【経済考】賃上げが続いているのに、なぜ生活が楽にならないの?──パワーカップルも実質可処分所得は減っていたと驚いたコロちゃん

経済
イラストは生成AI(Gemini)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「みんな仲良く貧乏になった日本だよ」

☆「賃上げが続いているのに、なぜか生活が楽にならない」

☆「暮らし向きは『ゆとりがなくなってきた』が6割を超えたよ」

☆「パワーカップルも実質可処分所得の低下に苦しんでいる?」

☆「物価が上がるなら、賃金をもっと上げれば良いよね」

☆「コロちゃんと六三四の剣」

1.「みんな仲良く貧乏になった日本だよ」

コロちゃんは、毎朝新聞を読みながら興味のある記事は必ずチェックしていますが、時々ネットで「所得の増加の現状など」についても幅広くチェックすることがあります。

そんな中で、少し驚いた「レポート」を見つけたのです。

コロちゃんは、「物価上昇」は続いていますが「大企業の会社員は5%を超える春闘賃上げ率」を得ていますから、「会社員の上層」では「所得が増えている」と思っていたのですよね。

ところが、今からご紹介する「レポート」は、なんと「全所得階層の2022年⇒2025年の実質可処分所得(※)平均値でみると減少していた」というものだったのですよね。

(※実質可処分所得:物価の影響を差し引いた本当の手取り額)

コロちゃんは、この「レポート」を読んだ後に、これって「みんな仲良く貧乏になった日本だ」と思いましたよ。

この「レポート」は、「ニッセイ基礎研究所」の「久我尚子上席研究員」の「世帯年収別にみた家計収支の現状(2025年)-賃上げ3年目、それでも重い物価の壁」です。

だけど、意外だったなー。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

コロちゃんは、「2022年から始まったインフレ時代」と「2024年以降の春闘で5%以上の賃上げの時代」の恩恵は、一部の「高所得層に限られていた」と思っていたのですよね。

それが、この「レポート」では「すべての所得階層で実質可処分所得(※)が減っていた」としているのですよね。

(※実質可処分所得:物価の影響を差し引いた本当の手取り額)

つまり「高所得層」ですら、「実質可処分所得」は低下していたのですよね。

それでは、次にこの内容の一部をご紹介しますね。

2.「賃上げが続いているのに、なぜか生活が楽にならない」

コロちゃんが、読んで驚いた「久我ニッセイ基礎研究所上席研究員」のレポートは、以下の書き出しから始まっています。

「『賃上げが続いているのに、なぜか生活が楽にならない』──そうした声が、この3年間、多くの家庭から聞こえてきた」

上記の書き出しから始まったこの「レポート」は、その謎を「データ」で解き明かしていますよ。

「久我上席研究員」は「総務省の家計調査の年間収入十分階級位別データ」から、「2022年⇒2025年」の「所得・実収入・可処分所得」などの「変化」を分かりやすく数値で示しているのですよね。

コロちゃんは、その「一部」を書き出してご紹介しますが、それでも「所得十分位」なのでなかなか全体像を見るのが大変ですよね。

「書き出した数値」は、以下の4つに絞りました。なお、これは「世帯所得」ですよ。下記でしたよ。

◎「世帯年収別にみた家計収支の現状」
 (2022⇒2025年)

①「実収入」
 ・「税込み月収

②「可処分所得」
 ・「税込み月収から税・社会保険料を差し引いた手取り額

③「可処分所得の名目増減率」
 ・「2022⇒2025年」
 ・「手取り月収の増減率」
  (物価を考慮しない月収の増加率)

④「可処分所得の実質増減率」
 ・「2022⇒2025年」
 ・「手取り月収増減率に物価上昇率を考慮した実質増減率」

うーむ、ちょっとわかりにくいのが、上記の「④可処分所得の実質増減率(2022⇒2025年)」ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

ただ、この「レポート」の肝がこの最後の「④可処分所得の実質増減率(2022⇒2025年)」です。これは「手取り収入から物価の変動を差し引いた金額の増減率」です。

これが「レポート」の「賃上げが続いているのに、なぜか生活が楽にならない」の答えなのですよね。

つまり「月給が3%」上がっても、「物価が4%」上がったら、実質手取りは「マイナス1%」になっちゃったと書けばイメージしやすいと思いますよ。

この「実質手取りマイナス1%」が、上記の「④可処分所得の実質増減率(2022⇒2025年)」なのですよね。

さて下記をご覧ください。皆さんも驚くと思いますよ。

どうぞ、皆さんの「月給」と比べて「2022年から2025年」の3年間に、ご自分の家庭がどの位「貧しくなったのか?」をお考え下さいね。

下記は「世帯所得十分位」ですから、一番初めの「①が所得が一番低いクラス」で、段々「所得上位クラス」へと進んでいき「⑩が一番所得が高いクラス」となっていますよ。

◎「世帯年収別にみた家計収支の現状」
 (年間収入十分位)
 (実収入・可処分所得は2025年の分)
 (増減率は2022⇒2025年)
 (1000円以下切り捨て)

