【生活考】コロちゃんの「夏休み清貧日記② 」

生活

この「コロちゃんの夏休み清貧日記②」は、「コロちゃんの夏休み清貧日記①」の続編になります。

コロちゃんの夏休み日記①」をまだお読みになっていない方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【生活考】コロちゃんの「夏休み清貧日記①」

おはようございます。今朝はいよいよ「コロちゃんの夏休み清貧日記②」で「早朝の出発」が始まります。

「夏休み清貧日記②」の出だしは、早朝4時の出発場面です。さて、「長男一家」の起床場面にはどのような修羅場が展開されるのか、お楽しみにお読みください。

1.早朝の出発

コロちゃんは、昨日の「長男一家家長様」宅での前泊から、朝4時に目を覚ましました。ここで「知らない天井だ」とのフレーズは、以前に何回も使ったので止めておきましょう。

早朝4時というと、すごく早い時間かと思われるでしょうけど、コロちゃんは普段でも「朝5時起床」の習慣があります。

年寄りは、朝早いのですよ。だから、朝4時起床といってもそんなにつらくはありません。

コロちゃんが、朝起きてシャワーを使い、その時にお髭を剃るのも毎日のルーティンです。周辺を見渡すとそんなのんびりした朝の時間を過ごしているのは、コロちゃんだけです。

「長男一家家長様」と「嫁さま」は、ものすごい勢いでバタバタと出発準備をしています。。

「長男一家家長様」と「嫁さま」は、大車輪で動いているのです。そのうちに2階からトントンと「な~ちゃん(8歳)」が起きてきました。

おやおや「たーくん(4歳)」はまだ起きてこないのかな?

そのうちに「嫁さま」に抱っこされて、階段を下りてきました。あれあれ、まだ目が開いていませんね。まだ4歳ですもん、無理はないか。

バタバタと進行する出発準備ですが、コロちゃんはやることがありません。邪魔にならないように、ポチポチと新聞を読んでいると、「嫁さま」が荷物を、車に次々と運んでいます。

いやいや、まったく申し訳ないですね。コロちゃんが手を出そうにも、なんかそうしない方が良いような雰囲気です。
(いや、邪魔なんだよ)

そして、出発準備が完了して、全員が車に乗り込むと、スルーーと走り出したのは(ハイブリッド車なので、発進時に排気音が出ないのです)、ちょうど5時20分でした。

コロちゃんは、ありがたく助手席に搭乗させていただきました。

2.高速道路を走ること4時間10分で目的地到着

コロちゃんたちが目指した地は、コロちゃんと「長男一家」が住む関東地方と、「次男一家」が住む東海地方の中間点にある、とある湖の湖畔です。

お盆期間にもかかわらず、ほとんど渋滞がなかったのは、普段のコロちゃんの行ないが良かったからかもしれません。
(ここは、笑いを取るところですから、必ず笑ってください)

関東地方と東海地方の中間点といっても、コロちゃんたちは車で4時間以上かかりましたし、「次男一家宅」からは、車で2時間ほどだと聞きましたから、この地は東海地方の東側にあるのでしょう。

その湖畔に、コロちゃん3家族が「全員集合」して過ごそうというのが今回の「プラン」だったようです。

コロちゃんたちは、順調に進行して、途中のサービスエリアで休憩を一回取り、ファミリーマートでちょっとお買い物です。

朝食は、車の中で「長男一家嫁さま」に握っていただいた「お握り」をいただきました。

高速道路を降りてから、ブーブー進行していくと、なんか海なのか入江なのか、よくわからない風景が見えてきました。

そこから、更に走っていくと、右に左にとカーブが続く道の両側に、こじゃれた洋風の一軒家が、出現します。

これは別荘だよね。
これは別荘地だよね。
これはリッチな雰囲気だよね。

どうみても「清貧」とは縁が遠い「世界」の風景が出現します。

うねうねと曲がりくねったその道の、終点のどん突きの10階建てのマンションのような建物が目的地でした。

3.○○リゾートが宿泊地です

この宿泊地となった場所は、いわゆる「リゾートマンション」です。

そこは、一軒家のリゾート家屋が立ち並ぶ、もう一つ先の地帯で、周辺には同じような「リゾートマンション」がありました。

ちょっと見た雰囲気は、1980年代後半のバブル期前後の開発のように見受けられました。
コロちゃんの感想です)

