【生活考】「住民税の確定申告」です

生活

おはようございます。コロちゃんは、つい先日に「e-tax」で確定申告を終えて、その経過をブログにカキコキしました。

しかしその日に、このブログの「編集長&株主様」である「次男一家家長様」から、次のお小言を頂いたのです。

by<br>編集長&株主様
by
編集長&株主様

「確定申告」の記事は分かりにくいよ!

それに「確定申告」をしたのに、なんでまた「住民税の確定申告」をやらになきゃいけないんだよ!

そんなの「自動」で終わってるだろ!

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

いやいや、コロちゃんの「e-TAXは申告の必要がない」となったんだよ。

そうなると「住民税」は別に申告しなきゃならないシステムなの、ああめんどくさい。

コロちゃんは、「e-TAX」のブログ記事を出来るだけわかり易くカキコキしたつもりだけれども、それでもわかりにくいのは、お国の税金のシステムがわかりにくいせいですよ。

コロちゃん、ちっとも悪くないもんねー。
(* ̄^ ̄*)プクー

まず「e-TAX」で「確定申告」していると、その後に自動的に「地方自治体」にデータが送られるようになっているのです。

ところが「e-TAX」で「確定申告はしなくともよいです」となった場合には、もうデータが送られることは一切ないのです。

そして、利用者が「このデータを送ってよ」と言っても、対応するシステムとはなっていないのです。

だから、コロちゃんは「国税(所得税)」は「確定申告しなくともよい」となったのですが、「地方税(住民税・県民税)」は別に「確定申告」が必要となってしまったのです。

どうやら「所得金額」によっては、そのような「国税と地方税の申告の狭間」になる方が一定数は出て来るようですね。

しかし、市役所に「住民税の確定申告」のために提出するべき「医療費情報1年分」は、「マイナポータル(国が運営するオンラインサービス)」の中にあるのです。

(医療費の領収証はコロちゃんが持っています。ただこれから一覧表を作成はしたくないですね)

この「マイナポータル」の「医療情報」は「e-TAX(国税)」には送られますが、「地方自治体」とは連携がされていないのです。

そこでコロちゃんは、「市の確定申告会場」へ出向いて、紙で「市民税の確定申告」を行なわなければならなくなったのです。

何とも「確定申告」とは、手間暇がかかるものだと痛感しているコロちゃんです。

今日はその「地方自治体の住民税の確定申告をしました」をカキコキします。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「住民税の確定申告に市役所へ行ってみた」

☆「医療費情報を引き出すと、会場はお年寄りばかり」

☆「確定申告で気が付いたことと、住民税とは?」

☆「住民税非課税世帯とはと、確定申告e-TAXをしましたか?」

1.「市役所へ行ってみた」

上記でコロちゃんは「市民税の確定申告」を紙で提出しなければならないと書きましたが、それは「市役所」で「市民税の確定申告」のやり方を聞いて初めてわかりました。

コロちゃんは「e-TAX」で「確定申告は必要なし」となりました。

ですから、「マイナポータル(国のオンラインサービス)内にある源泉徴収票+医療費情報」が「市役所」に送られなければ確定申告が出来ません。

そこでコロちゃんは、市役所に出かけて、窓口のお姉さんに詳しく聴いてきたのです。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

「住民税の確定申告」に使う「源泉徴収票と医療費情報」が「マイナポータル(国のオンラインサービス)」にあるんだけど、「市役所」に送るにはどうやったらいいの?

