【経済考】「消費税減税」は本当に「物価高対策」になるの?──減税効果は6割しか届かないんだって

【経済考】
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「消費税率が8%から1%に下がっても、7%でなく4%しか下がらないの?」

②「渡辺名誉教授の試算が、来年の4月に正しかったかどうかがわかるよ」

③「消費税減税の欧州の教訓を見るよ」

④「1点突破主義で解決するのは幻想だよと、昨日までの日々が明日からも続くとすれば・・・?」

⑤「コロちゃんと、妻のこだわりのお買い物」

1.「消費税率が8%から1%に下がっても、7%でなく4%しか下がらないの?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら日経新聞をバサバサ読んでいると「消費税減税の効果/価格反映、6割の試算/専門家から疑問の声」との見出しが目に入りましたよ。

これって、先日「渡辺努名誉教授」が「国会で発言」した内容についての記事ですよね。

渡辺名誉教授は、政府が提出した「食料品の消費税率を8%から1%へ2年間引き下げる法案(2027年4月実施予定)」に対し、「極めてコスパ(費用対効果)の悪い政策」であると発言されていました。

この記事が指摘している内容は以下でしたよ。

◎「消費税減税の効果」

①「試算によると27年4月は7%の減税のうち6割の4%しか下がらない」

②「税率が1%から8%に戻る29年4月は7%の増税分がほぼ転嫁され、商品の価格は7%上昇すると見る」

③「減税分は消費者にすべて還元されないのに、8%に戻る2年後は増税分すべてが消費者の負担になる可能性がある」

(※①~③は日経新聞の記事の記載です)

(※ここでいう7%は消費税率の7ポイント引き下げを指しています。税率の変化率と商品の税込み価格の変化率は、厳密には異なります)

うーむ、上記の①~③がもし実現したら、これは「消費者にとっては踏んだり蹴ったり」になるんじゃないかなー?
( ̄へ ̄|||) ウーム

(※コロちゃんの考えです)

さらに、記事では「外国の例」を表で書いていましたよ。

◎「海外の食料品減税政策と効果」

①「スペイン」
 ・「野菜など:4%⇒1%」
 ・「持続1カ月半」

②「ポルトガル」
 ・「野菜など:6%⇒0%」
 ・「価格転嫁に一定の効果が見られた」

③「スウェーデン」
 ・「12%⇒6%」
 ・「価格転嫁に一定の効果が見られた」

うーん、海外の事例を見ると、「消費税減税の効果」は国によってかなり違うようですね。

「減税分がある程度価格に反映された国」もあれば、「期待したほどの効果が見られなかった国」もあるようですよ。
(´ヘ`;)ウーン…

(※コロちゃんの考えです)

この記事では「渡辺名誉教授の試算」をあまり詳しく書いていないのですよね。そこでもう少し、この「試算」を調べながら深掘りしてみたいと思いますね。

なお、この「日経新聞」の記事はこちらです。

消費減税分の物価下げ効果に疑問の声、価格反映6割の試算 – 日本経済新聞
2027年4月に飲食料品の消費税率が8%から1%になっても、減税分ほどの物価引き下げ効果はないとの見方が出てきた。減税分の反映は6割程度との試算もある。消費者が十分な効果を実感するかは不透明だ。東京大学の渡辺努名誉教授は10月27日、参考人…
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

2.「渡辺名誉教授の試算は、来年の4月に正しかったかどうかがわかるよ」

コロちゃんは、冒頭の「渡辺名誉教授」の「消費税減税後の税込み価格の変化の試算」をネットで探してみましたが、一般公表はされていないみたいでしたね。

ただ、先日の「渡辺名誉教授の国会の発言」の時に各報道機関が詳しい内容をそれぞれ報じていました。下記は「各報道機関」が報じた内容です。

◎「消費税減税後の税込み価格の変化の試算」

①「過去の事例から・・・5兆円の財政負担のうち、3兆円は消費者に届くが、2兆円は売り手に渡ってしまう」by朝日新聞

②「税率が下がる時には価格が4%しか下がらず、上がる時には7%上がる」by時事ドットコム

③「小売業者が価格を決める際『コスト増(増税)は反映しやすいが、コスト減(減税)は反映しにくい』という性質があるため・・『売り手が得をする』結果になる」by河北新報

