【経済考】「設備投資」と「コロナ貯蓄」

経済

おはようございます。コロちゃんが昨日の深夜に目を覚ましたところ、家の外で「ゴーゴー」という風の音が聞こえてきました。

空の方から響く風の音は、ちょっと今までに聞いたような音ではなく、ゴーゴーと身体に響くような音がして、まるで地鳴りのような凄まじいものでしたよ。

コロちゃんは、ちょっと怖くなりましたが、音を聞いている内にそのまま寝入ってしまいました。これは「春の嵐」とでもいうのでしょうか。

明日から「暖かい日が続くしるし」なら良いのですけどね。天気予報では、まだ寒くなる日があると報じられていますから、「三寒四温」となるようですね。

コロちゃんは、早く暖房を使わなくても良いくらいの「暖かい日々」が来ないかと、ワンコとともに待っていますよ。

今日は「設備投資とコロナ貯蓄」をカキコキします。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
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コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「設備年齢がもうおじいちゃん」

☆「コロナ貯蓄が取り崩し」

☆「調べて気づきがあると楽しい」

1.「設備年齢がもうおじいちゃん」

コロちゃんは、素人のおじいちゃんですから「経済」の本格的な内容はよくわからないのですよ。

ですから「日本の生産性」がなぜ上がらないのかを、いろいろポチポチといつも見て歩いているのですが、今日は「設備年齢の上昇」という論点を見つけました。

コロちゃんの様に「こらいまれ」と古くなった「ヒト」は、あまり使い道がないし、働いていませんから「生産性」はとても低いです。

そして企業の「設備」も、古くなれば多分「生産性は低い」だろうなとコロちゃんは想像するのですが、どうやら「日本企業の設備」は古いらしいです。

言うならば「日本企業の設備」はもう「おじいちゃん」になってしまったらしいですよ。

①「日本の設備年齢推移」

それでは「日本」の設備年齢の推移を見てみましょう。下記の「グラフ」をご覧ください。内容は下に書き出します。

「首相官邸 企業規模別設備年齢の推移」より

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/corporate/dai1/siryou4_2.pdf
出典:首相官邸 生産性・供給システム革命に向けて より(3月18日利用)

上記のグラフは1975~2015年の「企業の設備年齢の推移」です。

2015年の段階で「大企業の設備年齢:6.4年(黄色ライン)」「中小企業の設備年齢:8.5年(エンジ色ライン)」となっています。

このグラフによりますと、「企業の設備年齢」は1990年以降年々増加傾向にあるとしています。

しかも「大企業6.4年」に比べると「中小企業8.5年」と、「中小企業の設備」の方が古くなっていますから、「中小企業」の生産性が低い理由の一因となっているのでしょう。

コロちゃんが報道で読んだところでは、下記のようになっていました。

◎「日本企業の設備平均年齢」

①「1991年:7.9年」(バブル崩壊年)
②「2019年:11.8年」

上記のように「日本企業」は、マクロで見ると1990年代以降は「積極的な設備更新」を控えているのです。これも「日本の生産性低下」の一因となっていると、コロちゃんは思いましたよ。

要するに「日本企業」は、コロちゃんのような「高齢者(高齢設備)」を未だに使い続けているのですから、「生産性が低い」のは当たり前だということになりますね。

②「設備年齢(ビンテージ)の国際比較」

それでは、上記の「日本の設備年齢:11.8年(2019年)」は、他国と比べて高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか。

なお、ビンテージとは「平均年齢」を言うようですね。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「環境省 設備ビンテージ(平均年齢)の推移」より

https://www.env.go.jp/council/06earth/900422624.pdf
出典:環境省 日本経済の状況・課題 参考資料集 より(3月18日利用)

