お早うございます。すみません、今日は日曜日ですけど「いつもの2話投稿」ではなく、この「1話投稿」としますね。
実はコロちゃんは、2週間後にちょっと遠方へお出掛けすることになりまして、前泊を入れると4泊5日の日程になります。
この5日分の「ブログ記事」を書き溜めておかないと、このブログの「毎日更新」が途切れてしまいますから、今日から準備に取り掛かるつもりなのですよ。
振り返って見ると、このブログを開設したのは2022年の11月4日です。それ以来もう1年8ヵ月間の間「毎日更新」を続けてきました。
われながら「良く続いたなー」と思いますよ。
( ̄。 ̄)ホー
果たして今後もどのくらい「毎日更新」が続けられるのかは、まったくわかりません。
しかし、このブログをカキコキすることは、もうコロちゃんの「生活の一部」となっていますから、出来るだけ長く続けたいと思っていますよ。
ですから、今このブログをお読みになっている皆さんも、また読みにお立ち寄りくださいね。
今日は「政治資金法が成立したけど評判が悪い」をカキコキします。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「政治資金規正法がフルボッコに叩かれていると、野党はどう言っているのか?」
☆「コロちゃんのポジションと、岸田総理はキライじゃないけど・・・」
☆「コロちゃんと政治へのスタンス」
1.「政治資金規正法成立がフルボッコに叩かれてる」
コロちゃんが朝コーヒーを飲みながら、新聞をバサバサと読んでいると「政治資金規正法が成立」との見出しを1面で読みました。
この内容は「政治資金規正法が参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した」という事実をニュートラルに伝える記事でした。
コロちゃんは、「まあ自民党・公明党で参議院で多数派を形成しているから順当な結果だなぁ」と当たり前の感想を持っただけでした。
ここからが、コロちゃんの驚きが始まります。
❶まずは「2面の社説」で、「これでは政治資金の不正を根絶できない」との見出しで、「不正根絶に向けた資金の透明化には程遠い」と批判。
そして「今国会の会期を延長してでも裏金事件の実態解明と抜本的な制度改正を急ぐべきだ」と主張。
更に急ぐべき優先課題として「政治資金の透明化の徹底」と「政治家の活動実態に即した公費負担の再設計」を取り上げています。
コロちゃんは、なかなか「日経新聞」も踏み込んだ「岸田政権」への批判の「社説」を書いているなと、考えながら新聞の次の3面に目を移しました。
❷再び驚いたのは、ここにも「政治資金透明化遠く」との「政府批判記事」があるではありませんか。
しかも、一つではなくこの関連記事には、隣に「政治をリセットせよ」との「政治部長署名記事」が並んでいるじゃないですか。
この「政治資金透明化遠く」の見出しの記事の内容は、批判的トーンですね。
「先送りした課題も多い」や「政治資金の透明化には程遠い」、さらに「領収書の公開範囲や監査を担う第三者機関の詳細は先送りした」と記載しています。
その隣にある「政治をリセットせよ」との「政治部長署名記事」は厳しい内容ですね。
「国会は・・・国会議員に襟を正せということを延々と議論する場ではない」とはキツイ。
「法律を作る立場にある国会議員がルールを無視して抜け穴を探すのは論外」とごもっともな意見です。
最後には「自民党総裁選を前倒しするか、衆院を解散するか、政治不信と政治空白を一刻も早くリセットすべきだ」と締めています。
あらら、「新聞社の政治部長が岸田総理に衆院解散で総選挙をしろ」とまで言っちゃいましたよ。これ「全国紙」の紙面ですよ。
コロちゃんが知らないだけかもしれないですけど、これは「前代未聞」じゃないかなー?
この3面の関係記事は、まだありました。
下の方にある「今日のことば欄」は本来「用語の説明のコラム」なのです。
しかしここでの「政策活動費の説明」の内容には、「自民党が政策活動費の使途を公開していなかった理由」を批判的トーンで書いています。
いやいや、この3面だけでも3本の「政治資金規正法関連の記事」ですよ。コロちゃんは、ちょっと驚きながら、新聞の紙面をめくったら・・・・。
またあった!
