もう1人の「若い女性」も同行しており「新しい職員さん」と紹介されましたよ。たぶん「4月採用の新人さん」でしょうね。

年齢は若い! この方はマスク姿でしたが、どう見ても「20歳」になるかならないかの可愛い女性なんですよ。

たぶん「大学新卒入庁の職員さん」なんだろうなー?と思いましたが、ちょっと見には「高校卒業の18歳」とも見えましたよ。

コロちゃんには「女性の年齢」は分かりませんよ。まあ間違いなく「コロちゃんの孫世代の女性」ですね。

コロちゃんは、普段「若い女性」と会う機会はありませんから、その若さに思わず「ナムナム」と拝みたくなりましたよ。
*(๑¯人¯)ナムナム✧*

そんな周りから叱られそうなコロちゃんが、今日は「トランプ政権の3つの教義(ドグマ)を見る」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「トランプ政権の秩序破壊の100日だってと、トランプ政権の3つの教義(ドグマ)」

☆「3つのドグマ(教義)の日本の出現を見るよと、コロちゃんとグローバリズム」

1.「トランプ政権の秩序破壊の100日だって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「米政権、秩序破壊の100日/3つの教義/重ならぬ理想」という見出しが目に入りました。

この記事は「アメリカのトランプ政権」が発足100日にあたり、いわゆる「ハネムーン期間(政権スタート直後期間)」に行なったことへの「評価」を書いたものですね。

執筆者は「日経新聞社のワシントン支局長」ですから、間近に見てきた「トランプ政権」の行なったことへの執筆です。

コロちゃんが、この記事を読んで「感銘」を受けたのは「個別の政策評価」ではなく、その背景を貫く「教義(ドグマ)」を掬い上げるように書いていたからです。

(ドグマ:独断的な説:宗教的な教義)

記事では、「トランプの100日」を、以下の「3つの教義(ドグマ)」に分類しています。下記ですよ。

◎「トランプの100日の3つの教義(ドグマ)」

➀「ポピュリズム」
②「グローバリズム」
➂「自由至上主義」

この記事では、上記の➀~③は「現体制の破壊という面では重なり合う」としています。しかし、その「目指す黄金の時代」は異なると相克の様子を語っています。

どのように違うかというと、下記ですね。

◎「3つの教義(ドグマ)の目指す地点」

❶「ポピュリズム」
・「刹那的な体制転換」

❷「グローバリズム」
・「貿易や投資の国際不均衡の是正」
・「現状を持続不可能と認識」

❸「自由至上主義」
・「経済の規制・税制を極力なくす」
・「リバタリアニズム」

記事の執筆者の「ワシントン支局長」は、上記の「3つの勢力の合体の姿」が「トランプの100日」で明確になり、「現体制の破壊」では共闘しているというのです。

そして、重要な指摘として「3つのドグマ(教義)は最終的に衝突してトランプ体制は4年間で何も打ち立てられない可能性すらある」と言うのですよ。

面白いでしょう? コロちゃんはこの記事を読んで、ちょっと興奮しましたよ。

「日本の政治」は、常に「実利と現実性から離れない」のですが、アメリカは「ドグマ(教義)で動く」のですよ。

コロちゃんは、おそらく「アメリカ文化の背景」に「キリスト教の原理主義(キリスト教福音派)※」があるからと思いましたね。

(※アメリカの宗教割合:キリスト教福音派22%:カトリック23%:特定の宗教を信仰しない人たち23%と言われる)

「ワシントン支局長」は、この記事の最後を以下の言葉で締めています。以下ですよ。

「米国の『双子の赤字』に頼る世界の経済・安保システムが維持不可能なら、国際秩序に背を向ける米国の変質は不可逆的である」

もしこの言葉が正しければ、世界にとって「トランプの4年間の悪夢」は、その後も続編が続くことになるかも知れませんね。

次に、この記事を読んだコロちゃんの感想をちょっと書いてみたいと思いますね。

なお、この「日経新聞」の「米政権、秩序破壊の100日/3つの教義/重ならぬ理想」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

米政権、秩序破壊の100日 3つの教義、重ならぬ理想 - 日本経済新聞
第2次トランプ米政権の発足から100日がたつ。政権スタート直後は「ハネムーン期間」という甘い呼び方をされるが、トランプ米大統領が推し進めたのは戦後80年の秩序の徹底した破壊だった。「米中貿易は最大80%減少しかねない」。そう警鐘を鳴らすのは世界貿易機関(WTO)のオコンジョイウェアラ事務局長。トランプ政権は世界全体を相...