①「2025年の実収入:月31.8万円」税込み
 ・「可処分所得  :月27.8万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :   +6.5%」
 ・「実質増減率  :  -4.0%」
  (コロちゃんはココ)

②「2025年の実収入:月41.0万円」税込み
 ・「可処分所得 :月35.4万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :   +6.5%」
 ・「実質増減率  :  -4.1%」

③「2025年の実収入:月46.6万円」税込み
 ・「可処分所得  :月39.4万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率:    +7.8%」
 ・「実質増減率:    -2.9%」

④「2025年の実収入:月52.0万円」税込み
 ・「可処分所得 :月44.0万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :  +10.1%」
 ・「実質増減率  :   -0.8%」

⑤「2025年の実収入:月55.6万円」税込み
 ・「可処分所得 :月46.3万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :   +4.9%」
 ・「実質増減率  : -5.5%」

⑥「2025年の実収入:月62.9万円」税込み
 ・「可処分所得 :月51.7万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :  + 7.8%」
 ・「実質増減率  : -2.9%」

⑦「2025年の実収入:月68.4万円」税込み
 ・「可処分所得 :月56.0万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :   +3.0%」
 ・「実質増減率  : -7.2%」

⑧「2025年の実収入:月76.9万円」税込み
 ・「可処分所得  :月62.1万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :  +5.3%」
 ・「実質増減率  : -5.2%」

⑨「2025年の実収入:月92.9万円」税込み
 ・「可処分所得  :月73.7万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :  +7.6%」
 ・「実質増減率  : -3.1%」

⑩「2025年の実収入:月125.3万円」税込み
 ・「可処分所得  : 月95.4万円」税社保ぬき
 ・「名目増減率  :  +5.3%」
 ・「実質増減率  :   -5.1%」

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=85037?site=nli
(出典:ニッセイ基礎研究所 世帯年収別にみた家計収支の現状2025年より:4月16日利用)

ふー、疲れた。やっと書き終わったよ。

ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

だけど、上記を見て驚きますよね。というのも「世帯所得十分位すべての世帯」で、2022年から2025年の3年間で「実質可処分所得(※)が低下」していたのですよ。

(※実質可処分所得:物価の影響を差し引いた本当の手取り額)

ほらほら、上記で「黒太字」になっている「実質増減率は①~⑩」のすべてが「マイナス」に沈んでいますよ。
(  ̄O ̄)ホラホラ

ただ実際の「手取り額の方」は、全部で「増加」しているのですよ。

つまり「十分位のすべての階層」が、「受け取った給料は増えた」が、「物価上昇率」を差し引いたら「実質的には下がっていた」となりますよ。

「名目の増加率」が最大だったのは、「④の階層の2025年の実収入:月52.0万円」で「名目増減率は10.1%」も増えています。

しかし、この「④月52.0万円の世帯」でも「実質増減率は-0.8%」に沈んでいます。

その「実質可処分所得」のみを、下記にもう一度「全十分位」を書き出しますね。以下でしたよ。

◎「2022年⇒2025年の実質可処分所得の減少率」
 (十分位は貧しい順)

①「第1分位 :-4.0%」コロちゃんはココ
②「第2分位 :ー4.1%」
③「第3分位 :-2.9%」
④「第4分位 :-0.8%」最小
⑤「第5分位 :-5.5%」
⑥「第6分位 :-2.9%」
⑦「第7分位 :-7.2%」最大
⑧「第8分位 :-5.2%」
⑨「第9分位 :-3.1%」
⑩「第10分位:-5.1%」

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=85037?site=nli
(出典:ニッセイ基礎研究所 世帯年収別にみた家計収支の現状2025年より:4月16日利用)

うーん、上記を見ると「一番減ったのが⑦第7分位で月収は手取りが月57万円の世帯」ですよね。
(´ヘ`;) ウーン

そして「所得中位〜上位層」の「⑤第5分位-5.5%・⑦第7分位-7.2%・⑧第8分位-5.2%・⑩第10分位-5.1%」と、いずれも「-5%以上」で大きく減っているのが目立ちますよね。

