おはようございます。今朝コロちゃんが目を覚まし、起き上がろうとすると「左手の肘」が痛くて力が入りませんでした。
~(>_<。)ゝイテテ…・・・、これって「寝違い」だよね?
コロちゃんは、いつも起き上がるために、ベッドわきにある「手すり」に「左手」を伸ばして掴んでいるのですが、今朝は「肘の痛み」で左手が伸びないのですよ。
ベッド上で、ジタバタしながらやっと起き上がったコロちゃんは、左手をグルグル回そうとしましたら、「痛み」で肩から上に上げることが出来ませんでしたよ。
いやいや、こんな「肘の寝違い」はコロちゃん初めてですよ。以前「首とか肩の寝違い」はありましたけれどね。
それでも、起床後3時間ほど経った現在では、ほとんど「痛み」は無くなりましたから、さほど重い症状ではなかったのでしょう。もうほとんど「回復」しましたよ。
( ღ´٥`๑)ホッ
だけど、「高齢化」と言う「病いor症状?」は、こんな「寝違い」も引き起こすんですね。
「便りのないのは良い知らせ」と言う言葉がありますが、コロちゃんの場合は「何も起こらないのは良い知らせ」だと思いましたよ。
今日は「寝違いコロちゃん」が、「大企業の従業員が増えているよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「大企業の従業員数は10年前より26%増えているよと、春闘賃上げの現在地を見るよ」
☆「賃上げが息切れした企業が出てきたよと、小規模企業へのやさしい政治が良くなかったのかな?」
☆「コロちゃんと公営ギャンブル」

1.「大企業の従業員数は10年前より26%増えているよ」
コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「大企業/進む人材流入」と言う見出しが目に入りました。
コロちゃんは、普段から「春闘賃上げ5%以上は一部の大企業のみ」と考えていましたので、その「大企業の社員数が増えること」は、賃金水準の底上げになる良い知らせだと思いましたよ。
そこでこの記事をジックリと読んでみることにしましたよ。
この記事によると、「従業員規模ごとの企業の社員数」が記載されていたのですよ。以下でしたよ。
◎「従業員規模ごとの企業数」
➀「従業員1000人以上の大企業」
・「2024年 :1489万人」(24%)
・「従業員数の比較:10年前から26%増」
②「従業員100~999人の中堅企業」
・「2024年 :1602万人」
・「従業員数の比較:10年前から14%増」
③「従業員99人以下の中小企業」
・「2024年 :2435万人」(40%)
・「従業員数の比較:10年前から0.2%減」
うーむ、これって「非正規雇用」も入っていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
確か現在の雇用者数は、「役員を除く雇用者数:5810万人(うち正規雇用:3709万人/非正規雇用:20101万人)※」でしたよね。
(※総務省:労働力調査:2025年4月分より)
これから見ると、上記の合計は「①大企業1489万人+➁中堅企業1602万人+➂中小企業2435万人=5526万人」となりますから、間違いなくこの中には「非正規雇用者」もカウントしていますね。
だけど、それでも「大企業はここ10年間で26%、中堅企業が14%」も増えているって、良い事じゃないですか。このまま増え続けて欲しいですね。
しかし「大企業の雇用者数」が雇用者全体の1/4って、コロちゃんは初めて知りましたよ。
ただ、この「大企業」は「従業員数1000人以上」の定義ですから、いわゆる「有名企業」とはまた違っていますけれどね。
記事では、この「大企業・中堅企業」の従業員数増加を、以下の理由で説明していますね。
◎「大企業・中堅企業の従業員数が増えた理由」
❶「資本金10億円以上の企業の経常利益」
・「10年前から63%増」
❷「資本金1000万円~1億円未満企業の経常利益」
・「10年前から38%増」
上記を見ると「大企業は儲かってまんな!」状態だというのですよ。それも「企業規模」が大きい企業ほど利益は大きいようですよ。
だから冒頭で書いたように「大手企業ほど従業員数を増やしている」のでしょう(10年間で26%増)。
記事では、その後を「労働力人口は2025年~2035年にかけて約150万人減る(※)」として、「中小企業にとっては人材獲得が一段と厳しくなる」と纏めていますよ。
(※労働政策研究・研修機構:労働力人口推計より)
