【経済考】日銀の物価予測はなぜ外れ続けるのか?──いつも見通しより物価は上がっているよ

経済
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「日銀は物価の見通しを2.8%に上方修正したよ」

②「日銀の物価の見通しはあんまり当たっていないよね」

③「5年後の物価はかなり上がるけど、より高い成長が見込めるって?」

④「物価の見通しは当たらないものと思えばいいのかな?」

⑤「コロちゃんとローンで購入したオートバイ」

1.「日銀は物価の見通しを2.8%に上方修正したよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「日銀、タカ派演出に腐心/利上げ判断『海峡閉鎖でも』」との見出しが目に入りましたよ。

これは、「日本銀行」が4月の金融政策決定会合で「政策金利を0.75%に据え置いた」という記事ですよね。

「植田日銀総裁」は、記者会見で「中東情勢の緊迫化を受けた原油高による物価上振れと景気下振れの両面のリスクがどう顕在化するか『もう少し確認したい』と話した」と報じていますよ。

これって「現在の物価高を修正するつもりがないスタンス」って見えますよね。

だって「植田総裁は、金利の据え置きを主張した政策委員の間で『物価の上振れリスクは皆気にしているが、現在直ちに利上げで対応するほどの緊急度はない』との判断があったと説明した」と書いてますからね。

そしてコロちゃんが「注目」したのは、日銀は「2026年度の物価上昇率の予測(生鮮食品を除く)を1月の+1.9%から+2.8%」に大幅に上方修正していることですよね。以下でしたよ。

◎「日銀の消費者物価指数の見通し」
 (生鮮食品を除く)
 (見通しは中央値)

①「2026年度: +2.8%」
 (1月見通しでは+1.9%)
 (+0.9%上方修正)

②「2027年度: +2.3%」
 (1月見通しでは+2.0%)
 (+0.3%上方修正)

③「2028年度:+2.0%」

うーむ、この「上方修正」って「見通し」でも「予想」でもいいですけど、「あんまり当たっていない」ってことですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんは、「日本銀行」って「日本の最高級の頭脳が集まっている」って考えているんですよね。

そんな「頭の良い方たち」が、全国から膨大な情報を集めても、それでも「見通しが外れる」のはなぜなのかと感じていますよ。

そこでちょっと「日本銀行の過去の物価の見通し」が、過去数年間でどのくらい当たっているのかを調べてみようと思いたちましたよ。

なお、この「日経新聞」の「日銀、タカ派演出に腐心/利上げ判断『海峡閉鎖でも』」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

日銀、タカ派演出に腐心 利上げ判断「海峡封鎖でも」 物価高には後手リスク - 日本経済新聞
日銀は28日の金融政策決定会合で政策金利を据え置いた。植田和男総裁は同日の記者会見で、中東情勢の緊迫を受けた原油高による物価上振れと景気下振れの両面のリスクがどう顕在化するか「もう少し確認したい」と話した。他方でホルムズ海峡が封鎖されたままでも「利上げ判断はあり得る」と述べるなど、利上げに前向きなタカ派姿勢の演出に腐心...

2.「日銀の物価の見通しはあんまり当たっていないよね」

「日銀」って、「物価の見通し(物価予想)」を年に4回も発表しているんですよね。

そのやり方は、「総裁、副総裁、審議委員の合計9名」がそれぞれ「蓋然性の高いと考える見通しの数値」を発表して、その「最大値と最小値を1個ずつ」除いて幅で示しています。

コロちゃんは、このやり方を見て「フィギュアスケート」の採点を頭に浮かべましたよ。一番「高い数値」と「低い数値」をカットするやり方は同じですよね。

新聞報道では、「幅」ではなくその中央値を発表していますね。

そこでコロちゃんは、今回の物価上昇が始まった「2022年以降の日銀の物価の見通し」を検証してみましたよ。

「見通しを検証した物価上昇率」は、「総務省の消費者物価指数」から書き出しましたよ。以下でしたよ。

❶「2022年1月の日銀の政策委員の大勢の見通し」
 (政策委員見通しの中央値)
 (生鮮食品を除く)