ふーむ、これは「物価の神様」と言われる渡辺名誉教授の試算ですけれど、コロちゃんには「壮大な経済実験(※)」に見えますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

それも「2年間で10兆円規模の財政負担を伴う政策」ですから、もしこの「渡辺名誉教授の試算」に近い結果になったならば、「巨額の財源」を投じた割には、「消費者に届く効果」は小さかったということになるかもしれませんよね(※)。

(※コロちゃんの考えです)

いやいや、それだけではなく「消費税減税から2年後の1%から8%への7%の増税」の時に、どれだけ痛みがあるかも興味深いですよね。
(ノД`)イヤイヤ

コロちゃんは、「2027年4月の消費税減税」は「高市総理の悲願」と言われていますから、おそらく実現するのだろうと考えていますよ。

(※コロちゃんの考えです)

しかし、その4月に果たして「商品価格が何%下がるのか?(本来ならば7%下がるはず)」を興味津々で見つめていきたいと思っていますよ。

「渡辺名誉教授の試算」は当たるのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

そして、その後の「1%から8%の増税ができるのか?」と、もし「増税が行なわれたら物価が何%上がるのか?」も、続けて注目していきたいと思いましたよ。

なお、この「渡辺名誉教授の10月27日の国会証言」は、ユーチューブで公表されていました。コロちゃんも視聴してみましたが、素人のコロちゃんでもわかりやすく論理的だと思いましたよ。

コロちゃんが面白いと思った「発言内容」を下に書いておきますね。

「2027年4月の時点で7%フルに下げないと、消費者の批判を招くんじゃないか、格好が悪いんじゃないか、こういう視点から一部の売り手は・・・3月末の価格を高値に持って行ってしまって、4月1日そこから一気に7%下げると、こういう戦略を検討していると聞きます」by渡辺名誉教授

この「ユーチューブ画像」は以下でしたよ。16分23秒です。

【字幕付き】20261027 衆議院 財務金融委員会 13 渡辺努 参考人 東京大学名誉教授
渡辺努参考人 東京大学名誉教授による、2026/10/27の発言・質疑です。【主な発言内容】・消費税減税はインフレを加速させる可能性があり、効果的な経済対策ではないと指摘。・企業の価格転嫁率が高いことを踏まえ、消費税減税の効果は限定的であり...
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

3.「消費税減税の欧州の教訓を見るよ」

さてここで、以前に「日経新聞」の記事で紹介されていた「興味深い研究」をご紹介しますね。

これは、「米カリフォルニア大学サンタバーバラ校」のユセフ・ベンザルティ氏らが、「フィンランドの美容室」に対する「付加価値税の減税」と、その後の「増税の影響」を分析した研究です。

2007年に「美容室の付加価値税率を22%から8%に引き下げました」が、「2010年には9%」に変更され、2012年には「23%」に引き上げられました。

2012年に税率を元の水準に戻した際には「価格が大きく上昇」しました。

この研究では、「付加価値税の引き上げによる価格上昇」は、「引き下げによる価格低下」よりも大きく、その非対称性は数年後まで続いたと報告されています。

つまり、「減税」したからといって、その分が「消費者の値下げ」にすべて反映されるとは限らないのですよね。

うーむ、日本でも同じようなことが起こらないとよいのですが・・・。
(´ヘ`;)ウーム…

(※コロちゃんの考えです)

「日本」では、「政府の食料品の消費税の8%から1%への減税」は、「2年間で10兆円規模の予算」を投入するのですよね。

その結果が「国民の生活を楽にする」どころか「後に物価高騰につながる・・・多額の財源を使って状況を悪くするだけだ(ベンザルティ氏)」とならないことを、コロちゃんは願うだけですよ。

なお、この「日経新聞に記載された欧州の教訓」は以下ですよ。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO97414840X00C26A7PD0000/
(出典:日経新聞 2026年7月8日記事 消費税減税、欧州の教訓より:11月4日利用)

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

4.「1点突破主義で解決するのは幻想だよと、昨日までの日々が明日からも続くとすれば・・・?」

さて、ここからはコロちゃんの「考え方と主張」ですよ。大きく2つあります。

まず第1に、コロちゃんは日本の政治や政策論議には「1点を突破すれば全面解決できる」という発想が強いのではないかと思っているのですよね。

(※コロちゃんの考えです)