コロちゃんは、「労働条件」が良く、「賃金」も高い、さらに「厚生年金」がある「大手企業」の労働者が増えることは、良い事だと思いましたよ。
この様な動きは、「政治」がもっと加速させるべきですよね。
「労働条件の悪い企業」は、なるべく市場から退出していただくのが「人口減少の日本」のためになると、コロちゃんは考えていますよ。
なお、この「日経新聞」の「大企業/進む人材流入」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「春闘賃上げの現在地を見るよ」
コロちゃんは、物価上昇が猛威を振るっている現在では「賃上げ」が進むことを望んでいますよ。
なんてったってコロちゃんたちの「年金額」」も、「賃上げ結果」が翌年の「年金改定」に反映されるんですからね。
ですから、今日の冒頭の「大企業の従業員数が増える」ことは歓迎すべきことなのですよ。そこで、現在の「春闘賃上げの現在位置」をちょっと調べてみますね。下記でしたよ。
◎「春闘賃上げ結果」
①「連合第5回回答発表」
・「5.32%:1万6749円」
②「経団連発表」
・「5.38%:1万9342円」
おー、大分頑張って「賃上げ」をしていますね。
(o゚Д゚)オー
まあ「頑張った」のは「労組」なのか「経営者」なのかはわかりませんが、「石破総理」と「十倉・・・、いやいや「経団連会長」は最近変わっていますね。
うーん、先月の5月29日に「新経団連会長:筒井義信氏(日本生命前会長)」が就任なさっています。だけど「2025年春闘」で経営者側を代表していたのは、「十倉前経団連会長」ですね。
このように「5%以上」の賃上げをしても、現実には「実質賃金」はマイナス(※)なんですよね。
(※2025年3月の実質賃金 は2.1%減で3か月連続マイナス)
この「実質賃金」をプラスにして「物価に負けない賃上げ」にできるかが今後の焦点をなると、コロちゃんは考えていますよ。
そんな時に、「賃上げ状況」についての報道を新聞で読みましたので、次に取り上げてみましょう。

3.「賃上げが息切れした企業が出て来たよ」
コロちゃんが、新聞をバサバサ読んでいると「ベア満額以上が減少」と言う見出しが目に入りました。
この記事は「日経新聞社がまとめた2025年の賃金動向調査」ですね。
この調査では、「基本給を底上げするベースアップ(ベア)を組合要求に満額で回答した企業の割合」を調べているのです。下記でしたよ。前年と比較もしています。
◎「ベア満額企業割合と、組合要求を下回る企業割合」
①「ベア満額企業割合」
・「2024年:60.3%」⇒
・「2025年:52.9%」
・「前年比:ー7.4㌽」
②「組合要求を下回った企業割合」
・「2024年:39.7%」⇒
・「2025年:47.0%」
・「前年比:+7.3㌽」
③「ベア実施率」
・「2024年:96.5%」⇒
・「2025年:97.1%」
・「前年比:+0.6㌽」
上記のように「③ベア実施率」は昨年の「96.5%から97.1%」へと「前年比+0.6㌽」増えています。
しかし、「①ベア満額企業割合」は「60.3%から52.9%」へ「-7.4㌽」減少し、「②組合要求を下回った企業割合」は逆に「96.5%から97.1%」に「+7.3㌽」増えました。
これを記事では「ベア満額以上減少、業績で格差」と、「業績の良い企業」と「それ以外の企業」とで格差が開いていることを示唆していますね。
この「ベア」について、ちょっと説明しますね。
「春闘の賃上げ」は、「定期昇給」+「ベースアップ」で構成されます。この「定期昇給分」は、実は「賃上げ」ではありません。その理由は以下ですよ。
だいたい「日本企業の定期昇給分は2%程度」と言われています。
この「定期昇給」は、毎年一定金額が上昇しますが、経営者にとっては「毎年高い給与の定年退職者」と「低い給与の若い新入社員」が交代しますので「賃金総額」は変わりません。
ですから「ベースアップ」こそが、「真水」の経営者の「負担増加分」なのです。
ここに「定昇のマジック」があります。
「定期昇給2%+ベアゼロ」だと、「社員は年齢が上がるごとに毎年2%の賃金上昇」を実感しますが、経営者にとって「賃金総額は変わらない」のです。
だから、「石破総理」も「経団連会長」も「春闘賃上げ5%以上」と言っていますが、これは実は「春闘賃上げ5%」では「真水は3%」でしかないのですよ。
コロちゃんは、この「ベア要求」が満額を下回った企業が増えている記事を読んで、そろそろ「賃上げの勢いが息切れして来たな」と感じましたよ。