①「2022年度見通し:1.1%」
②「2022年度結果 :3.0%」
 (上振れ:1.9%)
 (この年からインフレが始まった)

❷「2023年1月の日銀の政策委員の大勢の見通し」

①「2023年度見通し:1.6%」
②「2023年度結果 :2.8%」
 (上振れ:1.2%)

❸「2024年1月の日銀の政策委員の大勢の見通し」

①「2024年度見通し:2.4%」
②「2024年度結果 :2.7%」
 (上振れ:0.3%)

❹「2025年1月の日銀の政策委員の大勢の見通し」

①「2025年度見通し:2.4%」
②「2025年度結果 :2.7%」
 (上振れ:0.3%)

❺「2026年1月の日銀の政策委員の大勢の見通し」

①「2026年度見通し:1.9%」
②「2026年度結果 :  ー」

❻「2026年4月の日銀の政策委員の大勢の見通し」
 (直近の発表)

①「2026年度見通し:2.8%」
②「2026年度1月見通しを0.9%上方修正」

https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/index.htm
(出典:日本銀行 経済・物価情勢の展望より:5月1日利用)https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省 消費者物価指数 2026年3月分及び2025年度平均より:5月1日利用)

ふーむ、「日銀」の過去の「物価の見通し」は当たってないですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

しかも、「❶2022年~❹2025年」は全部「0.3%~1.9%の上方修正」ですよ。

「落語」では、「フグを食べる時に鉄砲と言いながら食べるとあたらないという話」がありましたよね。

「弾に当たる」と「たまに当たる」をかけた話でしたが、上記の「日銀の❶2022年~❹2025年の物価の見通し」は全部外れて、それもいずれも「上振れ」していますよ。

ここまでを見ていると、「経済の専門家」である「日銀の物価の見通し」はなぜ外れるのか?とコロちゃんは首を傾げましたよ。

なお、今回の最新の「今後の物価の見通し」は、以下のようになっていますよ。

◎「今後の物価の見通し」 
 (生鮮食品を除く)
 (見通しは中央値)

①「2026年度:2.8%」
②「2027年度:2.3%」
③「2028年度:2.0%」

https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2604a.pdf
(出典:日本銀行 経済・物価情勢の展望より:5月1日利用)

うーん、どうかなー、今度こそ当たるかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

ただ「日銀」の「物価の目標」は「2%」なんですよね。コロちゃんが見たところでは、もう「4年間も物価上昇率の2%越え」をしていますよ。下記でしたよ。

◎「物価上昇率」
 (生鮮食品を除く)

①「2021年度:0.1%」
②「2022年度:3.0%」1年目
③「2023年度:2.8%」2年目
④「2024年度:2.7%」3年目
⑤「2025年度:2.7%」4年目

https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省 消費者物価指数 2026年3月分及び2025年度平均より:5月1日利用)

うーん、素人のおじいちゃんのコロちゃんの目には、もう「2%越え」が4年間も続いているんだから、そろそろ「利上げ」して「物価を下げて欲しい」んだけどなー。
(´ヘ`;) ウーン

3.「5年後の物価はかなり上がるけど、より高い成長が見込めるって?」

「日銀」は、3月に「生活意識に関するアンケート調査」を発表しています。その中に興味深い結果が出ていましたので、ご紹介しますね。

まずは「5年後の物価の見通し」です。下記でしたよ。

◎「5年後の物価に対する見方」
 (小数点以下切り捨て)

①「かなり上がる   :46%」
②「少し上がる    :31%」
③「ほとんど変わらない:11%」
④「少し下がる    : 4%」
⑤「かなり下がる   :0.4%」

https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2604.pdf
(出典:日本銀行 生活意識に関するアンケート調査 2026年3月調査より:5月1日利用)

ふむふむ、上記をみると78%と「8割近く」の方が「物価は上がる」と見ていますよね。
φ(゚Д゚ )フムフム…

ところが、コロちゃんがこのデータを見ていたら、下記の結果も出ているのですよね。

◎「日本経済の成長力に対する見方」
 (小数点以下切り捨て)