by<br>市役所窓口の<br>お姉さん
by
市役所窓口の
お姉さん

「市」と「マイナポータル(国のオンラインサービス)」の間での情報のアクセスは出来ません。

「申告書」に「領収書か医療費情報」を添付して、「住民税の確定申告」を「市」に行なってください。

なんとこの窓口の「お姉さん」の話しによると、お国の「オンラインサービス」である「マイナポータル」と「地方自治体」では、以下のようになっているそうです。

「国税(所得税等)の確定申告が済んでいる場合は、後で税務署から市へデータが送られてきます。しかし、それ以外のデータのやり取りは一切出来ません」

と言う事は、コロちゃんは「住民税・県民税」については、紙の申告書に「源泉徴収票+医療費情報1年分」を添付して、市に提出しなければならないと言う事がわかりました。

コロちゃんは、ここまで来るのに大分疲れましたね。
(o´Д`)=з 疲れた・・・

2.「医療費情報を引き出す」

コロちゃんの手元には、ハガキで届いた「年金の源泉徴収票」が3枚あります。これと「医療費情報1年分」を紙の「申告書」に添付すれば、後は「市」に提出するだけとなります。

しかし、いまから「医療費情報1年分」をいちいち作成するのはなるべく避けたいですね。

そりゃコロちゃんは「領収書」は全部保存していますから、出来ないことはないですよ。

だけど、お国のオンラインサービスである「マイナポータル」には「一覧表」が保存されているのですからね。

そこで、コロちゃんは帰宅してから、おもむろに「マイナポータル」にアクセスしました。

まずは「マイナポータル画面」を出してログインします。

下記をご覧ください。

「内閣府 デジタル庁 マイナポータル実証ベータ版」より

https://myna.go.jp/beta/
出典:内閣府 デジタル庁 マイナポータル(2月15日利用)

ここからログインして中に入ります。ここからコロちゃんの「医療情報1年分」を抜き出さなければなりません。

ところが、その「医療情報」が、このサイトのどこにあるのかがわかりません。

コロちゃんは、あっちこっちをポチポチと20分ぐらい探し回って、それでもわからなくて、「問い合わせ☎」をコールして、やっと教えてもらいました。

最初のログイン画面を下に下がると「その他わたしの情報」という青色表示がありますから、それをクリックしてください。

そうすると「私の情報」の画面になりますから、それから「健康・医療」をクリックして、その中の「医療費通知情報」をクリックすると「1年間の医療費情報」が出てきますよ。

「えっ! こんなところにあったの?」byコロちゃん

「隠しとくんじゃねーよ!」byコロちゃん
(ꐦ°д°)コラアアアアア!

いやいや、別に隠しておいたんじゃなくて、コロちゃんが気が付かなかっただけで・・・。
(* ̄^ ̄*)プクー

しょうがないですね、コロちゃんは。

コロちゃんは、「ホーム」とか「メニュー」とかを一生懸命ポチポチして探していたのに、全くそこには気が付かなかったんですよ、頭が固くなっているのですね。

こんな時に、若いデジタル人間だったら、直ぐに見つけて先へ進むんだろうなー。
(*´罒`*)いー(*´□`*)なー

それがコロちゃん(こらいまれ)の場合は、わざわざコールセンターのお姉さんに問合せしなければわからないんだから、やになっちゃうよー。
( ;´Д`)いやぁぁぁー!

だけど、コロちゃんがコールセンターに☎してお姉さんに教えてもらったなんて、誰も知らないから黙っていよう。

皆さんも黙っててね。
 ̄b ̄) シーッ,ナイショ!

というわけで、コロちゃんは、以下の画面からやっと「医療費情報」を見つけました。

「内閣府 デジタル庁 マイナポータル」より

https://myna.go.jp/SCK0401_01_001/SCK0401_01_001_Search.form
出典:内閣府 デジタル庁 マイナポータル(2月15日利用)

