おはようございます。コロちゃんは、今「整形外科病院」から帰ってきたところです。
コロちゃんは、現在3ヶ月に一度「整形外科病院」へ、腰痛の腰の治療の為に通っているのです。
治療内容は、今のところ腰の骨の骨密度を上げるお薬(アレンドロン酸)と、腰に貼る「湿布薬」を処方されるだけです。あとは年に1回「骨密度のレントゲン検査」をするぐらいですね。
ただ、今回の診察では、先週にコロちゃんが階段でつまずいた後の「腰の痛み」について聞いてきました。
コロちゃんは、先週の火曜日に「階段を踏みそこなって腰にグキッ」と衝撃を受けて、その後4日間も痛みが続いたのです。
だけど、その後は土曜日になると、いつもの痛みに戻っていましたから、大丈夫だとは思いますが、不安が残りますから、今日は整形外科の先生に聞くことにしたのです。
「先生、階段を踏みそこなって腰が4日間痛んだんですけど、これはどこが痛んだんですか?」byコロちゃん
お医者さん
それは、筋肉がいきなり強く引っ張られたのでしょう。その後に痛みが引いたのならば心配ありませんよ。
「それでは、また同じようなことがあった時には、先生に連絡して診察を受けた方が良いですか?」byコロちゃん
お医者さん
いやいや、そこまでしなくとも良いですよ。軽い症状ですから心配ないですよ。
それよりも、「牛乳・ウオーキング・ストレッチ」を忘れないでくださいね。
「はい!わかりました!」byコロちゃん
∠( ̄◇ ̄) アイアイサ-!!
あー良かった良かった。こんなわけで「一安心」のコロちゃんでしたよ。
なにしろ「腰痛コロちゃん」はヘタレですから、直ぐに心配してしまうのです。
ちょっと心配のタネがないと「最近心配することがないのは心配だ」となるのがコロちゃんなんですよ。
(° д° ; )心配ラょ
今日は「派閥は復活させないって」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「自民・派閥復活はさせない・・・と言ってますと、2度あることは3度ある」
☆「政治改革と派閥復活をさせないことはできるか?」
☆「コロちゃんの支持する政党は?」
1.「自民・派閥復活はさせない・・・と言ってます」
コロちゃんが今朝コーヒーを飲みながら、新聞をバサバサ読んでいましたら、「自民派閥復活させない」という記事を見かけました。
コロちゃんは、この自民党の「派閥廃止」のようなプランは、過去に何回もあったことを憶えていますので、どれどれポチポチ見てみようかなとおっとり刀で、あちこちを見てみました。
そうしましたら、報道では「自民党2024年運動方針案を発表」と書いてあるのですが、ネットの「自民党サイト」には、それが公表されていませんでしたね。
あまり国民の目に触れさせたくないわけではないでしょうけど、広く知らしめる意図はあまりないのか、それとも公表は党大会(17日予定)で正式に決定されてからとなるのかも知れません。
そこでコロちゃんは、新聞を詳しく読んでみますと、「派閥の政治資金問題」については「これまでの『派閥』から脱却し二度と復活させない」と明記したと報じられています。
コロちゃんは人が悪いですから、「これまでにはないような『派閥』なら復活してもOK」と邪推してしまいますね。
だって「麻生派」と「茂木派」は「派閥」を解散していませんものね。
なお、自民党の派閥は6つがありました。下記をご覧ください。黒丸は解散してます。
❶安倍派(清和政策研究会)101人
②茂木派(平成研究会) 55人
③麻生派(志公会) 55人
➍岸田派(宏池会) 45人
❺二階派(志帥派) 41人
❻森山派(近未来政治研究会)8人
(人数は掛け持ちの議員もいましたので正確ではありません。ざっくりした数とお考え下さい)
上記のように、現在「自民党の派閥」で残っているのは「②茂木派(平成研究会55人」と「③麻生派(志公会55人)」のみです。
