【経済考】残業割増賃金は「メキシコ」を見習え――割増率は3倍だって

読書
イラストは生成(ChatGPT)で作成したものです

おはようございます。今朝コロちゃんは、朝のワンコ散歩のときに「ジャンパー」を着るか「ジャケット」にするか、ちょっと迷ったのですよね。

最近は「日中」はもう「ジャケット」で充分なのですが、「早朝」の気温は「7℃前後」なのですよ。

コロちゃんは、ちょっとまだ寒いので「ジャンパー」を選んだのですが、外で出あう方たちは「ジャンパー」や「オーバー」を着ている方はもういません。

コロちゃんって「おじいちゃん」だから「寒がり」なのかなー?
(。・_・?)ハテ?

コロちゃんは、「早朝はまだ寒い」と体感しているのですが、「若い方たち」はそうではないのかも知れませんね。

コロちゃんは、もともと「血圧」が低い「低血圧」なのですよね。今でも「血圧は上が80台」なのですよ。

だから普通の「血圧の方たち」よりも、コロちゃんは「寒がり」なのかも知れないと思いながら、今朝も「ジャンパー」で散歩してきましたよ。

そんな「寒がりのコロちゃん」が、今日は「残業割増賃金はメキシコを見習え」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「日本はメキシコに負けたような気がしたよと、働く人は労働時間規制の緩和を望んでいるのか?」

☆「経済学者は残業規制の緩和をどうみているのか?と、誰だってインセンティブがあれば長時間働いちゃうよ」

☆「コロちゃんとチャリですれ違った次男」

1.「日本はメキシコに負けたような気がしたよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「メキシコ、残業時間週12時間に制限/超過なら3倍支給」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、「確か今の日本の残業割増賃金は25%増だったよね」と思いながら、この記事をジックリ読んでみました。

そうしましたら、メキシコでは「2030年から週の労働時間を現在の48時間から40時間に制限する憲法改正案を承認した」と書いてますよ。

確か「日本で週48時間から週40時間に完全実施されたのは1997年」だったよね。つまり「メキシコ」は「日本から約30年遅れで追いついた」となりますよね。

しかし、驚いたのは次の内容でしたよ。

「残業時間を基本週12時間までとし、残業させる場合は既定の賃金の2倍を支払う必要がある」

「特別な理由で12時間を超える場合も最長でもプラス4時間までとし、その場合は給料の3倍の支払いを求める」

へー、これって「残業をさせたら賃金の2倍・3倍の支払いを義務付ける」ってことじゃないの。
( ¯ㅿ¯)へー

これと比べると「日本の25%割り増し※」ってちっちゃいよねー。

(※時間外労働が月60時間を超えた場合の割増賃金率は50%)

それに記事ではメキシコの「残業時間」を「基本週12時間、特別な理由で超える場合も最長でプラス4時間」と書いていますから「最長で16時間×4週間=月64時間」になりますよね。

確か、現在の「日本の残業時間」は、「月100時間未満( 2〜6ヶ月平均で80時間以内)」とされていますよね。

あらら、この「メキシコの残業時間規制」は「日本の労働時間規制」よりも、だいぶ厳しいものになっているとコロちゃんは思いましたよ。

だけど「メキシコ」って、まだ「中進国」ですよね。

「先進国の日本」が「労働条件」で追い越されちゃうなんて、「日本」はちょっとだらしないとコロちゃんは思っちゃいましたよ。

なお、この「日経新聞」の「メキシコ、残業時間週12時間に制限/超過なら3倍支給」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

メキシコ「残業週12時間」に制限 超過なら3倍支給、日本企業に影響 - 日本経済新聞
【メキシコシティ=市原朋大】メキシコの国会下院は25日、2030年から週の労働時間を現在の48時間から40時間に制限する憲法改正案を承認した。残業時間も週12時間までとし、最長でも16時間に厳しく制限する。上限を超過すれば3倍の給料支払いを企業に義務付ける。中南米ではエクアドル、チリと並び労働時間の短い国となる。制限は...

