【社会考】「スマホ」を使って認知症を防ぎましょう

社会

おはようございます。今朝のコロちゃんは、朝から身体がだるいのですよ。
__( __~д~)__ダルゥ

一番心配な「腰痛」は、やっぱり痛いですけれど、これは「デフォルト」ですから、もう仕方がないと諦めています。

だけど、こんなに「全身がだるい」というのは初めてですね。

先週ごろから気温が急上昇して、午後には25℃を超える「夏日」になる日もしばしばあるようになりましたね。

コロちゃんは、「どんぐりの木(ブナ科の木)の花粉症」も発症していますから、そのような変化が身体の調子の変調をもたらしたのかも知れないと考えていますよ。

まあ「身体がだるい」とはいえ、コロちゃんはこのブログのカキコキ以外には、何も仕事はありませんから「生活に支障はない」と言えないこともないのですが、何ともイヤな感じですよ。

あーだるい!
(o_ _)oアーダルイ。。。。

そんなやる気が今一つでないコロちゃんが、今日は「スマホを使って認知症を防ぎましょう」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「PC・スマホを使う人は認知症にかかりにくいってと、デジタル認知症とは何か?」

☆「認知症は高齢になれば誰でも逃れられないよと、認知症の怖さには行方不明があるよ」

☆「認知症になったらどうしようか?と、高齢になったら迷惑をかけて生きよう」

☆「コロちゃんと権威主義の高齢者」

1.「PC・スマホを使う人は認知症にかかりにくいって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「PCやスマホ/日常的に使う人/認知障害リスク半減」との見出しが目に入りました。

おー、これって「コロちゃんのための研究」じゃないの?
(o゚Д゚)オー

コロちゃんは、現在毎日「PCでブログを作成」していますよ。それも「1日に6~8時間も!」。

だから、この研究結果を読めば「コロちゃんは認知症にはならない」となるかも?
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ヤッタネ

そんな邪な考えを持ちながら、コロちゃんはこの記事をジックリと読んでみましたよ。

そうしましたら、以下の内容が記事では書かれていましたよ。

➀「デジタル技術の長期利用は、複雑な技術を駆使して頭を刺激し、ビデオ通話やメッセージ交換で人と繋がることが、認知機能の維持に有利」

➁「認知機能が落ちてきても、服薬管理や道案内、お金の管理をアプリが担ったことで自立して生活し続けられ、認知症と診断されにくくなった可能性」

③「デジタル技術をよく使う人は、認知症や軽度認知障害(認知症の前段階)と診断されたり、認知機能テストで低い得点を取ったりするリスクが58%低い」

④「上記の研究結果を、米テキサス大などのチームが科学史ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアに発表した」

ざっと、上記の内容がこの「記事」には掲載されていましたが、これはコロちゃんには大きな力になる報道ですよ。

だって、もしコロちゃんが「認知症」と診断されるようになったら、このまま「自宅で生活」が続けられるかどうかわかりませんからね。

今から「介護施設へ入所」するようになると、コロちゃんの「年金清貧ライフ」の根本が脅かされることになりますよ。

そんな「危機感」を持ちながら、コロちゃんは今日の「新聞記事」を読みましたよ。

ホント他人事じゃないんですよ、コロちゃんはもう70代なんですからね。
o(`Д´;o)ほんとだょ

なお、この「日経新聞」の「PCやスマホ/日常的に使う人/認知障害リスク半減」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

PCやスマホを日常的に使う人、認知障害リスク半減 米大など - 日本経済新聞
パソコンやスマートフォンなどのデジタル技術を日常的に使う人は、老年期の認知機能障害リスクが半分以下だったとの研究を、米テキサス大などのチームが18日までに科学誌ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアに発表した。平均68.7歳の計約41万人を追跡した過去の研究57件のデータをまとめて分析した。デジタル技術の長期利用を巡っては...

2.「デジタル認知症とは何か?」

皆さん、「デジタル認知症」という言葉を聞いたことがありますか?