この「日経新聞」社がまとめた2025年の「賃金動向調査から/下」では、「従業員数が300人未満の企業」の「定期昇給+ベースアップ」を、以下の様に記載していました。
◎「従業員数が300人未満の企業」
①「賃上げ率:4.38%」
②「前年より0.23%アップ」
上記を見ると、やはり「中小企業(300人未満)」では、「5%超の賃上げ」は昨年も今年も出来ていないんですよね。それでも「前年よりは増えているところ」は期待が持てるかもしれませんね。
コロちゃんは、この記事を読んで「日本全体」を見るとそろそろ「賃上げも2極化」に向かってきたと思いましたよ。
なお、この「日経新聞」の「ベア満額以上が減少」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


4.「小規模企業へのやさしい政治が良くなかったのかな?」
コロちゃんは、素人のおじいちゃんですから、このような「問題には知見がない」のですよ。それでも、あえてコロちゃんの意見を書いてみますね。
冒頭で見てきたように、「大企業の従業員数が増えて」おり、しかも「大企業ほど賃上げ率が高い」となると、過去の「日本の産業構造の改革」が遅々としていたことに気が付きます。
一般的には「大企業」ほど賃金が高く労働条件も良くなりますよね。しかし、過去の「日本」を見ていると「中小企業の数の減少」がゆっくりとしすぎているのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「中小企業庁 企業規模別企業数の推移」より
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/chusho/b1_3_1.html
出典:中小企業庁 2020年版中小企業白書より:6月2日利用
上記のグラフは、「中小企業庁」が発表した1999年~2016年の「企業規模別企業数の推移」です。下に書き出しますね。
◎「企業規模別企業数の推移」(1000社以下切り捨て)
①「小規模企業」
・「1999年:422万社」
・「2001年:410万社」
・「2004年:377万社」
・「2006年:366万社」
・「2009年:366万社」
・「2012年:334万社」
・「2014年:325万社」
・「2016年:304万社」
②「中規模企業」(略)
③「大企業 」(略)
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/chusho/b1_3_1.html
(出典:中小企業庁 企業数の変化と開廃業の動向より:6月2日利用)
上記に、グラフから「①小規模企業」のみを書き出してみました。確かに「小規模企業」は減ってきていますよ。
しかし、そのスピードは遅いです。17年間かけて110万社減ですよ。もっと新陳代謝を早めることはできなかったのでしょうか。
もう一つグラフを見てください。下記ですよ。
「中小企業庁 存続企業の規模間移動の状況」より
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/chusho/b1_3_1.html
出典:中小企業庁 2020年版中小企業白書より:6月2日利用
上記のグラフは、「中小企業庁」が発表した「2012年から2016年にかけて存続した企業における企業規模間の移動状況」です。下に書き出しますね。
◎「存続した企業における企業規模間の移動状況」(2012~2016年:1000社以下切り捨て)
①「規模拡大 : 7万社」
②「規模変化なし:281万社」
③「規模縮小 : 6万社」
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/chusho/b1_3_1.html
(出典:中小企業庁 企業数の変化と開廃業の動向より:6月2日利用)
上記を見ると「①規模拡大はわずか7万社」でしかありません。ほとんどが「②規模変化なし:281万社」が占めています。
しかも「③規模縮小:6万社」も少ないんですよね。これって「安定している」って言うのでしょうか?
コロちゃんには「資本主義経済」なのに「新陳代謝がない」と見えるのですよ。
確かに「倒産件数」も、長期推移でみると1万件~2万件で急激な増加は見られていませんし、2009年のリーマンショック以降は1万件以下に下がっていて、むしろ減少しています。
コロちゃんは、「中小企業にやさしい政治」が「中・長期的」には「高い生産性の大企業」への労働移動を阻害したように感じているのですけれど、いかがでしょうか?