つまり「中位~高所得層」ほど、「実質可処分所得の低下が大きい」のですよ。

このことを「久我上席研究員」は、「賃上げの恩恵が、必ずしも年収の高い層に十分届いているわけではない点は、この3年間の家計動向における重要な特徴の一つである」と書いていますよ。

へー、これには「高所得層がウハウハ喜んでいるんじゃなかったよ」とびっくりしたコロちゃんでしたよ。
( ¯ㅿ¯)へー

この実態じゃあ、この「レポート冒頭」の「賃上げが続いているのに、なぜか生活が楽にならない」との声が聞こえるのも、当たり前のことだと思ったコロちゃんでしたよ。

なお、この「久我ニッセイ基礎研究所上席研究員」のレポート「世帯年収別にみた家計収支の現状(2025年)」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

世帯年収別にみた家計収支の現状(2025年)-賃上げ3年目、それでも重い物価の壁
本稿では、総務省「家計調査」の年間収入十分位階級別データを用いて、二人以上勤労者世帯の2022年から2025年にかけての家計収支の変化を分析した。春闘賃上げ率が5%台に達したこの3年間、名目では全層で収入が増加した...

3.「暮らし向きは『ゆとりがなくなってきた』が6割を超えたよ」

コロちゃんは、今回の「インフレ時代」が「2022年の春から始まった」と考えているのですよね。

それ以前は「1990年代後半」から「2021年まで」の約30年間は、長く続いた「デフレの時代」だったのですよ。

下記でその「2022年以降の物価上昇率」を見ておきますね。以下でしたよ。

◎「最近の日本の物価上昇率」
 (総合)

①「2021年:-0.2%」
②「2022年:+2.5%」(インフレ時代開始)
③「2023年:+3.2%」
④「2024年:+2.7%」
⑤「2025年:+3.2%」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r08/2602p/dl/pdf2602p.pdf
(出典:厚生労働省 毎月勤労統計調査 2026年2月分結果速報より:4月16日利用)

うーむ、上記を見ると「約30年間続いた物価が上がらないデフレ経済」が終わって、「物価上昇」が始まったのは「②の2022年」からですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

この「物価の上昇(インフレ時代への突入)」によって、コロちゃんたち庶民の生活が圧迫されてきているというわけなのですよね。

そこで、どのくらいの皆さんが「生活が苦しい」とお考えになっているのかを、「日銀のアンケート調査」から見ておきましょう。

以下は、「日銀」が定期的に行なっている「生活意識に関するアンケート調査」からですよ。最新の調査は、昨年「2025年の12月調査」でしたよ。下記でしたよ。

◎「Q.1年前と比べて、あなたの暮らし向きがどう変わったと感じますか?」
(小数点以下切り捨て)

①「ゆとりが出てきた    : 5%」
②「どちらともいえない  :37%」
③「ゆとりがなくなってきた:57%」

https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2601.pdf
(出典:日本銀行 生活意識に関するアンケート調査 2025年12月調査より:4月16日利用)

ふーむ、やはり「③ゆとりがなくなってきた57%」と、約6割の方が回答していますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

コロちゃんは、今回の「インフレ時代」はそう簡単には収束しないと思い始めているのですよね。そうなると、今後はもっと「ゆとりが無くなる人」が増えるのではないかと懸念していますよ。

4.「パワーカップルも実質可処分所得の低下に苦しんでいる?」

今日読んだ「久我ニッセイ基礎研究所上席研究員」のレポートの「世帯年収別にみた家計収支の現状(2025年)」では、「一部の中~高所得層で減少が大きい傾向」となっていましたよね。

この「レポート」では、以下のような記載もあったのですよね。

「Ⅴ~Ⅹ層は・・・全体平均以上の子育て層だが、なかでもⅦ~Ⅹ層は住宅ローンを返済中の世帯が41~45%と高く子育て・住宅費・物価高が同時に家計を圧迫する状況がより深刻になっている」

上記の「Ⅴ~Ⅹ層」とは、「所得十分位」の「上位5分位層」ですよね。その層が「世帯当たりの平均子ども数0.84人」以上の子育て層(平均0.84~0.97人)」というのですよ。

