0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「出生率低下を反転させる少子化対策は本当にあるの?」
②「昨年2025年は過去最低の出生率だったよ」
③「経済学者の少子化トレンドを反転させる政策とは何か?」
④「誰も『正しい道が分からない時代』がきたよ」
⑤「コロちゃんと父親は子どもを避けちゃダメ」

1.「出生率低下を反転させる少子化対策は本当にあるの?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「現金支給『優先度低い』50%/出生率反転策『ある』34%」との見出しが目に入りましたよ。
これって「日経新聞」の「エコノミクスパネル」の記事でしたよ。ここでは「経済学者50人」に様々な「政策の評価」を問い合わせているのです。
今回は「少子化対策」のいくつかの「政策」についての意見なのですが、コロちゃんが驚いたのは、「専門家(経済学者)の意見」が真っ二つに分かれていたことです。
コロちゃんの理解では、「専門家は一番合理的な選択をする」と思っていますが、それが「真っ二つに割れている」ということは、「誰も正しい道がわからない」ということですよね。
コロちゃんの考えは、あとで詳しく書きますが、まずはこの記事の「少子化対策の政策への経済学者の賛否」を見てみましょう。以下でしたよ。
◎「Q.日本の出生率を引き上げるには、児童手当など子育て世帯への現金給付が優先順位の高い政策だ」
①「強くそう思う : 0%」
②「そう思う :12%」
③「どちらともいえない:36%」(最多)
④「そう思わない :40%」
⑤「全くそう思わない :10%」
上記は「記事の見出し」になった、「経済学者50人」の「現金支給の優先度が低い④40%+⑤10%=50%」の回答です。
これを見ると「④⑤の現金支給の優先度が低いとの多数派(50%)」と、「②の現金支給の優先度が高いとの少数派(12%)」に分かれていますよね。
これならばコロちゃんも、まだ「専門家の合理的意見」も分かれることもあるのかなとの「余裕」をもって見ていられたのですよね。
また「質問の内容」も、「現金給付が優先順位の高い政策か?」という、ある程度の「政策効果の評価」というブレがありそうな質問でした。
しかし、もう1つの「設問への回答」を見てちょっと驚いたのですよね。下記でしたよ。
◎「Q.現在の出生率の低下トレンドを反転させる実現可能な少子化対策は存在する」
①「強くそう思う : 8%」
②「そう思う :26%」
③「どちらともいえない:38%」(最多)
④「そう思わない :22%」
⑤「全くそう思わない : 4%」
うーむ、この設問では「少子化トレンドを反転する少子化対策があるのかないのか」の「実質的には『あるのか、ないのか』を問う二者択一の設問」ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
それが「存在する①8%+②26%=34%」と「存在しない④22%+⑤4%=26%」と、真っ二つに割れています。
しかも「③どちらともいえない:38%」が最大となっていますよ。
コロちゃんは、思わず「これって正しい道ってあるの?」とつぶやいちゃいましたよ。
記事では、「経済学者のコメント」も書いています。下記でしたよ。
◎「Q.少子化の反転策は存在するか?」
①「存在する」
・「働きながら、子どもを2人、3人と育てやすい職場環境整備こそが最も有効な少子化対策だ」by森田穂高長江商学院教授
②「存在しない」
・「個人の自由な選択を尊重する社会で、トレンドを反転させる財政的に実現可能な対策は存在しない」by森口千晶一橋大学教授
うーん、どちらも「それなりに説得力がある理由」ですけど、結論は「真逆」ですよね。
(´ヘ`;) ウーン
記事では、一番多かった回答の「どちらともいえない」から「カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の笠原博幸教授」の下記の意見を紹介していました。
「出生率低下が穏やかなほど移民・生産性・就業参加など適応の時間を確保できる。現実的な目標は『緩和と歯止め』だ」by笠原教授
コロちゃんは、この記事を読んで「それじゃあ、少子化対策の正しい道はないのか?」と思いましたよ。
それと、少なくとも「経済学的に一番合理的な選択はなさそうだ」とも感じましたね。
なお、この「日経新聞」の「現金支給『優先度低い』50%/出生率反転策『ある』34%」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