2.「働く人たちは労働時間規制の緩和を望んでいるのか?」

コロちゃんは、「日経新聞」を読んでいて「高市総理」が「政権発足後」に「心身の健康維持と従業員の選択を前提とした労働時間規制の緩和」を指示したことを知っていますよ。

この「労働時間規制の緩和」は、「経団連」も「裁量労働制の対象拡大や残業規制の見直し」を訴えていますね。

またその逆に「連合」では、「長時間労働の助長や過労死の再発を招く」として反対しています。

そこでコロちゃんは、ちょっと肝心の「働く人たち」が「残業時間をどのように見ているのか」を調べてみましたよ。

以下は「厚生労働省」が行なった「労働条件分科会」に提出された資料からですよ。

◎「1カ月あたりの平均残業時間」
 (小数点以下切り捨て)

①「0時間    :32%」
②「1~10時間 :  34%」最多
③「11~20時間: 11%」
④「21~30時間:  5%」
⑤「31~40時間:   5%」
⑥「41~45時間: 0.9%」
⑦「46~60時間:   3%」
⑧「61~80時間:   1%」
⑨「81~100時間:0.4%」過労死レベル
⑩「100時間以上 :4.6%」過労死レベル

https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001486603.pdf
(出典:厚生労働省 労働時間法制の具体的課題について①より:2月27日利用)

うーん、「残業時間」の一番多いボリュームゾーンは「②の1~10時間の34%」ですね。
(´ヘ`;) ウーン

これと2番目の「①0時間の32%」を合わせると「66%」になりますから、「7割の方の残業時間は月10時間未満」に抑えられています。

しかし、問題は「⑨81~100時間の0.4%」+「⑩100時間以上の4.6%=「5%」です。

ちなみに「過労死レベル(過労死ライン)」とは、時間外・休日労働が「直近1ヶ月で100時間超」または「2〜6ヶ月の平均で月80時間超」と言われています。

この「基準」に照らせば、上記の「⑨81~100時間の0.4%」+「⑩100時間以上の4.6%」=「5%」は、立派な「過労死レベル」と言えますよね。

そしてここでは「もっと残業時間を増やしたいか?」も調べています。下記でしたよ。

◎「一般労働者:Q.残業時間を増やしたいか?」
 (小数点以下切り捨て)

①「増やしたい   : 4%」
②「やや増やしたい : 6%」
③「このままで良い:63%」
④「やや減らしたい:12%」
⑤「減らしたい  :13%」

https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001486603.pdf
(出典:厚生労働省 労働時間法制の具体的課題について①より:2月27日利用)

なーんだ、「残業時間を増やしたい」と言う労働者は、上記を見ると「①増やしたい:4%」
+「②やや増やしたい:6%」=「10%」しかいませんよ。
( ̄o ̄)oナーンダ

その逆に「残業時間を減らしたい」は、「④やや減らしたい:12%」+「⑤減らしたい:13%」=「25%」もいますよ。

さらに「③このままでよい63%」を合わせると「88%」の方たちが、「残業時間を増やしたい」とは考えていないのですよね。

こう見ると「残業規制を緩和したい」のは「企業経営者の皆さんたち」ですよね。「社員」はそう考えていないことは、上記の調査でハッキリしていますよ。

3.「経済学者は残業規制の緩和をどうみているのか?」

さて、ここまで「メキシコの残業時間の規制強化」から「日本の残業時間の実態と要望」を見てきました。

「高市総理」は「経団連」と同じに「残業時間の緩和」をしたいようですよね。

そこでコロちゃんは、昨年11月に「日経新聞」が行なった「経済学者50人」に聞いた「エコノミクスパネル」を思い出しましたよ。下記でしたよ。

◎「Q.労使間の協定締結などを前提に現在の労働時間の上限規制を緩和することは、労働者にとって総じて望ましい(か)?」

①「強くそう思う    : 2%」
②「そう思う      :16%」
③「どちらとも言えない :36%」
④「そう思わない    :38%」
⑤「全くそう思わない  : 4%」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD192GP0Z11C25A1000000/
(出典:日経新聞 エコノミクスパネル 経済対策と消費税減税より:2月27日利用)

