おはようございます。昨日の夜にコロちゃんが、夕食を終えてまったりと読書をしていると、コロちゃんのアイパッドにメールの着信がありました。
「あれれ、誰かな?」とつぶやきながら、アイパッドを開いてみましたが、もともとコロちゃんにメールを送ってくる相手は下記の2人しかいません。
長男一家家長様
こんにちは、長男一家の家長を務めさせていただいています。
家族は、嫁と、なーちゃん(9歳)、たーくん(4歳)です。
よろしくお願いします。
次男一家家長様
おーす、皆元気かい! 次男一家の家長様だぜ。
配下は、嫁と、すーくん(3歳)、あーちゃん(2歳)、ゆーちゃん(0歳)だぜ。
何か文句あっか!
コロちゃんは、「どれどれ誰からのメールかな?」と思いながら見てみると、「長男一家家長様」でした。
今日のブログは、そのメールから始まった「ある週末の一日」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「お米が欲しいと、お昼はグラタンとパスタの店で」
☆「生涯未婚率と生涯無子率は同じではないと、ライフコースの激変」
☆「孫と高齢者の距離感と、コロちゃんの黒歴史」
1.「お米が欲しい」
コロちゃんが、「どれどれ?」とアイパッドを開いてメールを見ると、「長男一家家長様」からの「お米がもう無くなったから、週末に取りに行くよ」との通知でした。
えっ、何ですか? 「コロちゃんは農家だったの?」ですか?
ヤダなー、コロちゃんは「年金生活のおじいちゃん」だって、いつも言っているでしょう。農家でコメ作りはしていませんよ。
コロちゃんちは、今は亡き妻のお知り合いの農家から、直接お米をいつも買っているのです。
いわゆる「縁故米」というやつですね。
「縁故米」とは「農家の方が、親戚や知り合いに無償又は有償で配るお米」の事を言います。
皆さんは、お米をどこで購入していますか?
多くの方はスーパーで購入したり、最近は少なくなった「お米屋さん」で購入している方も多いと思いますが、この「縁故米」はコメ流通のシェアを聞くと驚きますよ。
下記の表をご覧ください。小さい数字の内容は下に書き出しますね。
「農林水産省 米の購入・入手経路」より
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/200331/attach/pdf/index-10.pdf
出典:農林水産省 米をめぐる関係資料より(2月4日利用)
上記のグラフは、農林水産省の発表している「米の消費動向」です。この表によりますと、お米は以下の様な販売シェアとなっています。
◎「米の購入・入手経路」
①「スーパーマーケット:48.7%」
②「家族・知人などから:16.0%」
③「インターネットショップ:10.5%」
➃「ドラッグストア:5.6%」
上記の「②家族・知人などから:16.0%」が、コロちゃんちがお米を購入している「縁故米」となります。
売買シェアは、「スーパーマーケット(48.7%)」に次いで第2位ですね。
コロちゃんの若い時には、まだ「食糧管理法(1995年廃止)」があり、「米穀通帳(1982年廃止)」が無ければ米が買えなかったのですよ。
だから、お米はスーパーでは買えずに「お米屋さん」で「米穀通帳」を示してから、やっと買えた時代があったのです。
しかし、今では「スーパーマーケット」が、お米の売買シェア1位なんですから、ずいぶん世の中が変わったものです。
コロちゃんが農家から買っている「縁故米」は、上記の表の通り「お米販売シェア第2位」の一大流通経路なのです。
コロちゃんと「長男一家」は、この亡き妻の知り合いの農家から、ずっとこの「縁故米」を市場価格よりは大分お安く購入しているのです。
そこで、冒頭の「長男一家家長様」からの「お米を取りに行くよ」というメールになったわけです。
2.「お昼はグラタンとパスタの店で」
「長男一家」がお米を取りに、コロちゃんちに来る時にはいつも家族全員で来ることがほとんどです。
そりゃ、まだ子どもたちは幼いですから、皆んなよろこんでついてきますよね。コロちゃんも子どもたちの顔を見れて嬉しいですから、双方ハッピー気分です。
コロちゃんが自宅でいつも通り、まったりとノートパソコンを開いていると、ガラガラと玄関のドアを開けて、ドタドタと全員が入ってきます。
「おー、いらっしゃい」byコロちゃん
「コロちゃんちのお米はもう古くなっただろうから、新しいのに入れ替えて置いてくよ」by長男一家家長様
これは何を意味しているかというと、コロちゃんちの米も1袋30㌔を「縁故米」で購入しているのです。
ところが、コロちゃん一人ではこの量だと、食べ終わるのに1年ぐらいはかかりそうです。それでは古米になって美味しくなくなるだろうから、今日購入する新米と交換するよというのです。
ありがたいですね。コロちゃんは「感謝」しながら同意しましたよ。
あとは一緒に昼食を食べに行きましょう。
「どこに行こうか? 何が食べたい?」byコロちゃん
「グラタンとパスタが美味しい店があるそうなので、そこに行きましょう」by長男一家嫁さま
「へー、そんな店がこの近くにあったんだ? 知らなかったよ」byコロちゃん
どうやら「長男一家嫁さま」が、インスタグラムで見たお店のようですね。さっそくお米を購入してから、その「グラタンとパスタ」の店に出かけることになりました。
そのお店は、コロちゃんちから車で20分ぐらいの近郊にありましたが、だいぶ幹線道路からは奥に入っていますね。
なんでも「仮面ライダーの撮影」で使われたことがある店とのことで、よく知られているそうです。
コロちゃんは、全く知りませんでした。お店は大混雑で、入り口で30分以上待ちましたね。
食事内容は、コロちゃんと嫁さまは「ポークステーキのランチ」で、「長男一家家長様」は「グラタン」、なーちゃん(9歳)は「パスタ」などを美味しくいただきましたよ。