2.「昨年2025年は過去最低の出生率だったよ」
コロちゃんは、冒頭の記事を読んで「そう言えばつい先日に昨年2025年の出生率が発表されていたよね」と思いましたよ。また減ったのですよね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 出生数及び合計特殊出生率の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai25/dl/gaikyouR7.pdf
出典:厚生労働省 2025年 人口動態統計月報年計(概数)の概況より:6月17日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「出生数と合計特殊出生率の推移」です。先日の6月3日に発表されています。下に書き出しますね。
◎「2025年の出生数と出生率」
①「出生数 :67万1236人」
(1万4937人減)
(減少率:2.2%)
②「出生率: 1.14」(前年1.15)
③「婚姻件数: 48万9119組」(4027組増)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai25/dl/gaikyouR7.pdf
(出典:厚生労働省 2025年 人口動態統計月報年計(概数)の概況より:6月17日利用)
ふーむ、コロちゃんの目には順調に減ってきているようにしか見えませんね。
( ̄へ ̄|||) フーム
だけど、これって「まだ減少にブレーキがかかった」のですよね。これまでの減少率は以下でしたよ。
◎「出生数の減少率の推移」
①「2000~2015年 :年率1.1%減」
②「2016~2024年 :年率4.2%減」
③「2025年の減少率:年率2.2%減」
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/16649.pdf
(出典:日本総研Research Eye 2025年の合計特殊出生率は1.13前後より:6月17日利用)
ふむふむ、上記の数字はコロちゃんが探し出した「日本総研リサーチ・アイ」の「藤波匠調査部主席研究員」のレポートですが、とても興味深い内容でしたよ。
φ(゚Д゚ )フムフム…
上記をみると「②の2016~2024年出生数が年率4.2%減」と急落しているのが目立ちますよね。
それ以前の「①2000~2015年の1.1%減」の、4倍近くの急減だったのですよね。それが「昨年2025年には③の2.2%減」へと少し回復していますね。
その「出生数の減少のペース」が鈍化したことにより、「2025年の合計特殊出生率は1.14」と過去最低ではありますが、「前年の1.15」からわずかな低下にとどまりました。
しかし、これで「安心する」のはまだ早いですよ。この「レポート」では、その「理由」を以下のように解説していました。
◎「出生数や合計特殊出生率の低下のペースが鈍化した背景」
①「2025年までの日本人の婚姻数が2年連続微増」
・「2023年:47.5万組」
・「2024年:48.5万組」
・「2025年:48.9万組」
(上記の2年間は婚姻数が微増)
②「婚姻数増加の理由」
・「コロナ禍で結婚を見送っていた人たちが結婚をしていること」
・「30歳前後の人口がここ数年は横ばいにあること」
③「30歳前後の若年人口が横ばいの理由」
・「1990年代の年間出生数が約120万人で安定していた」
・「若年人口の安定は期間限定であり、それによる出生数の押上げ効果は遅くとも2030年には剥落」
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/16649.pdf
(出典:日本総研 Research Eye 2025年の合計特殊出生率は1.13前後より6月17日利用)
うーん、上記では「①婚姻数が増えていたから出生数が増えた」ということですよね。
(´ヘ`;) ウーン
その「①婚姻数の増加」は、「②コロナ後に延ばしていた結婚」と「③の1990年代の出生数が120万人で横ばいだったこと」によりますが、その2つの効果も「2030年」には消えちゃうとありますよ。
どうやら、この「2030年」が「日本の分岐点」になるみたいですよ。
「2030年」っていうと、あと「4年後」ですよね。コロちゃんもまだ「生きて」いそうだから、この目でしっかりと見ることにしますよ。

