おはようございます。今日コロちゃんは、またしても本日2本目の原稿をポチポチしています。なにせ今月7月には、久々に旅行に出かけますので、現行を「書き溜め」ることにまい進しているのです。
なに? 内容が薄いって? そんなことないでしょ。
じっくり読んでいると、そのうちに味が出てきますよ。
味が出てくるといいなぁ。
味が出るに違いない!
(m。_。)m オネガイシマス
などなど、今回は岸田総理の渾身の力を込めた政策である「少子化対策」への「国民の声」をポチポチします。
1.「少子化対策」は決まった・・「財源」以外は
「少子化対策」は、先月6月13日に「子ども未来戦略会議」が開かれて、「子ども未来戦略方針」が確定しました
その主要な内容で、三つの基本方針を打ち出しています。
①若い世代の所得を増やす
②社会全体の構造・意識を変える
③すべての子ども・子育て世帯を切れ目なく支援する
そして、具体的政策での、一番の目玉政策は、「児童手当」です。
「児童手当」の所得制限を撤廃し、今は中学生までの支給期間を高校生の年代まで延長します。支給額は0~2歳は月1万5千円、3歳から高校生までは、月1万円となります。
そして、第3子以降については、0歳から高校生まで月3万円の支給となると発表しています。
その詳細な内容をご覧になりたい方は、以前のこのブログでポチポチしていますので、お読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
2.骨太の方針には「財源」が出ていない
そして、6月16日に、「経済財政運営と改革の基本方針2023」(骨太方針2023)が閣議決定されました。
その中には、「少子化対策」の「財源」については出ていませんでした。 「財源」については以下の文章しか見当たりませんでした。
「その財源については、今後更に政策の内容を検討し、内容に応じて、社会全体でどう支えるかさらに検討する」
そして、税負担については、以下のように断言しています。「その財源確保のための消費税を含めた新たな税負担は考えない」
結局、この「少子化対策」の「財源」の詳細については、「年末にかけて決める」となりました。「先送り」ですね。
コロちゃんは、無責任なこと極まれりだと思いましたね。
そこで、この「少子化対策」に対する国民の声をちょっとポチポチ探してみることとしました。
3.「世論調査」を見てみよう
「少子化対策」は、児童手当の増額もあり、世の中の関心を集めてましたから、マスコミ各社は「世論調査」を実施して、国民の意見を収集しています。
コロちゃんは、このような「世論調査」は、その時点の国民の意識の大きな流れをみることができますから、普段から注意をもって見ていました。
今回はいくつかの社の「世論調査」結果を見てみたいと思います。
○朝日新聞 6月17~18日に実施した全国世論調査では、以下の結果でした。
「政府の対策によって、少子化問題の改善が期待できると思いますか。期待できないと思いますか」
「期待できる」 23%
「期待できない」 73%
○読売新聞 6月23~25日に実施した全国世論調査では、以下の結果でした。
「あなたは、政府の少子化対策を評価しますか、評価しませんか」
「評価する」 37%
「評価しない」 55%
○毎日新聞 4月15~16日に実施した全国世論調査では、以下の結果でした。
「政府が3月に発表した少子化対策の案を評価するか」
「評価する」 26%
「評価しない」 53%
○日経新聞とテレビ東京 6月23~25日に実施した全国世論調査では、以下の結果でした。
「政府の少子化対策の政策の効果について」
「期待する」 33%
「期待しない」 60%
主要なマスコミ各社の世論調査を見てみると、すべての調査が「期待できない」「評価しない」「期待しない」が、大きく上回っています。
数字を見ると僅差ではないですね。すべての調査で「期待できる」「評価する」「期待する」の方は、かなり低い数字しか出ていません。
コロちゃんは、少子化対策の予算を倍にするという、大盤振る舞いをするのですから、もっと賛成する意見が多く出るかと思っていましたから、この結果にはちょっと驚きました。
もちろん、国民の皆さんが「少子化対策をしてももうダメ」と考えていたのか、それとも「この程度では効果ない」と考えたのかはわかりません。
しかし、大盤振る舞いの「少子化対策」に懐疑的に思ったのは間違いがないでしょう。
やはり、この対策を疑問視していたのは、コロちゃんだけではなかったと思いましたね。
4.子育て世代も「期待しない」
コロちゃんが読んでいる新聞の「世論調査」には、世代別の解答も載っていました。
それによると、子育て世代の割合が多い年代でも「期待しない」が多いですね。以下をご覧ください。
18~39歳 59%
40~50歳 69%
60歳以上 58%
今回の少子化対策の、恩恵を一番受けるはずの年代の18~39歳でも、6割近くが「期待しない」となっています。
その理由ですが、やはり「国民」は財源も決められずに、耳障りの良い話を語っても信用できないのでしょう。
何しろ、「増税はしない」と言いながら、同時に「社会保険料から・・」とか「所得控除を検討」とかのお話が出てくるのですからね。
やはり、「少子化対策」を本気で取り組もうとするならば、愚直に正面から「増税」を語ればよいと、コロちゃんは思います。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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