この画面から「2023年1年間の医療費情報」をポチッと「PDF」で入手して、パソコンにダウンロードしてから、「USB端子」にコピーします。

それから、近くのコンビニに行ってそこでプリントしました。

「この作業のどこがデジタルなんだよ!」byコロちゃん
ヽ(`Д´)ノプンプン

まったく「アナログ」な作業を終えてから、次の日には「市」で開催している「住民税・県民税の申告会場」へ向かいました。

3.「会場はお年寄りばかり」

やっと「医療費情報」を入手して、昨日にプリントを終えたコロちゃんは、翌日の今日に「住民税・県民税の申告会場」に向かいました。

「会場」は、コロちゃんちから車で10分ぐらいの「公民館」です。

「公民館」のドアを開けると、もう10人以上の方が会場の入口付近にワラワラと居ましたが、見事に全員が「お年寄り」ばかりです。

なんかコロちゃんが一番年下かも知れないと思うぐらいに、ズラーっとジジ・ババが群れて・・・ゲフンゲフン・・お年寄りの皆様がいらっしゃいました。

やはり「平日の午前9時」ですと、若い方はお仕事ですよね。

ヒマなジジ・ババ・・・ゲフンゲフン・・真面目なお年寄りばかりが「申告会場」に足を運ぶのでしょう。

コロちゃんは、番号札を取って並びましたが、ホンの10分ほどで担当者の前に出ることが出来ました。

あとは「医療費情報」と「源泉徴収票」と「もう記載してある申告書」の3点を提示しましたら、直ぐに「もういいですよ、ご苦労様でした」と終わりました。

時間は5分そこそこでしたね

。実に簡単に終わりました。

「フー、やっと終わったよ」byコロちゃん
ε=( ̄。 ̄;)フゥ,グッタリ

今回の「確定申告」で、一番大変だったのは「医療費情報」をプリントするに至るまでの作業でした。

4.「確定申告で気が付いたこと」

コロちゃんは、昨年も「確定申告e-TAX」を行なっていましたから、いくらかは慣れていました。

それでも「国税(所得税など)」と「地方税・県民税」の扱いの違いとか、戸惑う事も多くありました。

そして「確定申告」では、お国の所得税の「e-TAX」が終われば、自動的にそのデータが「地方自治体」に送られます。

ですから、その場合は「自治体」に「住民税・県民税の確定申告」をする必要はありません。

しかし、上記のコロちゃんのように「e-TAX」で、「計算の結果・・・所得税の確定申告と納税は不要です」と出て来た場合は、「国税」では申告が必要なくとも「住民税・県民税」は別に申告しなければなりません。

しかし「市」で「住民税・県民税」の「確定申告」をしようとしても、「国のオンラインサービス・マイナポータル」は、「市」とは接続していません。

ですから、今回のコロちゃんが行なったように、「マイナポータル」から「医療費情報」と「源泉徴収票情報」を入手してプリントアウトする必要が出て来ると言うわけです。

ここまで説明すれば、コロちゃんが何を言いたいのかお分かりですよね。

「マイナポータル!、地方自治体と接続できるようにしとけよ!、デジタル庁仕事しろよ!」byコロちゃん

(・_*)\ペチ(・_*)\ペチ しっかりしろぉー

そりゃ「地方分権」が大切だってことは、コロちゃんもわかっていますよ。

しかしね、今どき紙の「申告書」をカキコキしなければ受付しないなんて、遅れすぎてますよ。

国が音頭取って、全国の地方自治体が「統一フォーマット」で申告できるようにすれば、事務作業量が国民とお役所の双方で激減出来るじゃないですか。

そうすれば「生産性が爆上げ」すると、コロちゃんは思いますよ。

是非、お願いしますよ。河野太郎デジタル庁長官様!

5.「住民税とは?」

「住民税」とは、教育、福祉、消防・救急、ゴミ処理といった、私たちの生活に身近な行政サービスを賄うためのもので、市区町村や都道府県に治めるものです。

現在の「住民税」は、「所得割(定率)」と「均等割り(定額)」に分かれています。

この「所得割」と「均等割り」の中には、それぞれに「都道府県民税」と「区市町民税」がはいっています。

この文章を読んで「はて?」とお思いになられた方も多いと思います。何しろわかりにくいのです。
(。・_・?)ハテ?