この「自民党の2024年運動方針案」では、「派閥に関して全く新しく生まれ変わる覚悟で解体的な出直しを図る」と報じられていました。
コロちゃんは、いまだに「茂木派・麻生派」がある中で、「派閥が生まれ変わる」なんてことが出来るのかな?」と思いましたよ。
よく「看板を付け替える」と言いますよね。これは「中身が変わらないまま表の名称だけを変える」ことを言います。
今回の場合は「茂木派・麻生派」は、その「看板すら変わらない」じゃないですか。それでどこがどう変わるのか、コロちゃんは興味津々ですよ。
2.「2度あることは3度ある」
自民党は、35年前の1989年に「政治改革大綱」をまとめた歴史があります。
その中には、当時起こった「リクルート事件」への反省から、「派閥の弊害除去と解消への決意」として、「総裁、幹事長ら党幹部や閣僚が在任中は派閥を離脱する」ことが盛り込まれていました。
そして、その後の1994年に「自民党」は、「党政治改革実行本部名」で「従来の派閥の名称は一切使わないこと」や「派閥事務所の閉鎖」を答申しています。
しかし、いつの間にかこの「政治改革大綱」や「政治改革実行本部の答申」は、忘れられてしまったようです。
これがキチンと出来ていれば、今回の安倍派の「裏金事件」は起きていなかったでしょうね。
現に岸田総理も昨年の12月までは「岸田派会長」を務められていました。
「党総裁の派閥離脱」や「従来の派閥の名称は一切使わないこと」は、自民党内でスルーされていました。
上記の「自民党の派閥の弊害除去」は、過去に1989年と1994年の2回出されています。
今回の「自民党の派閥を復活させないプラン」は、都合3回目の約束となりますが、過去2回の約束は破られてきました。
「2度あることは3度ある」と申しますが、今回の「岸田自民党総裁」の3回目の「派閥復活させない方針」は今度こそ守られるでしょうか?
コロちゃんは、未だに「茂木派・麻生派」が残っていることから、3回目の約束も破られそうだなと思っていますよ。
3.「自民党下野の歴史」
コロちゃんは、政治とは「多数派をつくる制度」だと考えています。
いろいろな層の国民のニーズを吸い上げて、その各層の「利害を調整」するシステムが優れている「政党」が「最大党派」となって、国の権力を握ります。
現在までの戦後の歴史の中では、「自民党」がもっとも国民のニーズを吸い上げるシステムがうまく機能していたからこそ、政治権力を長い期間握ることが出来たと、コロちゃんは考えているのです。
しかし10年単位で見ていると、何回かその「自民党」のシステムが機能不全に陥ったことがありました。
その時には「権力」は、別の政党に移りました。
➀「1993年:細川内閣の出現」
戦後初めて「自民党」が野党になったのは、1993年の「細川内閣発足」によってでした。この「内閣」は1993~1994年のわずか9ヵ月の「短命内閣」に終わっています。
この「細川内閣発足」の背景にあったのは、1988年に起こった「リクルート事件」があります。当時の「自民党」の大物議員たちのほとんど全てが「未公開株」を賄賂として譲渡されていました。
当時の国民の怒りを背景にして、1993年に小沢一郎が自民党議員だったのにもかかわらず、宮沢総理の内閣不信任案に賛成した造反劇により、宮沢内閣は「退陣・衆議院解散・総選挙」となりました。
その後「羽田・小沢派」の国会議員43名が自民党を離党し「社会・新生・公明・日本新・民社・さきがけ・社民連・民改連」の8党派の「連立政権」を立ち上げています。
「総理」は日本新党代表の「細川護熙」、旧肥後熊本藩の第18代当主の名門出身ですね。お殿様です。
この8党派の連立政権を、裏でしきって立ち上げたのは「小沢一郎」でした。
この時の「衆議院選挙結果」は、議員数では自民党は比較第1党だったのにも関わらず、「小沢一郎」が主導する「連立8党派」が多数を占めて政権を取ったのです。
