【社会考】大企業で「希望退職の嵐」が吹いているよ

社会

おはようございます。・・・痛い!
(T_T)うぅ…イタイ

朝から、いきなり何がコロちゃんに起こったのかというと、目が覚めたら「左肩が痛む」のですよ。少しでも「左腕を上げる」と「肩」にズキンと「痛み」が走ります。

ですからコロちゃんは、ベッドから起き上がることに苦労しましたよ。右手で「手すり」をつかんで、なんとか身体を持ち上げて起きましたよ。

改めて「左腕を回す」と・・・痛くて回すことも出来ない!

あらら、何したっけなー? 心当たりが全くありませんよ。

「寝違い?」かな? それとも「筋肉痛?」かな?
σ( ̄^ ̄)はて?

昨夜お風呂に入った時には、別に何でもありませんでしたね。それから、寝る直前に少し「腕の付け根」が痛かったような気がしますね。

コロちゃんは「ノートパソコン」を両手を使ってポチポチしていますけれど、左腕を「キーボード」から上に上げようとすると「痛み」が出ますよ。

まあ「原稿を書くこと」は出来ますから、まだ「良し」としておきましょう。取り敢えずは「様子見」ですよ。このまま「痛みが引く」ことも考えられますからね。

だけど「70代」になると、時々思いもかけない「身体の症状」が出ることがありますよね。先月もいきなり「背中の痛み」が出ていましたからね。

そのときは「2~3日で回復」していましたから、今回も同じように「数日で回復」することを祈りましょう。

そんな「肩の痛みのコロちゃん」が、今日は「大企業で希望退職の嵐が吹いているよ」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「三菱電機が最高益なのに希望退職募集だって?と、他にも希望退職募集は沢山あったよ」

☆「日本的経営が変わるのか?と、メインバンク制の崩壊と雇用慣行」

☆「ベアゼロと非正規雇用の導入と、日本的経営が変わるのか?」

☆「不景気の都度に希望退職じゃ不安だよと、コロちゃんとファミリーコンピューター」

1.「三菱電機が最高益なのに希望退職募集だって?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「三菱電機が希望退職募集/53歳以上 最高益下、若返り図る」との記事が目に入りました。

コロちゃんは、こんな話(大企業で希望退職募集)は最近あちこちで眼にしたな、と考えながらこの記事をジックリ読んでみることにしましたよ。

そうしましたら、「(三菱電機が)3期連続で最高益を見込む中、53歳以上の正社員などを対象に希望退職を募集する」との内容でしたね。

コロちゃんは、「業績不振の企業」が「リストラや希望退職」をすることはよく聞きますが、「最高益下で希望退職を募集する」ってあまり聞かないですよね。

その背景には、一体何があるのかと思いましたよ。

記事によると「三菱電機単体の従業員4万2000人のうち条件に当てはまる社員は約1万人」と書いていますが、「募集人員は定めていない」と報じています。

そしてこの「最高益下の希望退職募集」をする理由としては、「人員構成の若返りを図る」とも報じていますね。

コロちゃんはこの記事を読んで、「そう言えば最近同じように希望退職を募集した大企業の記事を呼んだよな」と思い出しましたよ。

コロちゃんは、今まで「日本の大企業」は「年功序列の終身雇用」が当たり前と考えていましたが、ひょっとしたら「この終身雇用をなくそうとしているのかも知れない」と考えてしまいましたね。

そこで、ちょっとこの「三菱電機の希望退職募集」について、ちょっと詳しく考察してみようと思い立ちましたよ。

なお、この「日経新聞」の「三菱電機が希望退職募集/53歳以上 最高益下、若返り図る」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

三菱電機が希望退職募集 53歳以上 最高益下、若返り図る - 日本経済新聞
三菱電機は8日、53歳以上の正社員などを対象に希望退職を募集すると発表した。通常の退職支援制度を拡充し、一時金を加算する特別措置を導入する。2026年3月期に3期連続で過去最高益を見込むなか、人員構成の若返りをはかる。26年3月15日時点で満53歳以上かつ勤続3年以上が経過した正社員と定年後再雇用者を対象とする。募集人...