2.「トランプ政権の3つの教義(ドグマ)」

最初に断っておきますけれど、これから書きますことは「素人のおじいちゃんのコロちゃんの見方」ですから、さほど深いものではありませんからね。気楽にお読みくださいよ。

①「ポピュリズムを見るよ」

最初は「トランプ政権」の「ポピュリズム※」について考えてみますね。

(※ポピュリズム:従来の政治エリート層を批判し大衆の支持を得る動き)

よく「アメリカのラストベルト※」のことを聞きますよね。今では衰退する地方都市となっていますね。

(※ラストベルト:さび付いた工業地帯:かつての工業地帯)

「資本主義の経済発展の流れ」は、「労働力集約の製造業」から始まって、その後は「機械化と高度技術化」を経て「第3次産業のサービス業」へと進展する形が一般的となっています。

アメリカの「GDP」における「製造業の割合」は、1960年代の25%から現在は12%ほどに低下しています。

その分増えたのは「第3次産業」です。現在では「アメリカGDP」の80%は「第3次産業」です。「金融部門」はその「第3次産業」に含まれています。

だからコロちゃんの目には、「アメリカ」では「ラストベルトが衰退した」というよりは、「産業構造が変化した」としか見えませんね。下に書き出しますね。

◎「アメリカの産業構造の変化

①「製造業」
・「1960年代:25%⇒現在:12%」

②「第3次産業」(金融部門含む)
・「1960年代:50%⇒現在:80%」

(現在の日本では、製造業20%、第3次産業73%)

ただ、上記の大きく伸びた「金融部門の労働者」は、ラストベルトで失業した労働者から移ってきたわけではありませんから、ラストベルト地帯の衰退は「社会不安・不満」を生み出したでしょうね。

その「民意に応えようとするポピュリズム」がトランプ政権が進めようとしている「政策」のようですね。

コロちゃんの目には、「アメリカ経済は好調」なのですから「国内配分の問題」としか思えませんが、トランプ政権は「過去の製造業が栄えていた時代に戻そう」と考えているようです。

こんな「経済発展の歴史」に逆行する「政策」が、成功するわけはないとコロちゃんは考えますよ。

②「自由至上主義(リバタリアニズム)を見るよ」

次に「自由至上主義(リバタリアニズム」を見てみましょう。

この「自由至上主義」とは、一見「自由」という大切な概念と思いますよね。しかし、何事も「ほどほど」が良いのですよ。

この考え方は「個人が最大限の自由を持ち、政府による干渉を最小限に抑えるべきという思想」なのです。

だから「失敗は全て自己責任」となりますから、「貧しい人」は努力が足りなかっただけだから助ける必要はないとなりますし、失敗者が多くとも「政府の援助」はない方が正しいとなります。

「貧しくなるのも個人の自由」という事ですよ。ちょっと受け入れがたい思想だと思いますよ。

今問題となっている事では「SNSの規制」などが頭に浮かびますね。「表現の自由」と「ネットでの誹謗中傷」ですね。「有名人のフォトを勝手に使った詐欺広告」などもありましたね。