ちょっとここで過去の「経済政策の歴史」を見てみましょう。

◎「過去に試しても、日本経済の停滞を解決できなかった経済政策」

①「1990年代:小渕総理の財政政策」
②「2000年代:小泉元総理の聖域なき構造改革」
③「2010年代:安倍総理のアベノミクス」

コロちゃんは、上記の「①~③の時代」を全部リアルタイムに見てきましたよ。

それぞれの政策には一定の成果もあったのでしょうが、結局のところ、「日本経済の長期停滞」を解決することはできなかったとコロちゃんは考えていますよ。

(※コロちゃんの考えです)

「日本の少子高齢化」をベースとした複合的な構造問題は、「財政政策や構造改革、金融緩和」のどれか一つだけで解決できるほど単純ではなかったのではないでしょうか。

だから、「1点を突破すれば解決」という発想自体が間違っているのではないかとコロちゃんには思えるのですよね。

今回の「消費税減税を巡る議論」を読んでいても、これだけで「日本の経済問題」が解決するとは思えないコロちゃんでしたよ。

(※コロちゃんの考えです)

そして第2には、コロちゃんは現在の日本では「2022年からインフレ時代が始まった」とみているのですよね。

(※コロちゃんの考えです)

◎「消費者物価指数の推移」
 (生鮮食品を除く総合)

①「2021年:-0.2%」
②「2022年: 2.3%」
③「2023年: 3.1%」
④「2024年: 2.5%」
⑤「2025年: 3.1%」

https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局 消費者物価指数 全国 2026年9月分より:11月4日利用)

ほらほら、2022年から2025年まで「消費者物価指数は毎年2%を超えて上昇」しているでしょ。
(  ̄O ̄)ホラホラ

「2021年までは物価がほとんど上がらない時代」でしたが、「2022年からは明らかに様相が変わってきた」のですよね。

そこでコロちゃんは、このままのペースで「物価が上昇し続けた時」に「将来のコロちゃんたちが見る風景」はどのようなものかを考えてみたのですよね。

一種の「思考実験」ですよ。もちろん、「物価も賃金も年金額」も、これから同じペースで上昇するとは限りません。ちょっと「参考」にでもなればいいなとか思っていますよ。

まずは、「2021~2025年の物価上昇率と賃金上昇率と年金上昇率の累計値」を見てみますね。

◎「2021~2025年の累計値」

①「消費者物価指数:5年間で累計約11.2%の上昇」
 (消費者物価指数 総合、生鮮食品を除く総合)

②「賃金上昇率:5年間で累計約8.9%の上昇」
 (毎月勤労統計・事業所規模5人以上、現金給与総額)

③「公的年金の改定率(年度):5年間で累計約6.4%の上昇」
 (厚生年金)

(※総務省統計局「消費者物価指数」、厚生労働省「毎月勤労統計」、厚生労働省「年金改定額のお知らせ」からコロちゃんが試算)

うーん、やっぱり「③年金の5年間累計約6.4%」が一番「①物価の約11.2%」に追いついていませんね。
(´ヘ`;)ウーン…

ただ、これは「昨日までの日本」なのですよね。

コロちゃんが今興味があるのは「明日の日本」なんですから、次に「昨日までの日々が明日からも続くとすれば・・・?」を見てみましょう。

「出発点は2021年」で「到着点は2035年」です。

◎「昨日までの日々が明日からも続くとすれば・・・?」
 (2021~2035年までの14年間の試算)

①「物価:約+34.7%」
②「賃金:約+27.0%」
③「年金:約+19.0%」

(※2021~2025年の累計上昇率から平均年率を求め、2035年まで同じペースで推移すると仮定した複利計算)

ただし、これはあくまで機械的な延長であり、将来予測ではありません。ブログですから、不確かな数字でも「参考値」としてお考え下さいね。

これを見ると、「昨日までの日々が明日からも続く」とすれば、「物価上昇に年金の伸びが追いつかない」という厳しい未来が待っているかもしれませんよね。

コロちゃんは、そんな未来をできれば見たくないと思っていますよ。

(※コロちゃんの考えです)

あれっ、2035年だとコロちゃんは・・・8〇歳になりますね。もう生きていないかも?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