ほらほら、日本を代表するような「経済学者の先生」たちも、「労働時間の上限規制の緩和」が「望ましいと思わない」が「38%+4%=42%」と言っていますよ。
(  ̄O ̄)ホラホラ

その逆の「上限規制の緩和」が「望ましいと思う」は「2%+16%=18%」にすぎません。

この「エコノミクスパネルのコメント欄」では、「郡山幸雄エコール・ポリテクニーク大学教授」が、以下のコメントをよせていますよ。

「労働時間の上限を緩和すると、健康リスクの増加、生産性の低下、過労死リスクの上昇などに負の影響があることは多くのエビデンスによって示されている」by郡山教授

うんうん、そうだよねー。コロちゃんもそう思いますよ。それに「メキシコに負ける」のはちょっと悔しいし。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

「メキシコ」って「中進国」ですよね。コロちゃんは「1人当たり所得」を調べてみましたら、以下でしたよ。

◎「1人あたり国民所得(GNI)」

①「メキシコ:1万3736ドル(約206万円)」
②「日本 :3万4470ドル  (約517万円)」

https://www.globalnote.jp/post-1353.html
(出典:GLOVAL NOTE 世界の1人当たり名目GNI 国別ランキングより:2月27日利用)

ふーむ、まだまだ「メキシコ」は「日本」と比べると貧しい国なんですよね。「日本」は「メキシコ」の「約2.5倍」ですよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

そんな「貧しい国」でさえ「残業規制を強化する」というのですから、「豊かな日本」で「残業規制を緩和する」というのはわけが分かりませんよね。

4.「誰だってインセンティブがあれば長時間働いちゃうよ」

ここでちょっと、コロちゃんの考え方を書いてみますね。

コロちゃんは、「人間はインセンティブに弱い存在だ」と思っているのですよ。

いくら「身体を壊さないようにしましょう」と言っても、「仕事で頑張れ」と言われると「ついつい無理をしてしまう弱い存在が人間だ」と思っていますよ。

特に「残業手当で給料が上がる」という「インセンティブ」は強力ですよ。

コロちゃんは、「30代~50代」まで「仕事で長時間労働」を続けていましたよ。その理由は「稼ぎが増えるから」ですよね。

「残業手当」が既に「生活給」に組み込まれていたのですよ。

そうなると「残業をしない」と、毎月の「住宅ローン+家族4人の生活費」が足りなくなってしまいます。

「1980年代~2000年代」のコロちゃんは、今当時を思い出しながら計算してみると「週71時間労働(週6日勤務の場合は1日の残業時間は毎日4時間)」をしていましたよ。

ここから「残業時間を計算すると月94時間」となりましたよ。よくコロちゃんは「過労死しなかった」と思いましたよ。

これに「耐えられた」のは、ひたすら「家族の生活を守るため」でしたよ。そのくらい「残業手当のインセンティブ」は強いものだったのですよね。

その結果コロちゃんの身に起きたことは次に書きますが、このような「賃金が増えるインセンティブ」に抗して「働く者の身体を守る」には「法律で規制する」以外の方法はありませんよ。

だって「短期的」には、「経営者と社員」のどちらにも「利益がある」ように見えるのですからね。

だから「労働時間規制を緩和する」ことは、長期的には「過労死」が増えたり、「生産性」が低下したり、立場の弱い「非正規雇用」が過度に働かされたりすることになると思いますよ。

