おはようございます。今朝コロちゃんが、ワンコとの散歩に玄関のドアをガラガラと開けたら、玄関前で「パタパタパタ」との音がしていました。
コロちゃんは「なんや、この音は?」と周りを見渡すと、玄関横に置いてあるエアコンの室外機から音は出ています。
(*´・д・) ナンダ?
コロちゃんが、室外機を揺らしたり叩いたりしましたが、一向に音は消えてくれません。コロちゃんはワンコの散歩の後に「長男一家家長様」にメールで助けを求めました。
「助けて―、○○エモン。クーラーから変な音がするんだ。今度来る時に見てくれる?」byコロちゃん
長男一家家長様
今週末の午後ならいけると思うけど、ドライバーで開けられると思うから開けてみたら?
「自分でか? 出来るかなー? 一応やってみるわ」byコロちゃん
コロちゃんは「昭和のオヤジ」ですからね。故障したら、取り敢えず横を叩いてみる、そうすれば動き出すなんて、テレビが真空管を使っていた時代の話しですよね。
しかし、「長男一家様」からのアドバイスを受けて、自分でクーラーの室外機をドライバーを使って外して、上のケースを開けてみることにしました。
そうしましたが、驚きの結果が‼
(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)ォォォオオ
なんと、クーラー室外機の上部を開けてみたら、ファンに「ビニールテープの切れ端」が引っ掛かっているではありませんか。
ほら、これですよ。
この「ビニールテープの切れ端」を、コロちゃんはおもむろに摘まみ上げて、ポイっと捨てれば「修理完了」です。
ε=( ̄。 ̄;A フゥ…
「なんやなんや、かんたんやんけ!」byコロちゃん
(なぜ関西弁になるの?)
コロちゃんは「やれば出来る子」だったのです。
「そっかー、知らんかったわー!」byコロちゃん
(´・ω・`)知らんがな
コロちゃんは、さっそく「長男・次男」にメールでご報告をしました。
「良かった、直った。ファンにビニールテープの切れ端が引っ掛かっていた。ありがとうね。自分で修理出来たよ」byコロちゃん
どや、コロちゃん出来たよ! 誉めてくれても良いんですよ。よくやったと言ってくれても良いんですよ。
(σº∀º)σドヤァ…!
何事も自分でやりましょうね。コロちゃんは年を取ってから「依頼心」がちょっと強くなりましたよね。これは反省しなくてはなりませんよね。
m(-_-)m スマヌ
今日は「学歴が低いほど早く死ぬ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「がんセンターが学歴別の死亡率を推計」
☆「学歴が低いほど死亡率は高いと、学歴が低いほど喫煙率は高い」
☆「大学無料化で寿命を延ばそう」
1.「がんセンターが学歴別の死亡率を推計」
先日の3月28日に「国立がんセンター」は、中卒者は大卒者に比べて、平均寿命以下で亡くなる確率が約1.5倍になるとの研究結果を発表したと報じられました。
コロちゃんは、これはぜひ「研究発表の全文」を読んでみたいと思い、さっそくポチポチと探し回りました。
その結果、「国立がんセンター」が「国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計」という長い名前の発表をしていました。
その内容を読んでみますと、「800万人分の人口データと約33万人分の死亡データから、日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計」したとあります。
「学歴別死亡率」の本格的な調査ですね。それでは、次にその内容を見てみましょう。
2.「学歴が低いほど死亡率は高い」
この研究発表によると、全死因では男女ともに「大学以上卒業者」と比べて、「高校卒業者」は約1.2倍、「中学卒業者」は約1.4倍死亡率が高いことが明らかになったとしています。
➀「死亡率も学歴別格差」
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「国立がんセンター 推定された教育歴別年齢調整死亡率」より
https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2024/0328/index.html
出典:国立がんセンター 国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計 より(3月29日利用)
上記のグラフは、「国立がんセンター」が発表した「教育歴別死亡率」です。
左側の3つのブロックが「男性」で、右側の3つのブロックが「女性」です。男女それぞれのブロックは、左側から以下の「学歴別」に分かれています。
◎「男性:学歴別死亡率」
➀「大学以上卒業者を1とする」
➁「高校卒業者:大卒者の1.16倍」
③「中学卒業者:大卒者の1.36倍」
上記の様に、男性の「学歴別死亡率」は、学歴が低いほど高くなっています。
次に「女性」の場合はどうなのかを見てみましょう。
◎「女性:学歴別死亡率」
❶「大学以上卒業者を1とする」
❷「高校卒業者:大卒者の1.23倍」
❸「中学卒業者:大卒者の1.46倍」
こちらの「女性」の「学歴別死亡率」も、「男性」と同じく、学歴が低いほど高くなっていますね。
