おはようございます。今朝のワンコとの散歩時はどんよりと曇っていたのですが、天気予報は「雨」となっていました。
コロちゃんは、いつも早朝に「お洗濯」をしているのですが、「晴れ」の時にはクリスマスローズが咲いている庭の「洗濯ものほし場」に干し、「雨」の時には「家の中」に干しています。
そしていつも悩むのが今日のような「天気予報は雨」だけど、現在は「曇り」の時なのです。
雨がザーザー降っていれば、無条件に「家の中」なのですが、「雨が降りそうなとき」には、「家の中」にするか、それとも「駐車場の屋根の下」にするか悩みますね。
もう「家の中」に干してしまえば、問題は解決かというと、家の中では洗濯物は1日干していても乾かないんですよね。
コロちゃんは、ちょっと悩みながら、今日の洗濯物は「駐車場の屋根の下」に干すこととしましたよ。
風が吹いてくれれば、ここでも乾くんだけどなー。お空を見上げながら悩むコロちゃんでした。
きょうは、「デフレ脱却へ前向きの動き」をカキコキします。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「経済記事をカキコキするのは難しいと、コロちゃんの投稿と新聞社様の記事」
☆「新聞記者様は何を焦点と見たかと、デフレとインフレの損得」
☆「学者でも専門家でも誰もわかっていないと、コロちゃんの自分語り」
1.「経済記事をカキコキするのは難しい」
コロちゃんは、趣味が読書なのですが、一時期に「経済」に興味を持って、いろいろ素人でも読めそうな「経済本」を図書館で探して読み漁ったことがあります。
興味深いから好きで読んでいるのですが、この「経済」というジャンルは、なかなかコロちゃんのようなおじいちゃんでは理解することが難しいものでした。
それでも「門前の小僧習わぬ経を読む」で、読んでいれば何となくぼんやりとわかったような気になります。
ちなみに、この「門前の小僧習わぬ経を読む」は、お寺の門前に住んでいる子どもや、お寺の小僧さんは、毎日坊さんのお経を聞いている内に、いつの間にかお経を読めるようになることを指しています。
そこから転じて、日ごろから見たり聞いたりしていると、いつの間にか覚えてしまう事を意味するようになっていますね。
この言葉の語源は、「犬も歩けば棒に当たる」でよく知られた「江戸いろはかるた」とされています。
ここからお話をゴーインに元に戻すと、今日の話題は、コロちゃんが先日にこのブログで投稿した「経済のミニ白書」の紹介ブログ記事の事なのです。
このコロちゃんがブログで投稿した「ミニ白書ネタ」ですが、その後新聞にも同じ「ミニ白書の解説コラム」が載りました。
しかし、その紹介箇所がコロちゃんのブログとは全く違っていたのです。
2.「コロちゃんの投稿と、新聞社様の記事」
このコロちゃんが投稿した記事とは、2月18日(日)に投稿した2本の記事です。この日は日曜日でしたので、コロちゃんは投稿を2本していたのです。下記にリンクを貼りますね。
この記事では、内閣府が2月13日に発表した「2023 年度日本経済レポート(ミニ白書)」の内容をご紹介しています。
今読み返してみると、紹介内容が多すぎて、最後まで読み切ることが困難なほど煩雑に見えますね。
だって「紹介の為に取り上げたコンテンツ」を数えてみたら、なんと10以上あるんですよ。下記のようにです。
「実質GDP・雇用者報酬・サービス消費・デフレ脱却の展望など多数」
これじゃあ、よほど興味がある方でも読むのが嫌になっちゃいますよね。
そして、この投稿と同時に投稿したのが「続きの2本目」の下記の記事です。
上記のイラストの投稿記事は、その「2023 年度日本経済レポート(ミニ白書)」の続きなのですが、こちらも、紹介コンテンツは5とまだ多く思えますね。
その後におなじ「2023 年度日本経済レポート(ミニ白書)」を取り上げた新聞の解説コラムでは、実に簡潔に内容をまとめているのです。
こちらは、記事の文字数の関係もあるのでしょうけど、「1記事1コンテンツ紹介」ですね。
やはり、この位に紹介内容を絞らなきゃあ、「読者様」には読んでもらえないのでしょう。コロちゃんは反省しきりですよ。
下記がその新聞記事の「見出し」です。
➀「2/14:デフレ脱却前向きな動き」
②「2/20:子育て世代東京脱出(上)」
③「2/21:労働時間増やせる280万人(中)」
➃「2/22:脱デフレ重視の指標変化?(下)」
なお、この上記の新聞記事をお読みになりたい方は、下記のクリックをお願いします。
この新聞記事の紹介と、コロちゃんの紹介が同じ題材を扱っているとはとても思えませんとしか言いようがありませんね。
さすが専門家は違いますね。
‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥ スゴッ!
3.「新聞記者様は何を焦点と見たか?」
それでは、コロちゃんのやたらに紹介するコンテンツが多い冗長なブログ記事と、天下の新聞記者様との違いを知るために、上記にある新聞記事の内容を見てみましょう。
➀「デフレ脱却へ向けて前向きな動き」
まず「最初の記事➀」は、「2023 年度日本経済レポート(ミニ白書)」が発表された翌日の2月14日に紙面に載りました。
その内容は「デフレ脱却に向けてこれまでと異なる前向きな動き」が出て来たと記載しています。
この内容は、この「レポート」の基本認識ですから、コロちゃんもキチンとブログ冒頭で書いていますよ。
そして、次の記事からは3日連続で「上・中・下」と書いていますが、掲載は「レポート発表」の1週間後で、コロちゃんの記事投稿の後になります。
うん、コロちゃんの方が早いんだもんねー、エッヘン!
o(`⌒´*)oエッヘン!
おいおい、早けりゃいいってもんじゃないぞ!
(๑′-﹏-๑)シュン…
②「子育て世代東京脱出(上)」
気を取り直して「新聞記事②(上)」は、「住宅価格の高騰を受け、子育て世代1.5万人が東京から転出している」と記載しています。
この内容は「レポート」では「コラム」で詳しく書いてあるのを、コロちゃんも気が付いていましたがブログ記事には書きませんでした。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「内閣府 人口移動の動向(東京都の転入超過の推移)」より
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2023/0213nk/pdf/n23_5.pdf
出典:内閣府 日本経済レポート(2023年度)より(2月25日利用)
上記のグラフの「東京都の転入超過の推移」です。2018~2022年の4年間の推移を記録しています。
このグラフの両端の「0~14歳」と「25~44歳」は、子育て世代の親と子どもと思われますが、「東京都」から「近県」に転出(グラフでは下向きのマイナス)しているのが確認できます。
新聞記事では「子育て世代の東京脱出」が、2021年は2.5万人強、2022年はおよそ1.5万人あったと報じています。
そして「内閣府」は「希望寄りも狭い都心の住宅を取得せざるを得なかった世帯は2人目・3人目の子どもを諦める可能性がある」との懸念を示したと報じていますね。
この「本文」のコラムでは「理想の人数の子どもを持たない理由として住宅の狭さを挙げる人が2015年の調査の18.0%から2021年の調査では21.4%に増加している」とも記載されていました。
そして必要な施策として「子育て世代が安く借りられる公的住宅の供給拡大を進めること」を挙げていますね。
この「子育て世代の親ごさん」の気持ちは、コロちゃんにはよくわかりますよ。
コロちゃんも今から30年以上前に子育てをする家を購入しようと探しましたが、価格的に手が届くところは「東京」からずい分遠くへ離れざるを得ませんでしたからね。
その時点でコロちゃんには、もう二人の子どもが生まれていましたから、東京都内で狭い住宅という選択肢はありませんでした。
そういう意味では、コロちゃんは「子育てで東京脱出組の大先輩」かもしれません。
ああ、その当時に「東京都内で安く借りられる公的住宅があったらなー」、コロちゃんも当時はそう思いましたよ。
③「労働時間増やせる280万人(中)」
新聞記事では「労働時間が増やせる」と考える人が280万人程度いると内容を報じています。
コロちゃんは、この「労働供給の拡大と家計所得の向上」の項目を読み飛ばしていましたね。コロちゃんは、「もっと働け!」と受け取れるような内容はスルーしたのです。