上記の「PCやスマホ/日常的に使う人/認知障害リスク半減」との記事を、コロちゃんが注目したわけは、それまで言われていた「デジタル認知症」を否定する結果だったからです。

その「デジタル認知症」とは、以下を言います。

◎「デジタル(スマホ)認知症」

➀「症状」
・「集中力の低下」
・「記憶力の低下」
・「運動能力の低下」
・「社会的関与の低下」

➁「原因」
・「情報過多による脳疲労」
・「デジタル機器依存」
・「運動不足」
・「対面コミュニケーションの不足」

上記の項目は、コロちゃんがネットでポチポチ調べたものですが・・・一部当てはまりますね。コロちゃんの場合は、「記憶力の低下」はあるかと思いますね。

だって「パソコン」で文章を書くことが当たり前になってから、漢字を正確に書けなくなりましたよ。読めるけど書けない「漢字」が増えましたよ。

皆さん、次の漢字をペンで書けますか?

➀「脆弱」
➁「誤謬」

コロちゃんは、この二つの熟語をペンで書けないだけでなく、「読み」も間違って覚えていたのですよ。以下でしたよ。

➀「脆弱」
・「コロちゃんの読み: きじゃく」
・「正しい読み   :ぜいじゃく」

➁「誤謬」
・「コロちゃんの読み:ごびょう」
・「正しい読み   :ごびゅう」

コロちゃんは、何度キーボードをたたいても「漢字」が出てこないので、これはおかしいと気が付きましたが、恥ずいですね。
(〃ノдノ) 恥ずかし~

おっと、「記憶力の低下」から横道にそれちゃいました。
\(-\)(/-)/ ソレハコッチニオイトイテ…

それ(記憶力の低下)以外の項目はコロちゃんには当てはまりませんね。

「集中力」は原稿を6~8時間かけて書いていますし、「運動能力・社会的関与」はもともとありませんから、問題はないですね。
(´O`)bノープロブレム

それよりも、冒頭の「テキサス大の研究結果」は、上記の「デジタル認知症の懸念」を否定するものだとコロちゃんは受け止めたのですよ。

上記で書いたように、コロちゃんは現在「長時間PC操作」をしていますし、それ以外にも「アイパッドで長時間ネットサーフィン」もしています。

もし「デジタル認知症」の症状が出て、さらに悪化して、そのまま「本物の認知症」に進んだりしたら目も当てられません。

また「デジタル機器を取り上げられること」があったとすれば、それは「恐怖」としか言いようがありませんね。そんなことが起きたら、たちまち「インターネットの禁断症状」が?
((((;゚Д゚))))怖ァ・・

いやー、コロちゃんって「デジタル中毒者なのー?」
(ノД`)イヤー

いやいや、そうではありません。

そんなことはないとの「学会の報告」が冒頭で「テキサス大学の研究」から分かったというのですからね。

ただ、冒頭の研究の「認知障害リスク半減の認知症」と、上記の「デジタル認知症」は、同じ病気ではありませんよ。

「デジタル認知症」は主に若い方に出る「症状名」で「病名」ではありません。

こちらは「デジタル機器」の使用時間を控えれば回復するもので、本来の認知症の「脳の萎縮や病変」はありませんからね。

次に、肝心のコロちゃんが心配する「本来の認知症」について見ておきましょう。

3.「認知症は高齢になれば誰でも逃れられないよ」

さて、ここでは「本来の認知症」について見ておきましょう。コロちゃんだって「認知症」にはなりたくないですよ。

ワンコの散歩に出て、帰りの家がわからなくなったらどうしよう!
((( (・・。)Ξ(。・・) ))) アレ.アレ?