また、学歴別の人口分布を考慮した指数「RII(Relative Index of Inequality)」を用いると、日本の教育歴による「死亡格差」は、下記のようになるとしています。
◎「RIIによる教育率死亡格差」
➀「男性:1.48倍」
➁「女性:1.47倍」
コロちゃんは、今までにも「学歴別の格差」を社会のいろいろな場面で見てきましたが、命の長さも「学歴別格差」があるとは、なんともやりきれない思いを感じましたね。
もう少し、この発表を見ていきましょう。次をご覧くださいね。
➁「がんも自殺も学歴別格差」
ここでは「肺がん」と「自殺」だけを取り上げて見ますね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「国立がんセンター 死因別教育歴別年齢調整死亡率 肺がん」より
https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2024/0328/index.html
出典:国立がんセンター 国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計 より(3月29日利用)
上記のグラフは、「肺がん」の「学歴別死亡率」です。
左側が男性で「大学以上卒業者」と「中学卒業者」の「学歴格差(RII)」は、1.38倍です。
右側が女性で「大学以上卒業者」と「中学卒業者」の「学歴格差(RII)」は、1.58倍となっています。
この発表では、他にも男女8種類の「傷病」の「学歴別死亡率」が記載されていますが、全ての項目で「学歴格差」が見られます。
最後に「自殺率」を見てみますね。内容は下に書き出します。
「国立がんセンター 死因別教育歴別年齢調整死亡率 肺がん」より
https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2024/0328/index.html
出典:国立がんセンター 国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計 より(3月29日利用)
上記のグラフは、「自殺」の「学歴別死亡率」です。
左側が男性で「大学以上卒業者」と「中学卒業者」の「学歴格差(RII)」は、1.85倍です。これは大きな数字ですね。ほとんど2倍近いです。
右側が女性で「大学以上卒業者」と「中学卒業者」の「学歴格差(RII)」は、1.25倍となっています。
上記のグラフを見てもわかりますが、「自殺者数」は「男性」の方が「女性」に比べて人数が多いのです。
この「国立がんセンター」の調査には、「男性」の方が「自殺者数」が多い理由には触れていませんが、他の「社会学」の本などでは、その理由として「経済問題」を上げられていますね。
つまり「男性が家族を養う」という意識が、失業や病気によって経済的に破綻した時に衝動的に「自殺」を選択する男性が多いとされています。
「がん」や「脳血管障害」と違って、「自殺」は自分で選ばざるを得なくなった道なのです。それに「学歴別」が絡んでいるとは、なんともつらくなる現実ですね。
③「学歴別が直接の理由ではない」
この発表には、「教育歴が死亡率に直接影響しているわけではない」としています。この「教育歴別の死亡率の差が大きい死因」は、以下の順としています。
◎「教育別死亡率の差:大きい順」
❶「脳血管疾患」
❷「肺がん」
❸「虚血性心疾患」
➍「胃がん」
そして、教育歴が死亡率に直接影響しているのではなく、喫煙や塩分過多などのリスク要因が教育歴などによって異なることが、死亡率の差に繋がっていると推察していますね。
しかし、コロちゃんは自分が「低学歴」」だから言うわけではないですが、こうもハッキリと「学歴別死亡率の差」が明らかになってくると、社会の在り方に不満を感じますね。
だって「学歴の差」は、今ではほとんど「家庭の経済力の差」でしょう。
いわゆる「親ガチャ」に外れた子どもが「低学歴」に押し込められるのが、今の社会の実情じゃないですか。
その結果が「学歴の差」だけではなく、「病気」や「平均寿命」にまで及ぶ社会は、コロちゃんには「理不尽」と思えますよ。
なお、この「国立がんセンター」の「研究発表」をお読みになってみたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。「研究発表」の表題は以下の通りです。
「国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計」
コロちゃんは、この「研究発表」を読んで、自分が「低学歴」ですからそろそろ「死亡率」のお仲間に入るのかなと、ちょっとドキドキしちゃいましたよ。
そしたら、最後のところで「教育歴が死亡率に直接影響しているわけではない」でしょ。「だったら大丈夫かなー?」と思いましたが、安心するのはまだ早いですね。
コロちゃんは、「喫煙」は今はしていないですけれど、「塩分摂取量」は多いかもしれませんからね。
コロちゃんは、田舎者なのでけっこう「濃い味」が好きなのですよ。今日からは、あんまり塩分の多い味付けはしないようにしましょうか。
えっ、「もう遅い」ですか?
