【経済考】「さくらレポート」のお話

経済

おはようございます。今朝は朝から「暑い!」の一言。ワンコも散歩を嫌がるほどの暑さでした。これは、どうやら今年は暑い夏になりそうですね。

コロちゃんは、朝から麦茶をガブガブ飲んで、何とか一日を過ごそうかと思っています。皆さんも水分を摂取してくださいね。

今日は、もう夏なのに「さくら」のお話です。日本銀行の「さくらレポート」についてポチポチします。

1.夏なのに「さくらレポート」が発表されてます

「さくらレポート」は、「さくら」と名がついていますけど、春に咲く「桜」とは関係ありません。

「さくらレポート」とは、「日本銀行」が3ヶ月に一度は発表している「地域経済報告」の名称です。表紙の色から「さくらレポート」と呼ばれているそうです。

コロちゃんは、新聞やネットで内容は見ていますが、ネットに表示された表紙は、綺麗な桜色でその中に桜の花がちりばめられています。

「日本銀行」さんも、なかなか芸が細かいところを見せてくれますね。

「日本銀行」は、先日の7月10日に「さくらレポート」を発表しました。内容をザーッと見てみましょう。

2.日本銀行の「景気判断」

「日本銀行」は、この「さくらレポート」で、全国を9地域に分けて景気判断をしています。

その地域は、「北海道」「東北」「北陸」「関東甲信越」「東海」「近畿」中国」「四国」「九州・沖縄」です。

そして、今回の判断では、以下の3地域で景気判断を上げています。

「東海」は前回調査(2023年4月)「穏やかに持ち直している 」から「持ち直している」に景気判断を上げました。

「中国」は前回調査(2023年4月)「穏やかに持ち直している」から「 持ち直している」に景気判断を上げました。

「九州・沖縄」は前回調査(2023年4月)「持ち直している」から「緩やかに回復している」に景気判断を上げました。

上記以外の地域の景気判断は、前回調査(2023年4月)から据え置きとなっています。

日銀としての「景気の総括判断」を、以下のようにまとめています。

「既往の資源高の影響などを受けつつも、すべての地域で、景気は持ち直し、ないし、緩やかに回復している」

コロちゃんはこれを読んで、「日本経済」の底堅さを感じました。コロナ禍からの「5類移行」は、2023年5月8日です。

その後の消費活動の回復が進み、全国での経済活動が好調なことが確認されたことは、喜ばしいかぎりだと思いました。

3.コロちゃんには「景気判断」はできません

コロちゃんは、この「さくらレポート」を読みこなして、高度な経済分析をするだけの知識は持っていません。

ただ、この「レポート」をざっと読んで、全体的傾向を知るくらいです。

各地の支店長の発言で、ちょっと気になって点をいくつか挙げてみます。

「先行きは海外経済の不確実性を注意してみたい」

「これまでに慎重だった地場中小企業でも賃上げの動きが広がっている」

「賃上げのための値上げも聞かれつつある」

などなどです。コロちゃんは、このような内容を拾い読みして、日本の経済の動向を見ておこうとしているのです。

特に「賃上げ」がどこまで中小企業に浸透するのかとか、「賃上げ」が来年も持続できるのかなどは興味があります。

また、「物価上昇」の中で、どこまで「消費」が拡大するのかなども、ぜひ知りたいところです。

そのような動きをいち早く知るためには、このような「さくらレポート」も重要な一つの情報源です。

今回の「さくらレポート」を読む限りでは、今のところ日本経済は、決して悪くはないと、コロちゃんは安心したところです。

4.コロちゃんの不安

コロちゃんが、経済のことを気にするのは、いくつかの経済的な不安材料があるからです。その「経済的不安」は、大きくは次の三つです。

①「ウクライナ戦争」

日本から遠い国で戦われている戦争ですから、あまり日本と関係が小さいように思われていらっしゃる方も多いと思います。

しかし、この戦争を行なっている国は、ウクライととロシアです。

ロシアについてはG7諸国が連携して経済制裁を行なっています。

そのロシアと日本は隣国です。そして日本はロシアから天然ガスなどを輸入しているのです。

貿易統計によると、2021年の対ロシア貿易額は2兆4139億円で、2022年は2兆5637億円となっています。

「経済制裁」にもかかわらず、貿易額は減少していません。日本の政府が賢く立ち回っているのかもしれません。

現状では、ロシアへの一定の「経済制裁」はやむを得ないのでしょう。しかし、自由貿易は日本の生命線です。

