【経済考】高い「賃上げ」は実現するのか?

経済

おはようございます。コロちゃんは、今週末の土曜日が怖くて怖くて仕方がないのです。

それはなぜかと言うと、このブログの「編集長&株主様」の「次男一家家長様」が、先月から土日は1日2本の記事を投稿しろって、業務命令を下したのです。

By<br>編集長&株主様
By
編集長&株主様

おい、コロ

土日は1日2本の記事投稿しーろー!

もし、しなかったら・・・わーかーてるなー!

(怒`Д´怒)

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

はいー、わ・わ・わかりましたー。

せめて隔週ってことでおねがいしーまーすー。

( ┓ ›゚д゚‹)┓{ごめんなさぁぁぁぁいいいいぃぃぃ!!)

まいったなー、土日で合わせて4本も記事をカキコキしなきゃならないの?

そんなにいっぱい書けるわけないでしょ。

だけど、このブログは確か「wordpress」のレンタルサーバー料金で、年間1.2万円ぐらいかかってるって言ってたね。

それに対して「収入の方」は、年間4~5千円程度だから、赤字ですね。まっかっかですね。これじゃあ、逆らうわけにはいかないよなー。

まあ、一応頑張ってみるけど、できるかなー?

はーあー。
(*´Д`)=3ハァ・・・

今日は「高い賃上げは実現するか?」をカキコキします。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「官製春闘真っただ中と、コロちゃんも喜ぶ春闘賃上げ」

☆「日本経済に高いベアが必要な理由と、労働分配率の低下」

☆「知らないことが不安を招くと、貧しさは罪ではない」

1.「官製春闘真っただ中」

現在3月に入り、大企業では「2024春闘の真っただ中」となっています。

「政府」の「岸田総理」と、「経団連」の「十倉会長」が先頭になって、この2024春闘を「高い賃上げ」の回答を引き出そうと、あらゆる手法を使いつつ、先導しています。

「春闘」は、1回目の集中回答結果が3月15日に設定されていますが、その前に決着した企業が次々と出てきていますね。

自動車の「ホンダ」は、月額2万円と一時金月給7.1か月分の要求に対し「一発満額回答」で決着しています。

外食大手の「コロワイド」(牛角・大戸屋・かっぱ寿司)は、「ベア3.0%+定昇3%=6%」を、初回交渉から「満額回答」と伝えられています。

また「サントリーホールディングス」は、月1.3万円のベアと定昇を合わせると7%の賃上げとなったと報じられています。

切りがありませんので、ご紹介はこのぐらいにしておきますが、3月15日の連合の春闘第1回集計には、かなりの「高い賃上げ」が見られることになりそうですね。

これは期待できそうですね。コロちゃんは、良い事だと思いますよ。

2.「コロちゃんも喜ぶ春闘賃上げ」

コロちゃんのような「年金生活者」には、毎年1月に発表される「年金改定額」が上がることが「物価上昇」に対抗するための唯一の頼みの綱なのです。

現行の「年金改定ルール」では、「過去3年分の名目賃金変動率3.1%※」と「前年の物価変動率3.2%※」の内、67歳以下で新たに年金を受け取る方は「賃金変動率3.1%※」を用います。

(※この数値は今年2024年の年金改定値です)

68歳以上で、すでに年金を受け取っている方は「過去3年分の名目賃金変動率3.1%※」と「前年の物価変動率3.2※」で低い方を用います。

その結果、今年2024年の「年金改定値」は、65~67歳の方も68歳以上の方も同じ「3.1%増」なのですが、それから「マクロ経済スライド0.4%」を引いた「+2.7%」となっているのです。

(マクロ経済スライド:「現役人口の減少率」と「平均余命の伸び」からの調整率を「年金改定額」から差し引く制度:簡単に言うと「年金カット制度」)

この改定後の年金は、2024年6月支給分から適用されます。

ですから、今年の春闘結果で「高い賃上げ額」が出ると、コロちゃんのような70代の高齢者の、翌年の年金改定時に「過去3年分の名目賃金変動率」の中に組み入れられるのです。

ただ年金改定には、「過去3年分の名目賃金変動率」と「前年の物価変動率」の低い方が使われますから、今年1年間の「物価上昇率」次第でどちらとなるかは、まだわかりません。

まったく、一度聞いても絶対分からないめんどくさい決め方ですよね。コロちゃんは何回読み返したことか!