3.「経済学者の少子化トレンドを反転させる政策とは何か?」
さて、ここで「冒頭の記事」で、「Q.現在の出生率の低下トレンドを反転させる実現可能な少子化対策は存在する」と自信をもって「できる」と答えた「経済学者のコメント」を見てみましょう。
この「エコノミクス」の「設問への回答」は、「5段階」なのですよね。
上記の「出生率の低下トレンドを反転させる少子化対策は存在する」と、自信をもって「①強くそう思う」と答えた経済学者の先生は「50人中4人(8%)」でした。
その方々が答えた「コメント」の政策は以下でしたよ。
◎「現在の出生率の低下トレンドを反転させる実現可能な少子化対策は存在する」
❶「郡山幸雄エコール・ポリテクニーク教授」
・「労働市場の流動性を高めジョブ型雇用に移行する・・・出産ペナルティの軽減が期待」
・「多子世帯ほど得をする世帯単位の抜本的な税制優遇の導入」
❷「松井彰彦東京大学大学院教授」
・「多様な家族形成を支える制度改革」
・「子育て支援から家族形成支援へ(婚外子の権利が認められている欧州を参考)」
❸「保田彩子カリフォルニア大学デービス校教授」
・「子育てを一人で背負う負担ではなくパートナーと共有するプロジェクトへ」
・「育休・保育を広げ、正規雇用でも柔軟に働けるように」
❹「森田穂高長江商学院教授」
・「働きながら子どもを2人3人と育てられる職場環境整備」
・「在宅勤務の促進、週休3・4日制、フレックスタイム、キャリア途中休職の数年単位での大幅な延長、職場託児所、保育士の給与待遇改善、残業文化の撲滅、徹底した成果主義」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0962G0Z00C26A6000000/
(出典:日経新聞 出生率は上げられるか、経済学者50人の見方 エコノミクスパネルより:6月17日利用)
ふーん、コロちゃんが読んだところでは「目新しい政策はない」と感じましたよ。
( ̄へ ̄|||) フーン
「出産ペナルティの軽減」や「子どもを育てられる職場環境整備」などは、他の有識者もマスコミも言っていますよね。
それに、欧州を参考にしての「婚外子」や「パートナーと共有」もどれだけ「政策効果があるか?」はよくわからないと思いましたよ。
ただ、これらを「全部徹底して実現」したらならば、ある程度の「出生率の低下を緩やかにすること」はできるかも知れないとコロちゃんは感じましたよ。
つまり「現実的には少子化は止められない」というのがコロちゃんの結論ですよね。

4.「誰も『正しい道が分からない時代』がきたよ」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
コロちゃんは、上記の「Q.出生率の低下トレンドを反転させる実現可能な少子化対策は存在するか?」という問に、「経済学者」の答えが「存在する34%」と「存在しない26%」と割れたことを見ました。
その時に「誰も正しい道が分からない時代がきた」と感じたのですよね。
だって「大学教授」ですよ。それも「日経新聞」が「日本の著名な経済学者50人を選び出した」のですよ。
そんな「象牙の塔の偉い経済学者の先生方」でも、「意見が真逆」になっているし、さらに「どちらともいえないが38%」で最多という情けない状態だと思いましたよ。
これなら「コロちゃんの意見が間違っている」なんて誰も言えませんよ(・・・それは違う)。
( ◍´罒`◍)エヘヘ
コロちゃんは、「専門家」というのは「膨大な知識」で「正しい道を示してくれる人」と考えていましたから、現在は「誰も正しい道が分からない時代に入った」と考えましたよ。
これは「経済の話」だけではありませんよね。
「政治の世界」でも「アメリカと中国の対立構造の中」で、「日本はどのような立ち位置であるべきか」でも「正しい道」は見えてきません。
「日本はアメリカの核の傘の傘下」にいますが、「日本の周囲」には「ロシア・中国・北朝鮮の核保有国」がいます。
この現実を見れば、コロちゃんですら「アメリカの核の傘」から出るなんて考えられませんよ。
ただ同時に「中国」との貿易関係を見れば、これも「離れるわけにはいかない」と考えますよね。
2024年の、「日本の輸出額」に占める「中国の割合は17%」で、「アメリカの19%」に次ぐ第2位です。さらに「日本の輸入額」に占める「中国の割合は22%」で第1位となっています。
これ考えれば、とても「日本は中国」とは「経済的」には離れられませんよね。
だからコロちゃんは、「政治の世界」でも「親米・嫌中」や「嫌米・親中」のどれも「正しい道」にはならないと思っていますよ。
だけど、このような「誰にも正しい道が分からなくなった時代」って「面白い」と思いませんか。だって「自分の頭で正しい・正しくないを考えられる時代となった」のですよ。
「新聞」を読んでも「マスコミの見方が正しい」とは限りません。偉い「大学教授もわからない」と言っているし、「政治家は時々ウソをつく」かも知れません。
こんな「不透明な時代」を「不安の時代」という方もいるかと思われますが、コロちゃんは「誰もが自分の頭で正しい道を考える時代がきた」とポジティブに受け止めていますよ。
そんな時代のコロちゃんの「正しい道」の基準は、「国利民福(※)の精神」ですよ。
(※国利民福:国家の利益と国民の幸福:明治・大正期の政治家:竹越与三郎)
多くの「国民の生活が豊かになる」ことを基準として、「経済も政治」も見つめ続けて行きたいとコロちゃんは考えていますよ。
いやー、「面白い時代」になってきたなー。
( ◜◒◝ )イヤー