しかし、その後の「さきがけ」代表の「武村正義」と「小沢一郎」との不協和音や、「細川総理」の佐川急便からの1億円の借り入れ問題などが騒がれる中、8党派連立政権は崩壊しました。
やはり「8つの党派の連立政権」は、一つに纏めるのが難しかったようですね。
そして「自民党」が「社会党党首」を総理に押し上げる驚天動地の奇策で、社会党出身の「村山総理」の誕生となります。
コロちゃんは、当時その「村山総理」が誕生した瞬間の深夜の国会中継を見ていましたよ。
あれよあれよと言う内に、戦後の「55年体制」と呼ばれる政治システムが崩壊する瞬間を、驚きとあっけにとられる思いで見つめていましたよ。
今から考えると、その後は「自民党政権」が復活しますし、「社会党」は野党第1党の地位から転落し、その後の「社民党」は見る影もありません。
「政治の世界」は冷徹ですから、「社会党」は当時の「自民党」に食い尽くされたと言っても良いかと、コロちゃんは思っていますね。
➁「2009年:民主党内閣の出現」
国民に人気の高かった「小泉内閣」は、2006年に「安倍第1次内閣」にバトンを渡しました。
しかし、その「安倍第1次内閣」は、2007年に「辞任・崩壊」となりました。
この「安倍第1次内閣」では、「政治とカネ」の問題や「失言」で閣僚が次々と辞任するなどが起こりました。下記をご覧ください。
◎「2006~2007年:辞任ドミノ」
➀「佐田一郎行革相:政治資金問題で辞任」
➁「松岡利勝農水相:自殺」
③「久間章生防衛相:原爆しょうがない発言:辞任」
➃「参議院選挙で自民党大敗」
⑤「赤城徳彦農水相:事務所費問題で辞任」
⑥「遠藤武彦農水相:補助金不正受給問題:辞任」
上記のような「辞任ドミノ」が続き、また「参院選」で大敗したことにより「安倍第1次内閣」は「崩壊・辞任」となりました。
「安倍総理」ご本人は、「潰瘍性大腸炎」の病気のためだと言っていましたけどね。
その後の総理大臣は、「福田康夫(1年で辞任)」「麻生太郎(1年弱で辞任)」となっています。
1年おきに総理大臣変わり、街頭で「今の総理はだれ?」と聞いても答えられない人が続出した時代でしたね。
「麻生総理」は、自民党の長期政権に対する閉塞感などから国民の支持率が低下し、地方選挙6連敗するなどから、自民党内の「麻生おろし」が起きてきます。
この時点の「自民党」は分裂や脱退はなかったものの、党内がガタガタとなり、次の衆議院選挙で、民主党にボロ負けして、政権を手放しました。
その後を襲った「民主党」の総理の在任期間は以下の通りです。
❶「鳩山由紀夫(9ヵ月)」
❷「菅直人(1年3ヶ月)」
❸「野田佳彦(1年3ヶ月)」
上記のように「短命内閣」が続きましたね。
今日は「自民党」がテーマですので、「自民党が政権から転落した」上記の2回(1993年:2009年)をコロちゃんが見て来て感じたことを書きますね。
4.「自民党下野時の混迷」
「自民党」が、1回目に政権を手放したのは、宮沢内閣の時の1993年ですが、自民党から「羽田・小沢派」が脱退しています。自民党が二つに割れたのですね。
この1993年の「自民党」から「小沢一郎」が集団離党した時には、コロちゃんは日本の政治の行き先が全く分からない不安と期待が入り混じった気持ちを抱きながら見ていましたよ。
そして、2 回目に「自民党」が政権から転落した時には、「麻生内閣」の不人気さに自民党内から「麻生おろし」が噴出し、ほとんど「自民党内」が二つに割れていました。
コロちゃんの視点は、「自民党」が政権から転落した上記の2回とも、「自民党内」が真っ二つに割れていたという点にあります。
逆に言えば、「自民党」が二ツに割れない限りは、野党転落はないとも言えるのではないでしょうか。
コロちゃんが、上記の二つの「自民党退陣時」の「党内混乱」と、現在の「岸田政権下」の自民党内の混迷を比べると、まだ前者の二つの方がはるかに「混乱度」は高かったと感じましたね。