下に書き出しますね。

◎「個人住民税=所得割(定率)∔均等割り(定額)」

❶「所得割(定率)」=「都道府県民税(4%)」+「区市町民税(6%)」=10%

この様に「所得割(定率)」は、所得の10%が税額となります。所得が多いほど税額は増えます。

❷「均等割り(定額)」=「都道府県民税(3000円)」+「区市町民税(1000円)」=4000円

こちらの「均等割り」の方は「定額」となっていて、合計4000円なのですが、2014~2023年まで防災訓練のための「臨時増税」で+1000円の合計5000円となっています。

この「❶所得割(定率)」と「❷均等割り(定額)」の合計額が「住民税」なのです。

6.「住民税非課税世帯とは?」

この❶❷の税額がゼロの方が「住民税非課税」となります。

そして「世帯全員」が「住民税非課税」となると「住民税非課税世帯」となって、多くの優遇措置が受けられます。

まずは、「住民税非課税世帯」となると、今回の岸田総理の減税政策で10万円(3万円は既に支給済み)の支給対象となります。

他にも「医療費の高額療養費制度」や、「介護保険サービスの年間負担限度額」などで、支払限度額が下がります。

「病院に入院した時の食事代」も下がるんですよ。

また、地方自治体では「住民税非課税世帯」の為に、国の基準とは別に手厚い施策を行なっているところも多いです。

コロちゃんの住む自治体でも、介護保険の利用要件が国の基準よりも優遇されていましたね。

下記に、この「住民税非課税世帯」の大雑把の基準額を記載してみますね。ただ、この金額は地方自治体ごと変わりますのでご注意ください。

◎「住民税非課税世帯の目安」(自治体で違います)

①「単身年金生活者:65歳以上:年金受給額148万円以下」(月12.3万円以下)

②「単身年金生活者」60~64歳:年金受給額98万円以下」(月8.2万円以下)

③「単身会社員:前年年収100万円以下」(月8.3万円以下)

➃「夫:会社員:妻:専業主婦:夫婦2人世帯:所得金額101万円以下:年収:156万円以下」(月13万円以下)

どうでしょうか皆さん、自治体によって金額は違うのですが、大体の傾向とお思い下さい。

けっこう厳しい生活となることが予想される月収の方たちが「住民税非課税世帯」なのです。

コロちゃんは寡夫ですので、「①単身年金生活者:65歳以上:年金受給額148万円以下」(月12.3万円以下)」が、対応する「住民税非課税世帯」となります。

しかしコロちゃんの「年金収入」は、残念ながら少しこの金額を超えています。

ただ「住民税の確定申告」をすると「医療費控除」が計算されますから、もしかしたら・・・と期待したのですが、もっと控除金額が大きくないと該当しない様でしたね。

現在「日本国内」の「住民税非課税世帯」は、1500万世帯2500万人とされています。これだけ多くの方が「低所得」の中で暮らしているのです。

その方たちだけではなく、その基準にギリギリ該当から外れる方たちにとっては、「確定申告」は「所得控除」によっては「住民税非課税世帯」に該当するかも知れないものなのです。

そのように考えると「確定申告」は大切で重要なものだと、コロちゃんは考えましたね。

7.「確定申告e-TAXをしましたか?」

このブログをお読みの皆さんは、もう「e-TAX」を申し込みましたか? 

必要のない方もいらっしゃるかとは思いますが、少しでも「還付」があるような方でしたら、ぜひ面倒がらずに「確定申告」を行なうことをお勧めしますよ。

コロちゃんが「e-TAX」をできるぐらいなんですから、このブログ読者のあなたなら簡単にできますよ。

中には「還付される金額」より「確定申告する手間」の方が高くつくと考えられる方もいらっしゃるかと思いますが、一度「e-TAX」を経験されれば次年以降は簡単にできますよ。

よく「経験とは皆が失敗につける名前のことだ」と言われます。

この言葉は、イギリスの詩人・小説家だった「オスカー・ワイルド」の言葉とされていますが、コロちゃんはこのブログで失敗ばかり積み重ねた結果が現在です。

そう考えれば「失敗=経験=ブログの現状」も悪くはないでしょう?

なにしろ、コロちゃんは失敗しながらも、このブログ開始以来ずっと毎日更新を続けられているのですからね。
(⁎•ᴗ‹。)ネー♪

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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