これらをすべて「表現の自由」で「国家が規制するべきではない」とするのが「リバタリアニズム」だとコロちゃんは考えていますよ。

今年2025年の1月に「アメリカのメタが、SNSのフェイスブックやインスタグラムなどのファクトチェックを廃止する」と報道されましたね。

これらも、すべて「自由至上主義(リバタリアニズム)」の動きですね。

コロちゃんは、「人間は誰しもが失敗する」と考えていますから、「全て自由にすること」は「社会の安定を破壊する」と思いますよ。

ただ「アメリカ」では、万に一つの成功をたたえる「アメリカンドリームの社会」ですから、このような主張も力を持っているのでしょうね。

「アメリカ」では、この「自由至上主義(リバタリアニズム)者」には、「IT企業の創業者」が多いと聞きますから「成功者は自由が好き」と言えるのでしょうね。

そりゃ「成功者」は誰からも命令をされたくないでしょうから、誰よりも自由になりたいのは分かりますよね。

だけど、その結果が「社会が混乱する」では、迷惑をこうむるのは「もともと自由がない一般大衆」ですよ。

➂「グローバリズムを見るよ」

3つの「ドグマ(教義)」の最後は「グローバリズム」です。

この「貿易や投資の国際不均衡の是正」と「現状を持続不可能と認識」は、なかなかわかりやすく書くのは難しいですよね。

だけどちょっと無謀な挑戦で書いてみますと、「アメリカの赤字の現状」をまず見てみましょう。以下ですよ。

◎「アメリカの財政の数字」

①「国家予算   :6.8兆円㌦(約900兆円)」(2024年)
②「国債発行残高:36.2兆㌦(約5200兆円)」(2025年)
➂「貿易赤字    :1.2兆㌦(約180兆円)」(2024年)

あらら、すごいですね。
(゚Д゚)アララ!

「日本の財政」はどうだったかなー? 下記でしたよ。

◎「日本の財政の数字」

①「国家予算  :115兆円」(アメリカの1/7)
②「国債発行額:1105兆円」(アメリカの1/5)
➂「貿易黒字   :29兆円」(アメリカと真逆)

まあ上記は余分でしたね。「日本」はどうでもいいんですよ。

とにかく「アメリカのグローバル主義者」は、上記の「国債発行残高(財政赤字)が持続不可能」と考えているのですよ。

ただコロちゃんは、そう考えてはいませんよ。それは「ドルは基軸通貨(キーカレンシー)」だからですよ。

(※基軸通貨:外国との貿易や資本取引などの経済取引において、その決済手段として用いられる通貨)

この「基軸通貨」には大きな「メリットと責任」があり、日本の円とは大きな違いがあるのですよ。次に簡単に書いてみますね。

〇「世界のドル循環の動きを見るよ」

コロちゃんは、「日経新聞のオピニオン欄」で「トランプ流が壊すドル循環」という興味深い記事を読みました。

この記事では「ドルの資金循環」を取り上げているのですよ。内容を簡単にご紹介しますね。

まず「主流派の経済学者は米貿易赤字を害悪とは考えない」と始めるのですよ。そして以下の構図を描いています。

◎「アメリカのドル循環の動き」

①「貿易赤字で国外に流れたお金の多くは米国に還流し、米国債、社債や株式に投資される」

②「米国に巨額の資金が流入するのは高成長と安定性を併せ持つ投資先だから」

➂「つまり貿易赤字・資本流入・ドル基軸は分かちがたい『三位一体』の関係にある」

⑤「その結果アメリカの得ている利益」
・「米長期金利を1%押し下げ」
・「金利低下で国内の資金調達が可能となる」
・「国内の消費・成長・雇用・生活がかさ上げされる」

上記のように、この「新聞のコメンテーターの論考」では、「アメリカの貿易赤字」はアメリカに「⑤大きな利益」を与えていると書いているのですよ。

その上で、この「ドル循環の構造」を「世界経済上」の分かちがたい「三位一体」と擁護しています。

くどいでしょうが、もう一度強調しますね。下記ですよ。

◎「世界経済の三位一体」

❶「アメリカの貿易赤字」
❷「アメリカへの資本流入」
❸「世界ドル基軸体制」

上記のように「世界経済にとって必要不可欠なアメリカの貿易赤字」ですが、この「論考」では「過大な米貿易赤字が象徴する国際収支の不均衡は、放置すべきでない長年の課題だ」と続けています。

まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。「薬」も量が多すぎては「毒」になるとういう事でしょう。

この「論考」では、過去の2000年代の新興国が「輸出と貯蓄と外貨準備の積み増しに走り、その資金が米国に向かって、金利低下と株式・住宅価格の急上昇を招いた」との分析を紹介しています。

一言で言うと以下の流れですね。

◎「ドル資金循環の構造(赤字が多すぎた場合)」

➀「アメリカの貿易赤字」⇒
②「新興国の外貨準備の積み増し」⇒
➂「アメリカへの資金還流(投資)」⇒
④「アメリカの住宅価格の急上昇」⇒
⑤「リーマン危機の伏線(2008年)」

あっ、この上記の流れはコロちゃんの読み方ですよ。

だけど、上記のように「世界経済のドル資金循環」は、1国だけを見ていては分からないから、その「歪み」はいずれ「大きな危機」として現出する可能性が高いという事でしたよ。