2.「他にも希望退職募集は沢山あったよ」

さて、冒頭で「儲かっているのに希望退職募集」をする「三菱電機」に違和感を持ったコロちゃんですが、このような「希望退職募集をしている大企業」は最近増えてきています。

コロちゃんが、ちょっと調べただけども下記の「企業」がありましたよ。

◎「希望退職等を募集した大企業」

①「富士通」
 ・「2018年:2850人退職」
②「東芝」
 ・「2018年:823人退職」
③「NEC]
 ・「2018年:2170人が希望退職に応募」
④「富士ゼロックス」
 ・「全世界で1万人リストラ」

ふーむ、上記はどれもコロちゃんでも名前を知っている「大企業」ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

それに「最近の希望退職募集」を調べていたら、「東京商工リサーチ」が以下の発表をしていましたよ。

◎「2025年1~8月の希望退職募集」

①「希望退職募集上場企業数」
 ・「31社」
②「希望退職対象人数」
 ・「1万108人」
 ・「前年同期比1.4倍」

へー、半年で1万人以上も希望退職者が出ていますよ。結構多いですよね。
( ¯ㅿ¯)へー

コロちゃんが知っている「有名企業」では下記の名前が挙がっていましたよ。

❶「日産自動車」
 ・「世界全体で2万人」
❷「パナソニックHD」
 ・「国内5000人」
❸「ジャパンディスプレイ」
 ・「1483人」

またこれらの「希望退職」を発表した企業の損益は、「黒字企業が61%」で「赤字企業が「38%」と、冒頭の「三菱電機」と同じような「黒字企業」の方が多いのですよ。

コロちゃんは、これらの「黒字企業」でも「希望退職」を募集している様子を見ていて、これって「希望退職募集の嵐だ」と思いましたよ。

コロちゃんは、「日本の大企業の企業戦略」が大きく変化し始めた気配を感じていますよ。

3.「日本的経営が変わるのか?」

コロちゃんは、「1980年代」にもてはやされた「日本的雇用慣行」を思い出しましたよ。

「日本企業のあり方」で高度成長の絶頂期に、世界からも「ジャパン・アズ・ナンバーワン※」ともてはやされた「日本的労使慣行」がありました。下に書き出しますね。

(※ジャパン・アズ・ナンバーワン:1989年:著者:アメリカの社会学者エズラ・ヴォーゲル)

◎「日本的労使慣行」

①「終身雇用」
 ・「定年まで同一企業に勤め続けること」
②「年功序列」
 ・「勤続年数や年齢に応じて賃金や昇進が決定」
③「企業別組合」
 ・「企業と従業員の協調関係を構築」

コロちゃんは、1980年代に「アメリカに次ぐ自由世界第2位」となって絶頂期を迎えた日本経済が、その理由として、上記の「①~③の日本的労使関係が優れているから」と自慢していたことを憶えていますよ。