だけど、人間は高齢になると誰しもが「認知症リスク」からは逃れられないのですよね。そう考えると冒頭の「米テキサス大」の「認知障害リスク半減」は心強い研究結果ですよ。

次に「認知症と年齢との関係」を見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣官房 認知症の有病率」より

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai2/siryou9.pdf
出典:内閣官房 認知症及び経度認知障害の有病率調査並びに招来推計に関する調査より(4月19日利用)

上記の表は、「内閣官房」が発表している「認知症の年齢階級別の有病率」です。

やはり「年齢階級」が上がるほどに「認知症の有病率」も上昇していますね。下に書き出しますね。

◎「認知症の有病率」(小数点以下切り捨て)

➀「65~69歳」
・「男性:1%」
・「女性:1%」

➁「70~74歳」(コロちゃんはココ)
・「男性:2%」
・「女性:3%」

③「75~79歳」
・「男性: 9%」
・「女性:11%」

④「80~84歳」
・「男性:20%」
・「女性:24%」

⑤「85~89歳」
・「男性:35%」
・「女性:48%」

➅「90歳以上」
・「男性:42%」
・「女性:71%」

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai2/siryou9.pdf
(出典:内閣官房 認知症及び経度認知障害の有病率調査並びに招来推計に関する調査より:4月19日利用)

うーむ、キレイに年齢が高くなるほど「認知症」が増加していますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんの現在は「➁70~74歳:男性2%」ですから、まだ低いですけれど、今後は「2%⇒9%⇒20%⇒35%⇒42%」と上昇する予定ですね。

いやいや、そんなに長生きしないよー。
ヾノ´ °Д°)いやいや

それに万が一「➅90歳以上になっても42%」ですからね。2人に1人ですね。半々か―?
(´ヘ`;)ウーム…

だけどコロちゃんは、医者から「確率が低い」と言われた「大腸がんと悪性リンパ腫の同時罹患」の過去がありましたからね。

コロちゃんって「運が悪い」のですよ。こうなると「あんまり長生きしたくないなー」。
(-_-)ウーン

4.「認知症の怖さには行方不明があるよ」

コロちゃんは、住んでいる自治体の「お知らせメール」の登録をしています。そこから頻繁に伝えられて来る「連絡」に「迷い人のお知らせ」があります。

「迷い人のお知らせ」の、連絡内容はだいたい以下の内容ですね。

「こちらは、防災○○○(自治体名)です。迷い人のお知らせをします」

「〇月〇日午後〇時頃、○○歳の女性が○○町から行方が分からなくなっています。この女性の特徴は○○○、お心あたりのある方は、○○までご連絡お願いします」

この様な内容のメールが、多い時には1日に2通着信する日もありますね。

コロちゃんは、まだ「認知症」は発症していないと思われますから(多分?)、直ぐに行方不明になることはないとは思われます。

しかし、これらの「お知らせメール」を読んでいると他人ごとではありませんよ。

そこで、全国で何人ぐらいの「行方不明者」が出ているのかを調べてみましたよ。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「警察庁 認知症に係わる行方不明者の推移」より

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/R05yukuefumeisha.pdf
出典:警察庁 令和5年における行方不明者の状況より(4月19日利用)

上記のグラフは、「警察庁」が発表した2014年(平成26年)~2023年(令和5年)の「認知症に係わる行方不明者の状況」です。

下に書き出しますね。

◎「認知症の行方不明者」(1000人以下切り捨て)

➀「2014年:1.0万人」
➁「2015年:1.2万人」
③「2016年:1.5万人」
④「2017年:1.5万人」
⑤「2018年:1.6万人」
⑥「2019年:1.7万人」
⑦「2020年:1.7万人」
⑧「2021年:1.7万人」
⑨「2022年:1.8万人」
➉「2023年:1.9万人」

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/R05yukuefumeisha.pdf
(出典:警察庁 令和5年における行方不明者の状況より:4月19日利用)

いやー、毎年1万人を越える「認知症の行方不明者」がいるじゃないですか。
( ;´Д`)イヤー!