これは分かりやすいですよね。これって「世帯所得が高いほど子どもが多い」ということですからね。

しかし、「7分位~10分位の高所得層」が、「住宅ローン・子育て・物価高」の中で「実質可処分所得の減少率が高く」なって苦しんでいると書いているのですよね。

こうなると、タワーマンションに住んでいる「パワーカップル共働き夫婦」も「住宅ローンと子育ての費用」で決して「楽な家計ではない」と思えてきましたよね。

聞くところでは、「東京23区内のタワーマンション」では「管理費と修繕積立金」の合計が「月5~10万円」にもなることもあるとも言われていますね。

そうなると、「共働きで世帯年収1500万円以上」でも「生活は楽ではない」という世帯があっても不思議はないとコロちゃんは考えましたよ。

今回の2022年から始まった「物価上昇のインフレ時代」は、その「入り口で(2022年⇒2025年)」、すべての所得階層の「実質可処分所得を減らした」となっていました。

しかも「中位~高所得層」ほど「減っていた」となっていたのですよね。

そこでコロちゃんは、このような「賃金が上がっている」のに、「物価がそれ以上に上がり続けて」、「すべての所得階層が実質的な賃下げになっている現状」をどうしたら良いのかを考えてみましたよ。

5.「物価が上がるなら、賃金をもっと上げれば良いよね」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

前項の「すべての所得階層が実質的な賃下げになっている現状」をどうやったら変えられるのか?

別に「言うだけ」なら難しくはありません。「①物価を下げる」か「②賃金を上げる」かの2通りの選択肢しかありません。

そこでコロちゃんは、最初の「①物価を下げること」ができるかどうかを、ちょっと考えてみましたよ。

「日本銀行の植田総裁」は、「物価の上昇」について「2つの力」を提示しています。以下でしたよ。

◎「日本銀行の植田総裁が語る物価上昇への2つの力」

①「第1の力」
 ・「海外発のコスト押し上げ」
  (一時的)

②「第2の力」
 ・「国内の賃金・物価の好循環」
  (持続的)

③「日銀の望むシナリオ」
 ・「今後は第1の力が弱まる中で、第2の力が強まりつつ安定的な2%の物価上昇率を達成する」

コロちゃんは、「日銀が政策金利を上げれば物価は下がる」と考えていますが、その「日銀」は現在「全力を挙げて物価を上げようとしている」のですよね。

ですから、上記の「一時的な第1の力(海外要因)」が弱まってきたら、たちまち「デフレに逆戻り」するのが不安で「日銀は金利を上げられない」とコロちゃんは見ていますよ。

そして「産業界」は、「金利を上げること」に反対していますよね。「金利を上げる」と景気にブレーキがかかりますからね。

そのような風景を見てきたコロちゃんは、もう「実質賃金を上げる」には「もっと徹底した賃上げ」を社会全体の階層で進めないと無理だと感じていますよ。

だって、上記の「第1の力」の「海外要因の物価上昇」なんて「日本政府」が止められるわけないですよね。

そうなると「物価上昇」が止められないなら、「賃金を上げる」しかないですよ。

「パンが無ければケーキを食べればよいじゃない※」ですよ。

(※フランス王妃のマリー・アントワネットの言葉とされているが今ではそうではないことが明らかになっている)

それには「春闘」に「政労使会議」で圧力をかけるだけではダメですよ。その程度ではまるで足りませんよ。

「民間企業の賃上げ額」は、全国の無数の社長さんたちが決めるのですからね。

そんな「大勢の社長さん」たちが、皆そろって「5%以上の賃上げ」をすることを期待したのが最初から間違っていたのですよ。

コロちゃんの「2026年度の厚生年金の改定額(賃上げ額)は2.1%」でしたけど、これを「5%以上に引き上げ」ましょうよ。

「年金の大幅賃上げ」ですよ。

そして「すべての国家公務員・地方公務員」の「人事院勧告(民間の賃上げ)」を、「2025年度の3.6%」から、これも「5%以上」に引き上げましょうよ。

「隗より始めよ(※)」って言うでしょう。「政府」が自ら率先して「賃上げ」をしましょうよ。

(※隗より始めよ:物事は言い出したものから始めよ:中国:戦国策:燕策の故事より)

コロちゃんは、冒頭の「久我ニッセイ基礎研究所上席研究員」のレポートを読んで、「2022年から3年後の2025年」に「すべての所得階層の実質可処分所得が低下していた」ことに衝撃をうけましたよ。

