「ぷぷぷ・ぱー、ぷぷぷ・ぱー、ぷぷぷ、ぱー!」
うるさいなー! なんだよこの音は?
あれれ、いつもコロちゃんのベッドで一緒に寝ているワンコがいないよ。どこへいったのかな? おっかしいなー?
ふぁーあ。
٩(๑´O`๑)۶ファァ~
あ、そっかー、今日は「長男一家」が「スキーと温泉」にコロちゃんを連れてってくれるとのお誘いがあったんだっけ。
それでコロちゃんは、昨日の夕方に、ワンコをペットホテルにお預けしたんですよ。
それで「早朝」に「長男一家」がお迎えに来てくれるから、コロちゃんは「朝5時」に目覚ましをかけていたんです。
その結果、ブログの冒頭が、目覚まし時計の「ぷぷぷ・ぱー」で始まったというわけです。
それでは、急いで出発の準備を済ませますね。まずは寝起きのシャワーと朝食に取り掛かりましょう。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「私をスキーに連れてって、車は進むよどこまでも」
☆「白銀の世界で、スキーとそり滑り」
☆「スキー人口のピークと、可処分所得のピーク」
☆「草津良いとこ一度はおいで♬」
☆「スキー体験と、大きな知見」
1.「私をスキーに連れてって」
「私をスキーに連れてって」というフレーズは1987年に公開された映画の題名です。
(原作:ホイチョイプロダクション、主演:原田知世)
この映画は、コロちゃんが30代前半のちょうど子どもが産まれたころに公開されて、世の中に「スキーブーム」を巻き起こしていました。
コロちゃんは、「スキー」と聞くと今でもこの「フレーズ」が頭に浮かぶのです。当時のコロちゃんはけっこうスキーにはまって、1シーズンに何回も出かけたりもしていましたね。
今では、腰痛コロちゃんですから「見るスキー」専門で、もっぱら「温泉」が楽しみとなってしまいましたね。
ですから、今回の行事も「長男一家」の「パパさん」+「なーちゃん(9歳)」はスキーで、「ママさん」+「たーくん(4歳)」はそりで、コロちゃんは温泉の道行きですね。
2.「車は進むよどこまでも」
「長男一家」とコロちゃんたちがどこを目指したのかというと、東京圏の方でしたら皆さんご存じの「草津温泉」の近くのスキー場です。
早朝に出発しして、コロちゃんが同乗すると車は一路「草津温泉」にむかいます。
コロちゃん一家は、かつてはよく4人家族でこの「草津温泉」には来ていました。この「草津温泉」には無料で入れる温泉が多数あったのです。
(現在はコロナ対応で地元民以外は入浴禁止となっています)
もう10年以上前ですが、コロちゃんたちの4人家族はこの「無料の温泉」や「格安料金の温泉」巡りを楽しんでいましたね。
まだ妻が健在だった頃のお話しです。
(妻は3年前に肺がんで亡くなりました)
コロちゃんは、今でもあの頃の楽しくも騒がしい「家族風景」が頭をよぎりますね。
そのようなことを考えながら、みんなとよもやま話に花を咲かせている内に、車は「草津のスキー場」に到着しました。
3.「白銀の世界で、スキーとそり滑り」
おーおー、どこにでもある「スキー場」の風景が目の前に広がります。コロちゃんが白銀の世界に来たのは、昨年2月の「長男一家」と「岩原スキー場」に行った時以来ですね。
「長男一家」の「パパさん」と「なーちゃん(9歳)」が、それぞれ「レンタルスキー」を借り出して、早々とリフトに向かいます。
「なーちゃん(9歳)」は昨年が初めてのスキーにもかかわらず、2回目の本日では、もう滑れるようになっているようですね。
「なーちゃん(9歳)」には、スキーの才能があるのでは?