その一室を今回「次男一家」で借りられたとのことでした。

コロちゃんは、お盆の観光最盛期に、よくこんなリゾートマンションを借りることができたなー、と思って聞いてみたんです。

byコロちゃん
byコロちゃん

このお部屋でいくらなの?

by次男一家家長様
by次男一家家長様

うん、実はね・・・

驚きの返答は・・・下記に続きます。

なお、下記のフォトは、このリゾートマンションのベランダから見た湖の風景です。これが、1泊¥○○○円とは・・・

4.なんと一人¥700円のリゾートマンション

コロちゃんが、「次男一家家長様」に「この部屋はいくらだったの?」と尋ねました。

そうしましたら、この部屋は「次男の一家家長様」の知り合いの保養施設で、一人¥700円で借りられるというビックリ価格でした。

しかも一人¥700円というのは、一日ではなく、今回借りる2泊分で¥700円だとのこと、思わずコロちゃんは、仰け反ってしまいました。

「えーっ! ホントなの!」
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工

ということは、こんな別荘地に来て、お泊りして、周囲を観光して、遊んで、それで一泊がお一人¥350円。

なんと、驚きで言葉が出ません。ポチポチも出ません。

しかし・・・この値段だと・・・。

これは清貧だよね。
たぶん清貧だよね。
きっと製品だよね。

最後の言葉の漢字を間違えてしまうほど、コロちゃんは動揺し、かつ驚きました。

「次男一家家長様」ありがとう。
「次男一家家長様」のお知り合いの方ありがとう。

コロちゃんは、日常の生活全般を「清貧」に暮らしていますが、それに狂信的にこだわるような頑固さは持っていません。

お値段が高い高級なものは、品物でもサービスでも、それなりに良い物や磨き抜かれたサービスがあることは知っていますし、ごくたまにですが、そのような世界に触れることもありました。

しかし、そのようなものは素晴らしいかもしれませんが、無くても別に残念感とか悔しさを、コロちゃんは持たないだけです。

今回は、いろいろ縁があって、このような「リゾートマンション」を借りることができたのですから、ありがたく利用させていただきます。

周りの方々に感謝・感謝・感謝です。

それから室内でゆっくり休憩しました。

しかし、このリゾートマンションの一室は結構広いんですよね。居間のLDKも結構広いし、それに加えて2階というかロフトまであるんですよね。

コロちゃんは、腰に響くのでロフトには上りませんでしたので、広さはわかりませんでした。

しかし「長男一家嫁さま」と「なーちゃん(8歳)」が、夜ロフトで寝ていましたから、それなりの広さがあったみたいです。

さーて、宿泊地に全員が無事集合したことだし、ゆっくり楽しもうかなー。

「長男一家家長様」と「次男一家家長様」に全てのマネジメントをお任せして、コロちゃんは楽しむことに専念しますね。

5.勢ぞろいした子どもたち

下記のフォトは、左から「たーくん(4歳)」「すーくん(3歳)」「なーちゃん(8歳)」「あーちゃん(1歳)」。

それから下で虐げられている下層民は「次男一家家長様(30・・・いくつだっけ?)」。
σ( ̄^ ̄)はて?

今までも、何かあると顔を合わせていた子どもたち。

といっても、関東地方と東海地方とに居住地は離れていますから、実際に会うのは年に2~3回でしょう。

それが久しぶりに「大集合」したのですから、興奮するなというのが無理というものです。

また、その親たちが煽るように盛り上げるのですから、もう子どもたちは大興奮です。

「♪親亀の上に子亀を乗せて、子亀の上に孫亀乗せて、親亀こけたら・・・♪」のような力技の遊び方が「もっと・もっと・もっと」で、親亀の体力が尽きるまで続きます。

(♪親亀・・・♪は、1960~70年代に活躍した三人組のお笑いグループナンセンストリオの持ちネタです)

