おはようございます。今日のコロちゃんは、さっき病院から帰ってきたところです。
えっ?、「どっか悪いの?」ですか?
まあコロちゃんは、もう「こらいまれ年代」ですからね、いつもどっかは悪いんですけどね。
今日のコロちゃんは「腰痛コロちゃん」として、「整形外科」に行ってきたのですよ。
コロちゃんは、「骨粗しょう症」と「腰痛の治療の為」に、3ヶ月に1回、「整形外科」に通ってお薬をもらってくるのです。
診察のお医者さんは、だいたい毎回おっしゃることが同じですね。
整形外科お医者さん
老化ですね。
牛乳を飲んでください。
歩いてください
医師の先生のおっしゃることは、正しくその通りなのですが、コロちゃんは「老化」と言われると、何も言えなくなっちゃうんですよね。
「だって、その通りなんだもん!」
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ
今日この頃は、寒い日々が続いていますから「来年の夏は暑い」をカキコキします。せめて、このブログを読んで「暑い夏をイメージ」して、毎日の寒さを乗り切ってくださいね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「世界気象機関(WMO)の報告と、エルニーニョとラニャーニャ」
☆「正のインド洋ダイポールモード現象で、日本の夏が暑くなる」
☆「世界気象機関(WMO)のプレスリリースと、国際農研の情報」
☆「暑い夏の景気と、思い出と、暴動」
☆「来年の夏は暑い」
1.「世界気象機関(WMO)の報告」
「国連」の組織である「世界気象機関(WMO)」は、先月11月8日に、今年の夏に異常な暑さをもたらした「エルニーニョ現象」が、来年2024年4月までは続くと発表しました。
それを受けて、来年2024年は今年以上の「暑い年」になる可能性が高まっていると報じています。
この「エルニーニョ現象」とはどのようなものなのかを見てみましょう。
2.「エルニーニョとラニャーニャ」
◎「エルニーニョ現象」とは、太平洋の東側の海水温が、平年よりも高くなる現象です。この言葉はスペイン語で「男の子」を言います。
◎「ラニャーニャ現象」は、太平洋の東側の海水温が、逆に平年よりも低くなる現象です。この言葉はスペイン語で「女の子」を言います。
この現象は、それぞれ数年おきに発生すると言われています。
この二つの現象による気象への影響は、以下の通りと言われています。
①「エルニーニョ」
○夏は暑くなく、冬も寒くない
②「ラニーニャ」
●夏が暑く、冬も寒い
あれ? さっき「世界気象機関(WMO)は、今年の夏に異常な暑さをもたらした「エルニーニョ現象」が、来年2024年4月までは続く」って言ってたよね。
それが「エルニーニョ」って、「夏は暑くなく、冬も寒くない」んじゃん!
「話が違うぞ、金返せ!」
# ゚Д゚)·;’. ゴルァ!!!
あー、ヤダヤダ品がないったらありゃしない。
フゥ(o´Å`)ヤダヤダ
3.「エルニーニョの影響だけじゃない」
なぜ、今年2023年に「エルニーニョ現象」が見られているのに「夏が暑かった」のかは、2020年夏から2022年冬まで3年連続で「ラニーニャ現象」が続いていたことによる影響もあるようです。
「気象の影響」は、海水温の変化の影響などにより、長い時間をおいて影響することも多いですから、昨年冬まで続いた「ラニャーニャ現象」の影響が長引いたことも要因とされています。
また、「正のインド洋ダイポールモード現象」の発生も原因とされています。
◎「正のインド洋ダイポールモード現象」とは、熱帯インド洋に見られる気候変動現象で、熱帯インド洋の南東部で海面水温が平年より冷たく、西部で海面水温が温かくなります。
これが起きると、「日本」では気温が高くなるそうです。
下記のイラストをご覧ください。
「気象庁 正のインド洋ダイポールモード現象が日本の天候に影響を及ぼすメカニズム」より
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/climate/knowledge/ind/ind_doc.html
出典:国土交通省 気象庁 正のインド洋ダイポールモード現象が日本の天候に影響を及ぼすメカニズム より(12月20日利用)
上記の「気象庁」のイラストの本文によると、以下の様に書かれています。
「正のインド洋ダイポールモード現象では・・・上空のチベット高気圧が北東に張り出し日本に高温をもたらす」
このイラストでも「日本付近では晴れて高温になる」と書かれていますね。
◎その逆の「負のインド洋ダイポールモード現象」では、熱帯インド洋の南東部で海面水温が平年より温かく、西部で海面水温が冷たくなります。
そうなると「日本」では、気温が低くなるとされています。
◎そして「エルニーニョ現象」と「正のインド洋ダイポールモード現象」同時に発生すると、両者は打ち消しあうような関係にあるようです。
ダブルで発生したときに、日本にどんな影響があるかははっきりしないようです。
ちなみに、前回ダブルで発生した2015年のときは、とくに猛暑にも冷夏にもならなかったとされています。
まったく「気象予測」というのは、良く分からないですね。
とにかく、この上記の「昨年までのラニャーニャ現象」と「正のインド洋ダイポールモード現象」の影響により、今年の夏の異常な暑さがもたらされたようです。
それでは、来年の夏はどうなるのでしょうか?