それも総数もすごいですけれど、右肩上がりに毎年増え続けていますね。この分だと今後「行方不明者年間2万人越え」が確実に見られそうですよ。

おそらく「亡くなっている方」も多いんだろうなー。
(´д`)ヤダナー

やはりコロちゃんは、冒頭でご紹介した「デジタル技術をよく使う人は、認知症・・・リスクが58%低い」という「米テキサス大の研究結果」を信頼して、せっせとブログ記事を書く事にしますよ。

5.「認知症になったらどうしようか?」

さて、次に「認知症になったらどうしようか?」という問題へ、の世の中の皆さんの意識を見てみましょう。

これは「内閣府」が行なった「認知症に関する世論調査」からのデータです。実施時期は2019年で全国の18歳以上の3000人が対象となっています。

➀「支援を受け入れるのは50%だよ」

最初は「認知症になったらどうするか?」の回答ですよ。

以下のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣府 認知症になった場合の暮し」より

https://survey.gov-online.go.jp/hutai/r01/r01-ninchishog.pdf
出典:内閣府 認知症に関する世論調査(平成元年12月調査)より:4月19日利用

上記のグラフは、「内閣府」が行なった「認知症になった場合にはどのように暮らしたいか?」の「世論調査結果」です。下に書き出しますね。

コロちゃんは70代ですから、「70代の回答」を書き出しますね。

◎「あなたが認知症になったらどのように暮したいですか?」
(70代の回答:小数点以下切り捨て)

➀「今まで通り自立的に生活 :16%」
➁「サポートを受けながら生活:30%」
③「介護施設での暮らし   :20%」
 (理由:身の回りのことが出来ない)
④「介護施設での暮らし   :20%」
 (理由:周りに迷惑をかける)
⑤「1人で暮らす       :6%」
 (理由:迷惑をかけないように)

https://survey.gov-online.go.jp/hutai/r01/r01-ninchishog.pdf
(出典:内閣府 認知症に関する世論調査より:4月19日利用)

うーん、設問が複雑で意図が良くわかりませんが、ざっくり言うと「介護施設4割・自宅で生活4割」と真っ二つに分かれていますね。
(´ヘ`;)ウーン

恐らくこの設問は、「迷惑をかける」が理由になっているのかを見ていて、④⑤は「迷惑をかけるという意識で施設・一人で暮らす」を調べたのでしょう。

その「迷惑をかける意識」に焦点を絞ると、上記の調査は以下の3つに分けられますね。

◎「迷惑をかける視点」

❶「自立した生活    :16%」
❷「支援を受け入れる :50%」
❸「迷惑をかけたくない:26%」

うんうん、コロちゃんも同じ高齢者ですから、この気持ちもわかりますよ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

「❶絶対に1人でくらす!」と我を張るおじいちゃんは16%ぐらいはいらっしゃるでしょう。そして「❸迷惑はかけたくないよ」とやさしいおばあちゃんは26%ぐらいいそうですよ。

そして「ボリュームゾーン」が、「自宅で支援」と「介護施設で支援」を受け入れる高齢者の皆さんで50%だと考えられますね。

コロちゃんはそのくらいはいるだろうと思いましたよ。ちなみにコロちゃんは、もちろんこの「❷支援を受け入れる:50%」ですよ。

出来れば、現在のように「自宅で支援受け入れ」を望みますが、どうしようもなくなったら「施設」もやむを得ないでしょうね。

だけど「お金がかかりそうだなー」、そこは「悩むところ」ですよ。

ただコロちゃんはその時には、はたして「意識」があるかどうか・・・?
σ( ̄^ ̄)はて?

