【社会考】コロちゃんは「男やもめ」の年金ぐらしです

社会

【社会考』おはようございます。今朝のコロちゃんはとっても機嫌が良いのです。朝のワンコとの散歩もスキップをしながら歩いてきましたよ。

「どしたの?」ですか?

それはねー、それはねー、最近このブログの「読者様の数」が増えてきたんですよ。

コロちゃんは、このブログ「コロちゃんの清貧ライフ」を、一昨年の11月から毎日毎日せっせと記事を投稿してきたんですけど、なかなかPV(ページビュー)が増えなかったんですよ。

だけど、コロちゃんはめげずに、毎日ポチポチといろいろ調べたりしながら根気よく投稿を続けたのですよ。

そうしましたら「石の上にも1年半」、この4月に入ったらついにPV(ページビュー)がググっと上向いてきましたよ。

これもこのブログを読みに訪れて下さった「読者様」のおかげですね。

コロちゃんは、今後もせっせと興味深い出来事を、調べながらわかりやすくひも解いて皆さまの前にお届けしますから、ぜひまた「御贔屓」にお願いしますよ。

いやー「御贔屓(ごひいき)」なんて、古すぎる言葉ですね。コロちゃんだって、キーボードで打ち込まなかったら、絶対に漢字で書けませんよね。

この時々ちょっと古い感覚が混じってくるのが、コロちゃんのブログの特徴ですよ。

新しい出来事を、ちょっと「昔の感覚で斬る」なんて興味深いと思いませんか。コロちゃんは切れ味の鋭い「社会ネタ」も取り扱っていますから、どうかご期待くださいね。

今日は「コロちゃんは男やもめの年金暮らしです」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「コロちゃんは男やもめですと、男やもめは全国で何人いるの?」

☆「男やもめの家計収支はと、男やもめの趣味は?」

☆「何のために生きるのかと、コロちゃんの最後の事業」

1.「コロちゃんは男やもめです」

今日の見出しは、最初は「コロちゃんは寡夫です」としようと思ったのですけど、ポチポチと「寡夫」をネット検索をすると「国税庁」とか「年金機構」が出て来たので止めました。

「寡夫」と言う言葉を検索すると、「寡夫控除」が検索上位に出て来るんですよ。

これは「寡夫」と言う言葉が、今では「お役所」以外ではほとんど使われていないからだと、コロちゃんは直ぐに思いましたよ。

コロちゃんの様に、妻に先立たれた人を表す言葉としては、他には「男やもめ」がありますね。

「お一人様」や「単身高齢者」とかは、結婚していない方も含みますから、少し違う気がします。

「男やもめ」と聞くと、真っ先に思い浮かぶのは、下記の言葉です。

「男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く」

この言葉は、妻を失った男は不潔になるが、「女やもめ」は夫のめんどうを見ない分だけ華やかになるということらしいですね

コロちゃんは「不潔」じゃないぞ!
ヽ(`Д´💢)ノ ムカーッ!!

この言葉の語源を調べて見ると、ハッキリとはわかりませんでしたが、尾崎紅葉の『二人女房』(1892年)の中に出てくるとされていて、それ以前からも使われていた言葉かも知れませんね。

コロちゃんの周りでは「ウジ」は見たことは在りませんが、ワンコはいつも一緒にいますよ。

さてそんな生活のコロちゃんですが、今日はコロちゃん以外の「男やもめ」についてちょっと見て見ましょう。

言葉を変えれば「コロちゃんのお仲間」の様子を見てみようということですよ。

2.「男やもめは全国で何人いるの?」

最初はコロちゃんと同じような「男やもめ」の方が、全国でどのくらいいらっしゃるのかを見てみましょう。

下記の表をご覧ください。

配偶関係:15歳以上人口
男性 人数 割合
未婚 18,544,172 34.6%
有配偶 30,798,417 57.4%
死別 1,794,993 3.3%
離別 2,511,963 4.7%
合計 53,649,545 100.0%

https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline_01.pdf
(出典:総務省統計局:令和2年(2020年)国勢調査より:4月21日利用:コロちゃんが作成)