なお、下記のフォトの下層民は、「長男一家家長様」だと思います・・・たぶん。

三匹の亀さんを乗せての「腕立て伏せ」も人気がありましたね。

パパさんたち、自分たちも後から筋肉痛にならない程度にしてね💕

下記のフォトは、「あーちゃん(1歳)」をおんぶする「なーちゃん(8歳)」でした。女の子同士ですから、とっても仲が良いんですよ。かわいいでしょ。

6.お昼は、男どもの手料理「パスタ」

はてさて、この日の午前中に、この「リゾートマンション」に集合したコロちゃんたち3家族は、久々の全員集合に旧交を温めます。

いくら、以前は一緒に住んでいたと言っても、もう皆さんは30代の中盤から後半になり、それぞれが一家を運営する主体として頑張っている「中堅世代」です。

当然、それぞれのおかれた環境も職業も違っていますし、様々な別々の人生体験の中で培った「世界観」や「価値観」を、それぞれが練り上げていることと思います。

そのような「親族」が、たまに集合して考え方や価値観をすり合わせることは、決して長い人生の中で無駄になることはないと、コロちゃんは思っています。

そのようなことを考えているコロちゃんの目の前で、「男ども二人」が一生懸命に汗を流しながら昼食の「パスタ」を作っていました。

コロちゃんは、この風景は「老親」にとって「至福」の風景だと思いましたね。

既に独立して久しい年齢を積み重ねた「(昔の)子どもたち」が、協力して昼食のパスタを作る。

言葉にすれば簡単で、よそ様から見れば「当たり前だよ」と仰る方も多いかもしれませんが、現在の世の中では、そうそう簡単に見られる風景ではないと、コロちゃんは考えています。

現在の世の中では、そのくらい「家族の輪」というのは小さくなっていると思うのです。

そして、コロちゃんはこの風景を見ながら、30年以上前に亡き妻が、今では親となった子どもたちへ、大声で怒鳴る声を思い起こしました。

二人の名前をつないで「○○と○○○けー!」と、呼びながら「コラー!」と叱っていた姿です。

コロちゃんは、この妻の子どもたちへの姿勢と価値観が、今親となった二人の中に、しっかりと根を下ろしていると感じました。

そんなことを考えながら、コロちゃんと周りの面々は、しっかりと美味しく出来上がったパスタをいただき、次の午後の行動に移りました。

7.海水浴でひと遊び

昼食に「パスタ」をいただいて一休みしたら、次は海水浴です。

みんながワサワサと車2台に分乗して、ブーブーと40分ぐらい進みますと、海水浴場に到着です。

みんな水着を下に来ていましたから、スポッと脱いだらさっそく海に突撃です。

ザッバーン! ボシャボシャボシャと波打ち際を入っていきます。

下記のフォトは、「次男一家家長様」に抱っこされた「あーちゃん(1歳)」と「なーちゃん(8歳)」の三人です。

コロちゃんも、交代交代で海に入りましたが、最初に裸足で海辺に向かって砂浜を歩きますと、思わず叫びました。

by<span class="bold-blue">コロちゃん</span>
byコロちゃん

あち、あち、アチチ!
_(゚◇、゚;)ノ~アヂヂ!

なんと砂浜が太陽で熱せられて、とても歩けたもんではありません。飛び上がって松林の待機場所まで、逃げて帰ってきました。

「こんなに熱い砂浜は初めてだよ!」byコロちゃん

ひょっとすると、コロちゃんの足裏は薬の副作用で敏感になっているのかもしれません。

とにかく、やけどするかと思うほど足裏が熱かったんですよ。

コロちゃんと荷物番を交代した「次男嫁さま」が、遠くで「ウププ」と笑っていました。

「ホントに熱かったんだからね!」byコロちゃん

熱した鉄板の上で土下座した「黒沢氏」の気分だったんだから!

(知らない方にはごめんなさい。「黒沢氏」とは福本伸行の人気コミック「賭博黙示録カイジ」のサブキャラの名前です)

一旦松林の待機場に戻ったコロちゃんは、今度は裸足にスニーカーを履いて、再び砂浜に突撃です。

そして、ザブザブザブと海に入ると、やはり海に入った方が涼しいですね。そのくらい砂浜では暑い日でした。

下記のフォトは、「次男一家嫁さま」と「あーちゃん(1歳)」です。

海水の中でのひと遊びが終わると、砂浜での遊びが始まりました。

下記のフォトは、「次男一家家長様(サングラス)」と「長男一家家長様(縞々フード)」と子どもたち4人の面々です。みんな揃ってすっかり泥だらけになってましたね。

しばらく時が過ぎましたら、砂浜に「アリエル」が出現しました。

おいおい、エリック王子と結婚はまだ早いよ。「長男一家家長様」が大泣きするよ。
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

