おはようございます。今日コロちゃんは、1ヵ月ぶりにワンコのシャンプーをしましたよ。コロちゃんは、現在同居中のワンコをいつも月1回シャワーで洗ってやっているのですよ。
もちろん場所は「お風呂場」ですよ。足の指の間の毛をカットするのは、2ヶ月に1回と決めていますから、今回はやりません。
だから、まずいつも寝ているベッドの上に、「新聞紙」を3日分ほど拡げて、その上に「ワンコ用バスタオル」を拡げておきます。
側にドライヤーをセットすれば、もう準備は完了ですよ。
あとは「お風呂場」にワンコを放り投げて、シャワーをザーザー出しながらシャンプーを振りまいて、ガシガシこすり上げればもう終わったようなものですね。
再びシャワーを出しながら「2度洗い」すれば、ブルブルと身体を震わすワンコを「ワンコ用バスタオル」で二重にくるみながら、ベッドの上に放り投げてドライヤーで乾かせばもう完了ですよ。
ざっとお時間は全部で「30分程度」ですね。コロちゃんは、月に1回の行事が終わってホッとしましたよ。
だけど、その後に「腰がズキズキ痛む」のだけはコロちゃんの悩みです。
(。>_<。)アイタタタ
ワンコを洗うには、どうしても「前屈み」になりますから、これだけはどうしようもありませんね。
そんな「働き者のコロちゃん」が、今日は「子育てしやすかった親世代と、厳しくなった子世代」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「スポーツ、いまやぜいたくなの?と、スポーツ観戦とディズニーランド入園料を比べてみよう」
☆「給料は上がっているのか?と、ケインズの予言は外れたのか?」
☆「分配を工夫すれば、貧しくはならないよと、コロちゃんと遊園地」

1.「スポーツは、今やぜいたくなの?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「スポーツ今や/ぜいたく」との1面トップ見出し」が目に入りました。
コロちゃんは、スポーツに全く興味がないので今まで関心を向けていませんでしたが、どうやら「スポーツ観戦」のお値段が、10年前から大幅に上昇しているようですね。
記事によると「2024年にスポーツを観戦した人の1回のチケット代は4527円と10年前から44%上昇した」と報じられています。
記事添付のグラフを見ると、「2015年の国内スポーツチケット平均価格は3000円」のラインになっていましたから、確かに5割増しに上昇していますね。
また「2児の母」が「小6の次男が所属するサッカークラブチームの年間支出は20万円近い」とか、「東京都区部の水泳教室の月謝は9079円と10年前から2000円近く上がった」とも報じています。
その結果、記事では以下の様に変わってきたとしています。
●「見る:スポーツ観戦は大人のぜいたくの色が濃くなっている」
●「習う:親の年収で格差」
上記のように、この記事では「(今までは)スポーツは様々な環境の子どもが接点をもつ媒介だった。スポーツは社会秩序を学ぶ場所という役割を担ってきた」と書いています。
しかし、今では「スポーツの才ある若者が努力を重ね逆境を越えていくジャパニーズドリームの現実味も薄らいでいる」と嘆いていますね。
コロちゃんは、この記事を読みながら「コロちゃんが子育てをしていた1990年代」と「現在の2020年代の違い」を思わず考えてしまいましたよ。
そこで「1990年代と2020年代」の、いくつかの「指標」を比べてみたいと思いましたよ。

2.「スポーツ観戦とディズニーランド入園料を比べてみよう」
それでは「コロちゃんが子育てをしていた1990年代」と「現在の2020年代の違い」を比べてみましょう。
まず最初に、上記記事で取り上げている「スポーツ観戦料金」の1990年代はどの位の料金だったのでしょうか。下記をご覧ください。

➀「プロ野球観戦料金は、2倍以上に上がったよ」
最初は「プロ野球の観戦料金」から見てみましょう。以下でしたよ。
◎「プロ野球のチケットの値段推移(東京地区)」
➀「1990年」
・「内野席:1546円」
・「外野席:1051円」
②「2018年」
・「内野席:4500円」
・「外野席:2000円」(東京ドームでの巨人戦)
https://toukeidata.com/bukka/proyakyu_ticket.html
(出典:日本と世界の統計データより:5月11日利用)
コロちゃんは、「野球観戦」には1度も言ったことがありませんから、よくわからないのですが「野球観戦」には座席の場所でお値段がだいぶ変わるようですね。
ただ上記の「①1990年」と「②2018年」を比べると2倍以上に値上がりしているようですよ。