オオォォォ(゚ロ゚*)
➍4面には「首相、規制法成立の代償」の見出しで、「後見人・麻生氏との関係に溝」「維新取り込みも頓挫」と、まるで「週刊誌」のような「舞台裏の話し」です。
これは、相当の数の記者を取材に出したんだろなー、とコロちゃんは感じましたよ。
コロちゃんが読んだ感想としては「岸田総理はこのようにして失敗した」というウラ話ですね。
そして、さらにこの4面の一番下には「党首討論の主なやり取り」が記載されています。
ここを読んだコロちゃんは、「岸田総理」の「政治にはコストがかかる・・・現実を見ることがない案であってはならない」との言葉は泣き言を叫んでいるように読めましたよ。
いやいや、ビックリしました。今日の「日経新聞」はさながら「岸田総理の政治資金規正法特集」でしたね。
それも、コロちゃんには新聞の全編が「批判一色」に思えましたよ。こんなに筆を振るって、後が大丈夫なのかとコロちゃんは思わず心配になりましたよ。
なお、この多数の「政治資金規正法記事」の中で、最も舌鋒鋭い「政治部長の署名記事」を下記にリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はクリックお願いします。
2.「野党はどう言っているのか?」
今回の「改正政治資金法」は、参議院本会議での「自民党・公明党」の賛成多数によって可決されています。
法案反対に回ったのは、「立憲民主・国民民主・共産」の3党と、「衆議院」では賛成していた「日本維新の会」も反対していますね。
この「日本維新の会」の「衆議院で賛成」していたのに、「参議院では反対」に回った迷走は、下記のような経過だったらしいですね。
「維新の会」は、5月末の「岸田総理」との党首会談で、以下の合意を文書に署名したとされています。
◎「岸田・馬場党首会談合意事項」
➀「旧文通費(※)の使途公開と残金返納を義務づける立法措置」
(※旧文通費:旧文書通信交通滞在費のこと:国会議員に歳費(給与)とは別に毎月100万円支払われる。使途公開の必要がない)
➁「政策活動費の領収書10年後に公開」
など
ところが、この「合意事項:➀旧文通費立法措置」については「いつまで」とは書いていなかったことから、その後に「今国会中は難しい」と自民が言いだして、それに維新が激怒したとなっています。
また「立憲民主」の方も「政治資金パーティー禁止法案」を提出する一方で、岡田克也幹事長ら複数幹部がパーティー開催を予定していたことに批判を受けて「開催中止」となっていますね。
何というか、こうなると「泥仕合」ですね。
コロちゃんがあえて言うまでもなく、「代議制民主主義」の利点は「国会討議の中で妥協策を創り出す制度」です。
それが「自民・公明」の与党から、「立憲民主」の野党(※)までが「政治にはカネがかかる」と、堂々とおっしゃられる。
(※立憲民主党は言葉で入っていませんが政治資金パーティを開催しようとして中止しています)
そういえば「岸田総理」自らが、6月19日の国会での「党首討論」の場で以下のようにご発言なさっていますね。
「政治にはコストがかかる。企業・団体献金は禁止、政治資金パーティは禁止、政策活動費も禁止。すべて禁止し、現実を見ることがない案であってはならない。」
コロちゃんは「政治にカネがかかる」のだったら、「政党交付金で賄える範囲内で政治活動を行なえば良い」と思いますね。
子どもが「お小遣いが足りないよ!」と言ってきたら、親ごさんは「お小遣いの範囲内で使いなさい」と言うのが普通ですよね。
確かこの「政党交付金」は、1994年に「政治にはカネがかかる」から、ウラ金などに頼らなくても良くなるとして、「国民1人当たりコーヒー1杯分の250円※」と言って導入されたのですよね。
(※政党交付金の総額は、国勢調査の人口に250円を乗じて得た額を基準とする。令和2年国勢調査人口で約315億円)