以前あったの2回の「自民党下野時」に比べれば、まだまだ「現在の自民党内は静か」ですね。
5.「派閥復活をさせないことはできるか?」
コロちゃんは、上記の1990年代以降の「自民党の政治劇」を観戦してきた経験から、「派閥復活をさせない」ことは出来ないと考えています。
それは、過去に2回「1989年・1994年」に、「政治改革大綱・党政治改革実行本部」で「派閥禁止」を申し合わせたのにも関わらず、その後守られなかったから言うのではありません。
コロちゃんは「自民党」の党の「体質・文化」の根っこに、「派閥」が組み込まれていると考えています。
「自民党」では、衆議院議員では、当選回数が1回はぞうきん掛け、2回で政務官、3回で部会長、4回で副大臣、そして5回以上が「大臣」とされています。
また、参議院議員では3回以上が「大臣」の条件とされています。
それを「保障・後押し」するシステムが「派閥」なのです。
すでに「自民党」の根幹にシッカリ根付いたシステムが「派閥」なのだと、コロちゃんは考えていますよ。
ですから、今回も世論のほとぼりが冷めれば、「勉強会」という名称で復活してくると思いますね。
今回の「自民党」の「2024年度運動方針案」には、「これまでの『派閥』から脱却し二度と復活させない」と記載されていると報じられています。
コロちゃんは、「これまでと違う『勉強会』はそのうちに復活させますよ」と読めてしまいましたよ。
6.「コロちゃんの支持する政党は?」
コロちゃんは、昔から支持政党はありません。どこの「政党」も、コロちゃんの考え方にはちょっと合わないのです。
しかし、世の中の大多数の方はそうかと思いますが、コロちゃんは特に「お金に汚い政治家さん」はキライですから、今回の「裏金代議士」たちは問題外ですね。
全員「議員辞職」をしてもらいたいです。
彼らに「国民の選良」の資格はありません。
コロちゃんは、いわゆる「リベラル政党」で「消費税」を無くしたり、税率を削減しろと言う政党は信用しません。
だって「国の予算」は、いまでも20~30兆円は「国債(借金)」頼みなんですよ。この「国債(借金)」を返すのは「子ども・孫世代以降」になります。
「責任ある大人」ならば、自分の生活ぐらい「自分の稼ぎの内で賄え」と、コロちゃんは考えているのですよ。
だから「支持政党」はありません。
しかし「政治」は見ていて面白い・・・ゲフンゲフン・・興味深いですから、図書館から「政治関係」の本も時々借りてきて読んでいますよ。
特に「戦後政治史」のような、長いスパンの「政治の動き」を読むことは面白いと思っています。
現在の「岸田総理」は、はたして「戦後政治に残るような業績」を上げられるでしょうか?
もし「経済の好循環」を成し遂げて、「日本経済を再生」することが出来るならば、支持率も回復し、党内のグリップもしっかり固めることが出来ると思いますよ。
そして「歴史に残る政治家」になれるかも知れませんよ。
しかし、今後も「物価上昇」が続いて、「実質賃金」が低下するようだったら、支持率はさらに低下し、自民党内から「総裁交代」の「岸田おろし」が始まるかもしれませんね。
まさに「天国と地獄」ですね。そのどちらになるのかを、コロちゃんは興味を持って見つめていますよ。
「政治」は「筋書きのないドラマ」ですから、コロちゃんは大好きなのです(見るだけですけど)。
皆さんはあまり「政治」には、ご興味は持たないかと思いますが、ドラマを見るようにして「政治」を見ていると、結構おもしろいですよ。
是非気楽に「政治ニュース」をお聞きくださいね、楽しめることはコロちゃんが保証しますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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