(ジジ馬鹿のコロちゃんのつぶやき)
一方「ママさん」と「たーくん(4歳)」は、そりを借り出して「キッズエリア」へ向かいます。コロちゃんもこちらの方にお供します。
だって、コロちゃんがスキーで滑って転んだら、腰が外れちゃうかもしれませんからね。コロちゃんはもっぱら「見るスキー」です。
最近は将棋ブームで、将棋をせずに見るだけのファンを「見る将」と言うそうですが、コロちゃんもそれにあやかって「見るスキー」に徹します。
いやいや、今日は「たーちゃん(4歳)」のそり見学ですから、「見るそり」でしょうか? 何か締まらないですね「見るそり」って、発音しにくいですね。
「たーくん(4歳)」が乗るそりには、よく見かける「平べったいそり」以外にも、「自転車のような座るタイプ」や「ハンドル付期の高速タイプ」など、いくつかありましたね。
「たーくん(4歳)」は、最初は怖いようで「平べったいそり」で滑っていましたが、そのうちに段々と「高速タイプ」にチャレンジしていましたよ。
「コロちゃんは何をしてたの?」byブログ読者
そりゃ、コロちゃんはそりの終着点辺りで、しっかりと安全かどうか見守って・・・。
(見ているだけです)
「たーくん(4歳)」は、このそりで何回ぐらい滑ったかなー?
午前中だけでも20回ぐらいは滑走していましたね。子どもは雪遊びとなると、もう夢中ですね。
おーい「たーくん(4歳)」転ばないようにバランスをとるんだぞー。byコロちゃん
その後の、午後のコロちゃんは、「キッズエリア」の休憩室で窓越しに遠目で見るだけでした。コロちゃんはもう「見るそり」で充分ですよ。
下記のフォトは、「キッズエリア」のエスカレーター上の「たーくん(4歳)」の雄姿です。こんな設備で子どもたちがそりの出発点のゲレンデの上の方に上がれるようになっていました。
4.「スキー人口のピークと、可処分所得のピーク」
上記のように、コロちゃんは「長男一家」がスキーとそりで遊んでいる姿を、眺めながら楽しんでいましたが、せっかくですから、コロちゃんらしく知見を披露してみましょう。
①「スキー人口のピークは1998年」
下記のグラフをご覧ください。見るべき点は下に書き出しますね。
https://www.mlit.go.jp/common/001257874.pdf
出典:国土交通省 観光庁 各種調査結果 事例等 平成27年6月より(1月29日利用)
上記のグラフは、1982~2013年のスキー人口の推移です。このスキー人口のピークは、1998年の1800万人です。
1998年の最盛期のピークには1800万人がスキー・スノーボードを楽しんでいましたが、その後の2021年は、スキー人口が200万人、スノーボード人口が80万人、合計280万人まで減少しています。
直近の2022年は、スキー人口が310万人、スノーボード人口が160万人、合計470万人とやや上向いて来ていますが、それでも最盛期の1/3以下の動員数となっています。
コロちゃんは、上記の「スキー人口のピークは1998年で動員数1800万人」を読んで直ぐにピピっと頭に浮かんだことがあります。
それは同じ1998年頃にピークを迎えた「ある項目」があるのです。
②「可処分所得のピークは1999年」
コロちゃんが頭にピピっと浮かんだ「ある項目」とは、「可処分所得のピーク」の数字です。
「可処分所得」とは、「税金や社会保険料など」を引いた「手取り額」の事です。
下記のグラフは、その「1世帯年齢別の可処分所得」です。内容は下に書き出します。
「「内閣府 1世帯当たりの消費と所得」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0122/shiryo_02.pdf
出典:内閣府 経済財政諮問会議 より(1月29日利用)
上記のグラフは、1999年、2009年、2019年の「世帯主年齢別の可処分所得」です。年々減少していったことがわかります。
一番上の高い山が「1999年(灰色)」で、この年が可処分所得がピークを迎えています。
その後の2009年(緑色)と2019年(青色)と、だんだん線グラフの山は低くなり、所得が低下していったことを示しています。
この時代(1999年)が「国民」の「可処分所得」が一番高い時代だったようです。
そして、2009年(緑色)と2019年(青色)と、だんだん線グラフの山は低くなり「可処分所得」が減少していきます。
上記で、スキー人口のピークが1998年だったことを見てきました。なぜ、それ以降に「スキー人口」が減少の一途となったのかの理由は明らかです。
国民の所得が1998年頃にピークを迎えて、その後現在に至るまで減少したために、お金のかかるスポーツである「スキー」を楽しむ余裕がなくなってきたからです。