その後コロちゃんちに帰宅して、「長男一家一行」は、ワンコをひとしきりワシャワシャと触りまくってから、帰っていきましたが、コロちゃんは変化があって楽しかったですよ。
このような行事がないと、コロちゃんは毎日決められた「ルーティン生活」で終わってしまいますから、たまに変化があることは刺激にもなりますし、喜ばしいと思っていますよ。
3.「生涯未婚率と、生涯無子率は同じではない」
コロちゃんは、結婚して子どもを持つのが当たり前だった1970年代に妻と知り合い、子どもを2人持つことになりました。
今では、その子どもたちも結婚して子どもを持ちましたが、最近ではそれが当たり前の時代ではなくなってしまいました。
コロちゃんは、このブログで「生涯未婚率」の記事を投稿したこともありますが、今日は上記でも登場した「孫」についてのコロちゃんの考えを書いてみたいと思います。
そのためには「生涯未婚率」と、もう一つのデータである「生涯無子率」について見てみましょう。
2020年の国勢調査による「生涯未婚率」は、男28.3%、女17.8%でした。これをみて「生涯無子率」も同じ数字となると思ったら間違いなのです。
「未婚のままで子どもがいない方」だけではなく、「結婚しても子どものいない方」もいらっしゃるのです。
その「結婚しても子どもがいない方」を、男性の「生涯未婚率」に加えますと、「生涯無子率は37%強」となると言われています。
その結果、2020年に「子どもを生涯持たない男性」の数は、ほぼ4割に達しているようです。
そして、この後も「生涯未婚率」は上昇していくと予測されていますから、やがては日本の5割の男性は子どもを持たないことになるとされています。
当然にして、子どもを持たない男性は孫も持ちません。現在でも4割、いずれ5割の男性は「子・孫」を持たない時代が来ると思われます。
4.「ライフコースの激変」
日本の女性のライフコースの激変を取り上げたデータがありました。
ここでは「1955年生まれの女性(2024年現在69歳)」と、「1990年生まれの女性(同34歳)」を比較をしていました。下記に書き出しますね。
◎「生涯子どもなし」
①「1955年生まれ:17.7%」
②「1990年生まれ:38.1%」
◎「生涯孫なし」
❶「1955年生まれ:(おそらく30%以下)」(生涯未婚率11.3%)
❷「1990年生まれ:50%」
このデータには「1955年生まれ(2024年現在69歳)」の方の「生涯孫なし」のデータは出ていませんでしたが、他のアンケート調査等では下記の結果が出ていました。
◎「孫がいる割合」
①「65~69歳: 71%」
②「70~74歳:78.9%」
③「75歳以上: 76.5%」
これらのデータを見てみると、コロちゃん年代(こらいまれ)の高齢者の約7割は孫がいますが、現在30代の女性は今後40%の方が「生涯未婚」となり、50%の方が「生涯孫なし」となるようです。
どうやら「日本社会」は、1955年から1990年の35年間に「若い男女のライフコース」が激変したようです。
何とも寂しい事だと思うのは、コロちゃんだけでしょうか。
5.「孫と高齢者の距離感」
コロちゃんが「孫」を持ったのは、「長男一家」の「なーちゃん(9歳)」が最初です。コロちゃんにとって始めての「孫」でしたが、「女の子」も初めてです。
コロちゃん家族は「男の子2人」でしたからね。
「女の子」とどう接して良いのかわからずに「試行錯誤」でしたよ。
ただコロちゃんの「子どもたち」への接し方も、「自立」を基本としていますから、「孫たち」とも「適度な距離感」をもって接するのが良いと考えています。
そのうちに、やがて「彼女・彼ら」が「思春期」となった時に、コロちゃんが「相談相手」でもないですが「逃げ場」にでもなれれば役に立てるかもしれませんね。
6.「コロちゃんの黒歴史」
コロちゃんの、青春時代は、今から振り返っても無茶苦茶なことをしていましたね。まったく「黒歴史」としか言いようがありません。
しかし、少年コロちゃんは、わき目もふらずに一番無茶な道を歩みましたね。
今から思うと、その時に年長の良き相談相手がいたならば、また別の選択肢があったのかもしれません。
コロちゃんは、今も当時も後悔・反省は全くしていませんが、「良き相談相手」はいて欲しかったなと思ってます。
もし「孫たち」が、将来に悩むことがあったならば、話しを聞くことぐらいはコロちゃんにもできるかなと、ちょっとだけ思う事もありますよ。
コロちゃんは、人生の多様な選択肢を、その都度自分で悩みながら選び選び生きてきましたからね。
「失敗の経験」や「うまくいかなかった経験」は沢山してきたのです。
(うまくいったことはなかったんかーい!)
ヘ(..、ヘ)☆\(゚ロ゚ )ナンデヤネン!
ある「高齢者へのアンケート調査」によると、「孫の年齢」×「孫に会いたい意向度」は負の相関だそうです。
要するに、高齢者は孫が小さいほど会いたくなりますが、孫の年齢が高くなるほど会いたい意向は低くなるようですね。
コロちゃんは、むしろ「孫」が年齢を重ねてから、いろいろと「お話し」出来れば楽しいだろうと考えていますよ。
だって今の「長男・次男世代」とでも、社会の見方や価値観がコロちゃんとはだいぶ違うのですから、「孫世代」がどのように世の中を見ているかなどは、興味深いじゃないですか。
しかし、孫の方からコロちゃんに相談するような風景は、今のところはなかなか想像できませんね。
せめてコロちゃんは、「うざっ!」と言われないようにしましょう。
(゚Д゚)ウゼェェェ (๑′-﹏-๑)シュン
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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