この「論考」は、最後に「(米国への過度の資金の集中の)修正を周到な戦略のもと進められるか。破壊してから考えるというトランプ流に委ねるには、ドルの役割は重すぎる」と締めています。

コロちゃんは、この「論考」を読んで、上記の「グローバリズムの資金循環」は「アメリカ1国」に任せるには重大過ぎると感じましたが、かといって他に任せられる国はどこにもないと思いましたよ。

理屈としては「世界中のお金を管理する中央銀行」を設置すればよいのでしょうけど、それはまず不可能でしょうね。

なお、この「日経新聞」の「トランプ流が壊すドル循環」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

トランプ流が壊すドル循環 戦略なき高関税の「法外な損失」 - 日本経済新聞
米裁判所で近く、興味深い経済論争が展開されそうだ。ニューヨークなど12州がトランプ関税の差し止めを求め米国際貿易裁判所に提訴したからだ。政権が巨額の貿易赤字を緊急事態と位置づけ、議会の権限である関税を一方的に発動したのは違法だと訴えた。論点の一つになるのが「貿易赤字は害悪か」だ。ドル基軸の行方とも絡む点だけに目が離せな...

3.「3つのドグマ(教義)の日本の出現を見るよ」

コロちゃんは、今日の冒頭の「アメリカの3つの教義(ドグマ)」を読んで、これはアメリカだけのことではなく、「世界的な動きだ」と感じました。

ヨーロッパでは、極右政党が「反移民」を掲げて躍進していますし、ついさっき「イギリスの地方選挙」で「右派ポピュリスト政党:リフォームUK」が躍進したと報道で流れていました。

そして「日本」でも、同じ傾向が見られ始めていると思いましたよ。下に書き出しますね。

①「日本のポピュリズムを見るよ」

「ポピュリズム」とは、「従来の政治エリート層を批判し大衆の支持を得る動き」です。この「従来の政治エリート」の動きは基本的には「論理的・合理的」です。

多くの「専門家」の集合知が、実行される政策の背景にあります。「専門知」に裏付けられていますから、その後に実行される「政策」は必ず「理屈」があるのです。

しかし「ポピュリズム」は「大衆の感情」を掬い上げますから、「専門家の知見」を無視します。

アメリカでは「ディープステート(闇の政府)が操っている」との説が流されていましたね。「地球温暖化」も認めていませんね。

コロちゃんは、つい先日の「国民民主党の玉木代表」が「消費税率引き下げの財源」について、「ちゅうちょなく赤字国債を発行したらいい」との発言を思い浮かべましたよ。

玉木議員は「財務省出身」にもかかわらず、「財源は考慮しない消費税減税」を主張なさっているのですよ。

コロちゃんは、彼の発言に「ポピュリズムの匂い」を感じましたよ。「専門知」を無視する姿は、コロちゃんには理解できませんよ。

世界の動きを見ると、今後も「日本」では「専門家の意見」を無視する言説が増えてくると思われますが、コロちゃんはこのような「ポピュリズムの動き」を嫌悪しますよ。

②「日本の自由至上主義(リバタリアニズム)の動きを見るよ」

この「自由至上主義(リバタリアニズム)」とは、公権力を極限まで排除し、個人による自由を最大限に尊重する思想を言います。

これは、ちょっと「日本の保守主義」と相性が良さそうに思えませんか。何事を行なっても「自己責任」となります。だから「政府の介入はいらない」となるのですよ。

「自由」という言葉はステキですからね。誰しもが賛成したくなりますけれど、「お金を稼ぐのには法律に違反さえしていなければ、何をやっても自由だ」となるとどうでしょうか。

日本では2000年代に入った頃に「会社は株主のものだから儲けるためには法律スレスレでもかまわない」との考え方が広がりましたよね。

コロちゃんは、これらは「日本の自由至上主義(リバタリアニズム)」の動きだと思っていますよ。「法規制のない」あるいは「法規制のゆるい社会」を目指すのが「自由至上主義」ですよ。