「アメリカの大統領選挙」では、「有名な決めゼリフ」があると言われています。下記ですよ。

「Are you better off now than you were four years ago?(4年前と比べて今の暮らしは良くなったかい?)」

「岸田元総理」の「経済の好循環路線」は、「2022年の春闘」から始まっています。もう「4年間」が過ぎ去っていますね。

その結果が、上記の「すべての所得階層の実質可処分所得が低下していた」という現実です。

これを冷静に見つめるならば、もっと「踏み込んだ賃上げ政策」に取り組んでもらいたいと思ったコロちゃんでしたよ。

「物価を下げられない」ならば、「賃金を上げる・年金をあげる・公務員の賃金を上げる」しかないとコロちゃんは考えていますよ。

6.「コロちゃんと六三四の剣」

さて今日は、「賃上げが続いているのに、なぜ生活が楽にならないの?」という謎のテーマを探ってみましたよ。

現在の社会では、「格差の拡大」が共通認識にまでなっていると思いますから、てっきり「高所得層」は所得が増えていると思っていましたが、それは間違っていましたよ。

いずれにしろ、「すべての所得階層の実質可処分所得が低下」するような社会は、このままでは「持続可能性がない」のは明らかです。

こうなったら、できるだけ早く「新しい経済対策」を発表して欲しいと思ったコロちゃんでしたよ。このままではダメですよね。

今日のコロちゃんは、あらためて「2022年から始まったインフレの時代」がどうやら「みんなを幸せにする社会ではなさそうだ」と、落胆しながらジッと見つめていますよ。

最後の「コロちゃん話」は、コロちゃんの「次男」が中学に入学したころの「1990年代の話」を書いてみますね。

今日の考察の中で、「所得階層十分位」が出てきましたけれど、コロちゃんの今までの人生の「所得階層」は、ずっと「中の下」か「下の上」のクラスだったと考えていたのですよね。

今「1990年代」の「第5分位~第6分位の平均所得」を見てみると、「年収550~750万円」とありますから、当時のコロちゃんの所得階層はちょうど真ん中ぐらいでしたね。

しかし「コロちゃんの意識」では、「所得上位」とは「東京都内に一軒家を保有」して、「自家用車はクラウン」で、「子どもの服装はミキハウス」でしたよ。

それと比べると、1990年代のコロちゃんちは「埼玉県の北部にやっと住宅ローンの家」で、「自家用車は小型のファミリーカー」で、「子ども服はお下がり」でした。

この様に「コロちゃんちの生活レベル」は、「社会の真ん中から下」と考えていた「1990年代の青年コロちゃん」でしたが、「次男が中学校に進学した時のエピソード」があります。

それは「次男」が「中学校」に入学した時に持って帰ってきたプリントを、妻が読みながら「あんたは剣道部はダメよ」と言ったというのですよね。

これは言うまでもなく、そのプリントに「剣道部の防具の購入金額」が記載されていたからだと思われますよね。

このエピソードは、コロちゃんが最近になって「次男」から聞いたことです。「昭和の親父だったコロちゃん」は、このような「子育て事情」はすべて妻に丸投げしていたのですよね。

いま調べてみると、「1990年代の剣道の防具」の相場は「面・甲手・胴・垂が8~12万円」+「道着・袴、竹刀、防具袋で3~5万円」だったとありましたよ。

1990年代当時の「コロちゃんちの家計」からは、おいそれと出すことがためらわれる金額だったと思われますね。

その妻の言葉を聞いて「次男」は、「あー、うちはそういう(階層の)家庭なんだ」と思って「剣道部を選択肢から外した」と言っていましたね。

確か「次男」は、その後「中学では卓球部」に入っていたとコロちゃんは記憶していますよ。

うんうん、「卓球部」なら必要なのは、「ラケットとボール」だけですから「清貧なクラブ活動」ですよね。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

さらに「長男の中学の部活」は「水泳部」だったと聞きましたよ。「水泳部」なら必要な資材は「水泳パンツ1枚」ですからね。更に「清貧なクラブ活動」でしたよ。

まあ「次男」も「剣道部」を最初からやりたいと思っていたわけではないと思いますけどね。

しかし、「次男」はコロちゃんちの所得階層が低かったから、「六三四の剣の主人公(※)」になり損ねました。残念でしたね。

(※六三四の剣:正統派剣道コミック:1981年:作・村上もとか:少年サンデー)

今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんの人生の大部分は「所得階層が真ん中から下だった」と、その「被害者」は「剣道部をあきらめた次男だった」という話でしたよ。

ちなみに、現在のコロちゃんの「年金所得」も「中の下」ですよね。どうやら「コロちゃんの人生」は一生「中の下」で終わりそうですよ。

まあ「それで十分幸せな人生だ」とコロちゃんは思っていますけどね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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