コロちゃんは、「資本主義経済制度」とは「強い規制」をしなければ、「人間の生活と健康を破壊しても生産性向上に進んでしまうシステムだ」と考えていますよ。

これに対して「現在の国家が目指すもの」は、「国民の豊かな生活の最大化」ですよね。

だから「行き過ぎた資本主義のあり方(残業規制の緩和)」は、当然ブレーキをかけなければならないとコロちゃんは考えていますよ。

5.「コロちゃんとチャリですれ違った次男」

さて、今日の「テーマ」は「残業割増賃金はメキシコを見習え」と、「残業割増賃金を3倍にする」というメキシコの例を取り上げて、「日本の労働規制の緩和」を考察してみましたよ。

今日の最後の「コロちゃん話」は、かつて「長時間労働」を実際に行なっていた「30代~50代のコロちゃん」の当時あったことを書いてみますね。

コロちゃんが「30代~50代だった頃」は「1980年代~2000年代」でした。上記でも書きましたが、その頃のコロちゃんは「月100時間近くの残業」を続けていました。

この時代は、まだ「労働時間は週48時間」でしたし「残業規制」も現場ではゆるかったのですよね。その結果コロちゃんの身体に何が起こったのかは、今ではわかっています。

その後「60歳」を超えてから「大腸がん・悪性リンパ腫・前立腺がん」に罹患したのですよね。

このうちの「大腸がん・悪性リンパ腫」は「治癒」しましたが、現在は「前立腺がん」の治療中ですよ。

このような「3つのがん」に1人の患者がかかる例はほとんど無いとされていますから、コロちゃんは、今では間違いなく「長時間労働を続けていたこと」が影響していると思っていますよ。

そんな「連日の長時間労働」でも「20年以上」も続けていると、それが「ニューノーマル」となりますから、何とも感じなくなっていましたよ。

そんな「2000年代のある日」の事です。コロちゃんは、仕事の夜勤明けで「駅」から自転車で帰宅していました。

当時のコロちゃんは、通勤で「自宅から駅まで」を「自転車通勤」していたのですよね。「夜勤明け」ですから、朝の8時頃の帰宅となっていたのですよね。

「自転車」で「自宅」へ向かっていたコロちゃんが、前を見ていると「自転車に乗った高校生」がこちらへ向かってきました。

良く見ないでも一目でわかりましたよ。わが家の「次男」が「高校までの自転車通学」で走ってきていたのです。

コロちゃんは、「夜勤明け」でヘロヘロに「頭も身体」も疲れていましたが、何とも「気恥ずかしい思い」を感じていましたね。

そもそも「高校生の子ども」と「おっさんの父親」とは、お互いに「どう相手をしたらよいのか?」を探り合うような「微妙な関係」だと思いませんか?

これは、正面から自転車で走ってきた「高校生の次男」も同じようで、視線を向けようとはしなかったのですよね。

もちろんコロちゃんもそうですよ。ただ、すれ違う時にお互いにちょっと「うなずくようなしぐさ」を交わして交差したことを思い出しますね。

コロちゃんって、自分が若い時には「好き勝手に生きてきた」という自覚がありますから、子どもたちにも干渉はしない主義だったのですよ。

だから、このような「チャリでのすれ違い」があったのです。

今からもう「20年ほど前」のことでしたよね。コロちゃんは「長時間労働の話」を書いていたら、この日のことが思い出されましたよ。

それから「2人の息子たち」は、無事「独立」を遂げて、今ではそれぞれが「自分の家庭を運営して」いますから、コロちゃんの「長年の長時間労働」はそれなりに「報われた」といえるのでしょうね。

しかし、その代わりに「3つのがん」となりましたから、まさに「長時間労働」は「功罪相半ば」と言ったところでしたね。

今日の「コロちゃん話」は、「長時間労働」をしていた頃にあった「次男」とのチャリのすれ違いを書いてみましたよ。

父親のコロちゃんの「微妙な男ごころ」を感じていただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです
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