3.「日本経済に高いベアが必要な理由(わけ)」

はー、やっとここまで来ました。上記の内容は全て「前段」です。

ここまでの事を頭においてから、「日本経済」になぜ「高いベア」が必要とされるのかを見てみましょう。

なにしろ「岸田総理」と「十倉経団連会長」がそろって、やっきになって「賃上げ」をさせようとしていますからね。

それには、大きな理由があるはずですよね。

コロちゃんは、簡単に「そりゃ、経済の好循環に必要だからでしょ」とスルーしていましたが、その内容を詳しくわかりやすく教えてくれた方がいらっしゃいました。

それは「日本経済センターの研究顧問」の「齋藤潤研究顧問」です。

この方は日経新聞の経済教室に「日本経済研究センター短期経済予測:金融政策の成否、高ベアが鍵」という論考を掲載されています。

コロちゃんは、これを読んで「いやいやわかりやすくひも解いてくれてるね」と思いましたので、簡単に内容をご紹介したいと思いますね。

➀「日本経済は弱い」

まず「齋藤顧問」は、「日本経済の実力は依然として弱い」とキッパリと断言します。先行きの見通しは悲観的なのです。

そして「GDP成長率」の予測を示しています。下記に書き出ししますね。

◎「日本経済研究センター:実質GDP成長率予測」

➀「2023年度:1.2%成長」
➁「2024年度:0.4%成長」
③「2025年度:1.1%成長」

コロちゃんは、これを読みまして、確か内閣府はもっと高い成長を予測してたな? と思ってポチポチと探しました。

「あーあったあった、これだこれだ」byコロちゃん

「内閣府:令和6年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度:12月21日閣議了解」

◎「実質GDP予測」

❶「令和4年度(2022年度):1.5%」
❷「令和5年度(2023年度):1.6%」
❸「令和6年度(2024年度):1.3%」

ちょっと、二つの予測の年度がずれていますが、まとめると以下の様になります。

◎「左:日本経済センター予測」「右:内閣府予測」

㊀「2023年度:1.2%:1.6%」
㊁「2024年度:0.4%:1.3%」
㊂「2025年度:1.1%」(日本経済センター予測のみ)

ふむふむ、なるほど、左の「日本経済センター」の方が悲観的な予測をしていて、右の「内閣府」の方が楽観的な予測をしていますね。

これはコロちゃんにはどっちが正しい予測なのかはわかるわけがないですから、どうしても決めろと言われたら、サイコロでも振りますが、それではあまりにもおふざけとなってしまいますね。

ただコロちゃんの知識としては「1991~2022年度の実質GDP成長率の推移」は「年平均0.8%増」というものがあります。

ですから、上記の「日本経済センター予測:2024年度0.4%増」と低い予測もあり得るかと思いましたね。

この論考の「齋藤顧問」は、最新予測として「内需は穏やかに回復するものの、外需がマイナス寄与に転じる」としています。

この方は2024年度(2024年4月~2025年3月)の「外需」が、マイナスに落ち込むとみているのです。

➁「内需回復と外需マイナスの理由」

上記の「内需は回復」と「外需がマイナス」については、以下の様に記載しています。

「内需」は「春闘の賃上げ」と「減税」の影響で穏やかな伸びとなると予想しています。これはコロちゃんにもわかる理屈ですね。

また「公共事業の5か年加速化対策」の執行が成長を下支えするとしています。

コロちゃんは、この「5か年加速化対策」は初めて聞きましたので、ポチポチ調べてみましたら「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」というのが正式名称でした。

そしてこの政策は、5年間に15兆円ほどを投じて「国土の強靭化」を計るようですね。なるほど、これは「経済成長」にはじんわりと効きそうですね。

それから「外需のマイナス」は、「海外要因」を挙げていますね。

「欧州」や「米国」が「物価上昇の鈍化」で利下げに転じて、円高傾向に進むとしています。

さらに「欧米」での成長率低下と「中国」の成長減速から、日本の輸出の伸びが鈍化すると予想しているのです。

この結果、日本の成長率の外需寄与度は「2024年度はマイナス」に、「2025年度は小幅なプラス」と予想しているのです。

そして、この程度では「デフレの脱却」は出来ず、2025年度のコアCPIは2%を下回ると予測しています。

この辺の「外需のマイナス」は、コロちゃんでは到底うかがい知れないことですが、最近の「中国」の不景気を見ると、いずれ「日本」にも影響を及ぼすのではないかとは思っていましたよ。