4.「それで来年の夏はどうなるの?」
それでは「来年の夏の気候」を予測するために、上記でも出てきました「世界気象機関(WMO)」の12月5日に発表した「プレスリリース」を見てみましょう。
①「世界気象機関(WMO)のプレスリリース」
「世界気象機関(WMO)プレスリリース」より
「2011年から2020年にかけて、気候変動の速度は驚くほど急増し、記録上最も暖かい10年間となりました。世界気象機関(WMO)の新しい報告書によると、温室効果ガスの濃度が上昇し続けたことで、ような陸地と海の気温上昇が加速し、氷の融解と海面上昇が劇的に加速しました」
https://wmo-int.translate.goog/news/media-centre/rate-and-impact-of-climate-change-surges-dramatically-2011-2020?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
出典:世界気象機関(WMO)2023年12月5日 プレスリリース より(12月21日より)
そして、この「プレスリリース」で、WMO(世界気象機関」の事務総長のペテリ・ターラス教授は以下の様に語ったとしています。
「私たちの気象はますます極端になり、社会経済の発展に明白な影響・・・干ばつ、熱波、洪水、熱帯低気圧、山火事・・・農作物の収量を破壊し、水の供給を制限し、大量の避難を引き起こします」
「数多くの研究が、特に猛暑のリスクが過去10年間で大幅に増加したことを示しています。」
やはりこの国際機関でも、これからの世界がもっと暑くなることを予想していますね。地球の温暖化は避けられないようです。
②「国際農研(国立研究開発法人:国際農林水産業研究センター)の情報」
この「国際農研」とは、「熱帯及び亜熱帯に属する地域」や「開発途上地域」における、農林水産業の研究を行なう組織です。
この組織が、11月13日に出した「情報」では、「エルニーニョ現象は2024年4月頃まで継続の見込み」として、以下の見解を発表しています。
「エルニーニョの世界気温へのインパクトは、通常、現象の1年後にあらわれるとされ、今回の場合は2024年です」
「2023年は史上最高に暑い年になりそうなことはほぼ確実とみられており、来年はそれよりも暑くなる可能性もあります」
この組織も、日本の「来年の夏」は、今年の夏よりも一層暑い夏になりそうと予測していますね。
5.「暑い夏の景気は?」
さて「来年の夏」はどうやら暑くなりそうですが、夏が暑いと景気にはどのような影響があるのでしょうか?