➁「みんなは迷惑をかけることを気にしているよ」

最後にもう一つ「認知症に対する不安」を見ておきましょう。これは「本人と家族」の分を別々に聞いています。

◎「認知症になったとしたら、どのようなことに不安を感じると思うか?(本人)」(少数点以下切り捨て)

➀「家族に身体的・精神的負担をかけるのではないか」
 ・「73%」

➁「家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか」
・「61%」

➂「家族や大切な思い出を忘れてしまうのではないか」
・「51%」

https://survey.gov-online.go.jp/hutai/r01/r01-ninchishog.pdf
(出典:内閣府 認知症に関する世論調査より:4月19日利用)

あー、「❶家族に身体的・精神的負担をかけるのではないか:73%」は思いやりですね。
( ¯ O¯)アー

「認知症」になった自分自身よりも、家族のことを心配していますね。だけど「➁迷惑61%」って、意外と多いですね。コロちゃんだったら気にしませんけれどね。

それに「➂思い出」を忘れると言っても、どうせ「認知症」になったら全部忘れちゃうんですから、かまわないんじゃないかとコロちゃんは考えちゃうんですけど、おかしいのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

そして「家族が認知症になったら」が下記ですよ。

◎「家族が認知症になったとしたら、どのようなことに不安を感じると思うか?」

❶「ストレスや精神的負担が大きいのではないか」
・「65%」

❷「家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか」
・「58%」

❸「経済的負担が大きいのではないか」
・「49%」

うーむ、ここにも「❷迷惑:58%」が出てきましたよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

上記の「本人が認知症」の場合でも、「➁家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか:61%」がありましたよね。

だけど、そもそも「日本人は年々長寿」になっていて、「認知症及び軽度認知症」の有病率は「➅90歳以上:男性:42%:女性:71%」の社会なんですよ。

もう「長生き」したら、周りに「迷惑をかける社会構造」になっているのですから、堂々と「迷惑をかけて生きるべき」だとコロちゃんは考えますよ。

次に、この辺のことについてのコロちゃんの考えを書きますね。

6.「高齢になったら迷惑をかけて生きよう」

今日のテーマは「スマホを使って認知症を防ぎましょう」と、デジタル機器を使っていると「認知症予防」になるかも知れない研究結果の調査でした。

しかし、どんなに努力をしても「認知症」になるかも知れませんよね。それは「長寿化・高齢化」の人類の宿命でしょう。

コロちゃんは、上記の「世論調査」で「認知症の不安」を抱える高齢者の気持ちもよくわかりますよ。だってコロちゃん自身が当時者ですからね。

しかし、コロちゃんは以前読んだ「長寿期リスク※」という書籍の内容を思いおこすのですよ。

(※長寿期リスク:著:春日帰キスヨ:2024年:光文社新書)

この本では「80歳以上で在宅暮らしを続ける時期の高齢者の生活をヨタヘロ期」と名付けています。そして、その「ヨロヘタ期」は誰もが逃れられないというのですよ。

だから、そもそも「迷惑をかけないで生きていくのは無理」なのですよ。

誰しもが「ヨタヘロ期」になれば、誰かしらに「迷惑をかけて生きて行く」のですよ。

コロちゃんは、本書を読んで考えましたよ。将来の「認知症の不安」は考えていても仕方ありません。

もちろん長生きせずに「PPK(ピンピンコロリ)」となることもあるかも知れませんが、それはせいぜい1割以下でしょう。

あとの9割は、ジタバタしながら「高齢になっていく」のですよ。

その過程では、周囲に迷惑をかけることもあるでしょう。というか必ず誰かしらに「迷惑」をかけるでしょう。

その「誰かしら」というのは「家族」かもしれませんし、「ヘルパーさん・看護師さん」かもしれません。

しかしそれが「必然ならば」、淡々と受け入れましょうとコロちゃんは考えていますよ。

振り返ってみれば、コロちゃんは「人生の転換期」には、考え抜いて岐路を選択した後には、後ろを振り返りませんでした。

今回も同じですよ。現在一人暮らしのコロちゃんですが、それが不可能になるまでは全力をつくしましょう。

そして、その後のことはその時に周りと相談して決めれば良い事ですよ。今から不安を膨らませることには意味がありません。

もしコロちゃんが「認知症」となったならば、その時には堂々と迷惑をかけて生きましょう。この問題は個人の個性や力量で解決できる問題ではないと考えますよ。

なお、上記の「長寿期リスク:著:春日帰キスヨ:2024年:光文社新書」は、コロちゃんが読書後に【読書考】を書いてこのブログで投稿しています。

この「【読書考】長寿期リスクを読んで」のブログ記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【読書考】「長寿期リスク」を読んで