今日本の株式市場は、史上最高値の4万円を超えて大盛り上がりになっていますから、来年からの「外需のマイナス」は中々受け入れがたいでしょうね。

③「少しのベアじゃ足りないよ」

それでは、「日本経済」の為にはどうしたら良いのかを、後半で記載しています。

必要なのは「国内需要の柱」である「民間消費の伸び」を力強いものとするための、「賃金上昇(特にベア)」だとしています。

コロちゃんは、以前にこのブログで「定期昇給制度」は、企業にとって「賃金支払い総額が変わらないまま、一人一人の賃上げが出来るマジックだ」と書いたことがありました。

「定期昇給制度」では、毎年「高賃金のシニア層」が退職し、「低賃金の新卒」と入れ替わりますから、企業から見た「賃金総額」は変わらないのです。

と言う事は「定昇」だけでは「賃金総額が変わらない」のですから、「消費を増やす為」には、「大きな金額のベア(ベースアップ)」がなければなりません。

この「齋藤顧問」は、最後を以下の様に〆ています。

「民間消費の力強い伸びの為には、労働分配率を低下させないような高いベアが不可欠である。しかもそれが24年だけでなく、それ以降も持続的に実現されることが必要だ」

この「労働分配率を低下させないような高いベア」がどの程度のものなのかは、論考には記載してありませんでしたが、コロちゃんはだいたい「3%以上」が必要かと考えています。

すなわち「定昇2%」+「ベア3%」=「賃上げ率5%以上」ですね。

ただ「日本」には、従業員数で7割を占めるという「中小企業の雇用者」と、「重複のない公的年金の受給権者4023万人※」がいます。

(※令和3年度:厚生年金保険・国民年金事業の概況より)

ですから「大企業の賃上げ5%以上」だけで、「力強い民間消費」が実現するかどうかは、コロちゃんには見通せませんね。

なお、この「齋藤潤研究顧問」の「論考:日本経済研究センター短期経済予測:金融政策の成否、高ベアが鍵」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いしましす

金融政策の成否、高ベアが鍵 日経センター短期経済予測 - 日本経済新聞
ポイント○新年度の実質GDP成長率は大幅に鈍化○金融政策転換しても物価目標実現は困難○労働分配率を維持するベア持続が不可欠物価が落ち着いてきている。消費者物価の生鮮食品を除く総合指数(CPI日銀コア)の前年比は一時4%を超えていたが、1月には2.0%にまで低下した。また賃上げの機運も高まっており、春季労使交渉(春闘)で...

4.「労働分配率の低下」

上記の「齋藤顧問」の「論考」でもありましたが、日本が「デフレ経済」に落ち込んで「消費が低迷」したのは、「労働分配率の低下」が原因の可能性があります。

いえいえ、これは「方程式」が逆ですね。

「労働分配率低下」⇒「賃金上昇の低下」⇒「消費の低迷」⇒「デフレ」

上記のような「経路」で、長い「デフレ経済」が延々と続いてきた可能性があるようです。

その「労働分配率」とは何かというと、企業で生産された価値の内の「人件費」の割合です。

「労働分配率」が高い場合には「人件費が掛かりすぎている」ことを表し、「労働分配率」が低い場合は「人手が足りずに過剰な労働になっている」ことがわかります。

それでは「日本企業」の「労働分配率」を振り返ってみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣官房 日本の企業規模別の労働分配率」より

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai3/shiryou1.pdf
出典:内閣官房 賃金・人的資本に関するデータ集 より(3月5日利用)