そかなー? 遅いかなー? まあやらないよりはマシでしょ。皆さんも「塩分」は少なくしましょうね。まだお若い方は、コロちゃんと違って「ながーい人生」が待ってるのですからね。
3.「学歴が低いほど喫煙率は高い」
上記の「国立がんセンター」の発表では、「教育歴」が死亡率の差ではなく、喫煙などのリスク要因が教育歴によって異なることが死亡率の差に繋がっているとしています。
それでは次に、「最終学歴別」の「喫煙率の差」を見てみましょう。
➀「男性の喫煙率は中学卒が大学院卒の3倍以上」
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 学歴別の喫煙率 25-74歳男性」より
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000172687.pdf
出典:厚生労働省 喫煙の健康影響に関する検討会編 喫煙と健康 より(3月29日利用)
上記は「厚生労働省」が発表している「男性の学歴別の喫煙率」です。
「5つの年齢層」に分かれていますが、どの年齢層でも「学歴」が上がるほど「喫煙率」は下がっています。
最初の「25~34歳の「中学卒」と「大学院卒」のみを取り上げてみますね。
◎「喫煙率:男性:25~34歳」
➀「中学卒 :68.4%」
➁「大学院卒:19.4%」
上記を見ると「➀中学卒:男性25~24歳:68.4%」は、「➁大学院卒:男性:19.4%」の3倍以上の方が喫煙していますね。
これだけ「喫煙率」に差があると、健康被害も当然にして大きな差となるのでしょう。
➁「女性の喫煙率は中学卒が大学院卒の10倍以上」
次に「女性の学歴別喫煙率」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 学歴別の喫煙率 25-74歳女性」より
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000172687.pdf
出典:厚生労働省 喫煙の健康影響に関する検討会編 喫煙と健康 より(3月29日利用)
上記は「女性の学歴別の喫煙率」です。
「5つの年齢層」に分かれていますが、「女性」も「男性」と同じですね。どの年齢層でも「学歴」が上がるほど「喫煙率」は下がっています。
最初の「25~34歳の「中学卒」と「大学院卒」のみを取り上げてみますね。
◎「喫煙率:女性:25~34歳」
➀「中学卒 :49.3%」
➁「大学院卒 :4.8%」
おー、こちらは極端に差が大きいですね。上記を見ると「➀中学卒:女性25~24歳:49.3%」は、「➁大学院卒:女性:4.8%」の10倍以上の方が喫煙していますね。
これだけ「喫煙率」に差があると、健康被害も当然にして大きな差となるのでしょう。
③「コロちゃんは30歳で喫煙をやめた」
コロちゃんは、かつては喫煙していました。確か記憶を辿ると20歳前(?)から30歳ごろの10年間ぐらいでしょうか。
コロちゃんは、妻が最初の子どもを妊娠するとともに「禁煙」したのです。かれこれ40年近く前の事でしたね。
「喫煙」は、子どもの身体に悪いですからね。ただ、妻は出産後にリバウンドでまた喫煙をし始めてしまいましたけどね。
コロちゃんが喫煙していた頃は、まだ「受動喫煙」という言葉を誰も知らない時代でしたが、それでも喫煙が身体に悪いことはみんな承知の上で、プカプカ喫煙をしていましたね。
ちなみに、コロちゃんの「青年時代」と「現在」の喫煙率は、下記の通りです。
◎「喫煙率:男性:女性」
❶「1970年:男性77.5%:女性15.6%」
❷「2023年:男性25.4%:女性7.7%」
上記の様に日本の喫煙率は、ここ50年ほどで男性が1/3に、女性が1/2に減少したのですよ。
まだ、タバコをたしなんでいる方は、やめた方が健康に良くて長生き出来ますよ。妻を肺がんで亡くしたコロちゃんが言うのですから、間違いありませんよ。
(コロちゃんの妻は「肺がん」が発覚するまでタバコを吸っていました。コロちゃんが30歳でタバコを止めた時に一緒に止めていればなー、今も元気でいたかも?・・・)
(  ̄- ̄)トオイメ
4.「大学無料化で寿命を延ばそう」
「寿命を延ばそう」として、高等教育へ進む方は余りいらっしゃらないかと思いますが、結果として「大学・大学院」へ進む方の生活スタイルが、健康に繋がっているのでしょう。
しかし「学歴が低い」ほど死亡率が高い事実はあるわけですから、多くの方の「学歴を高く」すれば良い解決策になるのではないでしょうか。
それには国が音頭を取って「大学・大学院」へ進学する人数を増やすのです。当然学費は「全額国庫負担」とします。
コロちゃんは、普段から「高校」だけでなく「大学・大学院」も全て「国庫負担」で無料化すべきと考えているのですよ。
「大学授業料を全額無料にして国民の寿命を延ばそう!」とのキャッチフレーズなんかはいかがですか。
「高等教育」を受けることで国民のレベルが上がり、経済も成長できる良いプランだと思いますよ。
まてよ? 長生きしてこれ以上に高齢者が増えると、社会保障負担がより重くなるかな?
はて? どっちが正解なんだろな?
まあ、実施してみれば結果がわかりますよね。とにかく一度実行して結果を確かめてみましょうね。
コロちゃんは、ぜひ「大学授業料を全額無料にして国民の寿命を延ばそう!」を実現して欲しいと考えますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
コメント