上記のグラフは1970~2010年の「G7諸国中の5か国」の「設備平均年齢」の推移です。

日本は、5ヶ国中で一番「設備平均年齢:11.1年」が高いです。こんな古い設備を使っていれば、「生産性が低い」のも当然かもしれませんね。

報道ではG7諸国の「設備年齢」を下記の様に報じています。

◎「設備ビンテージ(平均年齢):2019年」

❶「イタリア:13.3年」
❷「日本  :11.8年」
❸「アメリカ :9.7年」

上記の様に主要G7諸国で、一番設備年齢が新しい国は「アメリカ」です。「アメリカ」の生産性が高い理由には、これもあるのかもしれません。

また報道では、「内閣府」によると「労働者一人当たりの日本の設備量」も2019年時点で22.5万ドルで、G7で最下位になったと報じられています。

「日本の高齢化」は、コロちゃんや国民だけでなく、「生産設備」でも進んでいたようですね。この「設備年齢」の若返りがなされない限り、日本の生産性の上昇は望めないでしょうね。

しかし、2000年代以降は「金融緩和」で銀行借り入れは低金利で出来たはずなのに、なぜ「日本企業」は「設備更新」をしなかったのかな?

これは、やはり「低金利の長期化(20年以上)」が続いたことで、積極的な企業戦略に踏み出さなくとも利益を出せる「ぬるま湯環境」に安住したということなのでしょうか。

この点は、今後いろいろ考えてみたいところですね。

2.「コロナ貯蓄を取り崩し」

皆さん、「コロナ貯蓄」を憶えていますか?

「政府」が2020年に国民一人当たり10万円支給した「特別定額給付金」だけではなく、「コロナ」の行動制限の影響で消費ではなく貯蓄に向かった金額を「コロナ貯蓄」といいます。

昨年2023年の初めには、その「コロナ貯蓄」が64兆円もあったのですが、その後の「物価上昇」の中で家計の出費が増大して、いよいよ「コロナ貯蓄」が底をついたようなのです。

まずは、昨年の初めの「コロナ貯蓄」の状況を見てみましょう。

①「コロナ貯蓄:64兆円もあったよ」

まずは流れを確認してみましょう。「新型コロナ」が日本で最初に上陸したのは2020年1月です。

クルーズ船のダイアンド・プリンセス号で、コロナ患者が多数発生して大騒ぎとなりましたね。その後その年の7月にかけて「国民1人10万円」の支給がなされました。

その後、観光や宿泊が凍り付き、消費が大きく減少する中で「国民の超過貯蓄(コロナ貯蓄)」が増加していきました。

下記のグラフをご覧ください。内容は以下に書き出します。

「内閣府 家計全体の超過貯蓄」より

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2022/0203nk/pdf/n22_5.pdf
出典:内閣府 日本経済2022-2023より(3月18日利用)

上記のグラフが「内閣府」から発表されたのは、2022年2月です。今から2年前ですね。

上記のグラフを見ると、「コロナ禍」が始まった2020年の初めから、2022年の第2四半期(4~6月)に「コロナ貯蓄」は64兆円にも達しています。

皆さんが外出を制限して、生活支出が少なくなった結果、貯蓄が積みあがっていったわけですね。この「コロナ貯蓄」を内閣府は「1世帯平均93万円」と発表していました。

②「世帯属性別に見たコロナ貯蓄」

この「64兆円:世帯平均793万円」にも積み上がった「コロナ貯蓄」は、もちろん「全国民」に平等に「1世帯平均93万円」が貯蓄されていたわけではありません。

沢山のお金を貯蓄した「お金持ち層」と、わずかの貯蓄しかできなかった「コロちゃんのような貧乏層」に分かれます。

発表された「内閣府」のデータには、国民属性別の「コロナ貯蓄」の所有金額も記載されていました。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 世帯属性別超過貯蓄」より

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2022/0203nk/pdf/n22_5.pdf
出典:内閣府 日本経済2022-2023より(3月18日利用)

上記のグラフは2020~2022年の「世帯属性別にみた超過貯蓄」です。「1世帯平均93万円」と言っても、その中では大きな格差があります。

一番上と一番下のみ、下記に書き出しますね。

◎「世帯属性別:超過貯蓄額」

①「勤労高所得世帯  :130万円」
②「高齢無職低所得世帯:12万円」

③「全世帯平均    :93万円」

あらら、「平均93万円」と言っても、「①勤労高所得世帯:130万円」と「②高齢無職低所得世帯:12万円」とでは、ずいぶん大きな差がありましたね。10倍以上ですよ。