それが今更「国民1人当たり250円」では足りないほどに「政治にはコストがかかる」とは、当時を知っているコロちゃんとしては「話が違うよ」と言いたいですよ。
3.「コロちゃんのポジション」
今日のテーマの様な「政治の世界」は、このブログの「編集長&株主様」は「臭いから止めとけ!」といつもおっしゃっていますが、今話題を集めている課題ですので軽く書いてみました。
それでこれらの「政治」に対するコロちゃんのポジションですが、「政治には完全なニュートラル」はないと思っています。
その上でコロちゃんは「リベラル」の立ち位置です。コロちゃんは「戦後民主主義の時代」に生きて来たのです。
ただし、現在の野党の「立憲民主党」を支持しているかというと、そうではありません。コロちゃんは、大きな「政治課題」というのは少なくとも20件程度はあると考えています。
この「政治課題」とは、たとえば「景気・安全保障・国民生活」などなどですね。
その中でコロちゃんが一番重きを持って考えているのが「増税」に対するスタンスです。
コロちゃんは「法人税・所得税・消費税」の基幹税を増税して、「社会保障費」に投じるべきだと考えています。
この考えは、もちろんコロちゃんが考え出したわけではありません。「早稲田大学経済学部教授」の「井出栄作教授」が提唱しているものです。
この提唱された「政策」の名称は「ベーシック・サービス」と言われています。
簡単に言えば、「増税」を行ないそれを原資として、現在の社会保障分野の「医療・介護・教育・障がい者福祉」の自己負担分を全て無料化する政策です。
そのために必要な「増税」は「消費税16%分(44.8兆円)」だとしています。
もちろんこれは「消費税だけ増税」した場合の計算ですから、他の「法人税・所得税・相続税」などの増税を組み合わせれば、「消費税16%増税」はもっと低くなるでしょう。
この様な「構想」をコロちゃんは、最優先政治課題として支持していますから、現在の「日本の政党」の中には、コロちゃんの支持政党はありません。
だって「自民・公明・立憲・維新・国民」の全ての政党は「増税反対」ですからね。
だからコロちゃんは、選挙には必ず投票に行くことにしていますが、投票先は「よりマシな政党・よりマシな候補者・よりマシな政策」を考えながら、その都度の投票先を考えていますよ。
そして上記に誰も見つけられない時は、「白紙投票」としていますよ。「白紙投票」は、棄権ではなく意思表示ですからね。
これが現在のコロちゃんの「政治へのスタンス」ですよ。
皆さんはいかがでしょうか。「政治」は私たちの未来を決定しますから、ぜひ興味をお持ちになることをお勧めしますよ。
コロちゃんは、国政選挙は今後の「日本の未来」をつくるものだと考えていますから、いつも深い興味を持っていますよ。
なお、上記でコロちゃんが高く支持している「井出栄作教授の提唱する『ベーシック・サービス』の詳しい内容に興味がある方は、以下のリンクのコロちゃんのブログ記事をお読みください。
4.「岸田総理はキライじゃないけど・・・」
コロちゃんは、政治家としての「岸田総理」はあんまりキライじゃないんですよね。だって「ハト派」だし。
今の自民党は、日本全国の地域ボスの親分衆の代表だとコロちゃんは考えているんですよ。だから「保守」というのは「日本人全体の意思」だと思うのです。
しかし、現在は「都市部と地方」の格差と利害が、今までになく大きくなってきています。「低い経済成長」しか得られていない現在では、「成長の果実を分け合う」ことが出来ません。
当然「都市部と地方」の利害調整はギクシャクするし、一方を立てれば片方は怒るでしょうね。
コロちゃんは、上記で新聞でも書かれている「岸田総理のガバナンスへの疑問」は、今の「政治の世界」のピラミッド構造がもう維持困難な段階にまで進んできたように思えるんですよ。
要するに「岸田総理個人の資質」の問題ではなく、「社会の構造」の問題ではないかと思っているのです。