ただこの「1980年代の絶頂期」も、その後の「1991年のバブル崩壊」以降は転落の歴史をたどりましたね。

しかし、上記の「日本的労使慣行」の「①終身雇用、②年功序列、③企業別組合」は、「失われた30年」を経ても変わることはありませんでした、つい最近まではね。

それが、冒頭の「大企業の希望退職募集」を見ていると、ひょっとしたら「今変ろうとしている」のではないかとコロちゃんは思ったのですよ。

だって「日本的労使関係の3本柱」の1つは「終身雇用」ですよ。

「企業経営者」は「社員を定年までの安定した雇用を保証する」のが「終身雇用」ですから、「希望退職」などはあり得ないのですよ。

そこで、次にコロちゃんが「日本の大企業」が「なぜ今変わろうとしていると思ったのか?」の理由をちょっと書いてみますね。

4.「メインバンク制の崩壊と雇用慣行」

コロちゃんが以前読んだ「経済書」の中で、その著者が学生時代に教授に聞いた「雇用慣行の話」が掲載さていました。以下の話でしたよ。

「日本企業の雇用慣行(終身雇用)は、メインバンク制が崩壊したら維持できずに無くなるだろう」by著名な経済学教授

この「著名な教授」の話は、たぶん1970年代頃のことだと思われます。当時の「大企業」は、それぞれが「メインバンク」を資金の後ろ盾としていたのです。

現在では、それらの「大企業」のほとんどは「無借金経営」と変わりましたが、これは2000年代以以降になってからのことなのですよ。

経済には必ず「景気の変動」があります。「景気」は必ず「好景気」と「不景気」が繰り返されるサイクルをつくるのです。

欧米の企業では、「不景気」になると「雇用者をレイオフ(一時解雇)」します。そして「好景気」になると再び「雇用」することが行なわれています。

ところが「日本」では、「不景気」になっても「レイオフ(一時解雇)」することが出来ません。

その時には「メインバンク」が資金を出して「不景気下の企業」を支えていたのが「メインバンク制」だったのです。

だから、上記の「経済学教授」は、「メインバンク制」が崩れれば「企業は雇用慣行(終身雇用)」を維持できないと言っていたというわけです。

ところが実際の「歴史」は、この「著名な経済学教授の予言」とは全く違った方向へと進みました。

1990年代末の「銀行危機」の後に「メインバンク制」が崩壊した後も、「企業は雇用慣行(終身雇用)」を維持し続けたのです。

「著名な教授の予言」は外れたのですよね。それでは、その時の「企業経営者」が選択した道を次に書いて見ましょう。

5.「ベアゼロと非正規雇用の導入」

「メインバンク制」が崩壊した後とは、時代的には「1990年代後半から2000年代前半」になります。当時の総理大臣は「小泉純一郎氏」でした。

コロちゃんは、リアルタイムに見ていましたが「聖域なき構造改革」をスローガンに「変革への道」を期待させる時代でしたよ。
(後から見れば日本は何も変わりませんでした)

それでは「欧米」のように「不景気下でのレイオフ」が出来ない「日本の企業経営者」が、選んだ道はどんな道だったのでしょうか?

それは、「雇用慣行(終身雇用)」の変革(終焉)ではありませんでした。

その「不景気の安全弁」を、「ベアゼロ」と「正社員の非正規雇用への置き換え」によって代替えすることにしたのです。

この「ベアゼロ」については、当時の「経団連と連合の密約説」がありますよ。

「経団連と連合」との間にどんな「密約」があったのかというと、「企業が正社員の雇用を守る代わりに労組は今後賃上げを要求しない」と言うものです。

コロちゃんが、この「密約説」を知ったのは、「物価の神様」と名高い「渡辺東大教授」の著書の「物価を考える:著:渡辺努:2024年:日本経済新聞出版」の中に書かれていたのですよ。

この本の中で、著者の「渡辺教授」は経済学者の「早川英男氏」とのレストランでの会話を紹介しています。以下ですよ。

「(1990年代の末に経営者たちが)賃金が高い日本では、このままでは到底中国と戦えない。賃金を抑えるべきだ(と提案し)、1997年頃に労使の密約があったと考えている」by早川英男氏

この後段の「1997年頃に労使の密約があったと考えている」という部分が「経団連と連合幹部のベアゼロ密約」というわけですよ。

この「早川英男氏」は、やはり「経済学者」の方ですね。「日本銀行」の出身で、現在は「東京財団政策研究所主席研究員」をお勤めになられています。

この時に、その「ベアゼロ」ともう一つは「正社員の非正規雇用への置き換え」が進められました。

「不景気時には非正規雇用の雇止め」をすることで「正社員の雇用慣行(終身雇用)」を守ったのですよ。

コロちゃんは、「年越し派遣村」を思い出しましたよ。

この「年越し派遣村」は、2008年の「リーマンショック」の後に、2008年12月~2009年1月にかけて「東京の日比谷公園内」に開設されています。

およそ「500人の失業者」が集まったとされていますね。この方たちは「日本企業」が「正社員を非正規雇用にへ転換した」ことの被害者と言えると思いますよ。

この2008年の「失業者たち」は「企業の景気の安全弁」として使い捨てられたのですよ。その代わりに「正社員」は「希望退職」をしなくてすんでいたのです。

さて、ここで書きたいのは「企業の雇用慣行(終身雇用制)」の変化についてです。

その視点からは、上記のように2000年代初頭から「ベアゼロ」と「非正規雇用」で守られてきた「日本の雇用慣行(終身雇用)」が、25年を経て今変ろうとしています。

それは「ベアゼロの終焉」ですよ。それも最近変わったのですよ。次に見てみましょう。

6.「ベアゼロの終焉は2年前からだよ」

さて「企業の雇用慣行(終身雇用)」を支えていた2本柱を、上記見てきましたね。もう一度下に書きますよ。

◎「企業の雇用慣行(終身雇用)を支えた柱」

①「ベアゼロ」
②「非正規雇用」

この内の「①ベアゼロ」は、既に2年前の「2023年に終焉」しています。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 主要企業春季賃上げ率」より

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0402.html
(出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 早わかり グラフでみる長期労働統計より:9月10日利用)