②「ディズニーランドは、3倍に上がったよ」
次は「東京圏」の皆さんなら、誰もが1度は行ったことあると思われる「ディズニーランド」の入園料を見てみましょう。
◎「東京ディズニーランド入園料金」
➀「1990年」
・「大人:4400円」
②「2025年」
・「大人:7900円」
・「中人:6600円」(中学・高校生)
・「小人:4700円」(幼児・小学生)
あちこち調べてみましたが、「①1990年は大人料金4400円」しか分かりませんでした。だけど、「➁2025年:大人7900円」となると、約1.8倍に上昇していますね。
コロちゃんが、今アルバムを出して見たら「1989年と1990年」に家族4人で「ディズニーランド」に行っていましたよ。ちょうど子どもたちは「小学生と幼稚園」でしたね。
この時の「家族4人の入園料と飲食・お土産料金(推計)」と、昨年「2024年の支出(日経新聞記事)」を比較してみましょう。下記ですよ。
◎「家族4人でデイズに―ランドへ行くと?」
➀「1990年」
・「入園料: 1万5000円」
・「商品 : 3500円」
・「飲食 : 2500円」
・「合計 : 2万1000円」
(コロちゃんの推計)
②「2025年」
・「入園料:5万4400円」
・「商品 : 5157円」
・「飲食 : 3258円」
・「合計 :6万2815円」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD08CJ40Y5A400C2000000/
(➁の出典:日経新聞:5月5日記事:テーマパーク入園料1万円時代より:5月11日利用)
上記の「①1990年の合計2.1万円」はコロちゃんの推計ですが、当時のコロちゃんの記憶では「ディズニーランド」は「他の遊園地」よりも安いと感じていましたよ。
下記の「➁2025年の合計6.2万円」は、日経新聞の記事で紹介された金額ですから正確だと思われます。
この様に「➀1990年」と「➁2025年」の「家族4人でディズニーランド」を比較すると、ほぼ3倍になっていますね。
コロちゃんは、どちらも多分上がっているだろうなー、と考えながら調べてみましたけれど、「やっぱり上がったか」としか言いようがありませんね。
そして、子育て中の全ての親ごさんに「ご苦労様です、お疲れ様です、頑張ってください」としか言葉がありませんでしたよ。

3.「給料は上がっているのか?」
いくら「プロ野球の観戦料金」が上がっても、「ディズニーランドの入園料金」が上がっても、それ以上に「給料」が上がっていれば問題はないのですよね。
しかし、あんまり上がっていなさそうですよね。ちょっと確認しておきましょうね。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「独立行政法人労働政策研究・研修機構 常用労働者1人平均月間現金給与額 」より
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0401.html
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構 統計情報 早わかり グラフで見る長期労働統計より(5月11日利用)
上記のグラフは、「労働政策研究・研修機構」が発表した1947~2023年の「労働者1人あたり月間現金給与額」の推移です。
バックデータがついていますから、「1990年のお給料」と「2023年のお給料」がどのくらい上がっているのかがわかります。
下に10年刻みで書き出しますね。
◎「1人あたり月間現金給与額」(事業規模30人以上:1000円以下切り捨て)
➀「1990年:37.0万円」
②「2000年:39.8万円」
➂「2010年:36.1万円」
④「2023年:38.6万円」
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.jil.go.jp%2Fkokunai%2Fstatistics%2Ftimeseries%2Fxls%2Fg0401.xlsx&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構 早わかり グラフで見る長期労働統計:バックデータより:5月11日利用)
うーむ、「➀1990年:37.0万円」から「④2023年:38.6万円」ですから、33年間で「+1.6万円」の微増ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
このぐらいの「微増」では、「プロ野球観戦料金の2倍以上」や「ディズニーランドの3倍」には追い付かないですよね。
確かに、これでは「コロちゃんの子育て時代(1990年代)」より、現在の「子育て世帯」の方がたは苦労しますよね。
ここまで見てくると、コロちゃんの「子育て時代(1990年代)」とを比べると「現在の子育て世帯は貧しくなっている」ように見えてきますね。