7.「コロちゃんと権威主義の高齢者」

上記で「高齢になったら迷惑をかけて生きよう」とは書きましたが、別に「偉そうに生きる」ことではありません。

コロちゃんは「権威主義の偉そうな年寄り」が大っ嫌いなのですよ。

だから「迷惑をかける」にしても、あくまで姿勢は「低姿勢でお願いします」というのがコロちゃんの好みですよ。

ここでちょっと「偉そうな高齢者の歴史」を考えてみたいと思いますね。いやいや「歴史の勉強」ではありませんよ、ただの「コロちゃん話」ですよ。

コロちゃんは現在「70代の高齢者」ですが決して「偉そう」ではありません。

しかしコロちゃんから2世代さかのぼった、コロちゃんの「祖父の時代」は「高齢者が偉い時代」でした。

戦前の「民法」には「戸主権」というのがあったのです。

この「戸主権」とは「絶対的な権力」です。家族の「結婚」や「居住地」も戸主の同意が必要とされていました。

そして「戸主」を引き継げるのは、代々「長男」と決まっていました。その代わりに「戸主」は、家に所属する家族全員を扶養する義務がありました。

親の財産も、全て「長男である戸主」が相続することに法律で決まっていたのです。だから「高齢の戸主の男性は偉い」とされていたのですよ。

この「旧民法」は1947年(敗戦2年後)に廃止されて、翌年の1948年に現在まで続く「新民法」が施行されましたが、人間の意識は急には変わりません。

だからコロちゃんの父親・母親の結婚適齢期だった1950年代では、まだ「戸主」が結婚相手を決めていたのですよ。

コロちゃんの「父親と母親のエピソード」をご紹介しましょう。

戦前のことですら1940年代のころだったと思われますが、コロちゃんの母親の長兄(陸軍主計少尉)が、「陸軍の演習」でコロちゃんの父親の実家に民泊したというのです。

当時の日本国内の「陸軍演習」では、一番下の「兵隊」は野営しますが、将校は「民泊」だったらしいですね。

その時に「陸軍主計中尉(コロちゃんの母親の長兄)」が、「民泊先の長女(コロちゃんの父親の姉)」を見染めたというのです。

その後「両家」で話し合いが進み2人は結婚しました。1940年代の後半頃のことだったと思われますね。

その結婚式場で「コロちゃんの母親(結婚式の花婿の妹)」を、今度は「コロちゃんの父親(結婚式の花嫁の弟)」が「あの娘と結婚したい」と言い出したと聞いていますね。

まあ、その結果コロちゃんが生まれてきたのですから、コロちゃんとしては受け入れるしかないのですが、その後この二人は「結婚⇒離婚」することになりましたから、不幸の始まりとも言えますよ。

そして、その2人の子どもだった「コロちゃんと姉」は被害者ですよね。

コロちゃんは、その後「母親」から「結婚がイヤだとかしたくないとか言えるような時代じゃなかった」と聞いていましたから、コロちゃんは「権威主義の高齢者」は大キライなのですよ。

1940年代では「戸主が決めた結婚」には、子どもが逆らうことは許されなかったのですよ。

その後コロちゃんの時代の1970年代には、もう自由に「結婚相手」を自分で選び決めることが出来るようになりました。コロちゃんも自分で探し出会い「幸せな結婚」をしましたよ。

そんなコロちゃんが「偉そうな高齢者」になるはずがありません。

だから「迷惑をかけましょう」と言っても、出来るだけ「よろしくお願いします」と小さくなってお願いしますよ。
✽*(ㅅ•᎑•)ヨロシクオネガイシマス

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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