上記のグラフは、「独立行政法人:労働政策研究・研修機構」が発表した1956~2025年の「主要企業春季賃上げ率の推移」です。

上記のグラフのバックデータを確認すると、以下の通りとなっていました。

◎「主要企業春季賃上げ率:2%を下回った年は➁~⑬です」

➀「2001年:2.01%」
②「2002年:1.66%」
③「2003年:1.63%」
➃「2004年:1.67%」
⑤「2005年:1.71%」
⑥「2006年:1.79%」
⑦「2007年:1.87%」
⑧「2008年:1.99%」
⑨「2009年:1.83%」
⑩「2010年:1.82%」
⑪「2011年:1.83%」
⑫「2012年:1.78%」
⑬「2013年:1.80%」
⑭「2014年:2.19%」
⑭「2015年:2.38%」
⑮「2016年:2.14%」
⑯「2017年:2.11%」
⑰「2018年:2.26%」
⑱「2019年:2.18%」
⑲「2020年:2.00%」
⑳「2021年:2.18%」
㉑「2022年:2.20%」

㉒「2023年:3.36%」ベアゼロ終焉
㉓「2024年:5.33%」
㉔「2025年:5.52%」

図2 主要企業春季賃上げ率|早わかり グラフでみる長期労働統計|労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働に関する各種統計調査結果や指標の情報。更新は随時。データのダウンロードも。

(出典:独立行政法人:労働政策研究・研修機構:早わかり グラフでみる長期労働統計より:9月10日利用)

ふー、疲れた。やっと書き終わったよ。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

ふーむ、「➀2001年:2.01%」から「㉑2022年:2.20%」の22年間は、ほぼ「ベアゼロ」ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

上記の「春闘の賃上げ」は、「定期昇給」+「ベースアップ」で構成されます。この「定期昇給分」は、実は「賃上げ」ではありません。その理由は以下ですよ。

だいたい「日本企業の定期昇給分は2%程度」と言われています。

この「定期昇給」は、毎年一定金額が上昇しますが、経営者にとっては「毎年高い給与の定年退職者」と「低い給与の若い新入社員」が交代しますので「賃金総額」は変わりません。

ですから「ベースアップ」こそが、「真水」の経営者の「負担増加分」なのです。

ここに「定期昇給のマジック」があります。

「定期昇給2%+ベアゼロ」だと、「社員は年齢が上がるごとに毎年2%の賃金上昇」を実感しますが、経営者にとって「賃金総額は変わらない」のです。

その視点で、上記を見ると「ハッキリベアゼロが終焉した」のは「㉒2023年:3.36%」からですね。まだ3年足らずなのですよ。だけど「企業経営者」はすでに動き始めていますね。