①「より高い成長が見込める  : 7%」
②「現状並みの成長が見込める :50%」
③「より低い成長しか見込めない:39%」

◎「5年後の暮らし向き」
 (小数点以下切り捨て)

①「良くなる    : 9%」
②「あまり変わらない:55%」
③「悪くなる    :33%」

https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2604.pdf
(出典:日本銀行 生活意識に関するアンケート調査 2026年3月調査より:5月1日利用)

およよー、上記をみると「物価が上がるが8割」の中で、今後の「日本経済」に対しては「①高い成長が見込める7%+②現状並み50%=57%」と、半分以上の方がポジティブに見ていますよ。

コロちゃんは、「物価が上がる中で生活が苦しくなる方が増える」とみていますから、「②現状並み50%」の方たちは「ポジティブ」だと思いますよね。

そして「5年後の暮らし向き」も、「③悪くなるが33%」と3人に1人いますが、コロちゃんは「①良くなる9%+②変わらない55%=64%」には驚きましたよ。

これじゃあ、「高市自民党が衆院選で大勝利」するわなー。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

上記のアンケートをみると、「5年後に物価がかなり上がっても(46%)」、皆さんは「より高い成長と現状並み(57%)」を予想・期待しているのですよね。

ただ、この「高い成長と現状並みが実現」できれば良いですが、「物価は上がって現状が悪くなった」時の「反動は怖い」と思ったコロちゃんでしたよ。

4.「物価の見通しは当たらないものと思えばいいのかな?」

ここで、ちょっとコロちゃんの考え方を書きますね。

コロちゃんは「年金生活者」ですから、なるべく「物価は上がらない方が良い」と考えています。おそらく「大多数の年金生活者の方たち」も同じ思いを持っているかと思われますよね。

しかし「物価の専門家である日銀の皆さん」は、「安定的な2%の物価上昇を目指す」としていますから、コロちゃんとしては「お手柔らかに」と願っていますよ。

しかし、現実のスーパーなどの物価上昇率は「2%」どころではなく、3割増し5割増しが普通に見られていますよね。「米」なんか一時は「100%(2倍)」の値上がりが見られました。

そんな時に「日銀の物価予測が外れた」と聞くと、思わず「これでいいのかなー?」と言いたくなる気持ちになっちゃうのですよね。

コロちゃんは、この時に「潮目の読めない船頭さん」という言葉が頭に浮かびましたよ。

この言葉は、「周囲の状況や変化(潮目)を判断できず、適切な舵取りができない人」を指しています。

コロちゃんは、この言葉が「日銀の物価見通し」に適切かどうかは分かりませんよ。

それに特に近年は「原油価格」や「為替の影響」が大きく、日銀でも「予測が難しい面」があるというのは理解はできるのですよね。

しかし、前項のように「外れっぱなし」ともなると、「日銀の見通しはあてにならない」と信認が傷つくのではないのでしょうか。

それに「黒田前総裁のピーターパン発言(※)」を見ても、「日銀」は国民の物価の見通し(期待インフレ)」に働きかけをしていますよね。

(※黒田前総裁は2015年の講演で、ピーターパンの「飛べるかどうかを疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」という言葉を引用し、デフレ脱却には国民の前向きな姿勢と確信が必要だと説いた)

