【生活考】「生活保護」と「清貧ライフ」

生活

おはようございます。今朝のワンコとの散歩にでようとして、外気温を「アマゾンエコードット」に聞いたところ「18度です」との回答がありました。

コロちゃんは「んー?」と考えてから、いつもの半そでシャツで散歩に出かけたのですけど、ちょっと寒かったですね。

コロちゃんは、20度の時には「半そでシャツ」、15度では「半そでシャツ+上っ張り」で散歩にでるのですが、その中間の温度だと「風のあるなし」で、体感気温が変わるんですよ。

今朝は18度で寒かったですから、明日からはこの気温でも上着を着ることにしましょう。

今日は「生活保護と清貧ライフ」についてポチポチします。

1.「生活保護申請」が増えている

毎朝、コロちゃんは朝食後にコーヒーを飲みながら、新聞をバサバサ読むのが日課なのですが、きょうは「生活保護申請の増加傾向が続く」という記事を見つけました。

コロちゃんは「清貧ライフ」をモットーにしながら生活していますから、「低所得」や「貧困」などのキーワードがあると、直ぐに注目するのです。

コロちゃんの「清貧ライフ」は、「清く貧しく美しく」を目指していますが、当人が何を考えていようと、他から見れば「単なる貧乏生活」にしか見えないでしょう。

コロちゃんは、「自分の世界観」に確信を持っていますから、他からどう見られようとも動揺することはありません。

しかし、世の中全体が「経済合理性万能」という「価値観」が充満している時代です。

その背景のもとでは、「所得」や「資産」がほとんど無く「生活保護」を受けざるを得なくなった方たちへの、社会の「スティグマ(差別・偏見)」は極めて大きなものとなっています。

コロちゃんは、そのような現在の社会の「貧困」への考え方に、「清貧ライフ」を唱えることによって抵抗しているのです。

そのような理由で、今朝の「生活保護申請増加」の内容を深堀りしてみたいと思います。

なんといっても「清貧ライフ」は「貧困生活」のお隣にある存在ですからね、コロちゃんは、いつも目配りをしているんですよ。

2.「生活保護」とは何か?

まずは「生活保護」とは何かを見てみましょう。

現在の世の中では、「真面目に働け」とか「生活保護をもらってパチンコしている」とか、「生活保護」を受ける方への攻撃が激しい時代になっています。

しかし、ちゃんと調べるとそのようなことはありません。ほとんどの方は「高齢や病気で働けない」とか「貧困から抜け出せない」などの理由を抱えているのです。

「生活保護費」の不正受給率は2010年で1.8%(H24.3 厚生労働省社会・援護局関係主管課長会議資料)と、決して数多いものではありません。

多くの皆さんは、キチンと真面目に生活を営んでいるのです。

まず「生活保護」の理念を見てみましょう。下記をご覧ください。

「生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。」

この「理念」は立派なのですが、社会からの視線は「生活保護受給者」にとって厳しいものとなっている「現実」がありますね。

そして、その内容は8つの「保護」となっています。

①「生活扶助」食費、光熱費など
②「住宅扶助」家賃など
③「教育扶助」子どもの義務教育にかかる費用
④「医療扶助」病気などの医療費
⑤「介護扶助」介護サービスの費用
⑥「出産扶助」出産する費用
⑦「生業扶助」就職支援費用など
⑧「葬祭扶助」お葬式・火葬・埋葬などの費用

ざっと、このような種類の「保護区分」になっています。

コロちゃんのような「高齢者」にとって関係が深い区分は、下記の五つかと思われます。

①「生活扶助」食費、光熱費など
②「住宅扶助」家賃など
④「医療扶助」病気などの医療費
⑤「介護扶助」介護サービスの費用
⑧「葬祭扶助」お葬式・火葬・埋葬などの費用

最後の『⑧「葬祭扶助」お葬式・火葬・埋葬などの費用』は考えたくないですね。

普通に生活する中で、一番重きを置く「生活保護費」は、以下の二つだと思います。

〇『①「生活扶助」食費、光熱費など』
〇『②「住宅扶助」家賃など』

この二つを中心にして見ていきたいと思います。

3.「生活保護受給額」

「生活保護」は、世帯の収入が厚生労働省の定める「最低生活費」に満たない場合に受給できます

その「最低生活費」は、「居住地」や「家族構成」などで決めるシステムとなっています。

「居住地」は、全国が6つの区分に分けられており、「年齢」が11区分、それと「家族数」などで決められます。

「生活保護受給額」は、大体都市部は高くなり、地方では低くなります。お住まいになっている地域によって、「受給金額」が違うのです。

この「生活保護受給額」を、ネットでシュミレーションができるサイトがありました。

早速試しにコロちゃんは、自分のデータを入力してみました。

コロちゃんは好奇心が旺盛なのです。

なに、難しくも面倒くさくもないですよ。まずは、居住地の「都道府県名と市」をポチポチします。その次は「年齢」と「家族数」です。

コロちゃんは、つい先日に「古希」になりましたから、〇歳ですね。

えっ、なんで隠すのって? それは、ちょっと恥ずかしいし・・・そ、そ、それに「個人情報」でしょ?

