おはようございます。
コロちゃん
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
「あれっ、コロちゃんどうしたの?」
いえね、さっき居間の天井の蛍光灯を交換したんですよ。年末だし、部屋のライトが最近ちょっと暗くなってきたなーと思っていたんですよ。
それで、サイズをスマホで「写メ」して、ヤ〇ダ電機で蛍光管を購入して、天井直付けの蛍光灯を交換したんですけど、「天井直付け」の蛍光灯だからもう大変です。
コロちゃんが机の上に上がって、ふらふらしながら思いっきり背伸びして、なんとか蛍光管を交換しましたよ。あー疲れたハアハアハア。
ゼイゼイ(||´Д`)ハーハー
これでやっと明るい光の元で、ブログのカキコキが出来ますよ。明るい光があると、「明るい原稿」がカキコキできるかなー?
なお、下のフォトはコロちゃんが蛍光管をスマホで「写メ」したものです。
この「写メ」を、ヤ〇ダ電機の店員さんにお見せしながら「これください」と言って探してもらったんですよ。
コロちゃんは、もうおじいちゃんですから、あんなにいっぱい種類がある蛍光灯から間違いなく選ぶのはハードルが高いんですよ。笑わないでくださいよ。
あっ、笑ってもらった方が「明るい原稿」になるかな?
それに期待しながら「物価高を上回る所得増は実現するのか?」をカキコキします。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「物価を所得が上回ると、岸田総理と経済財政諮問会議」
☆「物価が所得を上回るかは・・・微妙?」
☆「生涯現役、死ぬまで働いてください」
☆「勤労国家日本と、棺を蓋いて事定まる」
1.「岸田総理は言うけれど・・・」
皆さん「物価高を上回る所得増」が、来年2024年に皆さんの身にあると思いますか?
コロちゃんは「年金生活」ですから、もう来年2024年の「年金改定(賃上げ)」は、ほぼ決まっていて、2年連続で「マクロ経済スライド」が発動される見通しとなっています。
(年金マクロスライドとは:現役人口の減少率と平均余命の伸びから調整率をはじき、物価や賃金の動向を反映させる毎年度の年金改定率から差し引く制度:詳しくは下記で)
「年金改定」は、毎年1月に発表されて、6月の年金支給日から実施されます。
来年2024年の「年金支給額」は、「モデルケース(夫婦二人分)」で23万319円(+2.6%)と既に決まっています。
本来ならば、「23万1216円(+3.0%)」だったところを、「マクロ経済スライド」の発動で「0.4%(月900円程度)」が減額されています。
まあ、コロちゃんは「単身世帯」ですので、この「モデル賃金」は当てはまりませんし、1人分ですからもっと少ない金額となっています。
今年2023年の「物価上昇率」は、コロちゃんが「総務省統計局」の「生鮮食品を除く総合」の消費者物価指数の1~11月分を計算してみましたら平均で3.15%となっていました。
これでは今年の「年金」については、「物価高を上回る所得増」は実現できそうもありません。来年についても、難しいとコロちゃんは考えていますよ。
なお「年金マクロスライド」について、詳しくお知りになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
コロちゃんが4月8日に投稿したブログ記事に詳細が記載されています。
2.「財政経済諮問会議」
コロちゃんは、政府の内閣府の「会議」で公表される「資料」を高く評価しています。
とにかくイラストがきれいで見やすいんですよ。
新聞の白黒のイラストも、かなり見やすくわかり易いものが多いですが、「政府」の官僚さんが作ったイラストもレベルは高いです。
今日は、岸田総理が何を考えて、何をしているのかがわかる資料をご紹介しますね。
先日、12月21日に「政府」の「経済財政諮問会議」が開かれました。そこで「定額減税(ほら4万円のアレです)」の効果と狙いを示す「資料」が提出されています。
3.「物価を所得が上回るかは・・・微妙?」
下記のグラフをご覧ください。
「内閣府 官民が連携した賃金上昇・所得上昇による物価高の克服」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/1221/shiryo_02-1.pdf
出典:内閣府 令和5年第17回経済財政諮問会議 令和6年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度 より(12月23日利用)
上記のグラフは、今年2023年と2024年の「物価上昇率と所得増加率」の比較です。薄い青色が「物価上昇率」で、淡い土色が「所得増加率」です。
このグラフの添付文には「2024年度の賃金上昇率は、2023年度を上回ると見込む」と書かれています。
グラフの数字を下記に書き出しますね。
◎「2023年度」
①「物価上昇率 3.0%」
②「所得上昇率 2.4%」
この数字を見ても、今年2023年度は「物価を上回る所得増」は実現しません。まあ岸田総理がおっしゃるのは来年2024年度の事でしょうね。
◎「2024年度」
①「物価上昇率 2.5%」
②「所得上昇率 3.8%」(定額減税寄与度1.3%程度)
おー、確かに「②所得上昇率3.8%」が、「①物価上昇率2.5%」を上回っていますね。ただ、ホントにこの予測どうりにいくのでしょうか?