もしこれが「社会の構造の問題」であった場合は、今後「岸田総理」を取り換えてもまた同じことが起きるでしょうね。
コロちゃんは、かつての「在任期間が1年に満たない総理が続いた時代」を思い出しますね。以下をご覧ください。
◎「歴代総理在任期間」
❶「2006年:安倍晋三:366日」
❷「2007年:福田康夫:365日」
❸「2008年:麻生太郎:368日」
➍「2009年:鳩山由紀夫:266日」
❺「2010年:菅直人:452日」
❻「2011年:野田佳彦:482日」
上記の❶~❸の「歴代総理の就任年」は、見事に2006~2011年と毎年続いています。まさに「総理は1年間で使い捨て」の時代だったのです。
最初の「❶安倍晋三:366日」は第1次安倍政権ですね。第2次安倍政権は、上記の❺の以降に5年間お勤めになられています。
また厳密の日数では、1年365日以上の期間を「総理」をお勤めになった方もいらっしゃいますけど、「短期政権」には変わりません。
このような毎年「総理大臣」が変わっていると、「中長期」の判断を迫られるような「政治課題」は、何も進まない事態となりました。
このような時代が再び来ることは、コロちゃんは何としてでも避けて欲しいと願っていますよ。
5.「コロちゃんと政治へのスタンス」
コロちゃんが新聞やニュースで「政治の話題」を知った時の考えに、若い時分だった時とは大きな違いがあります。
それは「腹が立たない」のです。若い時にも、今の政治の状況のような「政治資金の醜聞」もありました。
例えば1993年の「金丸金塊事件」ですね。
これは当時自民党副総裁であった金丸信が、佐川急便から5億円のヤミ献金があったという事件で、自宅を家宅捜査したところ「時価1000万円相当の金塊」が見つかったという事件です。
この時の「金塊事件」は、「越後屋と悪代官」を見るようで国民全員があっけにとられましたよ。
この頃のコロちゃんは、40代のバリバリの時代ですから聞いただけで腹が立ちましたね。
しかし最近のコロちゃんは、「旧安倍派」が6億円のウラ金を貯めこんだと聞いても、その理由と使い道が知りたいと思いましたが激高はしませんでしたね。
「怒り」よりも、なぜそのようなカネが必要だったのか、禁止しても法律を守らない「議員たち」を、今後出さないためには何をするべきなのかの方に意識が向きます。
要するに「過去の制度」ではダメになってきたから、「制度」を変えなければならないと思うようになったのですね。
かつての「個人の責任を追及すれば一罰百戒だ」との考えから、「制度の時代性」へと注目点が変わってきたのです。
そうなると「ルールを守らない個人」に対しては怒れますが、相手が「制度」だったら怒りの対象とはなりません。
むしろ「なぜルールを守らなかったのか」の方に興味が向いてきます。「ルールを守らない人」には、必ずそれなりの「正当化する自己論理」があるはずですからね。
そのような事を考えながら、コロちゃんは毎日新聞をバサバサと読んでいますよ。今日は久しぶりに「コロちゃんの政治話」をカキコキしてみました。
皆さんは、もちろんコロちゃんとは違ったお考えをお持ちだろうと思います。
しかし、今の「日本」で一緒に生活をしているわけですから、私たちの代表である「政治指導者」への関心は同じだと思います。
コロちゃんは、好奇心が旺盛ですから、上記のような事を考えながら好きで世の中を見渡しています。
ただ今の「政治の世界でおきていること」は、タイムラグを持っていずれ「私たちの生活」にまで及んでくることが多いですから、知っていた方が良いと思いますよ。
毎日興味を持って読んでいると「政治の世界」も、かなり「ドラマのある世界」ですから、だんだんと面白くなってきますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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