5.「コロちゃんと父親は子どもを避けちゃダメ」
今日のテーマは、「経済学者でも答えが割れる少子化対策の難問とは?──誰も正しい道が分からない時代がやってきたよ」を考察してみましたよ。
ただ「歴史のIf」って、検証不能なんですよね。だから「もし・・・だったら?」は永遠にわからないのですよね。そう考えると、どんな「意見」も「言ったもの勝ち」ですよね。
コロちゃんは、そう考えてちょっと安心しながら、このブログで「自分のとんがった意見」を遠慮なく書こうと思っていますよ。
最後の「コロちゃん話」は、今日の「少子化対策の話」にちなんで「コロちゃんの幼かった息子との父親は子どもを避けちゃダメの話」を書いてみますね。
コロちゃんは1980年代半ばに「30歳で1児の父」となりました。ところがコロちゃんって「母子家庭の出身」だったのですよね。
だから「父親とはどういうものか?」を知らなかったのですよ。戸惑いましたよ。困りましたよ。
まず「心構え」がありませんでした。どうやって、この「不思議な生き物」と対峙したら良いのかも分かりませんでした。
だから「妻」から叱られましたし、怒られましたし、怒鳴られましたよ。
とある夜のことでした。寒い冬でしたね。ただ「家の中の居間」には暖かな空気が流れていました。部屋の真ん中に「こたつ」がありました。
コロちゃんは、まだ幼かった「長男」とふざけっこをして「こたつの周り」をグルグルと回っていましたよ。そこを大声で叫びながら追いかけてくる「長男」がいました。
コロちゃんは、「こっちだよ、あっちだよ」と言いながら「逃げ回ってふざけていた」のです。
その時に、思いっきり突っ込んできた「長男」をコロちゃんがヒラリとよけたら、そこには「ガラス戸とガラス戸の間の柱」があったのです。
「ドコン!」・・・「ギャー!」、一瞬おいてギャン泣きする長男。
横で見ていた「妻」がたちまち「鬼のような顔」で怒りましたよ。「子どもを避ける父親がどこにいる‼」。
(怒`Д´怒)
シュンと小さくなったコロちゃんでしたよ。
(´๐_๐) シュン…
コロちゃんは、「父親らしい遊びをしてあげようと思っただけ」なんですけどね。慣れない「父親像」をいろいろ模索していたコロちゃんでしたよ。
下記のフォトは、この当時に出かけた「上野動物園」で撮ったものでしたよ。

コロちゃんは、自分が知らなかった「あるべき父親像」を目指して、あちこち連れて歩いたり出かけたりしていましたね。
コロちゃんは、「父親とは自然になるもの」ではなく「努力してなるものだ」と自分の経験から思いましたよ。
ただ今振り返ると、すべて「楽しい思い出」となっていますね。
コロちゃんにとって「子育て」は「楽しいもの」でしたし、コロちゃん夫婦が残した数少ない「貴重な宝物」だとも思っていますよ。
今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんの「父親は(何があっても)子どもを避けちゃダメ」との教訓でしたよ。
いつもの「昔話」だと、笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。




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