コロちゃんだって、社会のあちこちで「企業倒産」がバタバタ起きたら「社会不安」が高まると思いますよ。
だけど「失われた30年の理由」を探っていくと、こんなところにも「原因が潜んでいた」のかも知れないと思ったのですよ。

5.「コロちゃんと公営ギャンブル」
さて今日は「大企業の社員が増えているよ」をテーマに、「大企業・中堅企業・中小企業」の従業員数の現状と、「春闘賃上げの現在位置」を調べてみました。
さらに「春闘賃上げ」に息切れしてきた「企業の現状」を調べてみましたが、その背景には「中小企業を助ける政治」があり、その「光と影」を考察してみました。
もとよりコロちゃんは素人のおじいちゃんですから、「考察の信ぴょう性」についてはお読みになった方のご判断にお任せしますね。
コロちゃんは感じたことを正面から書くことにしていますよ。
なお、今日の「コロちゃん話」は、1970年代初頭の「青年コロちゃん」だった時代の話ですよ。今日のテーマの「大企業」関連で、それと真逆の「零細企業の話」を書いてみますね。
当時青年コロちゃんは、東京都内の「K電気商会」で「電気工事職人」の見習いをしていた時期がありました。
「社員数5人」ほどの企業でしたから「零細企業」でしたよ。
1970年代初頭の「日本」では、「職人さん」は「普通の会社員の社員」の数倍の給料を手にしていたのですよ。
それはコロちゃんのような見習いでも2倍は稼いでいましたね。今では「職人さん」の給料は安いですよね。隔世の感がありますよ。
当時のコロちゃんは「見習い」ですから、仕事は「正規の職人さん」に引き連れられて一緒にお仕事をしながら「仕事のいろは」を教えてもらうのが日課でした。
しかし当時の「職人さん」は、「雨が降ると現場が休み」となることがしばしばあったんですよ。そんな時にはどうするかと言うと「別の稼ぎ場」に行くのです。
それは「競馬・競輪・競艇・オートレース場」ですよ。
「稼ぎ場」と言っても、それは「競馬協会などが稼ぐ場所」なんですけどね。お客さんは「お金を落として帰る」だけの場所です。もちろん「会社には内緒」ですよ。
コロちゃんが初めて「ギャンブル」に行ったのは、これが初めてでしたよ。「競馬・競艇・オートレース」は、この「先輩職人さん」に教えてもらいました。
「会社」には、「適当な現場」で「適当な作業工程」を終了したと報告して終わりでしたよ。今ではよくそれが通用したものだと、当時の「ゆるい管理体制」に驚きますね。
それらの「公営ギャンブル」では、コロちゃんも「馬券・舟券など」を真剣に考えて、購入し応援しましたよ。もちろん掛け金は数百円程度です。
時々は「的中」することもありましたが、コロちゃんの購入額は全部でせいぜい1日に千円ぐらいですから、「勝ち額」も「負け額」もたかが知れています。
それでも自分が買った馬が先頭を走っている時などは、熱くなって大声で叫びましたよ。
「させ―、追い越せー、突っ込め―!」by青年コロちゃん
( `°罒°)イケー
たぶんこの感覚が「ギャンブラー」が夢中になる理由のひとつなのだろうなと思いましたよ。ただコロちゃんは、連れて行ってくれた「先輩職人」ほどは熱中しませんでしたね。
コロちゃんは、今一つ「ギャンブルに熱くならなかった」のですよ。
その会社をコロちゃんは、その後数か月で退職しましたが、その後「公営ギャンブル」に行ったことは一度もありませんでしたよ。
この会社は社員数が5名程度の「零細企業」でしたけど、今ネットで調べてみたら現在は「社員数13名で創業56年」と、まだつぶれずにありましたよ。
おー、あれから50年たっても生き残っていたのですね。
(o゚Д゚)オー
と言うことはコロちゃんが務めた1970年代初頭時には、まだ創業したばかりだったのですね。当時「5名の社員数」から、今では「13名」ですから「企業規模が3倍近く・・・うぷぷ」。
( ¯▽¯ )ウププ
いやいや、笑っちゃ失礼ですよね。生き残っているだけで立派なものですよ。
と言うことは、この「ギャンブル」の時にもしコロちゃんが熱くなっていたら、そのまま「先輩」と一緒にこの会社を辞めずに今までずっと勤めていたかも知れませんね。
考えてみれば「怖い話」ですよ。コロちゃんは今の人生に満足していますから、過去に戻りたいとは思いませんよ。
今日の「コロちゃん話」は「公営ギャンブルの話」でした。皆さん「仕事をさぼって」ギャンブルに行っちゃダメですよ。
(´罒`)ニシシ
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。

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