コロちゃんは、「目先で得をする」けど「将来の損が大きくなる」のはキライなのですよね。だから今回の「消費税減税」もあまり良い政策だとは思えないのですよね。

ただ「物価の上昇」が「生活」を圧迫していることは間違いがありませんから、何らかの対策は必要なのでしょうけれど、「賃金・年金」はなかなか上がらない構造となっています。

だからコロちゃんは、この「賃金・年金を上げる仕組みが必要だ」と考えていますよ。これはまた別の機会に取り上げてみたいと思いますね。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

5.「コロちゃんと、妻のこだわりのお買い物」

今日のテーマは、「消費税減税は本当に物価高対策になるの?──減税効果は6割しか届かないんだって」について考えてみましたよ。

さて、ここからはいつもの「コロちゃん話」ですよ。

コロちゃんの妻は、5年前に「肺がん」で亡くなっていますが、若い頃から「食材や調味料のお買い物」にこだわりがありました。

コロちゃん夫婦には2人の息子たちがいましたから、子育て時代には「スーパー」で特売や安い商品を探して購入していましたが、「値段が高くともこれじゃなきゃダメ」という商品があったのです。

◎「妻がこだわった商品」

①「味噌」
②「餃子の皮」
③「根こぶだし」

このうちの「①味噌」は、もうメーカーと商品名は忘れてしまったのですが、近くのスーパーでは取り扱っていなかったのですよね。

それでコロちゃんが、わざわざ「車」で離れたところにあった「ウエルシア」まで出かけていました。

「②の餃子の皮」は、覚えていますよ。「モランボンの厚め餃子の皮」でした。この「モランボンの厚め餃子の皮」は「レギュラーサイズ」の皮の2倍の厚さがあるのです。

妻はよく「手作り餃子」を作っていましたよね。あの餃子は美味しかったなー。今となっては、もう食べられない味ですよ。

以前コロちゃんが間違えて「レギュラーサイズ」を購入して帰った時には、妻に鬼のように怒られましたね。

その時にコロちゃんは、あわてて「買い直しに出かけた記憶」が残っていますよ。

もちろん「レギュラーサイズ」は餃子には使われずに、あとで「ワンタンスープ」の包みで食べていましたよ。

最後の「③ねこぶだし」は、以下の「だし」でしたよ。

【楽天市場】【マラソン期間中P+3倍】ねこぶだし 450ml 12本 濃縮タイプ だし 漬物 おでん うどん テレビショッピング 濃縮 根昆布だし 万能和風だし 万能調味料 和風出汁 こんぶ 出汁昆布 梅沢富美男:STAMPEDE
梅沢富美男 漬物 おでん うどん テレビショッピング 濃縮 根昆布だし 万能和風だし 万能調味料 和風出汁 こんぶ 出汁昆布 だし 置き配。【マラソン期間中P+3倍】ねこぶだし 450ml 12本 濃縮タイプ だし 漬物 おでん うどん テ…

妻はこの「ねこぶだし」を「毎年1~2回、12本セットの1ケース」を購入していたのを思い出しましたよ。

この「ねこぶだし」は、12本セットで1万2千円ほどもする高価な商品でしたよ。もちろん近隣の店舗ではどこも扱っていませんでした。

それでもいつも「通販」で購入していて、時々帰省してきた「長男・次男のママさんたち」に1本持たせることがいつものコロちゃんちの風景でしたね。

こうして振り返ってみると、コロちゃんちの家庭は夫婦と息子2人の「4人家族」で、決して豊かな生活をしていたわけではありません。

せいぜい「中の下の家庭」でしたが、それでも「これだけはダメ」という、こだわりのお買い物がありましたよね。

「貧しい中でも満足を求める」というのでしょうか。

コロちゃんは「貧しいのは恥じゃない」との価値観を持っていましたから、「ぜいたく」には忌避感があったのですよね。

しかし「貧しい中でもこだわりがある」って、「ぜいたく」ではないと思いますよ。むしろ「カッコがいい」と思っていたコロちゃんでしたよ。

その妻も5年前に逝ってしまいましたから、もう「手料理」を食べることもできなくなってしまいました。

何とも寂しい思いを噛みしめながら、「妻のこだわりのお買い物」を思い出しているコロちゃんでしたよ。

ヘタレなコロちゃんが、また「泣き言」を書いているよと笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいちゃんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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