日本がロシアから輸入している天然ガスなどは、「経済制裁」の対象となっていませんが、リスクはあります。

日本は、原油のうちの約6%と、天然ガスのうちの約9%をロシアから輸入しているのです。

そのようなリスクに、コロちゃんはちょっと不安を感じているのです。

②中国との「デリスキング」

先日の5月19~21日に開かれた「G7広島サミット」での「G7首脳宣言」で、中国と「デカップリング(経済的切り離し)をせず」「デリスキング(リスク低減)」と発表しました。

「中国を排除することはない」と宣言しているのです。

しかし、それは圧力をかける方の論理です。圧力をかけられる「中国」がどのように受け止めるのかは未知数です。

かつて日本は、1941年に米国から「ハルノート」を突き付けられて、これを「最後通牒」と受け止めて開戦を決意しました。

しかし、後からの歴史の検証によれば、当時の米国指導部は「ハルノート」が「最後通牒」とは誰も考えていなかったとされています。

「経済制裁」を発動する国の意思が、正しく相手側に伝わるとは限らないという「歴史の教訓」ですね。

とりわけ、現在の中国はコロナ後の経済回復が遅れて成長率も低下しています。

 中国経済の、2023年の1~3月期の経済成長率は、実質で前年同期比4.5%増と政府目標の「5%前後」に届かなかったと報じられています。

日本経済は、中国経済の動向と密接に関係があります。なんといっても日本の輸入・輸出が最大の相手国は中国なのです。

2021年輸出相手国 1位「中国」21.6%
2021年輸入相手国 1位「中国」24.0%

上記を見ても、日本の輸入の1/5は「中国」で、日本の輸出の1/4は「中国」なのです。

現在の日本は、中国の景気動向を無視できない位置にあると思います。そのようなところに、コロちゃんは、ちょっと不安を感じているのです。

③アメリカとEUの「利上げ」

先月の6月13日に、米連邦準備制度理事会(FRB)は、昨年3月から10回連続で実施してきた利上げの見送りを決めています。

10回連続利上げとは、インフレ退治を優先するために、景気後退の可能性があっても「利上げ」に向かわざるを得ないのでしょう。

現在のアメリカの景気は、「消費」「生産」と「高インフレ」「高金利」との綱引きの様相になっていると言われています。

またEUも、「経済」は盤石とは言えません。ウクライナ戦争の負担に加えて、ロシアからの安いエネルギーの供給が無くなり、インフレ率は上昇しています。

欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏の市場介入金利を0.25ポイント引き上げ4%としています。8会合連続での利上げとなったと報じられています。

まあ、コロちゃんが不安を感じてもどうにもならないのですけど、このようなことは、いずれは日本に波及してくると思っていますので、興味を持って見つめているのです。

このような不安があるからこそ、コロちゃんは前述の日銀の「さくらレポート」などをポチポチしているのです。

5.すべての施策は「経済」の要素が大きい

コロちゃんは、年金リタイヤ生活ですが、頼りの「年金」も、皆さん方の「お給料」も、すべては「経済」が好調に回ってこそです。

現在の日本社会のほとんどの出来事は、その基礎としての「経済の要素」で決まることが多いと、コロちゃんは思っているのです。

そのためにコロちゃんは、慣れない、しかも基礎知識もないような「経済分野」に首を突っ込んで、ポチポチ調べては、自分の思考を進めようとしています。

皆さんも、よろしければこのような情報を簡単に読むだけでも、いろいろと思考の幅が広がりますよ。ぜひ関心を持つことをお勧めします。

最後に、どうでもよいことですが、コロちゃんが疑問に思ったことを一つ上げます。

「日本銀行」は、「さくらレポート」とネット発表文で記載しています。

ところが「日経新聞」「朝日新聞」「読売新聞」「毎日新聞」では、これを「さくらリポート」と記事で記載しているのです。

「レ」と「リ」が違っています。

まぁもともとは英語の読みの違いなのでしょうが、主要な新聞の全てにおいて「日本銀行」の正式発表と同じに扱っていないのです。

ちょっと気が付いたことですが、何か理由があるのか気になる出来事でした。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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