この様なことも、ちゃんと調べている方がいらっしゃるのですよね。
これは「猛暑は景気を冷やすのか?」と考察している方の調査です。
①「猛暑で売れている商品もある」
〇首にかけるクールリング・携帯扇風機・冷感タオル・ファンが内蔵された冷却ベストなどの熱中症対策商品・制汗剤・日焼け止めなど
②「猛暑日の消費支出額はあまり変わっていない。支出品目・商品が変化する」
③「生産面(労働投入量)が減少」
〇農業、建設業、製造業などで、長時間暑さにさらされることにより、労働生産性の低下を招く」、「熱中症」患者が増加する。
このように見ていくと、「猛暑」による「消費への影響」はプラス面もマイナス面もあって限定的ですが、「労働(供給面)」への影響の方が大きいようです。
確かにコロちゃんちの家の前の道路は、今年の夏の盛りに「道路拡張工事」を行なっていましたけれど、炎天下での工事は見ているだけでも、大変そうに思えましたよ。
6.「暑い夏の思い出は?」
コロちゃんが「暑い夏」というと、思い出すのは、やはり「キャンプ」ですね。
コロちゃんは1990年代に子どもたちが「ボーイスカウト」に加入していた影響から、コロちゃん自身も「ボーイスカウトのリーダ―研修」を受けて、「キャンプ」に参加していました。
特に思い出が深いのは、1998年に秋田県秋田市:森吉山麓高原で開催された「第12回日本ジャンボリー」です。
この大会には、コロちゃんの二人の子どもが「ボーイ隊スカウト」として参加し、コロちゃんも「ボーイ隊副長(ボランティアリーダー)として「4泊5日+車中1泊」の「キャンプ」を楽しみました。
真夏でも快適な「高原のキャンプ」で、近くの山肌に黒い熊の姿が見えて、大会担当者たちが爆竹で追い払っていたことを思い出しましたね。
この「日本ジャンボリー」は、ボーイスカウトの4年に1回開かれる大会で、参加人数が当時2.5万人という最大規模のキャンプだったことを、今でも懐かしく思い出しますね。
おそらく、コロちゃんの子どもたちも同じだと思いますよ。
7.「暑い夏の暴動」
コロちゃんは「昭和世代」ですから、まだ家庭や車にクーラーがない時代に育っています。
そのコロちゃんの子ども時代には、真夏は暑いのは当たり前でしたが、あまり暑すぎる夜には外で涼もうとした若者が多数いました。
1960年代には、社会に騒然とした雰囲気が充満していました。東京に、当時は日雇いの労働者が集まる「山谷地区」という所がありました。
「あしたのジョー」(1968年:(原作)隆盛朝雄:作画ちばてつや:少年マガジン)で、トレーナーの丹下段平のジムがあったのが、その「山谷」の泪橋のたもとですね。
(矢吹ジョーのジムのあった「泪橋」は交差点名で残っています、もうジムはありませんし矢吹ジョーもいません)
そこで「山谷暴動」が起きたのが、1960年8月1~3日の事です。「暑い夏の夜」の出来事でした。
当時は「大阪の釜ヶ崎(現在の西成区あいりん地区)でも「暴動」がたびたび起きています。この二つの地区の暴動は1000人単位の「騒擾事件」となっていたようですね。
クーラーの無い時代の「夏の暑い夜」は、一段と不快指数が高まります。若者が多い時代でしたから、不満が爆発したのでしょう。
この年代には「高度成長」の果実はまだ庶民には降りてきていません。そういえば「社会不安」が充満していた時代でした。
コロちゃんが東京に出てきた時代は、それよりも10年ほど後になりますね。
1970年代当時に、友人宅のアパートに居候していたコロちゃんは、あまりの夏の暑さに、「これでは暴動でも起こしたくなるよ」と思った事を思い出しますね。
コロちゃんのちょっと感傷的になる「暑い夏」の思い出でした。
8.「来年の夏は、暑いですよ」
今日は、真冬到来の寒い年末から、来年の「夏の暑さ」を考えてみました。公的機関の予想を中心として見てきましたけれど、どうやら来夏は「暑く」なるようです。
今から準備することは何もないと思いますけれど、いやいや「心構え」は準備しましょう。
コロちゃんは、熱中症にならないように、自宅の居間にクーラーを入れてお籠りするようになると思います。皆さんもお身体にお気を付けくださいね。
来年の事を言うと「鬼も笑う」と言いますが、この言葉の由来には諸説ありますね。
「熊本の昔ばなし」とか「上方イロハがるた・京都イロハがるた」「島根県の民話」という説もありましたね。
どうやら「江戸時代」のどこかで語り伝えられた模様です。
コロちゃんは、鬼が笑い転げるくらいに、面白いブログネタが書けたらいいなー。
ꉂ(ˊᗜˋૢ)あはははー
皆さん、コロちゃんは、笑えるようなブログを目指して精進しますから、またこのブログをお読みに訪れてきてくださいね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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