上記の「2024年度」においては、もしこの予測通りになれば「物価を上回る所得増」は実現することになります。
しかし「②所得上昇率 3.8%」には、「定額減税(1人4万円)の寄与率1.3%」が入っているのです。これを抜いたら「①物価上昇率2.5%」と同率で並びます。
なんとも危うそうな「物価を上回る所得」です。それに「定額減税(1人4万円)」は1年限りですしね。
そもそも「所得上昇率3.8%」は、平均値でしょうから、大企業の正社員はその程度は上昇すると思いますが、中小企業従事者とパート労働者はそれよりも低い数字で全体を押し下げるでしょう。
あと全国民の1/3を占める「年金受給者」も、「マクロ経済スライド」の減額がありますから、2024年の「所得増加率」は、このグラフの3.8%は下回るでしょう。
(重複のない公的年金の実受給権者数は2021年度末現在で 4023 万人、全国民のおよそ1/3:厚生労働省年金局厚生年金保険・国民年金事業の概況より)
それを考えると、岸田総理の「物価を上回る所得増」の実現は相当難しいのではないでしょうかね。
これを見て、コロちゃんは「岸田総理は何ともギリギリの博打をしているな」と感じましたよ。
4.「生涯現役っていうけれど・・・いつまで働くの?」
下記のイラストをご覧ください。
「内閣府 生涯現役社会実現に向けた働き方に中立的な社会保障制度」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/1221/shiryo_01-1.pdf
出典:内閣府 令和5年第17回経済財政諮問会議 経済・財政一体改革工程表 より(12月23日利用)
上記は「生産年齢人口の減少のイラスト」です。
2023年1月1日現在の「日本」の「生産年齢人口」は7479万6061人ですが、これからの「日本」では「生産年齢人口(15~64歳)」が2040年までに1400万人減少します。
その反面、高齢者層は増大します。このイラストの「高齢者人口のピーク」を書き出します。
◎「高齢者人口のピーク」
①「65歳以上 ピーク3953万人:2043年」
②「70歳以上 ピーク3190万人:2049年」
③「75歳以上 ピーク2479万人:2055年」
④「85歳以上 ピーク1189万人:2063年」
上記のように、これだけの数の「ヒマな(?)高齢者」には、「生涯働いてもらおう」というのが、この「内閣府」発表の「生涯現役実現制度」の内容です。
下記のイラストをご覧ください。
「内閣府 生涯現役社会実現に向けた働き方に中立的な社会保障制度」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/1221/shiryo_01-1.pdf
出典:内閣府 令和5年第17回経済財政諮問会議 経済・財政一体改革工程表 より(12月23日利用)
上記の記載は小さくて読みにくいので、下記に書き出しますね。
「年齢にかかわらず生涯現役で活躍できる環境整備」
「多様な働き方、正規雇用下の推進、健康寿命の延伸」
コロちゃんは、「大腸がん・悪性リンパ腫」に相次いで罹患しましたから62歳でお仕事から退職しましたが、健康でしたら65歳で退職してのんびりした日々を過ごそうと考えていましたよ。
間違っても「死ぬまで働こう」とは考えていませんでしたよ。
5.「勤労国家日本」
上記のイラストを見ると「お国」が率先して、国民に老後も長く働くことを奨励しています。
「まさに勤労国家日本」ですね。
今、思わず「勤労国家日本」という言葉を出しましたが、「日本」には「勤労は美徳」と価値観にまで昇華した観念が、未だに社会にあります。
皆さん「働たらかざる者は食うべからず」という言葉をご存じでしょう。
この言葉を「歴史上」最初に使った人間は、「ロシア革命の指導者・レーニン」です。
「レーニン」が1917年に論文の中で「『働かざるものは食うべからず』――これが社会主義の実践的戒律である」と書いたのが最初となります。
当然にしてこの「働かざる者」は、「貴族・資本家」を指しています。
決して「貧しい労働者、弱者」に対してではありません。
その言葉が日本に入ってきて、全く逆の「低所得層」の働らけない方たちを指す「スティグマ(差別・偏見)」の言葉として使われていることを、レーニンが知ったら驚くでしょうね。
いや「怒り出す」かもしれません。「そんな意味ではない!」と。
6.「棺を蓋いて事定まる」
話はそれましたが、「労働とは死ぬまで働く」ものではありません。
「老後」は、それまでの人生を振り返りながら、好きなことをしてゆったりと楽しむ為にあるものとコロちゃんは考えています。
「棺を蓋いて事定まる」という言葉があります。
「人の評価」は、「死んでから出ないと評価が定まらないものだ」とのたとえとして使われます。
このことわざは、古代中国の唐王朝時代の詩人「杜甫の詩」にある「丈夫は棺を蓋いて事始めて定まる」からとされています。
コロちゃんは、別に「他人の評価」が欲しいとも必要とも考えていませんが、「棺を蓋いた」時に「自分が納得できなかった生き方」だけはしたくはありません。
「長い人生」ですから、ピンボールのようにあちこちにぶつかりながら、そして迷いながら進むのも、最後に「全力を尽くした」と思えれば良いと思うのです。
むしろ、迷いながら多様な生き方をした方が、老後の「振り返る過去の記憶の彩り」が増えて、その方が面白いと思いますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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