コロちゃんは「個人の自由」は何物にも代えがたい大切なものだと思いますが、「法律や税制から自由な社会」は「個人の自由」とは真逆のなものだと考えていますよ。

➂「日本のグローバリズムを見るよ」

「日本」には、「原油と食料を輸入に頼らなければならない国家」という「国家の初期条件」があります。

この姿は、戦前に「原油と食料」をアジアに求めて侵略していった時代とまったく変わっていません。

だから「アメリカ」の「貿易や投資の不均衡を是正するグローバリスト」とは、真逆にならざるを得ないと思いますよ。

「日本のグローバリズム」は、戦後世界がアメリカの下で「国際自由貿易体制」を打ち立てた路線を延長した先にあると思われますよ。

「自由貿易体制」こそ「日本が生き残る道」ですし、「米・中」のそれぞれが「ブロック経済」などと進んだら「日本にとっては死活問題」となるのではないでしょうか。

だからコロちゃんは、「アメリカのグローバリスト」の教義(ドグマ)はとても「日本では受け入れられない」と考えましたよ。

それよりもコロちゃんが懸念しているのは「米中の摩擦・対立・紛争」ですよ。下記をご覧ください、ちょっと前に「日本の指導者」が言っていたことですよ。

①「自由と繁栄の弧、価値観外交」(安倍元総理)
②「自由・民主主義・法の支配等の基本的価値観を共有」(岸田元総理)

あらら、そう言えばこんなことを言っていたんですよね。
(゚Д゚)アララ!

思えばたった数年で大転換しましたよ、随分「違う世界」が目の前に拡がりましたね。上記の「➀は2006年頃」で、「②は2020年頃」ですよ。

「石破総理」も、今では「自由と民主主義・法の支配をアメリカと共有したい」とは、とても言えないでしょうね。今ではまるで「ギャグ」になりますよ。

現在の日本は、西を見ても東を見ても、どちらも「権威主義国家」です。コロちゃんは、どっちにも魅力は感じませんよ。

コロちゃんは、2人の「ジャイアン」の間に小さくなっている「のび太君」の姿が頭に浮かびましたよ。

上記で書いたように「日本の生存条件」は「自由貿易体制」です。

コロちゃんは、「日本」は今後出来るだけ多くの国を味方につけていくしか生きる道はないように思っていますよ。

UnsplashIan Taylorが撮影した写真

4.「コロちゃんとグローバリズム」

今日は「トランプ政権の秩序破壊の100日」をテーマに、「3つの教義(ドグマ)」という切り口から考察してみました。

最後の「コロちゃん話」ですけれど、コロちゃんは「清貧でローカルな人間」ですから、とても「グローバルな事柄」を語ることなどは、恐れ多くて出来ません。

ただコロちゃんは、「大腸がん」で闘病後に「台湾旅行」と、翌年に「北京旅行」をしたことがありました。

「次男」がまだ結婚する前の時期でしたね。コロちゃんと妻の2人を「次男」が「台湾旅行」に連れて行ってくれたのですよ。

コロちゃんは、まったく「英語をしゃべること」は出来ませんから、夫婦だけでは「海外旅行」に行くことはなかったでしょうね。

当時のコロちゃんは「抗がん剤の後遺症」でまだ「ヨロヨロ」だったのですが、「次男」が全部おぜん立てをしてくれて「故宮博物館・九份・夜市」などを観光してきましたよ。

そして翌年には、再び「次男」のおぜん立てで「北京旅行」に行き、今度は「故宮博物館・万里の長城など」を見て回ってきましたね。

この二つの「海外見聞」で特に感じたことは、「文化の違い」ですね。

「食事の味付け」から「建物の景観」や「人々の風貌」などの全てに、「歴史と文化の違い」が感じられて、いろいろ想像すると楽しくなりましたよ。

当時のコロちゃんは、「大腸がんと悪性リンパ腫」の治療の後遺症がまだ残っていました。

だけど「台湾・北京旅行」後には、今度は「妻の肺がん発症」がありましたから、今から振り返ると、この時期に行かなかったならば、もう生きている内には「海外体験」は出来なかったでしょうね。

そう考えると、当時「旅行」を「提案・企画」してくれた「次男」には感謝するばかりですよ。

現在のコロちゃんは、もう体力も更に低下していますし「腰痛」もありますから、再び「海外旅行」をすることはないと思います。

そんなことを考えながら、今後も「広い世界への関心」だけは持ち続けたいと思ったコロちゃんでしたよ。

皆さんもチャンスがあった時には是非「広い世界を見ること」をお勧めしますよ。「世界観」が変わることもあるかも知れませんよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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