この内容は「仕事時間の追加を希望する就業者が約 410 万人いると言うのです。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「内閣府 追加就業希望者の内訳」より
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2023/0213nk/pdf/n23_5.pdf
出典:内閣府 日本経済レポート(2023年度)より(2月25日利用)
上記のグラフは、「仕事の時間を増やせる」という方です。全体で280万人いらっしゃいます。
この中の「短時間労働者(女性)緑色」は「パート女性」ですが、「48%:133万人」いらっしゃいます。
この方たちが「労働時間を延ばせない理由」として、内閣府は「年収の壁」を挙げています。
そして「人手不足を解消するには、働き手を増やす軸足を頭数から時間に移すのが重要になる」と報じていますね。
この「労働時間を増やして所得増を計る」という考え方に、コロちゃんは反対しますね。
だって「長時間労働を無くす」のは、人間的な生活を生きるためであり、「男性は仕事」で「女性は家事・育児」という古い慣習から脱却するためではないですか。
それが、「ダブルワーク・トリプルワーク・副業」を進めるならば、誰が「家事・育児・雑務」を担うのですか。
そんな、「若い子育て男女」を追い詰めるような労働政策は、理念にも時代にも逆行するものだと、コロちゃんは考えますね。
➃「脱デフレ重視の指標変化?(下)」
これは、コロちゃんが全く思いつかなかったコンテンツです。
この内容は「政府がデフレ脱却の判断で重視すると説明して来た4つの経済指標が、必ずしも全てがプラスにならなくとも政府は脱却と見なすかもしれない」と受け止められるような表現があったそうです。
そのような、微妙で曖昧な表現には、到底コロちゃん程度では気が付きませんね。
まず、政府が「脱デフレの指標」とするものを見てみましょう。
◎「脱デフレ政府指標」
❶「消費者物価」
❷「GDPデフレーター」
❸「需給ギャップ」
➍「単位労働コスト」
新聞記事で指摘したのは、「需給ギャップと単位労働コストを基準に脱却を判断するのは慎重であるべきだ」との表現です。
この1行の表現だけで、新聞記者は「政府がデフレ脱却の判断で重視すると説明して来た4つの経済指標が、必ずしも全てがプラスにならなくとも政府は脱却と見なすかもしれない」と判断したんですよ。
さすが「プロ」と、コロちゃんは感嘆しましたね。
コロちゃんが見たところでは、上記4指標の現在は以下の様になっています。
◎「脱デフレ政府指標の評価」
➀「消費者物価:2023年12月まで21ヶ月連続で2%を上回る:脱デフレ判断:○」
②「GDPデフレータし:四半期連続で上回る:脱デフレ判断:○」
③「需給ギャップ:マイナス0.6%の需要不足:脱デフレ判断:△」
➃「単位労働コスト:マイナス0.1%:脱デフレ判断:△」
上記のように、4つの指標が全てオールグリーンでしたら、文句なく「脱デフレ宣言」が出来るのですが、今のところ「グリーン」は「➀消費者物価」と「②GDPデフレーター」の二つだけです。
後の二つは何とも悩ましい微妙な「マイナス値」となっていますね。
この「悩ましい微妙な項目」を、新聞記者は「政府がデフレ脱却の判断で重視すると説明して来た4つの経済指標が、必ずしも全てがプラスにならなくとも政府は脱却と見なすかもしれない」と判断したというわけですよ。
この「脱デフレの判断」について、この記事では「最終的には政治判断が必要になる」と記載しています。
またそれと同時に「日本経済は、デフレに陥る以前の状態に回復しつつある」と「白書」の言葉を紹介しています。
果たして「日本」は、「脱デフレ」を達成することが出来るのでしょうか?