4.「ケインズの予言は外れたのか?」
コロちゃんは、ここまで「私たちは1990年代から貧しくなったのか?」と書いてきて、かつての「ケインズの予言」が頭に浮かびましたよ。
「ケインズ」はイギリスの経済学者です。活躍したのは第1次大戦の時代ですから、1910~1930年代ですね。もう100年以上前ですね。
この「ケインズ」は、「有名な予言」を語っていたのですよ。
「ケインズ」は、1928年に母校のケンブリッジで講演をしたそうです。そこで以下の様に語ったとされています。
◎「ケインズの予言」
➀「イギリスの資本は3.25%成長を続けている。これがもっと続けば経済は間違いなくずっと豊かになる。・・・すると人類の経済問題は基本的に解決してしまう」
➁「100年後の私たちの孫の時代には一人当たりの生産性は4~8倍となり、豊かな社会が訪れるだろう」
③「労働時間は1日3時間も働けばよくなり余った時間を如何にすごすかが人類の重要な課題となる」
「ケインズ」は、「経済成長」が続けば「生産性」が上がって、「労働時間」は短くなるし、みんなが「豊かになる」と確信していたのです。
コロちゃんは、これを読んで「資本主義経済の明るい未来」を信じきっている当時の「ナイーブなケインズ」の姿が目に浮かびましたよ。
えーと、これは1928年の講演ですから、この時点のケインズは45歳のバリバリの「現役経済学者」ですよね。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
だけど、この講演のあった翌年の1929年10月から「アメリカ発の世界大恐慌」が始まって、その後の「第二次世界大戦」にまで行き着いています。
何とも「経済の未来」は分からないものだと、コロちゃんは思いましたよ。
それはともかく、この「ケインズの予言」は外れましたよね。上記で見てきたように「日本」の私たちは1990年代よりも「貧しくなっている」のですからね。「豊か」にはなっていませんでした。
では、どうして「ケインズの予言」は外れたのでしょうか? 次はコロちゃんの考えを書いてみますね。

5.「分配を工夫すれば、貧しくはならないよ」
コロちゃんは、ケインズが「資本主義経済」で経済成長が進めば、「労働時間は1日3時間になる」と予言しましたが、それは間違っていたと考えています。
「ケインズの予言」は1928年ですから、現在はほぼ100年後ですけれど、「予言」とは違ってまだ「経済問題は解決」していません。
だけど「日本」でも「週48時間労働」から「週40時間労働(1997年全面施行)」と短くはなっています。
それに「社会の生産性」はずっと上がってきているのですから、「経済問題が解決しない理由」は「社会の配分の問題だ」というのがコロちゃんの考えですね。
さすがの「ケインズ博士」も、一部の富裕層が「経済成長の果実を独り占め」することまでは予測できなかったのでしょう。
コロちゃんは、日本は「経済成長」がまったくできていないわけではないのですから、あとは「分配」がうまくまわっていないことが問題なのではないかと考えていますよ。
アメリカの例を見ると、「FRBの幹部」の報告書で以下のような「アメリカの資産状況」が発表されています。
◎「アメリカの資産状況」
➀「トップ1%の資産」
・「1989年:全体の23%を所有」⇒
・「2018年:全体の32%を所有」
②「下層50%の資産」
・「1989年:全体の4%を所有」⇒
・「2018年:全体の1%を所有」
ネット上の「報道」からのデータですが、アメリカでは1989年以降の「経済成長の果実」のほとんどが「➀トップ1%」から「トップ10%」に流れているようですね。
そして「②下層50%の資産」は、その逆に割合が減少しています。
つまり「アメリカ」で起きていることは、「経済成長は出来ているが分配がごく1部に片寄っている」のですよ。
「成長の果実」のほとんどが、トップ1%の「富裕層」に吸い上げられているイメージですね。
コロちゃんは、このような「資産の集中の動き」は、大なり小なりですが「欧米社会」の全てで進んでいると考えています。
そうなると「日本だけが例外である」とは考えにくいですよね。
「ケインズが予言」したように「経済成長すれば豊かになる」はずなのですよ。下記をご覧ください。
◎「実質GDP成長率推移」
➀「1956~1973年度:平均9.1%」
(18年間)
➁「1974~1990年度:平均4.2%」
(17年間)
➂「1991~2023年度:平均0.8%」
(33年間)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0001.html
(出典:労働政策研究・研修機構:早わかり グラフでみる長期労働統計:バックデータより:5月11日利用)
上記の➀~③は過去68年間の「日本の実質GDP成長率の推移」です。
バックデータから推移を見ると、「単年度」では「マイナス成長」もありましたが、平均に均せばプラス成長を維持しています。
もちろん1990年以降は「高い数値」となっていません(平均0.8%)が、それでも「プラス成長」は何とか維持しているのですよ。
だったら、私たちの生活も「経済成長の果実の配分」を工夫すれば、昨日よりは「豊か」にはなれなくとも、「貧しく」なることもない「横這い」ぐらいは維持することができるのではないでしょうか。
コロちゃんは、「日本」もアメリカのような「資産の偏在」が日本でも起きていると考えていますよ。だからこの「偏在した資産」を再配分する政策を望んでいますよ。
そして「人生で一番お金がかかる子育て時代」が貧しくなることを、なんとしても避けていただきたいと考えていますよ。