何とも情けないお話しだとは思いますが、今後の「スキー人口」の増加のためには、どうやら「可処分所得」を増やすことが近道のようです。難しいと思いますけどね。
5.「草津良いとこ一度はおいで♬」
夕方まで「スキー場」で「スキー」+「そり」を堪能したコロちゃんたち一行は、そのまま草津で温泉ホテルに1泊をしました。
そりゃ「草津」に来て「温泉」に入らないはずはありません。
一行は、ホテルに入るや否や、さっそく「テルメテルマ」という名称の「温泉」に向かいます。
コロちゃんは、このネーミングは絶対に「テルマエ・ロマエ」をパクって付けたなと思いましたよ。
(「テルマエ・ロマエ」は原作:ヤマザキマリの漫画作品、2008年、コミックビーム掲載)
このホテルは「リゾート・ホテル」の名前がついていて、館内に「温水プール」も設置されていましたね。
コロちゃんたちは「プール」は利用しませんでしたが、「温泉テルメテルメ」に向かう途中に、中空通路から「温水プール」の全施設が見渡せるように設計されていました。
そこの温泉に、コロちゃん一行の「男組(パパさん、ターちゃん、コロちゃん)」は、ザンブと入ります。
「女組(ママさん、なーちゃん)」は、「温泉」の入り口でバイバイです。
強い硫黄の臭いを感じると、あーこれだこれだこれが草津だとの、思いが口から洩れ出でますね。
すっかり、温泉を堪能して夕食を食べて、夜には更に別の「大浴場」に入りました。こちらの湯には「露天風呂」もあり、再び口から「あー気持ちいー!」との言葉が漏れ出ましたよ。
6.「スキー体験と、大きな知見」
コロちゃんが今回の「スキー」+「温泉旅行」に同行している中で考えたことは、「スキー」や「温泉旅行」することの意味でした
今でこそ手軽に多くの皆さんが「レジャー」」として、冬には「スキー」、夏には「海水浴」に行ったりします。
あるいは「テーマパーク」や「アミューズメント施設」へ「家族連れ」でお出掛けすることも当たり前のことの様に考えられていますが、さほど昔からそうであったわけではありません。
コロちゃんが少年時代だったのは1960年代で、今から60年ほど前でした。
その時代には「スキー」や「海水浴」は、ごく一部のお金持ち層しか行けなかったのです。
コロちゃんたちのような一般庶民は、そのような娯楽は「映画の中の世界で目にするもの」でした。
1960年代の娯楽の王様は「映画」でした。
今でもはっきりコロちゃんの記憶に残っている映画は、加山雄三が主演した「アルプスの若大将」(1966年公開:東宝制作:若大将シリーズ第7弾)ですね。
主演の加山雄三は、スキー部所属の大学生という設定で、映画の最後のシーンは当時の苗場スキー場で撮影されたそうです。
コロちゃんの住む地方の映画館では、この若大将シリーズは「特撮怪獣」ものの「ゴジラシリーズ」などと2本立てが多かったので、小学生コロちゃんも良く映画館に通って見ていましたね。
それらの「映画」の中の「スキー」や「ヨット」などを、憧れに胸を膨らませて少年コロちゃんは上目遣いにその世界を見ていたのです。
それらの「レジャー」が誰にでも手が届くように大衆化・一般化して拡がっていったのは1970年代以降となりますね。
その一般化した流れの頂点だったのが1987年の「私をスキーに連れてって」の映画だったと言えばわかり易いでしょうね。
コロちゃんの子どもたちは、「ボーイスカウト」のスキーキャンプで、スキー技術を憶えて、成長後は自分たちだけで「スキー・スノボー」に行くようになりました。
コロちゃんは、親の役目は「子どもにいろいろな体験をさせる」ことだと考えています。
子どもたちは多くの体験の中から多くの知見を得て、その後の人生を自ら選び進んでいくと思うからです。
もちろん手が届かない世界もありますが、少しでも多くの体験ができるならば、その子どもにとって大きな「心の財産」「貴重な知見」となり、その後の人生にも大きな影響があると思うのです。
そのような考え方を持っているコロちゃんは、この日の「スキー」+「そり」の体験から子どもたちが「貴重な体験と記憶」を得て持ち帰って欲しいと思いましたよ。
この日は、夕方からは温泉に2回も入って、しっかりと全身で「温泉」を堪能したコロちゃんは、ぐったり・ぐっすり・すっきりして夜寝付きましたよ。
明日は、草津温泉郷を散策する予定ですので、今晩はもう寝ますね。おやすみなさーい!
今日のブログは、明日の「草津温泉散策」に続きます。ぜひ明日もコロちゃん一行の「草津温泉行」をお読みになってお楽しみくださいね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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