4.「デフレとインフレの損得」
上記のように現在の「日本経済」は、政府が「脱デフレ宣言」をいつ出すのかと言う事が焦点になっています。
と言う事は現在の日本はまだ「デフレ状態」なのですよね。しかし、その判断を真っ向から否定した方がいらっしゃいます。
それは「日本銀行」の植田総裁です。
植田日銀総裁は、先日の2月22日の衆院予算委員会で、2024年以降の物価見通しについて「右上がりの動きが続くと予想している」、「デフレではなくインフレの状態にある」と述べられています。
植田日銀総裁は、「日本経済の物価上昇」は既にインフレに移っているとの認識を示していますね。
この発言を聞くと、いよいよ「脱デフレ宣言」も目の前に迫っていると言う事なのでしょう。
「インフレ」と「デフレ」は、それぞれに損得する方の層が違います。
よく「痛みを分かち合う」という方もいますが、「痛み」は国民全員に平等には訪れてくるわけではありません。
世の中の変化は、必ず「勝ち組」と「負け組」に分かれることが世の常です。
「デフレ」は継続的な物価下落ですから、急激な「年金受給額」の変更がない「年金世代」は利益を得ます。
それに対して「インフレ」は、「モノの値段が上がる=お金の価値が下がる」訳ですから、借金をしている方に利益があります。
日本最大の借金をしている方は「日本国クン」です。何しろ「借金」は、もう1300兆円兆円近くまで積みあがっています。
この「お国」の借金が「インフレ」で、どの位利益を得るかを計算した方がいます。
それは日本の「物価の専門家」と呼ばれている「渡辺努東京大学大学院教授」です。
この渡辺教授が試算した、インフレによる「日本国」の利益は下記の通りです。
「インフレ率ゼロ%の経済からインフレ率2%の経済に移行したとする。9年2か月の間に物価水準は1.199倍に上振れる。」
「したがって、政府債務の実質的な残高は1000兆円/1.199=834兆円に減る。つまり、政府は2%経済への移行で166兆円を得る。」
そして「渡辺教授」は、「インフレで得をするのはいつの世でも債務者であり、日本で最大の債務者は政府である」としています。
「インフレ」で利益を得るのは「日本国くん」ばかりではなく、その「インフレ」の中で「賃上げ」が得られる「大企業雇用者」も利益を得ます。
このように「デフレ」では「年金生活者」などの「高齢世代」が利益を得て、「インフレ」では賃上げが得られる「現役世代」が利益を得ます。
コロちゃんのような「年金生活者」は、すでに実態的には「インフレ」となっている「物価上昇下」ではそのまま「生活苦」へ進むのみなのです。
コロちゃんは、もういい加減に「インフレ(物価上昇)」を何とか止めてくれと、岸田総理と植田日銀総裁に言いたいですね。
5.「学者も専門家も誰もわかっていない」
コロちゃんは、2000年代に「日本経済の失われた20年」の謎を知りたくて、「マクロ経済」の本を読み始めました。
しかし、この「経済の世界」では何が正しいのかわかっていないことが多いと思いました。
多くの要素が複雑に絡みあい、人々の心理や社会文化も関係してきますし、ましてや「人々の期待を操作」するなどが出来るとは、とても思えないようなことも数多くあります。
そもそも「失われた30年の原因」は、いろいろ言われていますが、未だに「ハッキリと解明はされていない」のです。
今の段階では、政府・日銀の方は「原油の高騰などによる物価高騰」に始まった物価上昇を、「千載一遇のデフレ脱却のチャンス」とみています。
しかし、果たして成功することが出来るかどうか・・・コロちゃんは懐疑的ですね。
いずれにしろ、この結論は早ければ夏までに、遅くとも年内には明らかになるでしょう。
コロちゃんは、「デフレ脱却が出来ない」方に1票を投じますが、皆さんはどちらに軍配を上げますか?
このようなことを考えてニュースを聞きますと、関心も高まりますし、楽しみが増えますよ。皆さんも、ぜひお考えてみて下さいね。
6.「コロちゃんの自分語り」
コロちゃんは「清貧」をモットーとして生きていますが、若い時から生活が貧窮することにはあまり苦労を感じませんでした。
確かにお金を多く持っていれば「便利」ではありますが、お金のあるなしは「運」にも多く左右されると思っています。
それにコロちゃんには、「お金をたくさん所有」することが、人生の主要な目的になるとは思えなかったのです。
それではどんな「人生の目標」があったかというと、20代・30代~70代まで、それぞれの時代に自分なりの「目標」を設定して生きてきましたね。
その中で、どの時代でも全力を投じていたわけですけれど、その結果それなりの「成果」があったと、今から振り返っても思っていますよ。
それらの「目標」に全力を尽くすことが、コロちゃんの至高の目的で誇りをもっていましたね。
「お金」はそれを達成するための副次的な要素でしかないと言うのが、コロちゃんの考え方でしたよ。
コロちゃんは、もともと「貧しい」地点から出発したわけですから、貧窮はさほど気になりませんでしたね。
いつも全力で生きることが目的であり、手段であり、誇りでもありました。
コロちゃんは、その人生の中で「貧しさは苦ではない、苦は誇りを失う事」だと思って生きてきたんですよ。
ちょっと気恥しいですが、コロちゃんの「自分語り」でした。ウザイと思われる方は、どうぞ読み飛ばしてくださいね。
(⑅˃◡˂⑅)エヘッ♡
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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