6.「コロちゃんと遊園地」
コロちゃんは1950年代に生まれて、それ以降は1960年代以降の「高度成長」の中で育ちました。
そして、1980年代の「一億総中流社会」の中で子育てをしてきましたから、いまさら「日本が貧しくなる」ということを受け入れにくいのですよ。
だから、今後の「日本」でも多くの子育て世帯の皆さんが「安心して暮らせる」ような社会であって欲しいと思っていますよ。
最後の「コロちゃん話」は、「遊園地の思い出」ですよ。
コロちゃんが、子ども連れで最初に「遊園地」に行ったのは「後楽園遊園地」でしたね。今ある「東京ドーム」の横にある「遊園地」です。
当時「後楽園遊園地」では、「スーパー戦隊ショー」を開催していたのですよ。
「スーパー戦隊」というと、現在の2025年では確か「ナンバーワン戦隊ゴジュウレンジャー」ですか?
当時は「超獣戦隊ライブマン(1988~1989年)」だったか、それとも「高速戦隊ターボレンジャー(1989~1990年)」だったような気が?
(。・_・?)ハテ?
当時の「後楽園遊園地」の中にある会場で、それらの「ヒーロー」が「黒いマスクの悪人たち」とバトルを繰り広げたのですよ。
飛んだり跳ねたり、高いところから飛び降りたりして、全身をコスチュームをまとっているのに、全員が身軽に舞台狭しとバトルを繰り広げていましたよ。
そして圧巻だったのは、バトルの最中に舞台裏に消えたヒーローが、上空を走っていた「ジェットコースター」からいきなり出現したのです。
その舞台の上空には、ちょうど「ジェットコースターの線路」が通っていたのですよ。
舞台で戦っていた「悪人」たちが、いきなり空を指さすと、そこには「ジェットコースター」の中で立ち上がったヒーローが「決めポーズ」で登場していたのです。
あの急速で走る「ジェットコースター」では、座っていても怖いですよね。
それがヒーローは、立ち上がって両手で「決めポーズ」を見せるのですから「プロ」とは凄いものですよね。
‧˚₊̥(∗︎⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥ すんごっ!
子どもたちも大喜びで大歓声でしたが、コロちゃんと妻も思わず見入った「戦隊ショー」でしたよ。
なお、この当時「戦隊ショー」を行なっていた「後楽園遊園地の野外劇場」は、その後2003年に「東京ドームスカイシアター」に、2009年からは「シアターGロッソ」に場所が変更となっていますね。
だから、当時コロちゃん家族がビックリして喜んだ「ジェットコースター上のヒーローのキメポーズ」は、もう見ることはできませんよ。残念ですけれどね。
だけど、このころ感じた楽しさは、子どもたちだけではなかったですよ。コロちゃんと妻も「子育て」を充分に楽しんでいましたよ。
だからこそコロちゃんは、今の「子育て世代」にも楽しんでほしいと思っていますよ。
今日は、「子育てしやすかった親世代と、厳しくなった子世代」をテーマにしましたが、ここまで読んでお分かりの通り、今と比べるとコロちゃんの時代は「子育てがしやすかった」ですよ。
だからこそ、コロちゃんは現在の政治に「ブーブーと文句」を言いたくなりますよ。
時々「言いすぎること」もありますけど、そのあたりはご容赦お願いしますよ。
最後の「コロちゃん話」は、コロちゃんが40代で子どもたちが「小学生&幼稚園」ぐらいの頃でしたね。
今では「70代のおじいちゃんのコロちゃん」でも、そんな時代はあったのですよ。そんな「老いの繰り言※」ですが、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
(※老いの繰り言:老人が言っても仕方ないことをくどくどと繰り返すこと)
明日もまたよろしくお立ち寄りください。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

コメント