コロちゃんは、働いていない高齢者ですから、下の方に限りなく近い金額でしたよ。

その「超過貯蓄」が、いよいよ取り崩しが始まったようですね。

③「超過貯蓄の取り崩しが始まった」

「内閣府」は、四半期ごとに「家計の貯蓄率」を発表しています。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 家計貯蓄率の推移」より

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakei/files/2023/pdf/kakei_23q3_point.pdf
出典:内閣府 家計可処分所得・家計貯蓄率四半期別速報(参考系列)より(3月18日利用)

上記のグラフは2015~2023年の「家計貯蓄率の推移」です。

2020年に大きく(21.1%)飛び出した山が、1人10万円の支給があった時点ですね。

その後「家計貯蓄率」は、減少しながら推移しましたが、2023年第3四半期になって、とうとうマイナス0.2%と水面下に落ちてしまいました。

次に「家計貯蓄額」などの推移を見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 家計貯蓄率の推移」より

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakei/files/2023/pdf/kakei_23q3_point.pdf
出典:内閣府 家計可処分所得・家計貯蓄率四半期別速報(参考系列)より(3月18日利用)

上記のグラフは、2015~2023年の「可処分所得」「消費支出」「家計貯蓄」のグラフです。

まずは「可処分所得(赤色ライン)」は、給料から税金・社会保険料を引いた「手取り額」です。

2020年には「10万円給付」により大きな山を描いていますが、その後は横ばいとなっています。

そして、物価上昇によって「家計消費支出(黒色ライン)」が上昇してきて、一番右ではとうとう「可処分所得(赤ライン)」とほとんど同じとなっています。

「可処分所得(手取り収入:赤ライン)」と「家計消費支出(黒ライン)」が同じポイントでクロスすればどうなるのでしょうか。

当然にして「家計貯蓄(青色棒グラフ)」は、限りなくゼロに近づき、そしてマイナスとなっています。

この「貯金の取り崩し」が、いつまで続くのか、そして続けられるのか、今年の春闘の賃上げ情勢と合わせて、見て行きたいと、コロちゃんは思いましたね。

3.「調べて気づきがあると楽しい」

今日は「企業の設備投資」と「コロナ貯蓄」について、カキコキしてみました。テーマ相互の関連はありません。

ただ、最近の報道を見ていて、ちょっと気になったことでしたので、今日取り上げてみました。

とにかく「経済」の出来事はタイムスパンが長いように思っています。今日の「設備投資」や「貯蓄」についても、長い時間軸の推移を見てみないと、その意味することが良くわかりません。

今後もこのようなデータには、注意して気が付いたことがあった時には、またこのブログで取り上げたいと思いますね。

コロちゃんは、このブログを書いていて良かったことは、調べるようになったことですね。いろいろ調べていて「気づき」があった時はとても嬉しく楽しいのです。

特に政府の内閣府や各省庁は、多くの資料とデータを発表しています。審議会や有識者会議においては、データだけではなく議事録をも公表しています。

もちろんコロちゃんが、その全文を読んでいるわけではないですよ。あちこちをざっと流し読みするだけなのですが、それでも新聞より詳しい情報に触れることが出来ます。

コロちゃんはあくまでも「好奇心」で、いろいろ調べて、このブログをカキコキしているだけなんですけど、同時に「日本の将来も心配」しているんですよね。

特に心配なのは「持続性」ですね。最近の「政策」には目先の事しか見えてないようなものが多いように感じるのです。

もっと、子ども世代・孫世代以降の将来を見据えて政策を立案・実行してもらいたいと、コロちゃんは考えていますよ。

コロちゃんは、小さな声しか上げられませんが、いろいろブログで取り上げることによって、皆さんの興味と理解のお役に立てれば、コロちゃんはとてもうれしいですよ。

今日のこのブログ原稿は、ここまでで5000文字、作成時間は3時間でした。どうやらコロちゃんのブログは、この程度の字数・時間は、どうしてもかかるようですね。

「1時間・1000文字」は、ちょっと無理みたいです。今後もこの3時間・5000文字をモデルとしてカキコキすることにしましょう。

このブログをお読みの皆さんには、今後もよろしくお付き合いお願いしますね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Jan MateboerによるPixabayからの画像
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