それが「日銀の見通しはあてにならない」との風評が広がると、その「期待インフレ(国民の意識)」の経路が傷つくことはないのでしょうか。

コロちゃんとしては、「金融の専門家の日銀」にはもう少し「精度が高い見通し」を示して欲しいですよね。

そうでないと「また見通しよりも高い物価になっている」と、「生活の圧迫の中」で思わず「何をやっているんだ」と言いたくなってしまいますよ。

5.「コロちゃんとローンで購入したオートバイ」

さて今日は「日銀の物価予測はなぜ外れ続けるのか?」をテーマに考察してみました。

ちょっと「日銀さん」には厳しい意見を書きましたけれど、これも「物価の上昇に苦しむ素人のおじいちゃんの八つ当たり」とお許しくださいね。

最後の「コロちゃん話」は、「1970年代のインフレ下でのコロちゃんの妻のオートバイ購入の話」を書きますね。

現在は「2022年から始まった物価上昇(インフレ)の時代」に突入していますが、それ以前は「約30年間近く物価が上がらない(デフレ)の時代」が続いていました。

しかし、コロちゃんは「1970年代のインフレ時代」を経験してきているのですよね。

1970年代で最も「物価上昇率」が高かったのは「1974年」で、上昇率は「約24%(消費者物価指数)」にも達しています。

この「インフレの時代」には、「欲しい物は借金してでも買う」のがお得になるのですよね。

だって「欲しくなったら、すぐに買わないと値上がりしてしまう」のですよ。「インフレ時代」では「お金の価値」が月日が経つほどどんどん下がるのですよ。

そんな時代に「青年コロちゃんの妻」は、「自分もオートバイが欲しい」と言い出したのです。

当時の青年コロちゃんは、「スズキのGT380」で妻を後ろに乗せて「関東近県」を毎週のように「ツーリング」をしていました。下記のオートバイですよね。

当時、コロちゃん夫婦はこのオートバイで走り回る日々が続いたのですが、その内に妻は物足りなくなったのか、自分のオートバイが欲しくなったのですよね。

そこで、妻はカタログを見比べて、やっと選んだのが「ホンダのCB50」でした。

下記のフォトのオートバイですね。ただ色は、このフォトの青ではなく「真っ赤」なオートバイでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBCB50
ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典:C:最終更新  2025年5月17日 (土) 13:08

当時の価格は「12万円強」だったのですが、この時のコロちゃん夫婦には直ぐに「現金」で購入する用意がなかったのですよね。
(当時の月給は3万円台の時代でした)

当時のコロちゃん夫婦は、子どももまだいなくて「共働き」でしたが、2人ともそれぞれ「活発に活動」をしていたのですよね。とにかく毎月お金が残りませんでしたよ。

そんなコロちゃん夫婦の「ふところ事情」でしたが、当時は「インフレ時代の真っ最中(物価上昇率:約24%)」でした。

「借金しても買え!」がこの「時代の常識」だったのですよ。

「インフレ時代」では「毎年賃金も上がっていた」ものですから、「借金の重み」も年々軽くなります。

そこで「コロちゃん夫婦」は、この「真っ赤なオートバイ:CB50」を「14回払い」の「毎月1万円強のローン」で購入することにしたのですよね。「ローン金利」は10%を超えていましたね。

この年の「政策金利(当時は公定歩合)は9.0%」でしたよ。2026年現在の「政策金利が0.75%」ですから、いかに当時が高金利だったのかが分かりますよね。

このオートバイの色が真っ赤だったのが、当時のコロちゃんの妻にピッタリのイメージでお似合いだったのですよ。

だけど、このオートバイはクラッチ操作が必要ですから、「妻」は、直ぐに「疲れるからヤダ」って言い出して、「ツーリング」も数回で止めちゃって手放すことになりましたね。

そんな「思い出」のあった「オートバイ」でしたよ。だけど「ローン」は最後まで払い終えましたから、今思い返すと1年以上は乗っていたようですよ。

あの頃のコロちゃん夫婦は、働きながら毎夜それぞれが「活動」で忙しく走り回り、週末になると「ツーリング」や「ハイキング・トレッキング」と休みなく動き回っていましたよね。

「楽しくも充実した日々」が続いていましたね。当時を思い出すだけで「懐かしくセピア色の思い出」が押し寄せてきますよ。

今のコロちゃんは、こんな「20代の日々」があったから現在があると、過去の記憶を「宝物」のように思っていますよ。

今日の「コロちゃん話」は、「インフレ時代の1970年代にローンでオートバイを買った話」でしたよ。おじいちゃんの「むかし話だ」と笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです
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