上記の表は、「総務省統計局」が発表している「2020年国勢調査」の「15歳以上の人口の男性の配偶関係」です。

コロちゃんと同じ「男性の死別者(男やもめ)」は、全国で179.5万人(3.3%)いらっしゃいますね。

「男やもめ」が179.5万人(3.3%)と聞くと、けっこう多いと思われますけど、女性の方がもっと多いのですよね。

「女性の死別者数(女やもめ)」は827.2万人(14.4%)ですから、男性の4倍以上いらっしゃいますね。

やはり「死別者(やもめ)」は、「男性3.3%」より「女性14.4%」の方がはるかに多くなっていますね。

コロちゃんの様な「男やもめ」は、圧倒的な少数派ですね。ほとんどの「高齢夫婦」は、男性に先立たれることが多いのでしょう。

コロちゃんも、実は自分の方が先に逝くと完全に信じていましたよ。

なにしろ60歳以降のコロちゃんは「大腸がん+悪性リンパ腫」で苦しい「闘病生活」を長々と続けていましたからね。

まさか、妻の方が「肺がん」で先に逝くなんて夢にも思わなかったのですが、人生はままならぬものだと思いましたよ。

3.「男やもめの家計収支は?」

コロちゃんは「清貧年金生活」で暮らしていますが、「高齢死別男性(男やもめ)」のみを扱った「家計収支」のデータは見つかりませんでした。

その代わりに「高齢無職単身男性(65歳以上)」の家計収支がありました。

➀「高齢単身無職男性の家計収支」

次にご紹介する「高齢単身無職男性」の方々は、「結婚・未婚」両方ともカウントされていると思いますが「男やもめ(お一人様)」には違いがありません。以下にご紹介しますね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 男女共同参画局 高齢無職単身世帯(65歳以上)の1かの月平均家計収支の構成:男性」より

https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-04-05.html出典:内閣府 男女共同参画局 男女共同参画白書平成25年版より(4月21日利用)

上記は「内閣府」が発表している「高齢無職単身世帯(男性)」の家計収支です。下に書き出しますね。

◎「男やもめ家計収支」

①「収入:15.4万円」
➁「支出:16.6万円」

❸「収支:▲1.2万円」

上記の様に「男やもめの生活」の家計収支は、毎月1.2万円の赤字となっています。これはなかなか苦労しますね。

ちなみにコロちゃんの「清貧生活」は、毎月の支出が大体11万円台で、ほんの少しの黒字が出ていますね。

この「➁支出:16.6万円」と言う数字は、ちょっと微妙な数字なのですよね。それは「平均年金所得」を見ると、下記の様になっているのです。

➁「厚生年金平均受給額は毎月16.3万円」

「厚生年金」の受給者数は3588万人(2021年現在)もいらっしゃいます。その方たちの「平均受給額」は、下記の通りです。

①「男性 16.3万円」
②「女性 10.5万円」

今日の「テーマ」は「男やもめ」ですから、「男性の厚生年金の平均受給額」を見ると「①男性16.3万円」となっています。

上記で「男やもめの家計支出」が「➁支出:16.6万円」と見てきました。それから見ると「厚生年金平均16.3万円」は、「▲3000円」というギリギリの微妙な数字だと思いますね。

皆さん、節制をされていると思いますよ。

➁「国民年金受給額は毎月5.9万円」

「国民年金」の65歳になった時に受給できる金額(基礎年金)は、40年間支払った「満額」で以下の通りです。

◎「年間79.5万円(月額6.6万円)」

そして「国民年金」の平均受給額は、以下の通りです。

①「男性 月5.9万円」
②「女性 月5.3万円」

この「国民年金」は、「自営業・非正規雇用・フリーランス」の方たちが加入する「年金」ですが、「①男性:月5.9万円」だけでは、到底生活が保てません。

上記で見て来た「家計支出16.6万円」ですと、「毎月▲10.7万円」となってしまいます。

当然にして「国民年金」にしか加入していなかった「男やもめ」の皆さんは、高齢になっても働いて老後の備えをしているかと思われますね。

上記の様に見てくると「男やもめ」との区別はつきませんが、「高齢単身男性」の家計収支は、「年金所得」のみではなかなか苦しい生活となっていますね。

まず「厚生年金」のみの「高齢単身男性」は、毎月「家計収支▲3000円」です。そして「国民年金」のみの「高齢単身男性」は、毎月「家計収支▲10.7万円」です。

これらを見る限りは「男やもめ」の生活もさほど優雅な生活とはいかないと、コロちゃんは思いましたよ。

4.「男やもめの趣味は?」

次には「男やもめの趣味」を見てみましょう。これも「高齢死別男性」を扱ったデータは見つかりませんでしたが、「高齢男女の趣味」はありました。

「内閣府」は、定期的に「1日の生活時間の配分」及び「1年間の自由時間における主な生活行動」を調べる「社会生活基本調査」を行なっています。

その中には「趣味・娯楽」も入っているのです。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「総務省統計局 趣味娯楽の種類」より

https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1035.html
出典:総務省統計局No.103統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんでーより(4月21日利用)