上記のグラフは、2000~2019年の「企業規模別の労働分配率の推移」です。この年代の期間中は、ほとんど「デフレ経済」の期間ですね。

このグラフで「労働分配率」を「企業規模別」に2000年と2019年の推移を見ると、以下のようになっています。

➀「大企業は:6.0%減少」
➁「中堅企業:3.4%減少」
③「中小企業:2.7%減少」
➃「小企業 :4.5%減少」

一目見ても、全ての企業で「労働分配率が低下」していることが見て取れます。

上記の減少率を見ると「労働分配率」は、この20年間で「大企業の減少率:6.0%」が最も大きくなっているのです。

その分「大企業」は「内部留保」を増やしていますね。

そして「労働分配率」は、「大企業」が一番低く「中堅・中小・少企業」の順に高くなっています。

ですから、このグラフを見ると、「大企業ほど賃上げの余地が多くある」ことになります。

コロちゃんは、このグラフと数字を見て、企業は20年前の2000年ごろから充分な「賃上げ」をしてこなかったことが確認できたと思いましたね。

1企業として「賃上げ」を抑えて「労働分配率」を低下させれば、その分「利益」が増えるわけですから「個別企業」としては「最良の選択」だったのでしょう。

しかし、上記のグラフに痕跡がはっきり残るぐらいに「ほぼすべての企業」が同じことを始めたら、「合成の誤謬※」で、「消費の低迷」が起きてしまったのでしょう。

(※合成の誤謬:ごうせいのごびゅう:一人一人のレベルでは正しい対応をしても、経済全体で見ると悪い結果をもたらしてしまうこと)

(例:大多数の人が消費を節約して貯蓄に励むと、景気が悪くなって賃金も上がらなくなってしまうことなど)

もう一つコロちゃんがこのグラフを見て気が付いたことは、「大企業」に比べて他の「中堅・中小・少企業の労働分配率が高い」ことです。

「労働分配率が高い」と、企業は新たな「賃上げ」特に「ベア」を上げる余地が小さくなります。

そうしますと、上記で「齋藤顧問」の論考で示された「消費を増やす程の大きな金額のベア」が、「中堅・中小・小企業」において、今年とさらに来年以降も持続できるのでしょうか。

そう考えると、コロちゃんは今後の「賃金と物価の好循環」に疑問を抱きましたね。

5.「知らないことが不安を招く」

コロちゃんは「清貧ライフ」を掲げるくらいですから、毎月の「年金生活」は余裕があまりない暮らしとなっています。

そのようなコロちゃんの余裕のない生活は、決してコロちゃんだけのことではありません。

日本全国の「年金生活者4023万人※」の方々のかなりの部分の方が、コロちゃんと同じような暮らしをしているのです。

(※令和3年度:厚生年金保険・国民年金事業の概況より)

そうした暮らしの中で、毎月「物価が上がり続けていく」ことは、大きなストレスとなっています。

「高齢者」は誰しもが、今の物価上昇を見て、いつ終わるかいつ止まるかを、大きな不安を抱えながら息を詰めて見つめているのです。

一番の不安は、先が見えないことなのです。「見えない・わからない・知らない」ことは、生活する上で大きなストレスとなります。

それを解決・解消するには「知識を得る」ことです。

たとえ「解決」できなくとも、今の「物価上昇」の構造や政府の対処を知ることで、今後の進む方向性がわかってきます。

「不安」は、「見える化」されることによって大幅に縮小すると、コロちゃんは考えています。だからコロちゃんは、今日の様な「経済学の解説」を素人にもかかわらず、読もうとするのですよ。

6.「貧しさは罪ではない」

コロちゃんは、決して楽な人生をおくってきたわけではありません。いわゆる「レールから外れた生き方」を長年繰り返していました。

しかし、亡き妻が優秀だったおかげで、老後は今の豊かな「清貧ライフ」をすごすことが出来ています。

コロちゃんは「貧しさは不便かも知れないが不幸ではない」と考えています。「貧しさは罪ではない」のです。

自分のこれまでの「生き方」に自信をもっていれば、現状も肯定的に捉えられます。

「マザーテレサ」の言葉に、下記があります。

「この世の最大の不幸は、貧しさでも病気でもありません。自分が誰からも必要とされないと感じることです:1952年)

コロちゃんに言わせれば「メンタルが崩壊すると不幸だ」と思いますね。

「貧しく」とも、誰かに必要とされていれば「メンタル」は保たれます。

今の日本では「食べられないほどの貧困」は、ごく少数にとどまるでしょう。それよりも「先の見えない貧困と不安」に心を病む方のほうが、はるかに多そうです。

えっ、「コロちゃんは誰かに必要とされてるのか?」ですか?

「・・・・えーと・・えーと、🐶とか?」byコロちゃん

なっ、ワンコ、コロちゃんに居て欲しいよね?

by<br>ワンコ
by
ワンコ

いて欲しいワン!

必要だワン!

おー、ありがとうワンコ、今日は犬のおやつを1本多く上げるね。
( *´・ᴗ・)/ヨシヨシ

コロちゃんは、貧しくとも「心豊かな生活」がおくれれば充分幸せですよ。

皆さんは今幸せですか? コロちゃんは、出来るだけ多くの方が充実した人生をおくれるように願っていますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

HansによるPixabayからの画像
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