ここまで「日本の雇用慣行(終身雇用)」を巡る動きを見てきました。

既に「日本の雇用慣行(終身雇用)」を守る「2本柱」のうちの「1本」である「ベアゼロ」は終焉しています。

もし「経団連と連合に密約」があったとすれば、「ベアゼロ」が終焉したのだから「雇用を守る」と言う密約も「もう守らなくてもよいよね」と「経団連」は思うでしょうね。

そして「非正規雇用」も今以上に増やすこと難しくなっています。足元では「正社員」の数が増えているのですよ。

そうなると「企業経営者」は、もう誰にはばかることなく堂々と「希望退職募集」をすることができるようになったのですよ。

「企業経営者」は、いよいよ「日本の雇用慣行(終身雇用)」に手を付け始めたというのが、コロちゃんの「最近の企業の希望退職募集の嵐」への見方ですよ。

つまり2年前から「日本の大企業群」が「企業戦略」を大きく転換させたのではないかと思われるのですよ。

しかし、「ベアゼロ密約(がもしあれば)」を20年以上も隠し続けた「大企業経営者」ですよ。

今回も「雇用慣行(終身雇用)」を変更するとしても、一切公表することはないでしょうね。いつの間にか変わっていたとするとコロちゃんは考えていますよ。

7.「不景気の都度に希望退職じゃ不安だよ」

さてここでコロちゃんの考え方を書きますね。

ここまで書いてあることは、あくまでも「市井のおじいちゃん」であるコロちゃんの見方ですからね。果たして正しいかどうかの判断は、それぞれの読者様にお任せしますね。

その上で言いたいのですが、「不景気の安全弁」がなくなったからと言って、そのたびに「希望退職」を募られるのでは、「社員は人生の計画」も立てられませんよ。

「企業経営者」は、確かに「企業を成長させる義務」を負っているのでしょうけれど、「社員の人生」も背負っているのですよね。

だったら「最高益で人員整理」などはやるべきではないでしょう。コロちゃんは、直ぐに頭に「内部留保金」と「自社株買い金額」が思い浮かびましたよ。

ここでは、その詳細を書きませんが、かつての「日本企業」は「メインバンク制」に守られていたかも知れません。そして、今ではそれらがなくなっていることも事実ですよね。

しかし、今ではその代わりに「分厚い内部留保金+自社株買いをする余裕資金」があるじゃないですか。

現在の日本企業は「ない袖は振れない」状態ではありません。「豊富な資金」を抱えているのですよ。

そのごく一部を使うだけでも「不景気の安全弁」は、確保できるものとコロちゃんは考えていますよ。

「資本主義社会の企業のあり方」は、「日本社会を壊すものではあってはならない」というのがコロちゃんの考えですよ。

8.「コロちゃんとファミリーコンピューター」

さて今日は、「大企業で希望退職の嵐が吹いているよ」をテーマに考察してみましたよ。

ちょっとコロちゃんの見方と考えを書きましたが、もし誤りがありましたら「素人のおじいちゃんの言う事」としてご容赦願いますね。

最後の「コロちゃん話」は、「希望退職」繫がりで「コロちゃんが転職した時代のある出来事」を書いてみましょう。

コロちゃんは、「30代」の時にそれまで勤めていた会社から、新しい会社に転職をしています。1980年代の半ば過ぎのことでしたね。

この時のコロちゃんには、妻と2人の幼児がいました。そんな時に子どもの誕生日のプレゼントとして「ニンテンドーのファミリーコンピューター」を購入したのです。

この「ニンテンドーのフォアミコン」は、1983年に発売されていたのですが、当時人気が大爆発していました。

コロちゃんが、どこの「おもちゃ屋さん」を回っても、みんな売り切れで手に入らなかったのです。それがようやく手に入ったのは、確か1987年頃のことでしたよ。

当時の「カセット」だったソフトは、「ドラゴンクエスト・リンクの冒険・グーニーズなど」を購入していましたよ。

この時の子どもたちは、まだ「幼稚園前」でしたから、「夢中になって遊んでいたのは長男」でした。もちろんコロちゃんもおなじように「夢中になって」コントローラーを、長男と取り合いしましたよ。

そんなある日のことです。

コロちゃんがお仕事の「夜勤明け」で帰宅したら、妻が「長男がケガをした」と言うのです。なにたいしたとはありませんでしたよ。膝小僧を擦りむいたのですよ。

コロちゃんは、「何があったの?」と妻に聞きましたよ。

そうしましたら「昨夜に長男がどうしてもファミコンをやりたいと言うので、自転車(補助輪付き)で家の前の一角を1周してくるならばイイよ」と言ったそうなのですよ。

当時のコロちゃん一家の住んでいた「借家」の前には、四角い「ロの字」の住宅街の狭い道路があったのです。

周囲の住民の車以外は入って来ない、夜になれば真っ暗になるような狭い道路でしたよ。

「長男」は怖がりでしたから、1人で暗い道などへ出られないと妻は考えたようですね。

ところが「ファミコン」をやりたい一心の長男は、「うん!」と頷くや否や、勢いよく外へ出て行って、力いっぱい自転車をこいで走ったところ、カーブを曲がり切れずに「ブロック塀」にガシャーン!

とまあ、こんな「風景」が昨晩にあったと妻が言ったのですよ。

うーん、確かにファミコンは面白いからなー。
(´ヘ`;)ウーン

実はコロちゃんは、子どもたちと妻が寝た後もコッソリとこの「ファミコン」で遊んでいたのですよ。だから、この時にはとても「長男を叱ること」はできませんでしたよ。

だけど、この頃のコロちゃんは、いずれ年をとって「時間」がイヤって言うほどあるようになったら、これらの「ゲーム三昧の生活をするぞ」と思っていましたよ。

しかし、現実に「リタイヤ生活」になって見ると、もう「テレビゲーム」などをやる気はすっかりなくなっていましたよ。

なかなか「人生」は、「若い時に思ったようにはいかない」と言うリアルな話でしたよ。いまからもう「40年近く前のこと」でしたよ。

どうか当時の「コロちゃん親子の話」を、笑って読んでいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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