ひとしきり、海岸で海水浴を楽しんでから、着替えてリゾートマンションへの帰路につきます。

しかし、ここの海水浴場の更衣室はサービス精神が全くないですね。シャワールームにフックも棚も何もない。

これでは、着替えをどうやって持って入るの? ですよ。足元は水と砂でドロドロですから、靴下と靴をどうやって履いたら良いのか躊躇してしまいます。

こうやって見ると、東京近辺の海水浴場には、有料でしょうけど、きちんと不満が出ない程度の設備は整っていると思いましたね。

そんなこんなを考えながら、「リゾートマンション」に帰ると、さっそく夕食の準備です。

下記のフォトは、後ろから「なーちゃん(8歳)」「すーくん(3歳)」「たーくん(4歳)」そして筋肉マンは「長男一家家長様(30・・?歳)」です。

この後、最後尾の「なーちゃん(8歳)」が、落ちたかどうかはご想像にお任せします。

8.すき焼きパーティ

「リゾートマンション」に帰り着くと、順次お風呂と食事が待っています。子ども4人が全て終わるまでは気が抜けません。

夕食は「肉」です。若者が多い時は、やっぱりメニューは「肉」でしょう。美味しそうな「すき焼き」を作っていただきました。

なにしろ小さい子どもたちが多いですから、食事に時間がすごーくかかるんです。

8歳、4歳、3歳、1歳の4人です。

遊びながらの食事になってしまいます。コロちゃんは、小さい子との食事は久しぶりですので、ちょっと新鮮な気分でじっくり観察しました。

見ていると、一口ずつ口に運んで食べさせる作業(?)が、まだ必要な子に食事をさせるのは、根気がなければ務まらないですね。

いやいや、母親は偉大ですよ。

9.夜はカラオケ大会

やっと食事が終わると、ひと遊びしてから就寝です。

カラオケ大会が始まっていましたね。こんな小さい子でも、いろいろ歌えるもんですね。コロちゃんはちょっと感心しました。

上記のフォトは、「長男一家親子」のデュエット、下記のフォトは「なーちゃん(8歳)・すーくん(3歳)・あーちゃん(1歳)」のトリオですね。

将来は「歌手?」、いやいや「サラリーマン」にもカラオケは必須技術かもしれませんね。

子どもたちの大騒ぎが終わると、もう結構な時間となりました。

なんやかんやで、スケジュールは進行していきましたが、その途中でふと気が付くと、窓の外では夕日が湖に沈んでいきます。

下記のフォトをご覧ください。

雄大な景色は、さすがリゾートマンションだと思いましたね。風景は「きれいだ」の一言しかありませんね。

コロちゃんやそれぞれの親たちも、みんな早起きで疲れていましたから、結構早い時間に本日は就寝となりました。

10.嫁さまお疲れ様

コロちゃんは、いいんですよ。皆さんがコロちゃんの体調に気を使ってくださっていますし、何にもしないで済むように動いてくださっています。

コロちゃんは、今までの経験から、頑張ると最後にばててしまって、周りのお世話になることを繰り返していましたから、今回は申し訳ないけど、意識して体力をセーブするように心がけました。

「長男一家家長様」と「次男一家家長様」には、感謝は当然ですし、心からありがたいと思います。

しかし、一番大変なのは「嫁さまたち」ですね。

それぞれにとって、コロちゃんは「義父」という、現在の社会ではいわゆる「面倒くさい存在」と見られてもおかしくはない「おじいちゃん」です。

それにもかかわらず、2人の「嫁さま」ともコロちゃんの為に、いろいろ気をまわしてくれています。本当にありがたいと思います。

今日のお昼のパスタと、午後からの海水浴と、夕食のすき焼きは、楽しさと美味しさが満載でした。

「男の料理」も、目の前で料理が作られるのを見えるだけに楽しさも大きいですが、やはり食事の準備と後片付けには時間が取られてしまいます。

次の機会があったら、今度は「温泉旅館」か「ホテル宿泊」で、みんなの食事の準備と後片付けをしなくともよいやり方も悪くはないと思いました。

これからは子どもたちが親と一緒に旅行などはしたくないという年頃になるまでは、何度も、このような機会はあると思います。

その時には、上記のようなやり方を次回には検討したらよいかなとコロちゃんは思いました。

などなどを考えながら、布団の中に入っていたら、そろそろ眠くなってきました。

はてさて、明日はどんな日が待っているかな。コロちゃんは、ワクワクしながら眠りましたよ。

お休みなさーい。
( ᵕᴗᵕ )*・☪︎·̩͙おやすみ

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

PetraによるPixabayからの画像
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