上記は「65歳以上の男女別の趣味・娯楽」の「行動者率」です。

この「行動者率」とは、「10歳以上の人口に占める行動者数の割合」をいいます。そして「行動者数とは過去1年間に該当する活動を行なった人の数」となります。

上記のグラフの「男性の行動者率」が、高い順から3番目まで下に書き出しますね。

◎「65歳以上の男性の趣味・娯楽」

①「園芸・庭いじり・ガーデニング」
➁「映画館以外での映画鑑賞」
③「趣味としての読書」

ふむふむ、「庭いじり」がトップなのね。コロちゃんはまったく興味がないですね。「庭いじり」はコロちゃんの妻の「専権事項」でした。

そういえば、コロちゃんの妻の趣味は、❶「パチンコ」❷「庭いじり」だったよなー。

2位が「映画鑑賞」ですか? コロちゃんは「映画やドラマ」はまったく見ないですね。

ああ「おしん※」は、図書館からDVDを借りて来て妻と一緒に全巻を見たことはありましたね。

(※おしん:NHK連続TVドラマ:1983年:原作:橋田寿賀子:主演:小林綾子)

それ以外で「映画・ドラマ」は、もう40年以上見たことがないような・・・。
( ̄へ ̄|||) ウーム

3位の「読書」は、現在のコロちゃんの最大の「趣味」です。

もし、本を読めなくなったら思わず「へそ嚙んで死にたく※」なってしまいます。

(※コロちゃんは無意識に使いましたが、これは関西人の罵倒の言葉のようです)

現在のコロちゃんは、「読書」が一番の趣味なのですが、この「ブログカキコキ」を長時間費やしていますので、こっちの方が「趣味」となりつつあるようで、ちょっと悩んでいますね。

コロちゃんの「男やもめの趣味」は、❶「読書」❷「ブログカキコキ」です。

多くの「男性高齢者」と比べると「③趣味としての読書」は共通ですが、後者の方の「ブログ」を趣味とされる方は少ないようですね。

コロちゃんは「我が道を行く」のが好きですから、このままの趣味「読書・ブログ」で人生の最後まで走って生きそうですよ。

5.「何のために生きるのか?」

上記の様にコロちゃんは、「男やもめの年金暮らし」をしていますが、趣味の「❶読書❷ブログカキコキ」以外には、ただ静かに淡々と生活を進めているだけともいえます。

それで今コロちゃんが「何のために生きているのか?」と自問すると、いろいろと考察の思考が拡がってきますね。

コロちゃんが人生を振り返ってみると、その時点その時点で必ず「目標・目的」がありました。

それは、自分と家族が生活するためには、生活費を稼がないといけませんから、まずは一生懸命に働きましたよね。

またボランティア活動で「ボーイスカウトのリーダー」を務めた時にも、少年・少女たちを預かる責任が発生します。

それらの目的を達成するために何が必要かと考えると、その時点その時点で「何を行なわなければならないのか?」をはっきりさせてから、あとは全力でそれを達成するために努力するだけとなります。

もちろん、全てがうまく目的を達成できたことばかりではありませんでしたね。と言うよりも、ほとんどの場合は思うような結果が得られなかったように記憶しています。

しかし、コロちゃんは全力を投じた後なら「結果はどうでもよい」とまでは言いませんが、その「過程自体が成果だ」と考えていましたよ。

6.「コロちゃんの最後の事業」

コロちゃんが最近全力を振り絞った「事業」は、3年前の「妻の最後の日々を素晴らしい日々とすること」でした。

コロちゃんは、この「事業」の途中で「腰椎の圧迫骨折を起こす」というトラブルに見舞われましたが、二人の子どもたちの全力の協力の下で「素晴らしい日々」とすることが出来たと思っていますよ。

振り返ってみると、コロちゃんはいつも「何かを目指すこと」が「生きる目的」になっていたように思いますね。

現在のコロちゃんの「何のために生きるのか」は、コロちゃん自身が知ることことが出来なかった「父親の最後の日々」を美しく全うすることです。

コロちゃんは、父親が不在の家庭で育ちましたから「父親のロールモデル」を知らないのです。

見て学ぶ「父親像がない」ことは、コロちゃんの人生に多くの影響をもたらしましたが、それはどうやら「人生の最後の日々」まで続くようですね。

この「コロちゃんの最後の日々」は、そのまま「最後の事業」となると思います。

最近の体調を見ますと、その日々まではまだ少し時間はあるとは思いますが、少なくともコロちゃんの子どもたちには「父親像のロールモデル」となれるような日々を目指したいと思っていますよ。

ちょっと、気恥しい「コロちゃんの自分語り」でしたが、こんなジイサンもいるんだと、ご寛恕いただければ幸いですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

MyléneによるPixabayからの画像
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