何をいまさらですよね。
( ̄∇ ̄)エヘヘ

「年齢〇歳」と「家族数1人」をポチっと入力したら、次はもう「生活保護受給額」が計算されて出てきます。

コロちゃんの「生活保護費(予想金額)」は、以下の通りでした。

〇「生活保護基準額」66460円
〇「住宅扶助」   40900円

いやいや、これは厳しい金額ですね。

「住宅扶助40900円」ですと、コロちゃんちの近辺では、2Kぐらいのアパートを充分借りられるかと思いますが、一ヶ月の生活費が6.6万円では「清貧生活」よりも、だいぶ下回ります。

やはり「お国」が、「最後のセーフティネット」としているだけに、「生活保護」はかなり低い水準の生活となりそうです。

4.「コロちゃんの清貧生活費」

それでは、コロちゃんの「清貧生活費」が毎月どのくらいかかっているのかを見てみましょう。

今年2023年1~7月の平均となります。

①「税金他」 ¥1.2万円
②「食費」  ¥3.3万円
③「住居費」    ¥0円
(持ち家のため0円、固定資産税は「税金他」に合算)
④「光熱・水道」¥1.8万円
⑤「家具・家事用品」¥0円
(「その他の消費支出」に合算)
⑥「被服及び履物」 ¥0円
(「その他の消費支出」に合算)
⑦「医療」   ¥1.4万円
⑧「交通・通信」¥0.5万円
⑨「教養・娯楽」 ¥ 0円
(「その他の消費支出」に合算)
⑩「その他の消費支出」¥3.1万円

●合計     ¥11.3万円

上記のコロちゃんの「清貧生活費」を、前項の「生活保護費」と比較するために出費を調整すると、下記のようになりますね。

「生活保護費」には、「住宅扶助」と「医療扶助」が別に支給されていますので、「生活費」を比較するためには、この二つの「家賃」と「医療費」を抜いて調整しないと比較ができないんです。

その「調整後」のコロちゃんの「生活費」が以下となります。

②「食費」     ¥3.3万円
④「光熱・水道」   ¥1.8万円
⑧「交通・通信」 ¥0.5万円
⑩「その他の消費支出」¥3.1万円

●合計      ¥8.7万円   

コロちゃんの1ヵ月の「清貧生活費」は、調整しますと上記の合計で8.7万円となりました。

最初に計算された「生活保護」の「基準額」は、6.6万円ですから、コロちゃんの清貧生活費より2.1万円も低い金額となりました。

これは厳しい!
 o(;>△<)Oイヤー

さすがのコロちゃんも、この金額ではのんびりした「清貧生活」は厳しいと思われます。

やはり、「最後のセーフティネット」では気楽な生活は難しいと思われます。

コロちゃんの見方としては、無理をすれば何とか生活できるかなー? というレベルの金額ですね。
σ( ̄^ ̄)はて?

5.「単身無職高齢者の平均生活費」

それでは次に、全国の「単身高齢者の生活費」を見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。

「総務省統計局 家計調査報告」より

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2022.pdf
出典:総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要より(10月2日利用)

上記の表は、「高齢単身無職世帯」の平均の「家計収支」です。

「収入」は13.5万円で、「支出」は15.5万円で、月2万円のマイナスとなっています。

この「家計消費項目」を書き出してみます。

〇「高齢単身無職世帯」
◎実収入      ¥13.5万円
●非消費支出   ¥1.2万円
●食費      ¥3.7万円
●住居      ¥1.3万円
●光熱・水道   ¥1.5万円
●家具・家事用品 ¥0.6万円
●被覆及び履物  ¥0.3万円
●保険・医療    ¥0.8万円
●交通・通信   ¥1.5万円
●教養・娯楽   ¥1.4万円
●その他の消費支出¥3.2万円
〇総計      ¥15.5万円

上記の項目から、前項でみた「生活保護基準額」の項目だけを下記に抜き出します。

「生活保護費」には、「住宅扶助」と「医療扶助」が別に支給されているので、「生活費」を比較するためには、この二つ「家賃」や「医療費」を抜いて調整しないと比較ができません。

●食費      ¥3.7万円
●光熱・水道   ¥1.5万円
●家具・家事用品 ¥0.6万円
●被覆及び履物  ¥0.3万円
●交通・通信   ¥1.5万円
●教養・娯楽   ¥1.4万円
●その他の消費支出¥3.2万円

〇総計      ¥12.2万円

「全国の高齢単身無職者」の「1ヵ月の生活費12.2万円」は、「生活保護受給額6.6万円」のほとんど倍近い金額ですね。

やはり、相当生活全般に「格差」が生じる結果となりました。

6.「2021年の貧困線」

「貧困線・貧困率」という経済用語があります。「低所得者」の割合や「経済格差」を示す指標です。

この数値は、収入から「税金」や「社会保険料」を引いた「可処分所得」を高い順に並べ、中央の額の半分に満たない人の割合を算出して計算します。

わかり易く言うと「年収(手取り額)」の半分以下の人の割合です。

基準になる「年収」は毎年変わりますから、「手取り額」の半分の値も毎年変わります。

2021(令和3)年の貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)は 127 万円となっています。
(厚生労働省国民生活基礎調査より)

手取り年収が、127万円以下の方が「貧困」とお国から「認定される」わけですね。月収にすると10.6万円以下となりますね。

ただこの「支出項目」がわかりませんから、「生活保護受給額」の支出項目との直接的な比較はできませんね。参考にとどまります。

「生活保護費」には、「住宅扶助」と「医療扶助」が別に支給されていますが、上記の「貧困線」には、「家賃」も「医療費」も入っていると思いますので、正確な比較はできません。

7.「4つの生活費指標を比較する」

今日のブログテーマは「生活保護と清貧ライフ」です。

その意図は、世の中を広く見渡して「コロちゃんの清貧生活費」と「生活保護受給額」を比較してみること。

そして、比較するために「全国の単身高齢無職世帯の平均生活費」と、世の中の「貧困指標」の「貧困線」も調べてみました。

その結果が以下の通りです。なお、支出項目は「生活保護費」のものに合わせています。

①「高齢単身無職世帯」12.2万円
②「2021年の貧困線」 10.6万円
(支出項目未調整)
③「コロちゃんの清貧生活費」8.7万円
④「生活保護受給額」 6.6万円
(金額の多い順)

えっ! ここまでポチポチしてきて、コロちゃんはビックリしました。

な、な、なんと・・・「コロちゃんの清貧生活費」は「2021年の貧困線」以下だったのです。
(o゚Д゚)エエッ!!

(②「2021年の貧困線10.6万円」は、「家賃・医療費」が含まれていますから、他と比較する為には2~3万円低下する可能性があります)

いやいや、驚きましたね。コロちゃんって「貧困」だったんですね。知らなかったなー。

世の中の貧しい「貧困」と言われる皆さん、ご安心ください、まだあなたの下に「優雅な清貧ライフ」をすごしているコロちゃんという「古希」のおじいちゃんがいますよ。

あんまり「安心」できないですよねー、だけど心の持ちようです。

「貧困」に落ち込んだのではなく、「清貧ライフ」を楽しんでいると考えれば良いのです。

コロちゃんは、毎日「読書」と「ブログ作成」で楽しい生活をおくっていますよ。

「生活費」を比べるにも様々な項目があり、調査によってもその項目には、変動がありますので、比較することは簡単ではありません。

今回コロちゃんは、以下の4つの調査結果を、調整しながら比較してみました。

〇「全国の高齢単身無職世帯支出」
〇「2021年貧困線」
〇「コロちゃん清貧生活費」
〇「生活保護受給額」

このように、比べることによって「貧困」という漠然とした概念が「具体化・イメージ化」できたのではないでしょうか。

もちろん、社会に「貧困」など無い方が良いに決まっていますが、決して無くなることはないことは、歴史を振り返るまでもなく、お分かりになると思います。

「正しい社会認識」がなければ、「正しく社会を変えること」はできません。

そのような視点からも、今日のコロちゃんの試みの「生活保護とコロちゃんの清貧ライフを比較してみる」ことを皆さんにも知っていただくことには、大きな意味があるとコロちゃんは考えています。

8.「生活保護者の増加は今後も続く」

今日のブログテーマ「生活保護と清貧ライフ」を決めるきっかけとなった新聞記事の「生活保護申請の増加傾向が続く」ですが、コロちゃんは今後も増加は続くと思います。

なぜかと言えば、日本の歴史的人口ボリュームゾーンの「団塊の世代」の年齢が2023年で74~76歳になるのです。

もちろん、この「団塊世代」のほとんどの方は「裕福」とまではいかなくとも「老後に心配のない年金生活」をおくられていますが、そうでない方も一定数いらっしゃいます。

下記のグラフをご覧ください。

「厚生労働省 生活保護制度の現状について」より

https://www.mhlw.go.jp/content/12002000/000977977.pdf
出典:厚生労働省 生活保護制度の現状について 年齢階級別被保護人員の年次推移 より(10月2日利用)

上記のグラフは「世帯類型別の生活保護受給世帯数の推移」です。

わかり易く言えば「生活保護を受けている高齢者世帯の割合の推移」ですね。

上記のグラフの青の棒グラフが「高齢者の生活保護受給世帯(91.4万世帯)」です。

「生活保護世帯(164万世帯)」全体の56%を占めます。既に全体の半分以上を占めています。

そして一目見てわかるように、「青の棒グラフ(高齢者の生活保護受給世帯)」が、年々増え続けています。

「高齢者世帯」は、働けなくなった方も多いですから、「生活保護」から抜け出すことが難しい世帯が多いと思われます。

上記のグラフの推移をみても、今後も「高齢者世帯」の「生活保護受給者」は増えると思われますね。

行政には、ぜひ人間的で適正な対応をお願いしたいですね。

コロちゃんの考えでは「給付付き税額控除」が良いと思われますが、その内容はまた別の機会でお話したいと思います。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Laci DömeによるPixabayからの画像


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